作品データ  2

 

作品番号 11 映画タイトル 殺陣時代
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1927/07/22 封切館 電気館
フィルム 5巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 吉田武三 原 作 虚空天外
撮 影 小原譲治        
出 演
吾妻三郎 若葉信子 坂本武

 

作品番号 12 映画タイトル 仇討違い
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1927/08/19 封切館 電気館
フィルム 7巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 虚空天外 原 作 虚空天外
撮 影 野村昊        
出 演
市川松之助 若葉信子 高松栄子 坂本武

 

作品番号 13 映画タイトル 島原美少年録
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1927/09/08 封切館 電気館
フィルム 9巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 野田高梧 原 作 木村毅
撮 影 竹富善男        
出 演
市川松之助 八雲恵美子

 

作品番号 14 映画タイトル 不景気征伐
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1927/11/01 封切館 電気館
フィルム 3巻、920m カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督   清水 宏   斎藤寅次郎 脚 色 赤穗春雄 原 作 赤穗春雄
撮 影 武富善雄、越智健次      
出 演
 貧乏神・厚 〜 渡辺篤     タイピスト・須磨子〜 雲井鶴子
 その友・薄 〜 吉川英蘭    旦那 〜 坂本武 
 金貸 〜 酒井啓之助   社長 〜 木村健児
内 容
 焼きとり屋の屋台の前で、労務者が捨てた串を待っていた犬がなめている。見ていたルンペン氏が犬から串を奪ってうまそうになめる。犬が男に飛びかかる。今度はルンペンが怒って犬に噛みつく。犬は全治三週間の大怪我で新聞に出る。次は空腹の男がすきっ腹をかかえて来たのが動物園、象を見ているうちに急に食べたくなり、大格闘の末象の鼻を切って食べる。今は不思議なことに男の鼻が伸びてくる。象は男に鼻を返せとせまる、男は自分の鼻が邪魔で逃げられず象に踏み潰される。ここで夢からさめる。

 

作品番号 15 映画タイトル 悲恋剣闘
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1927/11/26 封切館 電気館
フィルム 6巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 小林 正 翻 案 小林 正
撮 影 武富善男        
出 演
吾妻三郎 片岡素女之助 東栄子 葉山純之輔

 

作品番号 16 映画タイトル 浮気征伐
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1928/01/05 封切館 電気館
フィルム 4巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 北本黎吉 原 作 北本黎吉
撮 影 武富善男        
出 演
星光 岡村文子 吉川満子 堺一二 坂本武

 

作品番号 17 映画タイトル 活動狂
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1928/02/03 封切館 電気館
フィルム 4巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 小林 正 原 作 小林 正
撮 影 武富善男        
出 演
渡辺篤 久米順子 吉川英蘭 坂本武 大山健二
内 容
 子供向けに作った動く漫画。チャップリンが尾上松之助の忍術を見て感心し、崖の上から十字を切って飛び降り失敗、幻想シーンになる。大きな羽根をつけワルツに合わせて空を飛び回り、大鷹と格闘し片羽根をもぎとられ墜落する。不死身のロイドが加藤清正の鎧かぶとを拝借して弾丸雨あられの中を突撃、鎧に玉が当たって火花が飛び散る。・・・・

 

作品番号 18 映画タイトル 果報は寝て待て
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1928/02/10 封切館 電気館
フィルム 3巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 北本黎吉 原 作 成持豊蔵
撮 影 武富善男        
出 演
渡辺篤 八雲恵美子 野寺正一 川上敏子

 

作品番号 19 映画タイトル チンドン屋
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1928/02/25 封切館 電気館
フィルム 5巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 村岡義雄 原 作 赤穗春雄
撮 影 武富善男        
出 演
武田春郎 小藤田正一 小桜葉子
内 容
 某会社の課長が定年退職となるが不景気で退職金がもらえない。家族の嘆く姿が見え、内緒でチンドン屋に再就職する。街をまわる途中で学校帰りの我が子たちに見つかっては大変と逃げ出すが、国定忠治が街を走るので、子供たちは喜んで追いかける。遂に追い詰められて隅田川へざんぶりやっと浮かびあがったところがビール会社の樽の中、酔っ払ってフラフラの国定忠治がビヤ樽から這い上がってくる。帰宅した課長は食卓のビールを見てうんざり、子供たちは今日の出来事を楽しそうに話している。しかし、長女だけは何もかも知っており、次の日忠治の姿で出かける父の前に、新入りの娘役であらわれる。「お父さん、私ずっと前からチンドン屋になりたかったの、お父さんと一緒に働けて嬉しいわ」父の顔は涙で白粉がはげてくしゃくしゃ。長年チンドン屋をやったので音楽を聞くと手足が勝手に動き出す。家族が止めようとするが、振り切って狂ったように動きまわる。一家を支えるため第二の人生を一生懸命働いた結果が「チンドン病」という職業病で終る・・・・人生の悲しい一面をとらえたドラマ。

 

作品番号 20 映画タイトル 急げや急げ
製 作
松竹キネマ
(蒲田撮影所)
封切日 1928/03/06 封切館 電気館
フィルム 5巻 カラー 〜 白 黒 音 声 〜 無 声
監 督  斎藤寅次郎 脚 本 伏見 晁 原 作 大野寅平
撮 影 武富善男        
出 演
吉谷久雄 斎藤達雄 松井潤子 坂本武 日守新一

 

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