秋田・山形の県境にそびえ立つ鳥海山(2,236m)は秀麗な山容から、古来より「出羽富士」、「秋田富士」とも呼ばれ親しまれてきました。
 鳥海山では雪消えとともに、山腹から山頂にかけ、数多くの高山植物が見られます。特にチョウカイフスマ、チョウカイチングルマ、チョウカイアザミなどは、鳥海山特有の貴重な高山植物として知られ、訪れる人たちにやすらぎを与えてくれます。
 山頂からは、眼下に広がる日本海に朝日を受けて、その雄姿を映し出す「影鳥海」も見られ、登山者が感動のときを過ごす一瞬といえます。

◆春山・夏山スキー
 鳥海山は夏まで豊富な残雪があり、下界とは別世界。
 春の日差しの中、眼下に大自然のパノラマを望みながら滑る醍醐味は鳥海山ならではといえます。
 鳥海山中腹のダウンヒルコースは、多くのスキーヤーを魅了します。


 日本百名山の一つ鳥海山の東麓、秋田県由利地方を流れる母なる川「子吉川」の源流部にある、末広がりの荘厳な法体の滝は、一の滝、二の滝、三の滝からなり、流長100m、落差57.4m。
 霊峰鳥海山にその源を発し、山頂に面して流れ落ちる滝として知られています。
 約30アールの滝壺と、一の滝上流部、二の滝河床に見られる大小無数の甌穴(おうけつ)群は、女川層の珪質泥岩に生じたもので、学術的にも貴重なものとして、秋田県名勝及び天然記念物第一号に指定されています。


 法体の滝の前に広がる 1万 7千平方メートルの園地。広い園地の中には、ブナ林にたくわえられた清冽な水が引き込まれ、親水公園として親しまれています。
 園地には、炊事場等のキャンプ設備もあり、滝を眺めながら自由にキャンプを楽しむことができます。
 春は新緑、夏は避暑、そして秋には紅葉と年間を通じて多くの観光客が訪れ、鳥海町の観光拠点となっています。


 大清水キャンプ場は、鳥海山百宅登山コースの 4合目(830m)に位置する前進基地です。ここには、夏でも冷たい清水が勢い良く湧き出ることが、その地名の由来となっています。
 ブナ林に囲まれた大清水キャンプ場には、山荘、避難小屋をはじめ、テントサイト、炊事場等の設備が整い、シーズン中は多くの登山者やキャンパーでにぎわいます。


 大平キャンプ場は、丁岳登山口から 3km手前にあり、登山者のベースキャンプとしてご利用いただけます。また、車の乗り入れができ、オートキャンプも可能です。炊事場、トイレの整備はもちろん、イワナ、ヤマメの生息する丁川がすぐ近くにあるため、渓流釣りファンの間では、隠れた人気スポットとして知られています。