令和5年度「市長とのOPENトーク」を開催しました
湊市長の講演や、地域の方々と直接意見交換を行う「市長とのOPENトーク」が令和5年10月15日から11月3日にかけて開催され、8地域で計273人の皆さんに参加していただきました。講演の内容を紹介します。
開催状況と参加人数
開催日 | 時間 | 人数 | 地域 | 会場 |
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10月15日(日曜日) |
午前10時から | 30人 | 由利 | 善隣館 |
10月16日(月曜日) | 午後6時30分から | 46人 | 岩城 |
岩城会館 |
10月20日(金曜日) | 午後6時30分から | 35人 | 鳥海 | 紫水館 |
10月23日(月曜日) | 午後6時30分から | 24人 | 東由利 | 有鄰館 |
10月24日(火曜日) | 午後6時30分から | 66人 | 本荘 | アクアパル |
10月29日(日曜日) | 午前10時から | 31人 | 西目 | シーガル |
11月1日(水曜日) | 午後6時30分から | 19人 | 大内 | 大内農村環境改善センター |
11月3日(金曜日・祝日) | 午前10時から | 22人 | 矢島 | 日新館 |
内容
- 1.市からの情報提供
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今回は、「由利本荘市LINE公式アカウントの紹介」について情報提供しました。
- 2.市長講演
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「~少子化対策~子育て・孫育て施策」と題し、高校生世代までの医療費無料化や保育料・副食費助成など、主に就学前の子育て施策の内容を中心に安心して子どもを産み育てやすい環境づくりのために行っている市の支援体制について講演しました。
市長講演は、以下のURLからご覧いただけます。
- 3.市政に関する意見交換 など
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市長の講演に関するものから、雇用と若者の定住に関する意見や市の子育て施策をPRし転入人口を増やすことや空き家活用の提案、クマ対策への要望など多様な分野にわたる発言がありました。
市政に関する意見交換 Q&A抜粋
- Q1:子育て支援の「家事支援サービス事業」について具体的に教えていただきたい。
- A1:対象者は妊娠中から生後3カ月までの育児をされている方で家事・育児に不安があり、頼める人がいない方が対象となる。サービス内容は、調理や買い物支援などの家事援助、オムツ交換の補助などの育児援助があり、料金は1回1時間千円で最大12回まで利用可能。
- Q2:保育士が募集しても集まらないのは待遇が悪いからだと思う。市独自の待遇改善を検討してほしい。
- A2:保育士の待遇・処遇については国の制度で給料の引き上げが実施されている。今後も国の動向に注視し対応する。またICTを活用いただき事務の効率化を図るなど引き続き働き方改革も支援する。
- Q3:子育て世代への住宅支援について。例えば公営住宅に子育て世帯を優先的に入居させることなどについて市ではどう考えているのか。
- A3:公営住宅は住宅困窮者を対象とした施設のため、制度上、子育て世帯のみを優先することは困難である。市の住宅リフォーム補助制度に子育て世代が空き家を購入しリフォームする場合の優遇制度があるのでご利用いただきたい。
注:予算内での対応となるため令和5年度は終了しています。 - Q4:通学路へのクマ出没が問題になっているが、子どもたちへの注意喚起だけではなく身を守るためのクマよけグッズなどを配付してもらえないか。
- A4:登下校の際の送迎は、保護者にとっては負担になっていると感じている。子どもたちの安全安心につながる対応は何が良いのか検討する。
注:現在、通学路の一部に鈴を設置し、児童・生徒が鳴らしながら通学路を通ることを指導するなど、地域の状況に合わせて対策しています。 - Q5:市長の講演から保育園の副食費の援助の話があったが、学校給食も無料化してほしい。
- A5:学校給食の無料化についても検討しているが、市の予算規模をみるとすぐには実施できないのが現状。市全体としては他の自治体が行っていない子育て施策もあることから、事業のバランスや予算・国の施策をみながら引き続き検討する。
- Q6:市では所得制限無しで高校生世代までの医療費無料化を実施している。このような政策をPRしながら子育て世帯の転入増加、例えば県立大生をとどめる施策を実施してはどうか。
- A6:移住人口については、2年連続で秋田市に次いで県内2位となっている。さまざまな施策が周知された結果と受け止めている。しかしながら、大学卒業後若い方が働く場が限られていることから、転出される方も多いのが現状。市では、雇用創出を図ることを目的に地元で会社を起業し定住いただくための「起業支援」も行っているのでご利用いただきたい。
- Q7:敬老会名簿を楽しみにしている方もいるので復活してほしい。
- A7:これまで市で実施した敬老会では名簿を配付していたが、個人情報保護法が改正されたこともありこれまでどおり配付するのは困難となった。また、名簿には記載しないでほしいという意見も届いている。
- Q8:鳥海射撃場は散弾・ライフルが使用可能であり猟友会メンバーの情報交換、技術向上に資する場となっている。施設の老朽化が激しいので改修をしてほしい。
- A8:ことしはクマ出没が多発している中、猟友会の皆さんのご協力で人身事故ゼロが維持できていると感謝している。改修については、市の公共施設管理計画に基づいて実施時期を検討する。
OPENトークを終えて
このたびのOPENトークには、多くの皆さんからご参加いただき、誠にありがとうございました。
皆さんのご意見を参考に、今後の市政運営に反映できるよう努力してまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。
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このページに関するお問い合わせ
企画振興部広報広聴課
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