帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成について(任意接種)

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ページ番号1009579  更新日 2024年3月22日

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令和6年4月より、帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します。帯状疱疹ワクチン接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、接種を希望する方は予防接種による効果や副反応等を十分にご理解いただいた上で、接種の判断をしてください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、皮膚に分布している神経に沿って水疱が帯状に出現する疾患です。子どもの頃に水痘にかかると水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに発症します。水痘・帯状疱疹ウイルスは成人の9割以上が抗体を持っていることからほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験すると推定されています。

助成対象

下記1~2を全て満たす方

  1. 接種日において由利本荘市に住所がある年齢50歳以上の方
  2. 過去に生・不活化いずれかの帯状疱疹ワクチン接種(自費含む)を受けたことがない方

注:ただし、不活化ワクチン1回目を自費で令和6年3月末までに接種し、2回目が令和6年4月以降となる場合には、2回目接種のみ助成の対象となります。

ワクチンの種類・助成内容

種類

生ワクチン(ビケン)

不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数 1回 2回
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
助成額 3,000円/回 7,000円/回(2回分助成)
免疫持続期間 5年程度 10年程度
注意点
  • 免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方、免疫抑制治療中の方等は接種不可
  • 他の生ワクチンとの接種間隔は27日以上必要
  • 2回目の接種は1回目の接種から2カ月後、それを超える場合には6カ月以内に接種

注:生ワクチンまたは不活化ワクチン、いずれか一方のワクチン接種費用について助成します。
注:生活保護世帯の方は緊急時医療依頼証の提示により無料で接種できます。

副反応

主な副反応は次のとおりです。
どちらのワクチンも重大な副反応としてアナフィラキシーが現れることがあります。
ワクチンを受けた後は体調に変化がないか注意し、接種後30分ほどは座って様子をみてください。

発生頻度

生ワクチン

(ビケン)

不活化ワクチン

(シングリックス)

10%以上

注射部位の発赤・そう痒感・熱感・腫脹・疼痛・硬結

注射部位の疼痛・発赤・腫脹、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱

1~10%未満 発疹、倦怠感 注射部位のそう痒感・熱感、倦怠感、疼痛
1%未満 紅斑、そう痒、関節痛、筋骨格痛、動悸、疼痛 注射部位の反応・発疹・炎症・硬結・関節痛・内出血・浮腫・不快感、そう痒症、発疹、紅斑、口腔咽頭痛、咳嗽、浮動性めまい、不眠症、関節痛、四肢痛、鼻咽頭炎、気道感染 など
頻度不明 アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎、小脳性運動失調 ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、血管性浮腫、

副反応が生じた際には早めに接種医またはかかりつけ医にご相談ください。健康被害が生じた場合には独立行政法人医薬品医療機器総合機構法等の救済の対象となる場合があります。
詳細は下の関連情報をご覧ください。

任意接種の場合の健康被害救済について

任意接種による健康被害などが生じた場合は、予防接種法による救済の対象となりません。

任意接種を受けて、入院を必要とする程度の疾病や日常生活が著しく制限される程の障がいなどの健康被害が生じた時は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法による「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」に基づく救済の対象となる場合があります。詳しくは下の関連情報をご確認ください。

また、軽度な健康被害や医薬品等を適正に使用していなかった場合などは、救済給付の対象外となります。

受け方

受け方(1) 由利本荘市・にかほ市内 協力医療機関で接種する場合

由利本荘市・にかほ市内協力医療機関で予約をし、健康保険証等を持参して受けてください。

自己負担額は医療機関によって異なるため、医療機関へ事前に確認してください。会計時に市の助成額を除く金額が請求されるため、事後の申請手続きは不要です。

予診票は医療機関指定のものを使用し、付属の説明文をよく読んでから接種してください。

受け方(2) 協力医療機関以外で接種する場合

協力医療機関以外で接種を希望する場合には、接種料金を一旦全額自己負担で支払い、後日助成金交付申請できます。

下の添付書類をダウンロードし、説明文をよくご確認の上、必要書類を添えて期限内に申請してください。

その他

事業が中止、終了となる場合には市ホームページ等でお知らせします。

Q&A

Q1:以前帯状疱疹にかかったことがある場合でも接種はできますか。

A1:接種できます。症状が軽減した後、主治医に相談して接種時期を決めてください。

Q2:接種した後、免疫持続期間が過ぎた場合、再接種が必要ですか。

A2:現在再接種の必要性については明らかではありません。市の助成は過去に接種を受けたことがない方を対象としています。主治医に相談のうえ、再接種することになった場合には、全額自己負担での接種となります。

Q3:不活化ワクチンを接種する場合で、2回目接種の間隔を過ぎてしまった場合はどうしたらよいですか。

A3:決められた接種期間での接種をお願いします。万が一過ぎてしまった場合には主治医にご相談ください。また、ワクチンの添付文書(下の関連情報参照)に沿わない接種の場合には助成の対象とならない場合がありますのでご注意ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康づくり課
由利本荘市瓦谷地1番地(本荘保健センター内)
電話:0184-22-1834 ファクス:0184-24-0481
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。