本荘地域学校再編委員会から提言書が提出されました
本荘地域の学校再編に向け「本荘地域学校再編委員会」から提言書が提出されました
市教育委員会では、平成31年3月に策定した「第二次学校環境適正化基本計画」に基づき、本荘地域の適正な学校環境の推進に向け、令和元年10月に「本荘地域学校再編委員会」、令和3年7月に「本荘南中学校区統合小学校準備委員会」および「本荘東中学校区統合小学校準備委員会」を設置し、令和8年4月の両統合小学校開校に向けて、協議検討を重ねてきました。
学校再編委員会では、この2つの準備委員会から提案のあった「使用校舎」および「校名」について、このたび、提言書としてまとめ、松本委員長から秋山教育長へ提出されましたので、その概要をお知らせいたします。

提言1:本荘南中学校区統合小学校の「使用校舎」及び「校名」について
1.使用校舎案
本荘南中学校区統合小学校として使用する校舎は、「尾崎小学校校舎」がふさわしい。
(選定理由)
学区内の児童及び保護者の視点に立ちながら、利便性や学校環境などを総合的に検討した結果、次の点で「尾崎小学校校舎」が適していると考える。
- 尾崎小学校は学区のほぼ中心に位置していることから、鶴舞小学校と比較して通学距離が短く通学しやすい。(鶴舞小学校を使用した場合、学区内の半数以上の児童の通学距離が延びる。)
- 尾崎小学校周辺は、鶴舞小学校周辺と比較して、朝の交通規制がないため、送迎を要する場合でも安心である。
- 両校とも大規模な改修を行うことにより、改築しなくとも現校舎の長寿命化を図ることができる。尾崎小学校は、鶴舞小学校と比較して改修経費を抑えることができる。
- 尾崎小学校改修の際、児童は通常の学校生活を送りながら工事を進めることができるが、鶴舞小学校の場合は、その間約2年間校舎を使用することができない(工事の際は、児童が一時引っ越しを行い、校舎を空ける必要がある)。
2.校名案
本荘南中学校区統合小学校の校名は「鶴舞小学校」がふさわしい。
(選定理由)
鶴舞小学校は150年の長い歴史を持つ伝統校である。また、尾崎小学校は児童数の増加により、平成3年に鶴舞小学校から分かれて誕生した学校である。この度の統合は2校が再びひとつにまとまることであり、両校の歴史的な経緯を踏まえると、「鶴舞小学校」とすることが自然であると考える。

提言2:本荘東中学校区統合小学校の「校名」について
1.校名案
第1候補:本荘東(ほんじょうひがし)小学校
(選定理由)
- 東中学校区は広域であることから、地域に偏らない包括的な意味合いを持つ名称がふさわしい。
- 本荘地域のエリアを示した校名であり、学校の位置など思い浮かべやすい。
- 本荘東中学校に隣接しており、調和のとれた、わかりやすい名称である。
- 学区内に公募した際、得票数が最も多かった名称でもある。
第2候補:日住(ひすみ)小学校
(選定理由)
- 小学校らしい、優しいふんわりした名称である。
- 本荘地域の他の小学校名と調和がとれている(鶴舞・新山・日住)。
- 日住山は、本荘中心部から真東にあり、この山陰から日が昇ることから、先人は太陽の住みかと考え、「日住」と名付けたと伝えられている。「日住」には、「本荘の東」「太陽」というイメージが込められている。
- 日が昇る象徴の山のイメージから、「希望」を持てる、感じる名称である。
その他、付言として、「空き校舎の利活用」や「防災機能の強化」について、意見がありました。
今後、教育委員会ではこの提言を踏まえ、さらに検討を重ね、「使用校舎」及び「校名」を決定次第、お知らせいたします。

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