LPWA技術を活用した防災に関する実証実験を開始しました
災害時の迅速な状況把握等への利活用について検証
本市では、株式会社秋田ケーブルテレビと共同で、市内でLPWA(省電力無線通信方式)技術を活用した実証実験を開始しました。
市内では、局地的集中豪雨の発生等により、水路や道路側溝等が雨水を排除しきれなくなることにより市街地にて道路冠水や住宅浸水等の被害が発生しております。
今回の実証実験では、市内の側溝等に水位計センサー、雨量計センサー、IPカメラを設置し、LPWA技術の活用により、取得データを可視化、遠隔で一括監視を行います。
災害発生時の迅速な状況把握や冠水箇所特定による水路整備計画等への寄与、将来的な市民への情報発信等の防災への利活用検討など、安心・安全な暮らしの実現に資する検証を行います。
実証実験の概要
1 実施期間
令和5年6月~令和5年12月
2 場所
市内5カ所(本荘地域、全て公有地)
3 事業内容
IoT(水位計・雨量計)センサー、IPカメラを設置。各地点の水位、雨量、河川の状況を遠隔監視。
LPWA技術とは
LPWAとは、「Low Power, Wide Area」の略で、Bluetoothなどの近距離無線(〜数十m程度)では満たせない範囲をカバーすることができ、10kmを超える長距離のデータ通信が可能です。
また、低消費電力であることが特徴であり、バッテリー・電池交換などのメンテンナンス期間の間隔を広げ、運用コストを大幅に下げることができます。
IoTデバイスによる遠隔操作・遠隔監視は、郊外や山中など人のアクセスが難しい場所に、IoTデバイスを配置したときの効果も期待されております。
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