3.神明社の祭典 |
神輿は正午に一夜の旅所宇賀神社を出発するが、行列の各係はその30分前に集合し、神職と四丁責任氏子総代参列のもと、井岡宮司が旅所出発の祝詞を奏上し、御託宣たちによって神輿を神社内より外に出し台上に載せる。 |
大当番行列係の指示で各々持物を持ち行列を作り、正午に出発の合図で七五三太鼓が打ち鳴らされ社殿を出発し丁内をねりあるく。 |
◎祭典行列順序 |
七五三太鼓 → 露払い・行列係(右側当番・左側次年当番露払いの左右につく) → 御紋付御旗 → 御榊 → 神主 → 御初穂箱 → 白御旗 → 巫女 → 奉幣祭主持(人力車) → 神楽 → 赤御旗 → 真榊 → 副庁王 → 御初穂箱 → 白御旗 → 御神輿・警護 → 赤御旗 → 宮司(人力車) → 御供(各町内氏子責任 総代・氏子総代・氏子有志の順) | |
◎行列道順 |
新丁宇賀神社出発 → 山寺 → 横町 → 七日町 → 豊町 → 栄町 → 大川原 → (折り返し) → 栄町 → 豊町 → 七日町 → 新道 → 田中町 → 舘町 → (突抜き) → 駅前 → 羽板 → 城新 → 小田(柴田商店折返し) →金比羅坂 → 家中 → 丸森 → 水上 → 神明社 | |
以前は各家庭で七五三太鼓の音を聞くと、家族がお飾りの側に座して神輿のお通りを待ち拝む姿が多く見られたが、この頃は大急ぎで出て初穂を捧げる家が多くなった。 |
神輿が丁内を巡回し神明社殿に納めると行列は解散する。その後神職と氏子責任総代や氏子有志によって御神体を神殿にご安置し、宮司が祭典終了の祝詞を奏上して祭典は終る。その後御託宣の人々は神輿を幣殿右側の保管位置にもどし、境内の幟旗を片付け神輿の台を格納し、片付けが終ると直会をして解散す。 | ||
宮司神主や氏子代表の方々、各係の方々は、当番丁の準備によってささやかな直会をして解散する。 | ||
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還御のお神輿 | 無事到着 | 祭典終了 |