本荘地域学校再編委員会からの最終報告書の提出について

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ページ番号1012008  更新日 2025年6月27日

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本荘地域統合小学校の通学方法等について「本荘地域学校再編委員会」より最終報告書が提出されました

令和8年4月に開校する「鶴舞小学校」及び「本荘東小学校」の2つの統合小学校の開校準備を円滑に進めるため、それぞれの開校準備委員会では、協議事項である「鶴舞小学校児童の通学方法」、「本荘東小学校児童の通学方法とスクールバス運行計画」について、協議した結果をまとめた「提案書」を、上位機関である本荘地域学校再編委員会(以下「再編委員会」という。)へ提出いたしました。

再編委員会では、この2つの開校準備委員会からの提案について「最終報告書」としてまとめ、このたび、松本委員長から秋山教育長へ提出されましたので、その概要をお知らせいたします。

【本荘地域学校再編委員会】

報告書内容

1.通学方法及びスクールバス運行計画について

 通学距離が4km未満の児童については徒歩通学、4km以上(冬期間2km以上)の児童については遠距離通学の対象とする。なお、遠距離通学の対象範囲については町内単位を基本とする。

 ただし、開校後に児童の居住地に変更が生じた場合など、通学の実情に変化があった際には、個別の状況に応じて通学方法の見直しを行うものとする。

(1)公共交通機関(路線バス)の沿線に所在する町内に居住する児童については、原則として路線バスを通学手段とし、当該児童に対しては通学定期券を支給するものとする。

(2) 路線バスの停留所からの距離が遠く、通学に支障が生じると見込まれる町内については、スクールバスまたは借上バスを運行し、安全かつ確実な通学手段を確保するものとする。

2.通学路について

 通学路の設定にあたっては、児童の安全を最優先に考慮し、学校周辺及び校区内における安全な道路を優先的に選定するものとする。

 そのうえで、以下の事項に十分留意しつつ、保護者との協議を経て、学校が通学路を設定するものとする。

(1)原則として、国・県・市が管理する道路(公道)であること。

(2)歩道があるところを優先すること。

(3)横断箇所は、横断歩道、信号機が設置されていること。

(4)車両交通量が比較的少なく、児童の通行をより安全に確保できること。

(5)その他、交通安全面および防犯面の両面から適切な道路環境であること。

 本荘東小学校の開校および市道薬師堂25号線の開通、国道107号線の道路拡幅工事などに伴い、交通の流れや交通量に変化が生じることが予想される。

 このような状況を踏まえ、児童が安全に通学できる環境を整備するため、今後も引き続き警察等の関係機関と連携し、信号機や横断歩道の設置等について要望を行っていただきたい。

 

その他、放課後児童クラブ(学童保育)についてさまざまな課題があるとの意見が付されました。

教育委員会では、この報告を受け、統合小学校にかかる通学方法とスクールバス運行について留意し、児童の安全な通学の確保に努めてまいります。

【鶴舞小学校開校準備委員会】

 提案書内容

(1)通学方法

通学方法については、教育委員会の提案のとおりといたします。内容については以下のとおりです。

4キロメートル以上(冬期間2キロメートル以上)を遠距離通学の支援対象とする。

公共交通機関の路線バス沿線の町内に居住する児童については、路線バスの利用を原則とする。

対象町内:浜ノ町

対象期間:冬期間

ただし、開校後も児童の居住地に変更が生じた場合など、実状に合わせた通学方法の見直しを行う。

(2)通学路

 通学路設定の考え方については、教育委員会の提案のとおりといたします。内容については以下のとおりです。

 児童の安全を第一に考え、学校周辺及び校区内の安全な道路を最優先に、次の事項について十分留意し、保護者と相談のうえ学校が設定する。

(1)原則として、国・県・市が管理する道路(公道)であること。

(2)歩道があるところを優先すること。

(3)横断箇所は、横断歩道、信号機が設置されていること。

(4)車両交通量が比較的少なく、児童の通行をより安全に確保できること。

(5)その他、交通安全面及び防犯面の両面から適切な道路環境であること。

(3)その他

 協議の中で委員から、路線バスを利用するにあたり、児童の安全確保や乗り遅れ、乗り過ごしなどへの対応について、遺漏のないよう意見がありましたので、再編委員会においてもご協議願います。

【本荘東小学校開校準備委員会】

提案書内容

(1)通学方法・スクールバス運行計画

 通学方法・スクールバス運行計画については、教育委員会の提案のとおりといたします。内容については以下のとおりです。

 4キロメートル以上(冬期間2キロメートル以上)を遠距離通学の支援対象とし、町内単位を基本とする。

 路線バス及びスクールバスの運行ルートについては、児童数などの状況により適宜変更する。

(1)公共交通機関の路線バス沿線の町内に居住する児童については、路線バスの利用を原則とし、定期券の支給対象とする。

対象町内

(通年):鳥田目、柳生、湯沢、館、新山崎、宮沢、雪車町、滝ノ沢、石沢上野、万願寺

(冬期):新道、三条

(2)路線バス停留所から遠い町内については、スクールバスまたは借上バスを運行する。

対象町内

(通年):1 櫛引、烏川、鮎瀬 【スクールバス】

 2 北ノ股、南ノ股、金山、舘前、大沢 【スクールバス】

 3 葛法、船岡 【スクールバス】

(冬期):4 大中ノ沢、玉ノ池、宮内、埋田 【スクールバス】

 5 藤崎 【借上バス】

番号ごとのルートでバスを運行する。 

(2)通学路

 通学路設定の考え方については、教育委員会の提案のとおりといたします。内容については以下のとおりです。

 児童の安全を第一に考え、学校周辺及び校区内の安全な道路を最優先に、次の事項について十分留意し、保護者と相談のうえ学校が設定する。

(1)原則として、国・県・市が管理する道路(公道)であること。

(2)歩道があるところを優先すること。

(3)横断箇所は、横断歩道、信号機が設置されていること。

(4)車両交通量が比較的少なく、児童の通行をより安全に確保できること。

(5)その他、交通安全面及び防犯面の両面から適切な道路環境であること。

 さらに、児童が安全に通学できる環境を整えるため、引き続き警察などの関係機関と協議し、信号機や横断歩道の設置などを要望する。

報告書を提出している風景
報告書を提出した松本委員長(右)と秋山教育長
本荘東小中学校完成予想図の画像
本荘東小中学校完成予想図
統合後に「鶴舞小学校」となる尾崎小学校の写真
統合後に「鶴舞小学校」となる尾崎小学校

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育総務課
由利本荘市西目町沼田字弁天前40番地61 西目総合支所内
電話:0184-32-1306 ファクス:0184-33-3381
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