本荘地域学校再編委員会から提言書が提出されました

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ページ番号1007910  更新日 2023年3月20日

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本荘地域の学校再編に向け「本荘地域学校再編委員会」から提言書が提出されました

市教育委員会では、平成31年3月に策定した「第二次学校環境適正化基本計画」に基づき、本荘地域の適正な学校環境の推進に向け、令和元年10月に「本荘地域学校再編委員会」、令和3年7月に「本荘南中学校区統合小学校準備委員会」および「本荘東中学校区統合小学校準備委員会」を設置し、令和8年4月の両統合小学校開校に向けて、協議検討を重ねてきました。

学校再編委員会では、この2つの準備委員会から提案のあった「使用校舎」および「校名」について、このたび、提言書としてまとめ、松本委員長から秋山教育長へ提出されましたので、その概要をお知らせいたします。

提言書を提出
提言書を提出した松本委員長(右)と秋山教育長

提言1:本荘南中学校区統合小学校の「使用校舎」及び「校名」について

1.使用校舎案

本荘南中学校区統合小学校として使用する校舎は、「尾崎小学校校舎」がふさわしい。

(選定理由)

 学区内の児童及び保護者の視点に立ちながら、利便性や学校環境などを総合的に検討した結果、次の点で「尾崎小学校校舎」が適していると考える。

  • 尾崎小学校は学区のほぼ中心に位置していることから、鶴舞小学校と比較して通学距離が短く通学しやすい。(鶴舞小学校を使用した場合、学区内の半数以上の児童の通学距離が延びる。)
  • 尾崎小学校周辺は、鶴舞小学校周辺と比較して、朝の交通規制がないため、送迎を要する場合でも安心である。
  • 両校とも大規模な改修を行うことにより、改築しなくとも現校舎の長寿命化を図ることができる。尾崎小学校は、鶴舞小学校と比較して改修経費を抑えることができる。
  • 尾崎小学校改修の際、児童は通常の学校生活を送りながら工事を進めることができるが、鶴舞小学校の場合は、その間約2年間校舎を使用することができない(工事の際は、児童が一時引っ越しを行い、校舎を空ける必要がある)。

2.校名案

本荘南中学校区統合小学校の校名は「鶴舞小学校」がふさわしい。

(選定理由)

鶴舞小学校は150年の長い歴史を持つ伝統校である。また、尾崎小学校は児童数の増加により、平成3年に鶴舞小学校から分かれて誕生した学校である。この度の統合は2校が再びひとつにまとまることであり、両校の歴史的な経緯を踏まえると、「鶴舞小学校」とすることが自然であると考える。

尾崎小学校
本荘南中学校区統合小学校の使用校舎として提言された尾崎小学校

提言2:本荘東中学校区統合小学校の「校名」について

1.校名案

第1候補:本荘東(ほんじょうひがし)小学校

(選定理由)

  • 東中学校区は広域であることから、地域に偏らない包括的な意味合いを持つ名称がふさわしい。
  • 本荘地域のエリアを示した校名であり、学校の位置など思い浮かべやすい。
  • 本荘東中学校に隣接しており、調和のとれた、わかりやすい名称である。
  • 学区内に公募した際、得票数が最も多かった名称でもある。

 第2候補:日住(ひすみ)小学校

 (選定理由)

  • 小学校らしい、優しいふんわりした名称である。
  • 本荘地域の他の小学校名と調和がとれている(鶴舞・新山・日住)。
  • 日住山は、本荘中心部から真東にあり、この山陰から日が昇ることから、先人は太陽の住みかと考え、「日住」と名付けたと伝えられている。「日住」には、「本荘の東」「太陽」というイメージが込められている。
  • 日が昇る象徴の山のイメージから、「希望」を持てる、感じる名称である。

その他、付言として、「空き校舎の利活用」や「防災機能の強化」について、意見がありました。

今後、教育委員会ではこの提言を踏まえ、さらに検討を重ね、「使用校舎」及び「校名」を決定次第、お知らせいたします。

俯瞰
造成工事が進む本荘東中学校区統合小学校

添付ファイル

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育総務課
由利本荘市西目町沼田字弁天前40番地61 西目総合支所内
電話:0184-32-1306 ファクス:0184-33-3381
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