如意輪観音菩薩坐像(にょいりんかんのんぼさつざぞう)

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ページ番号1003583  更新日 2022年12月14日

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名称
如意輪観音菩薩坐像
寸法
像高21.5センチメートル 髪際高16.4センチメートル
構造
寄木造、玉眼 推定ヒノキ材

写真:如意輪観音菩薩坐像

概要

本文化財は、元禄2年(1689)と伝わる宝円寺の開創以前の16世紀の作と考えられています。宝円寺は曹洞宗寺院ですが、由利本荘市内における数少ない密教様式の観音像として貴重です。宝冠等は1782年の修理の時のものと推定されます。
この像は特徴的な姿をしており、片膝を立てて坐す六臂(6本の手)像で、右上手を頬にあて、左下手を地に付け、他手に宝珠、数珠、宝輪、つぼみの蓮華を持っています。現在は黒ずんだ古色になっていますが、元来は金泥(塗り)に衣が彩色されていました。
小像ながら、理知的で深く思惟する(考える)表情が魅力的な像です。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会生涯学習課
由利本荘市西目町沼田字弁天前40番地61 西目総合支所内
電話:0184-32-1332 ファクス:0184-33-2202
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