水道水でよくあるお問合せ
水道水から薬品のような臭いがする
プールや塩素系漂白剤のような臭いであれば、水道水の消毒に使用される塩素の臭いです。
地域や時期によって水道水中の塩素濃度が変化しますので、感じられることがありますが、きちんと消毒された安全な水である証明でもあります。気になるようでしたら、煮沸したり、冷やしたりすることで取り除くことができます。
それ以外の臭いの場合は、お問い合わせください。
水道水から灯油の臭いがする
水道管には塩化ビニル管やポリエチレン管が使用されていますが、管の周囲に灯油が流出した場合に管を通して臭いが移ります。灯油そのものが浸透することはありませんので飲用しても影響はありませんが、臭いが続く場合は原因箇所の土壌の入れ替えや管の交換を検討する必要があります。
なお、灯油を保管するホームタンクが配管の真上に設置されていて、タンクの老朽化により灯油が漏れた場合に発生する可能性が高いです。臭いがした場合は、ホームタンクからの漏れがないかご確認ください。
水道水が金臭い
長期間使用していない水道を使用した場合、水道管に使用されている鉄や銅が溶出し臭いがすることがあります。しばらく捨て水をしてからご使用ください。
水が濁っている
白い濁りで数分後に透明になる場合は、水に溶け込んだりしている空気ですので、問題はありません。
茶色や黒に近い濁りやその他の色の濁りの場合はお問い合わせください。
水に異物が混じっている
まれにですが、蛇口に使用されているゴムパッキンや配管の接合部に使用される接着剤、配管工事をした際の管の切り屑などが流出する場合があります。通常は一時的な現象ですので、しばらく捨て水をして異物が出なくなってからご使用ください。
なお、長期間続く場合や大量に出る場合は、配管や接合部などの老朽化も考えられますので、お問い合わせください。
洗面台や浴室のタイルに青や緑の色がつく
給湯設備に使用されている銅管類から銅が溶け出し、石鹸等に含まれる脂肪酸と反応して銅石鹸となり色が着きます。こまめに清掃することで防ぐことができますが、着色した場合は10%のアンモニア水を少量滴下してよくふき取り、食酢で中和した後に水で洗い流してください。
排水口の周りやタライやボウル等に汲み置きした水のふちにピンクのぬめりが付く
どこにでも存在する無害な菌(霊菌)が繁殖し、ピンク色のぬめりとなります。高温で湿度が高い状態では1日で繁殖することがあるため、換気を十分に行い、水気をしっかりと取り除くことで予防することができます。一度発生すると継続して発生することがあるため、こまめに掃除を行ってください。
お問い合わせ先:企業局水道課
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