合併協定調印~政府官報告示

本荘由利一市七町合併協定調印式

 第19回合併協議会をもって、合併協定項目の協議がすべて整い、平成8月17日(火)午後2時よりホテル「アイリス」において、本荘市・矢島町・岩城町・由利町・大内町・東由利町・西目町・鳥海町の合併協定調印式を開催しました。
 調印式では、合併協議会幹事長の経過報告が行われました。そして、合併の方式や期日など、協定項目が記された「合併協定書」に1市7町の市町長による調印が行われ、秋田県知事の特別立会人署名と協議会委員33名が立会人としての署名を行いました。
<式場>
<市町長による署名調印>
<寺田秋田県知事 特別立会人署名>
<署名を行う合併協議会委員>
<合併協定書>
合併協議会において協議してきた内容を取りまとめたものであり、合併手続きの前に一市七町で調印されるものです。
協定項目は、46項目となっています。
 また、今後の予定としては、各市町(1市7町)議会による合併関連議案(廃置分合等 8/18)の議決、秋田県知事への廃置分合申請(8/23)を行い、秋田県議会の議決、総務大臣の告示などを経て、「由利本荘市」が正式に誕生することとなります。

<会長(柳田本荘市長)あいさつ>


 本日、合併協定の調印にあたり、本荘由利1市7町を代表しまして、一言ご挨拶申し上げます。
 昨年の1月に法定合併協議会を設置して以来、19回の協議会が開催され、この間、協議会委員の皆様には、熱心なご協議を賜り、大変ありがとうございました。
 さらに、合併協議に際し、深いご理解と格別のご支援、ご協力を賜りました、住民の皆様、市・町議会議員を始め関係各位に対しまして、厚くお礼を申し上げます。
 また、本日は特別立会人の任をお引き受け頂きました寺田秋田県知事をはじめ、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、心よりお礼申し上げます。
 さて、私たちは、住民がこの地域に住むことの誇りを持てるまちづくりを創出する手段として、本荘由利1市7町の合併に向けて、これまでに慎重な検討、協議を重ねて参りました。おかげさまで、先ほど、めでたく歴史的調印を終えることができましたことを、皆様方と共に、心から喜びを分かち合いたいと存じます。地方分権が叫ばれて久しくなりましたが、最近になってようやく権限の委譲が始まりました。これら地方分権の受け皿としての行政基盤の強化と、将来に渡り、厳しさが予測されます地方財政への対応策として、全国的に市町村合併が進められている中で、各市町とも、少子化、高齢化という共通の課題を抱え、また、生活様式や価値観の多様化によって、行政に対するニーズも多岐にわたり、これら行政需要に対しましては、より質の高いものを、迅速に対応することが求められる時代となっております。
 私たち8市町はこれまで、それぞれに、先人の偉大な営為による土台の上に歴史を刻んでまいった8市町であります。そうして今、この時代の節目に、地域のさらなる発展のために大同団結、心をひとつに新市である「由利本荘市」へと向かうのであります。
 8市町はそれぞれに、明治の村から町へ、あるいは市へと、先の昭和の合併を機に形を変えたところもあれば、独自に地域経営に努力を傾け、今日に至ったところもあります。みなそれぞれに、町や市に対し、愛着と惜別の思いが強いのであります。その思いを今度は新市の新たなまちづくりへとぶつけ、それぞれの地域特性を生かし、調和のとれた躍動と創造の郷土建設へと邁進してまいらなければなりません。
 本日の調印を新たな出発点として、今後とも、1市7町の総意を結集し、住民の方々が合併に託した、新市「由利本荘市」のより良いまちづくりに向けて、21世紀に躍進する、新市を目指して努力を重ねて参りたいと存じます。最後に、合併の裏方となっております事務局に、特にねぎらいの言葉を贈りたいと思います。
 各市町から派遣された職員の皆さまは、合併実現に向けてそれこそ昼夜を問わず、精魂を傾けて作業に取り組んでおります。アテネオリンピックの最中でありますが、日本時間できょう未明の男子団体体操競技の金メダル獲得には感激をいたしました。その偉業と同じくらいの価値ある仕事が、皆さまの昼夜を問わない今日のための作業であったと思います。まさしく金メダルにふさわしい働きであり、惜しみない賛辞を贈るものであります。
 あらためて、合併にかかわりましたすべての皆さまに衷心より感謝を申し上げますとともに、ご臨席の皆さまの今後一層のご協力をお願いし、主催者を代表してのあいさつといたします。

<合併協定調印式の模様>

<経過報告を述べる幹事長>
(鷹照本荘市助役)
<式典出席者>
<式典会場>
<秋田県知事と市町長>
<調印式を終えて記念写真>

<寺田秋田県知事 祝辞>


 さきほど、市長さんと町長さんが協定書に署名され、合併の調印が滞りなく行われましたことを、 心からお喜び申し上げます。
 本県の未来を担う「広がりのある新たなまち」が、またひとつ誕生することになり、誠に頼もしく、県政を預かる者として、勇気づけられる思いであります。市町村合併は、厳しい時代にあって、いわゆる「低コスト・満足行政」を推進しながら、地域の新たな可能性を追い求め、自立を図っていこうとするものであります。8市町は、こうした合併の本質を見失うことなく、建設的に協議を進め、晴れて調印の日を迎えられました。他の地域の模範ともなった真剣な取組みと、賢明なる決断に、心から敬意を表したいと思います。
 この地域は、電気機械分野で最先端の技術が蓄積され、県立大学や地域共同研究センターが中心となって、産学官連携も進められてきました。また、四季折々に様々な表情を見せる、鳥海山や日本海等の豊かな自然があり、それは「由利・本荘米」や「由利牛」等のブランドを生み出してまいりました。県内屈指ともいうべき多彩な資源は、新市に受け継がれ、融合し、日本海沿岸東北自動車道といったインフラ整備とも相俟って、この地域を更なる発展へと導くものと思います。県としては、そうしたまちづくりを全力で支援してまいります。
 住民は、合併に一抹の寂しさを感じながらも、地域の未来を新たなまち「由利本荘市」に託されました。来年3月22日、「由利本荘市」が住民の夢と大きな期待を背負い、力強く誕生いたしますことを切に祈念し、お祝いのことばといたします。本日は、誠におめでとうございました。

合併関連5議案が一市七町の市町議会で可決されました。

平成16年8月18日に市町臨時議会において、合併関連5議案が審議され、可決されました。
市町の廃置分合について(現一市七町を廃し、由利本荘市を設置する。)
市町の廃置分合に伴う財産処分について(一市七町のそれぞれの財産を由利本荘市に帰属させる。)
市町の廃置分合に伴う議会の議員の在任の特例について
(一市七町の議会の議員は、平成17年10月31日まで引き続き由利本荘市の議会の議員として在任する。)
市町の廃置分合に伴う農業委員会の委員の任期等の特例について
(由利本荘市に1つの農業委員会を置き、一市七町の選挙による委員のうち80人は、平成17年7月31日まで、由利本荘市の農業委員会の委員として在任する。)
市町の廃置分合により設置する市の議会の議員の定数について
(由利本荘市の議会の議員の定数は、30人とする。)

秋田県に「合併申請」を行いました。

平成16年8月23日、一市七町の市町長から寺田秋田県知事に「廃置分合申請書」(合併申請)が手渡されました。
寺田秋田県知事に合併申請

置分合処分の決定書が交付されました。

平成16年10月5日付けで、平成17年3月22日から1市七町を廃し、
由利本荘市を設置する秋田県知事の決定により、その決定書(写し)が
構成市町に交付となりました。

10月28日、総務大臣告示(官報)により正式に合併が決定しました。

平成16年10月28日、総務大臣の告示(官報)により、現1市七町を廃し、その区域をもって「由利本荘市」を設置することが、正式に決定しました。
平成17年3月22日、新市「由利本荘市」が誕生します。
○総務省告示第八百二十七号

    市町の廃置分合
 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第七条第一項の規定により、本荘市、由利郡矢島町、同郡岩城町、同郡由利町、同郡西目町、同郡鳥海町、同郡東由利町及び同郡大内町を廃し、その区域をもって由利本荘市を設置する旨、秋田県知事から届出があったので、同条第六項の規定に基づき、告示する。
 右の処分は、平成十七年三月二十二日からその効力を生ずるものとする。
  平成十六年十月二十八日
                総務大臣 麻生 太郎

        (平成16年10月28日 官報 第3964号)