六丁そろったとろで午後6時35分、七日町神楽前で六丁若者連絡会を開き、順番や事故防止の指示などがなされ、午後6時50分駅前を出発、笛と太鼓の賑やかな神楽麟子で舘町を通り、水上から神明社へと「お迎え灯籠」は進む。 |
充電機を取り付けて飾り付けた神楽台は重く、各町内共七尺位いの丸人か、太い竹の棒を二本神楽台の下に差し入れ、台を持ち上げるようにして御神坂を登り神明社へ到着は7時半、祭式は終りに近付いている。 |
舘町青年会の夜神楽の奉納が終り、祭式が終了すると神輿お下りの準備に入る。 |
当番丁の行列係が行列の配役を読み上げる。各配役はそれぞれ持ち物を持って順番に行列をつくる。当番丁の行列係の号令で行列は出発する。 |
七五三太鼓の音が辺りにこだまし、それに続いて神楽太鼓がにぎやかに出発する。水上・新丁・昨年当番町の田中町・その前の当番丁舘町・次年度当番域新・本年度当番七日町の順に神楽灘子の笛太鼓のにぎやかな音が夜空にこだまし、田楽灯籠をかかげる小若衆の「エーエーオー」の歓声が宵宮を一層盛り上げてくれる。その後お託宣の担ぐ神輿が「ヨーサヨー、ヨーサヨー」と何やら厳かなかけ声を掛け合い、鈴を鳴して通る。道順は水上・田中町・七日町・観音通りから新丁に入り御旅所の宇賀神社に到着、神輿が社殿にお入りになるのを待って若者衆の神楽太鼓は出発点の駅前に戻る。 |