「由利本荘市スマート農業研究会」令和6年度第1回実証事業を実施しました

ページ番号1010013  更新日 2024年5月13日

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令和6年5月9日、由利本荘市スマート農業研究会による実証事業が開催されました。

スマート農業研究会は、労働力不足を解消するための省力化や生産性の向上に取り組むにあたり、ICTやAIなどを活用した農業技術の有効性や活用方法を検討しております。

令和6年度の第1回実証事業は、由利地域のほ場で行われ、市内の農業者、秋田県、全農、JA、市などが参加しました。

写真:スマート農業実証1

衛星画像とAI分析を活用した栽培管理

令和6年度は、衛星画像とAI解析によるセンシング、生育予測の精度や有効性を検証しながら、水稲及び大豆の収量増加、コスト削減、作業の効率化のための活用方法を検討しています。

今回の実証では、ほ場の地力を表すマップや、前年度の生育状況を表すマップを基に可変施肥(田植え)をおこない、田植機とのシステム連携や肥料の散布状況が確認されました。

写真:スマート農業実証2
色が濃い部分は生育が良い傾向にあるため肥料の散布量を少なく、逆に色が薄い部分は散布量を多く。
システム連携により、田植機が自動で散布量を調整します。

写真:スマート農業実証3

今後は、全農あきた、JAなどの協力をいただきながら生育調査を行い、慣行区との生育比較や収量調査をおこなっていきます。

このページに関するお問い合わせ

産業振興部農業振興課
由利本荘市尾崎17番地(本庁舎3階)
電話:0184-24-6353 ファクス:0184-22-5107
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