LPWA技術を活用した防災に関する実証実験を開始しました

エックスでシェア
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1008475  更新日 2023年11月3日

印刷大きな文字で印刷

災害時の迅速な状況把握等への利活用について検証

 本市では、株式会社秋田ケーブルテレビと共同で、市内でLPWA(省電力無線通信方式)技術を活用した実証実験を開始しました。

 市内では、局地的集中豪雨の発生等により、水路や道路側溝等が雨水を排除しきれなくなることにより市街地にて道路冠水や住宅浸水等の被害が発生しております。

 今回の実証実験では、市内の側溝等に水位計センサー、雨量計センサー、IPカメラを設置し、LPWA技術の活用により、取得データを可視化、遠隔で一括監視を行います。

 災害発生時の迅速な状況把握や冠水箇所特定による水路整備計画等への寄与、将来的な市民への情報発信等の防災への利活用検討など、安心・安全な暮らしの実現に資する検証を行います。

LPWA図解

実証実験の概要

1 実施期間
 令和5年6月~令和5年12月

2 場所
 市内5カ所(本荘地域、全て公有地)

3 事業内容
 IoT(水位計・雨量計)センサー、IPカメラを設置。各地点の水位、雨量、河川の状況を遠隔監視。

 

IPカメラ

LPWA技術とは

LPWAとは、「Low Power, Wide Area」の略で、Bluetoothなどの近距離無線(〜数十m程度)では満たせない範囲をカバーすることができ、10kmを超える長距離のデータ通信が可能です。

また、低消費電力であることが特徴であり、バッテリー・電池交換などのメンテンナンス期間の間隔を広げ、運用コストを大幅に下げることができます。

IoTデバイスによる遠隔操作・遠隔監視は、郊外や山中など人のアクセスが難しい場所に、IoTデバイスを配置したときの効果も期待されております。

このページに関するお問い合わせ

総務部行政改革推進課
由利本荘市尾崎17番地(本庁舎2階)
電話:0184-24-6382 ファクス:0184-23-3226
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。