成人の風しん予防接種費用助成のお知らせ
由利本荘市では、成人の風しん予防接種費用を助成いたします。
風しんの流行に引き続き注意が必要です。
平成25年は平成20年以降、最も多い報告数となりました。
平成26年~平成29年にかけての報告数は平成24年以前の水準に落ち着いていますが、平成30年には関東を中心に患者数の報告が増加しています。
平成25年の報告によると、患者の7割以上は男性で、うち20~40代が8割を占めました。
平成24年度の国の調査では、20~40代の男性の16%が風しんへの抗体を持っていませんでした。
20~40代の女性では4%が抗体を持っておらず、10%の方は感染予防には不十分である低い抗体でした。
風しんの感染症発生動向に基づく最新発生報告数や風しんに関する情報は、国立感染症研究所ウェブサイトで確認することができます。下記のリンクからご覧ください。
厚生労働省「風しんについて」より
風しんにかかると…
抗体を持たないまたは抗体価の低い女性が妊娠中に風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障がい(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、抗体を持たないまたは低い可能性のある妊婦のご家族や周囲の方々は、風しんを発症しないようにワクチン接種で予防することが大切です。
助成対象者について
下記の条件を全て満たす者
- 由利本荘市に住所のある20歳~49歳の男女
- 妊娠を希望する女性及びそのパートナー
- 妊婦健康診査、秋田県が実施している風しん抗体検査、自費、いずれかの風しん抗体検査においてワクチン接種を推奨された者
接種ワクチン及び接種回数、接種費用
- 麻しん風しん混合ワクチン:麻しんと風しんの両方に予防効果があります
助成金額:全額 - 風しん(単独)ワクチン:風しんにのみ予防効果があります
助成金額:全額
風しんの抗体価が低い人は、麻しんの抗体価も比較的低い傾向が見られることから、麻しん対策の観点も考慮し、麻しん風しん混合ワクチンを接種されることをお勧めしています。
実施方法
- 「妊婦健康診査で受けた風しん抗体検査結果」「秋田県が実施している風しん抗体検査結果」「任意の結果様式」のいずれかをお持ちになり、健康づくり課または各総合支所市民サービス課窓口で助成申請書をご記入ください。
- 提出書類から助成対象であることを確認した上で、関係書類を後日郵送いたします。
(発送に1~2週間かかる場合があります。) - 由利本荘市、にかほ市の協力医療機関で予約をして接種を受けてください。健康保険証を忘れずにお持ちください。また、母子健康手帳をお持ちの方は持参してください。
接種後は、医療機関窓口で接種済証を受け取ってください。
注:協力医療機関以外で接種を希望する場合には下記までご連絡ください。
注意事項
- 由利本荘市に住民登録をしていない方は、対象外となります
- 平成25年度からの由利本荘市成人風しん予防接種助成を既に受けている方は、対象外となります
- 妊娠している女性への接種はできません
- 女性が接種した場合、接種後2カ月は妊娠を避けてください
風しんの定期予防接種も接種しましょう
風しんの定期予防接種は、「麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)」で、
- 1期を1歳のお誕生日から1年間、
- 2期を小学校就学前の1年間
に無料接種することができます。
お手持ちの予防接種手帳に予診票が綴られておりますので、接種対象の方は接種をしましょう。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」等が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部健康づくり課
由利本荘市瓦谷地1番地(本荘保健センター内)
電話:0184-22-1834 ファクス:0184-24-0481
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。