帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成について(任意接種)

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ページ番号1009579  更新日 2025年3月25日

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令和7年度も下記対象の方に帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します。帯状疱疹ワクチン接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、接種を希望する方は予防接種による効果や副反応等を十分にご理解いただいた上で、接種の判断をしてください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した「水痘帯状疱疹ウイルス」が再活性化することにより、神経にそって、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は、70 歳代で発症する方が最も多くなっています。

助成対象

下記1~3を全て満たす方

  1. 接種日において由利本荘市に住所がある年齢50歳以上の方
  2. 定期予防接種対象外の方
  3. 過去に生・不活化いずれかの帯状疱疹ワクチン接種(自費含む)を受けたことがない方

注:定期予防接種については、下の関連情報をご確認ください。

ワクチンの種類・助成内容

種類

生ワクチン(ビケン)

不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
助成額 3,000円/回 7,000円/回(2回分助成)
免疫持続期間 5年程度 10年程度
注意点
  • 免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方、免疫抑制治療中の方等は接種不可
  • 他の生ワクチンとの接種間隔は27日以上必要
  • 輸血やガンマグロブリン注射を受けた方は治療後3カ月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6カ月以上置いて接種
  • 2回目の接種は1回目の接種から2カ月後、それを超える場合には6カ月以内に接種
  • 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、 抗凝固療法を実施されている方は注意が必要

注:生ワクチンまたは不活化ワクチン、いずれか一方のワクチン接種費用について助成します。
注:生活保護世帯の方は緊急時医療依頼証の提示により無料で接種できます。

副反応

主な副反応は次のとおりです。
どちらのワクチンも重大な副反応としてアナフィラキシーが現れることがあります。
ワクチンを受けた後は体調に変化がないか注意し、接種後30分ほどは座って様子をみてください。

発生頻度

生ワクチン

(ビケン)

不活化ワクチン

(シングリックス)

70%

以上

 

疼痛

30%以上 発赤 発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結 頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感、倦怠感、その他の疼痛

副反応が生じた際には早めに接種医またはかかりつけ医にご相談ください。健康被害が生じた場合には独立行政法人医薬品医療機器総合機構法等の救済の対象となる場合があります。
詳細は下の関連情報をご覧ください。

任意接種の場合の健康被害救済について

任意接種による健康被害などが生じた場合は、予防接種法による救済の対象となりません。

任意接種を受けて、入院を必要とする程度の疾病や日常生活が著しく制限される程の障がいなどの健康被害が生じた時は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」に基づく救済の対象となる場合があります。詳しくは下の関連情報をご確認ください。

また、軽度な健康被害や医薬品等を適正に使用していなかった場合などは、救済給付の対象外となります。

受け方

受け方(1) 由利本荘市・にかほ市内 協力医療機関で接種する場合

由利本荘市・にかほ市内協力医療機関で予約をし、健康保険証等を持参して受けてください。

自己負担額は医療機関によって異なるため、医療機関へ事前に確認してください。会計時に市の助成額を除く金額が請求されるため、事後の申請手続きは不要です。

予診票は医療機関指定のものを使用し、付属の説明文をよく読んでから接種してください。

受け方(2) 協力医療機関以外で接種する場合

協力医療機関以外で接種を希望する場合には、接種料金を一旦全額自己負担で支払い、後日助成金交付申請できます。

下の添付書類をダウンロードし、説明文をよくご確認の上、必要書類を添えて期限内に申請してください。

その他

事業が中止、終了となる場合には市ホームページ等でお知らせします。

Q&A

Q1:以前帯状疱疹にかかったことがある場合でも接種はできますか。

A1:接種できます。症状が軽減した後、主治医に相談して接種時期を決めてください。

Q2:接種した後、免疫持続期間が過ぎた場合、再接種が必要ですか。

A2:現在再接種の必要性については明らかではありません。市の助成は過去に接種を受けたことがない方を対象としています。主治医に相談のうえ、再接種することになった場合には、全額自己負担での接種となります。

Q3:不活化ワクチンを接種する場合で、2回目接種の間隔を過ぎてしまった場合はどうしたらよいですか。

A3:決められた接種期間での接種をお願いします。万が一過ぎてしまった場合には主治医にご相談ください。また、ワクチンの添付文書(下の関連情報参照)に沿わない接種の場合には助成の対象とならない場合がありますのでご注意ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康づくり課
由利本荘市瓦谷地1番地(本荘保健センター内)
電話:0184-22-1834 ファクス:0184-24-0481
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。