帯状疱疹定期予防接種のお知らせ

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ページ番号1011472  更新日 2025年4月24日

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令和7年度より、帯状疱疹予防接種が予防接種法に基づく定期予防接種となります。

由利本荘市では、帯状疱疹の発症や重症化を予防することを目的として、帯状疱疹定期予防接種の対象へ費用の一部助成を実施します。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した「水痘帯状疱疹ウイルス」が再活性化することにより、神経にそって、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70 歳代で発症する方が最も多くなっています。

接種助成期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日

定期接種対象者

由利本荘市に住所があり、過去に帯状疱疹ワクチンの接種(自費接種含む)を受けたことがない方のうち、下記(1)または(2)に該当する方。

(1)

生年月日 年度末年齢(令和8年4月1日現在)
昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生 65歳
昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生 70歳
昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生 75歳
昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生 80歳
昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生 85歳
昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生 90歳
昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生 95歳
 ~大正15年4月1日生 100歳以上

 

(2)60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に極度の障がいを持つ方(身体障がい者手帳1級程度)

 

  • (1)の方には4月上旬に通知を発送します。以降に転入された方で接種を希望する場合には担当課へお問い合わせください。
  • (2)の方で接種を希望する場合には下記担当課までご連絡ください。
  • すでに任意接種にて助成を受け、接種が規定回数終了している方については通知対象から除かれます。
  • 令和6年度中に不活化(組換え)ワクチン1回目の任意予防接種費用助成を受け、令和7年度に2回目の接種を予定されている方については、2回目の接種は定期予防接種となります。

 

ワクチンの種類・助成内容

種類

生ワクチン(ビケン)

不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数 1回 2回(注1)
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
助成額 3,000円/回 7,000円/回(2回分助成)
免疫持続期間 5年程度 10年程度
注意点
  • 免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方、免疫抑制治療中の方等は接種不可
  • 他の生ワクチンとの接種間隔は27日以上必要
  • 輸血やガンマグロブリン注射を受けた方は治療後3カ月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6カ月以上置いて接種
  • 2回目の接種は1回目の接種から2カ月後、それを超える場合には6カ月以内に接種することが望ましい。(注2・3)
  • 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、 抗凝固療法を実施されている方は注意が必要
  • 生ワクチンまたは不活化ワクチン、いずれか一方のワクチン接種費用について助成します。
  • 生活保護世帯の方は緊急時医療依頼証の提示により無料で接種できます。

注1:定期予防接種を希望する場合には、表面に記載している助成期間内に2回目の接種を終える必要があります。2回目の接種が次年度となる場合には定期予防接種としての助成対象外となります。

注2:病気・治療により免疫不全である方や免疫機能が低下する可能性がある方等で、医師が早期の接種が必要と判断した方については、1回目の接種から1カ月以上の間隔をおいて接種することも可能です。

注3:やむを得ない事情があり、1回目から6カ月以上の間隔があいてしまう場合は、助成期限内の接種であれば定期予防接種として実施可能ですが、可能な限り上記の望ましい期限内に接種をお願いします。

副反応

主な副反応は次のとおりです。
どちらのワクチンも重大な副反応としてアナフィラキシーが現れることがあります。
ワクチンを受けた後は体調に変化がないか注意し、接種後30分ほどは座って様子をみてください。

発生頻度

生ワクチン

(ビケン)

不活化ワクチン

(シングリックス)

70%以上

 

疼痛

30%以上 発赤 発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結 頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感、倦怠感、その他の疼痛

副反応が生じた際には早めに接種医またはかかりつけ医にご相談ください。健康被害が生じた場合には救済制度が設けられています。詳しくは関連情報をご確認ください。

受け方

受け方(1) 県内協力医療機関で接種する場合

県内協力医療機関で予約をし、4月上旬に発送される通知一式、保険証(マイナ保険証・資格確認書等)を持参して受けてください。

自己負担額は医療機関によって異なるため、医療機関へ事前に確認してください。会計時に市の助成額を除く金額が請求されるため、事後の申請手続きは不要です。

 

受け方(2) 協力医療機関以外で接種する場合

協力医療機関以外で接種を希望する場合には、接種料金を一旦全額自己負担で支払い、後日助成金交付申請できます。

下の添付書類をダウンロードし、説明文をよくご確認の上、必要書類を添えて期限内に申請してください。

Q&A

Q1:以前帯状疱疹にかかったことがある場合でも接種はできますか。

A1:接種できます。症状が軽減した後、主治医に相談して接種時期を決めてください。

Q2:接種した後、免疫持続期間が過ぎた場合、再接種が必要ですか。

A2:現在再接種の必要性については明らかではありません。市の助成は過去に接種を受けたことがない方を対象としています。主治医に相談のうえ、再接種することになった場合には、全額自己負担での接種となります。

Q3:不活化ワクチンを接種する場合で、2回目接種の間隔を過ぎてしまった場合はどうしたらよいですか。

A3:決められた接種期間での接種をお願いします。万が一過ぎてしまった場合には主治医にご相談ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康づくり課
由利本荘市瓦谷地1番地(本荘保健センター内)
電話:0184-22-1834 ファクス:0184-24-0481
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。