「由利本荘市地域公共交通計画」を策定しました

　地域公共交通は、通勤・通学、買い物、通院、来訪者等の多様な人々の生活を支える移動手段として、重要な役割を果たしているため、その存続や維持が求められますが、人口減少や少子高齢化の著しい本市において、将来にわたって持続可能な交通体系を構築することは、とても難しい問題であります。

　その問題を解決するため、市では由利本荘市新創造ビジョンなど本市の他の計画との整合を図りつつ、「由利本荘市地域公共交通計画」を策定し、問題解決に取り組むこととしました。

　地域公共交通計画とは、地域の移動手段を確保するために、市民などの移動ニーズをきめ細かく対応出来る立場にある地方公共団体が中心となって、交通事業者や市民、各関係団体など多様な主体と協議しながら、「地域にとって望ましい地域旅客運送サービスの姿」を明らかにするマスタープランです。

　新しい地域公共交通計画は、対象期間を令和6（2024）年度から10年度（2028）までとし、若年世代や高齢者の「生活の足」を守るため、地域間幹線交通の維持・確保と居住地から駅やバス停をつなぐ利便性の高い公共交通を目指します。

計画の基本方針

安心して「おでかけ」できる環境の創造

～市民・事業者・行政の協力による持続可能な地域公共交通の再構築～ 

施策の方向性

（1）あらゆる世代の日常生活の移動を支える公共交通の展開

（2）広域市域（地域間）の移動を支える公共交通ネットワークの再構築
（3）持続可能な公共交通への転換

上記「基本方針」を市の公共交通における望ましい姿として掲げ、3つの施策の方向性から5つのプロジェクトを立ち上げ、本市が目指すべき将来ネットークの構築を目指します。
詳細な内容は、下記の「由利本荘市地域公共交通計画」と「由利本荘市地域公共交通計画（概要版）」（添付ファイル）をご参照ください。