潟保八幡神社のケヤキ(かたほはちまんじんじゃのけやき)
- 指定
- 潟保八幡神社のケヤキ
- 所在地
- 秋田県由利本荘市西目町西目字潟保29
(潟保八幡神社境内 - 樹高
- 18メートル
- 幹周り
- 5.75メートル
- 枝張り
- 42メートル
- 樹齢
- 推定770年
概要
本ケヤキは、潟保八幡神社の境内北西端に位置する境内木です。明治42年に本殿を再建した際に、本ケヤキの根元を約3メートル埋めたとされており、それを伺わせるように、現在の根元は地面から直接主幹が直立しています。
現地表面からの樹高は18メートル、埋没した主幹を含めると21メートル程であると推定され、幹周りは市内最大の「慶祥寺のケヤキ」に次ぐ5.75メートル、根周りは6.1メートルあります。幹周りは慶祥寺のケヤキと共に、市内でも突出して大きいケヤキです。
潟保八幡神社は、社伝によれば、宝亀元(770)年、豊前国宇佐八幡宮より勧進し、西目雨池の大覚(大学)館に奉齋され、延暦2(783)年に井戸ヶ峰(潟保館)に小祠を建立して遷座祭が執り行われたとされています。「由利郡村史」(明治13年)には、応仁年間に神社を現在地に移したとあり、由利十二頭の潟保氏、本荘藩六郷氏の崇敬を篤く受けた由緒ある神社です。神社祭典の際には、使用した草履をケヤキの枝に掛けるならわしが現在も続いています。
以上のことから、潟保八幡神社のケヤキは、市内最大の幹周りをもつ「慶祥寺のケヤキ」に次ぐ、突出した幹周りのケヤキであり、本市を代表するケヤキだといえます。また、神社祭典では草鞋を枝に掛けるなど、祭礼行事と共に保存に努めているケヤキであり、地域住民に親しまれている樹木です。
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