「町内会・自治会げんきアップ事業」について
聞き取り後、分析のうえ「(仮称)診断書」として町内会長に配布。
次の主な事業メニューを準備し、必要なコーディネイトや情報提供を行う。実施時期は27年1月中旬以降を見込む。
対象となる町内会は、町内点検終了後、希望する町内会のほか、コミュニティ再構築や移住定住受入、小規模存続など、別途モデル的に設定する町内会とする予定。
「町内会・自治会げんきアップ事業」説明会の様子
げんきアップ事業の説明会を町内会長さんを対象に各地域で行いました。
○ 8月23日、大内環境改善センターで開催された説明会
「町内会・自治会げんきアップ事業」話合いによる一般点検の様子
9月30日には、話合いによる一般点検が始まりました。
写真は、10月1日に行われた由利地域・鮎川にある町村町内会の町内点検の様子です。
総代と呼ばれる会長さんをはじめ、7名の役員さんに出席をいただきました。
90分程度の時間を要しましたが、終了後、会長さんからは、
「こういうことは(町内点検)は本当は自分たちがやるべき事だったが、なかなかできないでいた。将来を考えるいい機会をつくってもらい、感謝している。」
「今度は、町村町内会の若い人やよそから来たお嫁さんを対象にした話合いや点検をぜひやってほしい。」
といった感想をいただきました。
「町内点検情報ファイル」を順次、配布します。
平成27年4月22日の岩城地域行政協力員会議より、町内点検の内容をまとめた「町内点検情報ファイルを説明・お配りしております。他町内につきましても、順次、配布していきますのでよろしくお願いします。
これまでの町内点検から見えてきたこと
平成27年4月末現在で、市内488町内中、244町内を訪問。町内点検に伺わせていただきました。
これまでの町内点検から以下のようなことが見えてきました。
〇ほとんどの町内会では、生活や伝統を守りながら、この土地に住み続けたいと考えている。
〇町内会活動が活発だと、会員同士、特に若者、女性同士の結びつきが強い。
〇地域の結びつきが、高齢者の見守りや子育てできる環境づくりにつながっている。
〇若者、女性の活動が地域の親しみにつながり、若者の定住・移住につながっている可能性も。
市では、引きつづき、次の1から4の取り組みのステップを支援するため
1.町内点検による現状や地域資源の再認識
2.町内会会員相互の情報共有
3.課題解決と資源活用に向けた合意形成
4.計画づくりと実践
以下の支援メニューで対応して参りますので、よろしくお願いします。
◆町内点検 ◆町内点検情報ファイル ◆若者や女性、地域の方々へのアンケート
◆事例学習会、視察研修 ◆計画づくり実践支援
地域活性化に向けて、事例学習会を実施
○宿町内会、山形県最上町の梁の視察
○笹子地域づくり実行委員会の話し合いの様子
○アンケート実施に向けた話し合いの様子
地域を見つめ直す手法 本荘地域で「まち歩き」を実施
笹子(じねご)地域づくり実行委員会 道の駅で「きのこまつり」、「山菜まつり」を実施


○多くの人が訪れた「笹子きのこまつり」 ○旬の山菜が並んだ「笹子山菜まつり」