令和4年度「市長とのOPENトーク」を開催しました
湊市長の講演や、地域の方々と直接意見交換を行う「市長とのOPENトーク」が令和5年1月18日から2月20日にかけて開催され、8地域で計540人の皆さんに参加していただきました。講演の内容や主なご意見とその回答を紹介します。
開催状況と参加人数
開催日 | 人数 | 地域 | 会場 |
---|---|---|---|
1月18日(水曜日) | 82人 | 本荘 | アクアパル |
1月27日(金曜日) | 175人 | 西目 |
シーガル |
1月30日(月曜日) | 40人 | 東由利 | 有鄰館 |
1月31日(火曜日) | 29人 | 大内 | 大内農村環境改善センター |
2月1日(水曜日) | 45人 | 岩城 | 岩城会館 |
2月6日(月曜日) | 51人 | 矢島 | 日新館 |
2月7日(火曜日) | 41人 | 由利 | 善隣館 |
2月20日(月曜日) | 77人 | 鳥海 | 紫水館 |
内容
- 1.市からの情報提供
-
今回は、令和5年度に行われる「六郷氏・岩城氏・打越氏 由利本荘市入部400年記念事業」について情報提供しました。
- 2.市長講演
-
「行政サービスのデジタル化で変わる未来」~住み慣れた地域にいつまでも暮らせるためのまちづくり~ と題しアナログも大事にしつつITを最大限活用することを念頭に、デジタル化推進のこれまでの取り組みや今後の展望を説明したほか、本市の将来性として現在進められているビッグプロジェクトなども紹介しました。
- 3.市政に関する意見交換 など
-
市長の講話に関するものや地域の交通対策、人口減少対策、農業関連、風力発電関連など多様な分野にわたる発言がありました。
市政に関する意見交換 Q&A抜粋
- Q1:マイナンバーカードについて、公金受取口座の登録によって入出金明細を知られたり、保険証機能によって受診記録などを知られたりしないか心配。
- A1:公金受取口座の登録は、給付金などを速やかに受け取るために事前に登録しておくもので、預金残高を知られたり、税金を勝手に引き落とされたりすることはない。カードの中に個人情報を一元化していないので、個人情報はこれまでどおり康保険組合や銀行など各機関で管理され、情報が漏れることはない。
- Q2:循環バスなどの乗車率が悪いと思うので、1日乗り放題券を作ったらどうか。
- A2:乗り放題券は利用促進の取り組みとして有効だと思う。地域公共交通では令和5年度が5年単位の計画策定の年なので、その中で取り組めるかどうか検討していきたい。
- Q3:風力発電および送電線整備事業が今後進められていくと思うが、両事業による地元還元の見通しは。
- A3:風力発電施設は稼働がまだ先で、事業者も利益が出ないうちから還元するのは難しいとは思うが、市と事業者で連携協定を締結したので、市側でお願いしたいことや事業者側ができる事をすり合わせ、しっかりと対応してきたい。
- Q4:由利本荘市に住む子どもや若者が、市外に流出せずに市内に残って担い手になるような政策や教育を実施してほしい。
- A4:市内の20歳から40歳までを対象とした「プロモーション会議」という事業を令和4年度から実施中。100人を超える若者たちが市のにぎわいづくりや政策的な計画・意見を出し合っており、令和5年度はさまざまな活動を実践していく予定。
- Q5:離農する農家が増えるにつれて農地が受け手に集まってきているが、地理的にはモザイク状に分散している。農地を農家ごと同一箇所に集約できるよう、行政が旗振り役を担ってほしい。
- A5:農地を集約すれば作業性や生産性の向上につながる。農地の集約化に関しては、現在JAが主導する協議会設立など水面下の動きがあると聞いているので、その受け皿づくりについて市からも情報提供していく。
- Q6:冬になると空き家の屋根から道路に雪が落ちたりするが、市では空き家に対してどのような対応をしているか。
- A6:市では特に老朽化が著しい空き家を調査し、被害が発生しそうなものは持ち主に指導している。空き家は市で解体することはできないが、老朽化が進み危険と認められ、持ち主が解体する場合には補助金制度もある。
- Q7:高齢者スマホ購入補助金はとても良い事業だったが、スマホの使い方で苦戦している高齢者が多いので、いろんな地域で操作講習会を開催してほしい。
- A7:令和4年度もスマホ教室を開催してきたが、定員を超える申し込みも多く、今後も追加で開催できるよう調整中。さまざまな地域での開催や、大学生に協力いただいてスマホ操作に不慣れな方が相談できる仕組みについても検討している。
- Q8:ケーブルテレビが令和5年4月から民間の指定管理になることで、大幅に利用料金を値上げすることがないようにしてほしい。
- A8:指定管理者との5年間の協定には料金値上げの記載がないので、当面は現行料金のままと認識している。
- Q9:地域にタクシー事業者がいないため誘致してほしい。他の地域では自前でタクシーのような事業をやっていると聞いたが、どういったものか。
- A9:タクシー業者に対して打診はしているが、実現するにはかなり厳しい状況。乗り[逢い]交通事業については、地域内にタクシー事業者がいる場合といない場合の二つの方法があり、いない場合は町内会などが実施主体となって運営することになる。
OPENトークを終えて
このたびのOPENトークでは、多くの皆さんからご参加とご意見をいただき、誠にありがとうございました。皆さんの声に耳を傾け、今後の市政運営に反映できるよう努力してまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」等が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
企画振興部広報広聴課
由利本荘市尾崎17番地(本庁舎2階)
電話:0184-24-6237 ファクス:0184-24-6090
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。