八森城址

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ページ番号1003589  更新日 2022年12月14日

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指定
市指定史跡
昭和51年3月23日
所在
由利本荘市矢島町城内字八森3
所有者
由利本荘市・矢島神社

写真:八森城址


由利十二頭の一人、大井氏の古城跡と伝えられ、慶長年間になって楯岡満広が、また元和九年(1623)には打越光隆が共に矢島領主としてこの城に入った。
その後更に讃州高松十七万石余石の城主生駒壱岐守高俊は、家臣の騒動によって領地没収となり、寛永十七年(1640)勘忍料として由利矢島の地に一万石を賜り、居城を八森城に定めた。その後明治元年まで十三代229年に及んだが、戊辰の奥羽戦争に当り庄内軍の鳥海山頂越えの奇襲により遂に八森陣屋を自焼して仙北戦線に退いた。今は城址内にある老松に打ち込まれた弾痕に昔のよしがをしのぶことができる。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会矢島教育学習課
由利本荘市矢島町七日町字羽坂64番地1 日新館内
電話:0184-56-2203 ファクス:0184-55-4224
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。