教育目標

学校教育目標とその実現のために

(1)学校教育目標

   本教育目標は,平成30年度より新たに設定されたものである。それまでの学校目標は「ふるさとに学び,自分の生き方を真剣に考える子どもの育成」であり,平成20年度から平成29年度まで継続して設定されてきたものである。
   教育目標の変遷から明らかなように,経営の基底となっているのは「ふるさと」である。

 グローバル化が進み,多様な価値観が混在する現代,今後一層AI等の進歩により,変化が急速で予測困難な社会となることが容易に想像できる。このような社会を生き抜いていくために,本校では,ふるさとを学びのフィールドとし,ふるさとの「人・もの・こと」について広く学びながら,見い出した課題や問題に対して主体的にかかわり,仲間とともに粘り強く解決していこうとするたくましさを備えた子どもを育成したい。

次の4つの視点から子どもの自立(生活・学び・心)を考えていく。

1つめは,ふるさとの「人・もの・こと」とのかかわりの中で,自分も他とともに生きていることを実感できる広い心や態度を育てることである。

2つめは,問題解決的な学習を通して学習意欲を育てるとともに,自ら考えることや習得した知識や技能を様々な場面で生かしていく能力を育てることである。

3つめは,ふるさとに対する自信や誇りをもって主体的にたくましく生きていこうとする心を育てることである。

4つめは,自己指導能力を備えた自立(自律)できる心を育てることである。
これらのことを踏まえ,学校教育目標を次のように設定した。

ふるさとに学び,主体的にたくましく生きる子どもの育成                    
               「生活・学び・心の自立を目指して」                                               
   
この教育目標は新学習指導要領に合致するものと捉えている。

(2)目指す子ども像

自立の具体的姿を明確にしながら,「やさしく・かしこく・たくましい子」を育てる。

【生活の自立】
◎あいさっができる(いつでも・どこでも・誰にでも)
・自分で登校準備をする
・困った場面で意思表示ができる
◎歩いて登校する
◎生活習慣が整っている(早寝・早起き・朝ご飯,時間の使い方等)
◎整理整頓ができる
・みんなのために働く
◎園児や下級生に優しく関わる

【学びの自立】
◎自分の問いをもてる 「あれ?おや?」
◎比べたり思い描いたり,考え直したりして聞ける 「まてよ!」
◎質問できる 「まてよ!」
◎根拠をもって,考えを書いたり話したりできる
・読書の楽しさを知っている
・辞書を活用できる
・質の高い家庭学習に取り組む
◎まとめたり,分かりやすく発信したりできる

【心の自立】
◎進んでチャレンジする(苦手なこと,未知のこと等)
◎自分のよさを発揮できる
◎やるべきことは最後まで責任をもって活動する(係・委員会・清掃等)
◎ルールを守り,自分の命を守ることができる
◎協力し,ともに活動できる
◎正しい判断で行動する
・間違いに気づいたら,注意できる
◎友達のよさを認めることができる


(3)目指す学校像

○ 子どもたちが生き生き活動し,成長を実感できる学校
・子ども一人一人を丸ごと受け入れ寄り添う指導
・子ども主体の教育活動の展開
○ 「あれ?おや?まてよ!」と考え続ける授業を求める学校
・学校の命は授業,授業を大事にする教師集団
・学校全体に流れる共通実践
○ 子ども・保護者。教師がともに満足感をもつことができる学校
・子ども一人一人が大切にされる集団づくり
・地域や保護者とともに歩む姿勢
・幼・中高・地域との連携の推進 ~コミュニティ・スクール~

(4)今年度の経営の重点   

① 期別テーマ
 I期  4・5月   出会い・希望の春(計画・整備) Plan
 Ⅱ期  6・7月   挑戦の夏(実践)        Do
 Ⅲ期  8~10月    追究の秋(振り返り・改善)   Check
 Ⅳ期  11日・12月  充実・達成の秋(実践)     Action
 V期  1~3月     成長の春(確認・評価)      Acknowledge

② 経営の重点

(1)自他に問う力・コントロールする力を育て,
「生活の自立」を目指す

1)生活時間をコントロールする力を育てる
・「早寝・早起き。朝ご飯」の実践
・時間の使い方の見直し(5分前行動,テレビやゲーム時間の約束)
・歩いて登校することの奨励
2)身の回りをコントロールす力を育てる
・形を整え,心を整える活動の推進(机やロッカーの中,履き物等)

(2)学びに向かうたくましさと資質・能力を育て,
「学びの自立」を目指す
     
1)カリキュラム・デザインを活用し,学びを拓く単元構想を推進する
・カリキュラム・デザインの作成と活用
・教科等のねらいと資質。能力の育成を目指す単元構想
2)学びをつなげる学習過程と手立てを工夫する
・対話を重視した学びのスタイルの確立
・学びの足跡を残す手立て
・学びを振り返る場の設定と学びの自覚の共有

(3)思いやり・たくましさを育て,
「心の自立」を目指す
1)主体的で創造的な児童会活動や学校行事及び学年・学級活動等を推進する
・縦割り活動の効果的な推進
・自分の生き方を見つめるキャリア教育の推進
2)道徳の時間を核とし,教育活動全般で心を耕す
・一人一人の活動や成長を見守り,認め,返す取り組みの実践
・子どもの姿を共有できる家庭との連携促進