慶祥寺のケヤキ(けいしょうじのけやき)

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ページ番号1003588  更新日 2022年12月14日

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名称
慶祥寺のケヤキ
所在地
秋田県由利本荘市前郷字寺の下27
(慶祥寺境内)
樹高
24メートル
幹周り
7.8メートル
枝張り
30メートル
樹齢
推定550年

概要

写真:慶祥寺のケヤキ

本ケヤキは、慶祥寺の境内木です。樹高は24メートル、幹周りは7.8メートル、根周りは14.3メートルあります。2020年9月現在、本市指定のケヤキは、矢島地域の「八幡神社欅」(樹高31メートル、幹周り4.8メートル、樹齢推定400年)、西目地域の「潟保八幡神社のケヤキ」(樹高18メートル、幹周り5.75メートル、樹齢推定770年)、鳥海地域の「大久保のケヤキ」(樹高12メートル、幹周り2.7メートル、樹齢推定250年)の3本ですが、本ケヤキの幹周りは、現在確認されている本市のケヤキの中で最大であり、突出した大きさです。また、県内他市町で指定されているケヤキ17本の平均樹高は23メートル、幹周は6.8メートルで、これらと比較しても、慶祥寺のケヤキの大きさは、県内他市町の指定ケヤキの平均を上まわっており、遜色ないものといえます。
 本ケヤキのある慶祥寺は、中世の在地領主である由利氏の菩提を弔うため、由利仲八郎政春の姉、瑞雲慶祥比丘尼が正和年中(1312~1317)に米山の栗山に建立した「慶祥庵」に由来します。慶長8(1603)年に滝沢郷の領主となった由利政春の後裔、最上氏家臣の滝沢兵庫守政道が、城下町建設に伴い、慶長13(1608)年に慶祥庵を前郷文殊屋敷と称する現地に移し、慶祥寺としました。慶祥寺はその滝沢氏の菩提寺であり、本市を代表する名刹のひとつです。
 以上から、慶祥寺のケヤキは、その大きさで市内最大の幹周りをもつ、本市を代表するケヤキだといえます。また本ケヤキは、説明標柱を設置するなど、保存樹として、慶祥寺及び檀家、地域住民が保護に努めている樹木です。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会生涯学習課
由利本荘市西目町沼田字弁天前40番地61 西目総合支所内
電話:0184-32-1332 ファクス:0184-33-2202
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。