「着衣着火」に注意しましょう
市内において着衣着火による火災が発生し、やけどを負ってしまう被害がでております。
火を取り扱う場合は衣類に着火することのないよう注意してください。
「着衣着火」とは
「着衣着火」という言葉を知っていますか?
仏壇のろうそくの火やガスコンロの火が、衣服の袖口などに燃え移る現象です。
電気ストーブなど炎が出ていなくても衣服が触れると火がつくことがあります。
着衣の表面が起毛していたり、炎が燃え広がりやすい素材の衣類は、着火すると衣類の表面を炎が走る「表面フラッシュ現象」を引き起こすため特に危険です。
火を取り扱う場合は、「着衣着火」に用心してください。
着衣着火をおこさないために
調理の際には、袖やすそが広がっている衣服を避け、エプロン(防炎加工品がオススメ)を着用する。
ガスこんろの奥に、調味料など料理の途中で手に取る物を置かない。
ガスこんろの火をつけたままにして、こんろ越しの作業をしない。
もしも着衣着火してしまったら
衣服に火が着いた場合には、慌てないでお風呂や台所のくみ置きの水をかけて消火してください。
また、身近に水がない場合は、走り回らないでその場に転がって消火してください。
使いましょう「防炎製品」
防炎製品は炎に接しても着火しにくく、燃え広がるのを防ぎます。
調理を行うときには、すそが広がっていたり、丈が長い衣類の着用は避けるとともに、防炎加工されたエプロンやかっぽう着などを着用しましょう。
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