広報ゆりほんじょう No.389 〈令和3年 2021 6月1日号〉 https://www.city.yurihonjo.lg.jp 編集・発行◎由利本荘市広報課 1ページ ●秋田の田んぼに咲き誇れ!  西目高校では5月18日、県の新品種「サキホコレ」の栽培実習を行いました。絶好の田植え日よりとなったこの日、同品種を植え付けたのは約2千平方メートル。 参加した2〜3年生26人が協力して苗の積み込み作業などを行う中、3年生2人が8条植えの乗用田植え機に乗り込み、田面に美しい平行線を何本も描きながら苗を植えていきました。 2−3ページ ●希望にあふれるやさしい由利本荘市を創る 令和3年度 市長施政方針  5月17日、令和3年第2回市議会定例会(6月)が開会しました。令和3年度施政方針の中で湊市長は「使命の大きさと責任を厳粛に受け止め、市民の負託に全力で応え、希望にあふれるやさしい由利本荘市を創っていきます」と決意を述べました。 ◇市長施政方針 要旨  はじめに  昨年来、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい、国内においても、東京都や関西圏などを対象に、3度目となる緊急事態宣言が行われ、全国各地で感染者数が過去最多を更新するなど「第4波」と言われる中で、感染拡大の収束が見通せない状況が続いています。  感染拡大のさらなる長期化は、地域経済のみならず、医療、福祉、教育、文化、地域活動など、社会全体を疲弊させ、さまざまな影響を及ぼすこととなります。  市では、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を有効に活用し、地域の実情に応じて、きめ細やかに必要な支援を行ってきているほか、新型コロナウイルスワクチンについて国が定める優先接種対象者から順次接種を進めながら、感染症のまん延防止と重症化の予防を図るとともに、アフターコロナの生活様式に対応できるようデジタル化を推進するなど、市民の皆さまの安心・安全を第一に据えた対策を講じていきます。  本市は、総合計画である「新創造ビジョン」に基づき「人口減少に歯止めをかける」という大きな課題に取り組んできましたが、先日、秋田県が公表した令和2年国勢調査の人口速報集計において、本市の人口は7万4763人と、前回平成27年から5164人減少し、減少率は6.5%と秋田県全体の減少率6.2%を0.3ポイント上回る状況となっています。  この後、11月に総務省から確定値が公表される予定となっていますが、人口の減少は地域コミュニティや地域経済の衰退に加え、地方交付税や市税の減収など、あらゆる分野に影響を及ぼす市政運営の根幹に関わる最重要課題であります。  その課題の解決は容易ではなく、対策もすぐに成果を出せるものではありませんが、人口減少の実態を多角的視点で捉え、さまざまな解決策を講じることが何よりも重要であり、スピード感を重視しながらも着実に取り組んでいきます。  国が示した令和3年度の地方財政計画によると、新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税などが大幅に減少する中、自治体が行政サービスを安定的に提供しつつ、地域社会のデジタル化や防災・減災、国土強靱(きょうじん)化の推進など重要課題に取り組めるよう、一般財源総額について交付団体ベースで前年度を上回る62兆円を確保し、地方交付税も昨年度より8千億円を増やした17兆4千億円と、3年連続の増となっています。  一方、市の財政については、歳入の普通交付税において、地方財政計画の増額分や国勢調査での人口減少分を調整し、総額で約157億9千万円、臨時財政対策債との合計では約171億9千万円と見込んでいます。  また、歳入の根幹である市税については、新型コロナウイルスの影響などもあり、前年度比6億5千万円ほどの減額となっています。  歳出面では「高校生年齢までの医療費無料化」や「おたふくかぜの予防接種助成」など、子育て環境の充実を図るほか「総合計画・新創造ビジョン」および「総合戦略」に基づき、8月に完成予定の羽後本荘駅東西自由通路の整備や、教育環境の充実のため、新山小学校、矢島小学校などの建設に取り組むとともに、新ごみ処理施設整備事業などインフラ施設の整備に取り組み、地域経済の活性化、真に開かれた市政を目指し、予算を編成したところであります。  今後とも、過疎債や緊急防災・減災事業債などの交付税措置のある地方債を活用し、安心・安全な市民生活の確保に努めながら「持続可能な行財政運営の推進」を基本方針とした「第4次行政改革大綱」に基づき、市民福祉の向上と安定的で質の高いサービスの持続的な提供に向けて、行政改革の取り組みを積極的に進めていきます。  令和3年度の重点施策の概要については、私が市政運営において展開する「6つの施策」に沿って、主な事項を説明します。 1 地元産業の振興による地域経済の活性化と若者の定着、担い手の育成支援  地元産業の振興については、電子部品・デバイス製造業にかかる5G(ファイブジー)関連や、車載用部品の受注増が顕著であり、県営本荘工業団地内の本格的なマザー工場化に向けた取り組みを、重層的に支援することにより、産業集積の強靱化と雇用創出を目指していきます。  さらに、本荘由利産学共同研究センター内に開所したサテライトオフィスを活用し、国内外の人材誘致を戦略的に展開するとともに「IoT先端技術導入研修事業」を実施し「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」の取り組みを加速させていきます。  加えて、新型コロナウイルス対策支援事業を含め「中小企業融資あっせん制度」を拡充し、持続的な事業者支援に取り組むほか「創業支援」および「商業店舗リフォーム補助事業」を推進し、意欲ある事業者を積極的に支援します。  若者などの地元定着対策としては、企業を対象にインターンシップの導入促進や、新卒者獲得のためのスキルアップ講座などを行うほか、中学生や高校生に対しては、関係機関と連携しながら企業説明会などの機会の充実を図っていきます。  また、起業したい方への徹底した支援により、新たなビジネスモデルの確立や雇用の場の促進に努めます。  なお「一番堰まちづくりプロジェクト」については、現在、当該エリア内の用地および地形測量、地質調査などに着手し、年内の用地取得に向けて具体的な取り組みを進めており、未来のまちづくりのモデル事業と位置づけ、市民の皆さまの声を取り入れながら、官民が連携して推進していきます。  次に、農林水産業についてですが、主食用米において米価下落が危惧される中「生産の目安」を提示し、加工用米などへの転換を促しながら、需要に応じた「売れる米づくり」を推進するとともに、本年度から本格的な取り組みが始まる秋田米新品種「サキホコレ」の栽培技術の確立や、栽培適地以外の実証試験に対する支援を行い、主要産地の確立を目指していきます。  また、水稲機械の導入やフレコン出荷体制設備導入に対する支援を行いながら、経営基盤の強化を図っていきます。  園芸作物については「秋田鳥海りんどう」「アスパラガス」など高収益な作目の振興を図りブランド力を強化するとともに、県事業などを活用できない取り組みに対し、市独自に機械・資材などの導入支援や中山間農地などの受け手への支援を行うことにより、水田の利活用を推進していきます。  また、多様な担い手の確保・育成や新規就農を目指す方のために環境整備を図るとともに、農地中間管理事業などの活用により、効率的な農地利用を推進し、地域の大切な農地の保全に努めていきます。  さらに、食育と地産地消を一体的に推進し、地域農業の維持発展を図っていきます。  スマート農業の推進については、これまでのセンシング等モデル事業や、農業用ドローン導入等支援に加え、新たにスマートアシスト機能付き農業機械導入支援や、園芸施設作物の自動監視装置の実証支援を実施し、省力化や生産性向上を促進していきます。  畜産については、規模拡大や新規就農を目指す農家には、国や県の事業へのかさ上げ支援に加え、畜舎などの用地造成に対し、市独自の支援を実施していきます。  また、経営規模に関係なく肉用牛農家の維持拡大を支援し、県内一の産地形成に努めていきます。  秋田由利牛振興については、東北経済産業局のブランド展開事業を活用しながら、取扱店の確保・拡大などの流通販売対策や消費拡大対策を積極的に実施し、秋田県をリードする「秋田由利牛ブランド」の確立に取り組んでいきます。  また、市産品の消費・販路拡大については、地元において食育と地産地消の一体的な推進を柱に据えるとともに、市外への売り込みにおいては市内事業者の外貨獲得に向けて地域商社と協調を図りながら、首都圏などへの企業訪問・商談をはじめ、バイヤー招聘(しょうへい)事業により、商品の定番化や新規取引先の開拓など、販路拡大に取り組んでいきます。  さらに、ふるさと納税については、さらなる返礼品の拡充やリピーターの定着を図るとともに、ふるさと納税受け付けサイトにおいて返礼品広告や、首都圏で返礼品の魅力を伝える「由利本荘ふるさと納税感謝祭」など情報発信を強化し、ふるさと納税の増額を目指していきます。  農業生産基盤整備については、継続事業である本荘地域松ヶ崎地区と矢島地域小板戸地区の県営ほ場整備事業を支援するとともに、鳥海地域平根第2地区の事業採択に向けた調査・計画事業を推進していきます。  また、ため池や用排水路などの施設整備、日本型直接支払制度による農業生産活動への支援を継続するほか、新たに防災重点ため池のうち、未使用のため池や決壊の恐れのあるため池について、廃止事業を実施します。  森林・林業については、森林環境譲与税を活用した作業道整備に加え、新たに林業事業体の機械修繕、製材品運搬経費などを対象とした生産から販売までの一環した支援により、木材資源の有効活用を促進し、地域林業の振興を図るとともに、松くい虫やナラ枯れ被害の防止対策を進め、森林の多面的機能の維持・増進に努めていきます。  水産業については、西目および道川漁港について施設の長寿命化を図るため、防波堤および橋の補修整備を計画的に実施するとともに、漁業者の安全操業の確保や釣り人の安全対策に努めていきます。 【写真】秋田由利牛ブランドの確立 2 自治組織との協働による地域課題の解決  人口減少と高齢化に伴い、地域においてこれまでの活動を続けていくことが難しくなっていく中「まちづくり」に関わりを持つ人を増やしていくことが求められています。  自治組織と市の役割分担を明確にし、意思疎通ができる体制と、協働で地域課題解決に向かう体制を構築していきます。  さらに、市では「地域づくり推進事業」により、地域のにぎわい創出に意欲のある新規事業者に対して手厚い支援を行うとともに、学生による「まちづくり」の支援も強化していきます。  また、各地域のまちづくり協議会においては、今後の会のあり方などを検討しながら、さまざまな方が参画し、住民が自らの地域について考える場を設けるとともに、地域での話し合いを支援していきます。  防災減災のまちづくりとしては、消防車両の更新や消防団格納庫の建て替え、耐震性貯水槽の整備、消防団員の確保、安全装備品の配備など、消防施設や装備の一層の充実強化を図っていきます。  また、全世帯に配布している津波、土砂災害、洪水、火山噴火時などの「ハザードマップ」と「災害対応マニュアル」を活用し、各地域で想定される危険性や危険箇所、災害発生時にとるべき基本的行動を周知するとともに、自主防災組織活動促進補助金制度などを活用した、町内会などの共助による地域防災力の向上を図っていきます。  加えて、近年の異常気象による豪雪や猛暑、局地的な豪雨、あるいは大規模地震など、全国各地で毎年のように自然災害による甚大な被害が発生しており、本市においても万一の事態に備えるため、大規模災害を想定した総合的な訓練を実施し、市民の皆さまに災害時の対応を周知するとともに、各関係機関との相互連携を深めていきます。  公共交通については、地域間や地域内の幹線を運行している路線バスなどの維持を図っていくほか、地域住民が自分たちに合った移動手段を自ら確保しようとする「乗り[逢い]交通事業」を拡大するべく、積極的にPRしていきます。  近年、高齢化が進んでいることから、運転免許の自主返納など、自らの「生活の足」に不安を抱える市民が非常に多いと実感していることから、高齢者を対象とした路線バス運賃の割り引きを実施するなど、通院や買い物などに気兼ねなく、積極的に「おでかけ」できるようにしていきます。 【写真】地域住民が主体となって移動手段を確保する「乗り[逢い]交通事業」 3 地域社会全体で健やかに育む、子育て環境と教育の充実  子育て支援については「子育て世代包括支援センター・ふぁみりあ」において、保健師や助産師が関係機関と連携し、特に妊産婦への支援の強化と充実を図り、妊娠期から切れ目のない継続的な支援を実施しているところでありますが「ふぁみりあ」の機能をさらに充実させ、母子とその家族が健やかに生活できるよう、産後ケア事業などについて計画しています。  また「子ども家庭総合支援拠点」整備については、子育て支援課を所管として、令和4年度の設置を目指していきます。  支援拠点の設置による、全ての子どもとその家庭および妊産婦などの身近な相談や、虐待など専門性の高い相談対応の向上と「子育て世代包括支援センター・ふぁみりあ」や「総合相談窓口」などとの連携による、支援体制の強化を図っていきます。  加えて、福祉医療制度による中学生以下の医療費無料化を高校生年齢まで拡大するとともに、新たにおたふくかぜの予防接種費用の一部を助成するなど、子育て世代の負担軽減に努めていきます。  教育については「総合教育会議」を開催し「教育の振興に関する施策の大綱」に基づいて、教育施策の方向性を共有するとともに、教育委員会との連携を密にして「ふるさと愛に満ち、創造性あふれるひとづくり」を念頭に、教育行政の推進に努めていきます。  具体的施策については教育長が教育方針で述べますが、学校教育に関しては新山小学校の改築事業に着手するほか、矢島小学校改築事業や、本荘地域の統合小学校建設に向けた取り組みなど、ハード面の整備を進め「学びの環境づくり」に努めていきます。  また、ソフト面でも、昨年度すべての小・中学校に整備したタブレット端末の効果的な活用を図り、文部科学省が進める「GIGA(ギガ)スクール構想」のより一層の推進を図り、子どもたちが将来にわたり役に立つ技術や知識の習得に努めていきます。  生涯学習・スポーツ振興については、開館して40年を経過した本荘郷土資料館の老朽化を踏まえ、本市にふさわしい新たな「歴史文化拠点施設」整備に向けた基本方針を策定するとともに、6月8日、本市を通過する「東京オリンピック聖火リレー」においては「ボートのまち」である本市の特色を活かした計画を進めています。 【写真】子ども家庭への支援体制の強化 4 市民1人ひとりが健康を保ち、必要な支援を受けられる、医療と介護の連携強化  新型コロナウイルス感染症の全国的な流行拡大から1年以上経過しており、本市ではまん延を予防するため、新型コロナワクチンの接種を4月19日から接種体制の整った高齢者施設、5月6日から75歳以上の方々へ接種を開始しています。  今後についても、受け付け体制強化として電話回線を増設するなど、希望する市民の皆さまが早期に接種できるよう、医師会などと協議を重ね、接種体制をさらに強化していきます。  健康づくりについては、インターバル速歩事業など市民活動と連携した取り組みのほか、コロナ禍で不安を抱えている方も多いと見込まれることから「こころの健康づくり事業」も推進していきます。  地域医療については、中核病院である由利組合総合病院への運営費支援や医師の確保に努め、市民の皆さまが将来にわたり安心・安全に暮らすことができるように、医療提供体制を堅持していきます。  地域福祉については「第3期地域福祉計画」に基づき、社会福祉協議会や民間団体、地域住民との協働を推進し、福祉サービスの向上と地域共生社会の実現に努めていきます。  高齢者福祉については、2025年には全ての団塊の世代が後期高齢者となり、超高齢社会がさらに進展することを踏まえ「第8期由利本荘市高齢者保健福祉計画」に基づいた、多様な介護サービス提供体制の確保につなげていきます。  また、地域の高齢者やその家族から寄せられる複合的な相談に対しては、関係機関と連携して、迅速できめ細やかな対応ができるよう、地域包括支援センターの機能強化を図りながら、高齢者が尊厳を保ち、安心・安全に自立した生活を送られるよう「地域包括ケアシステム」の深化・推進に努めていきます。 5 行財政改革の徹底による効率的な行財政運営の推進  行政改革の推進については「第4次行政改革大綱」に基づき「持続可能な行財政運営の推進」を基本方針に、各分野における改革を推進していきます。  また、第三セクターについては抜本的な見直しを進めるとともに、行政手続きおよび業務のデジタル化などについても強力に推進していきます。  情報政策については、国において令和2年12月に「デジタル・ガバメント実行計画」および「自治体DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進計画」が策定されたことを受けて、令和7年度末までの「自治体情報標準化システム」導入に向けて、準備を進めていきます。  また、市と国の支援を受けてNTT東日本が進める、市内の未整備地域における光ファイバ整備については、令和4年4月からサービス提供開始予定であることから、今後は光ファイバ網を活用した行政サービスの情報化推進を図っていきます。  ケーブルテレビ事業については、民間移行を進めるため、事業の見直しを実施していきます。また、老朽化した機器の更新も併せて実施し、安定した放送環境の整備に努めていきます。  そして、このような社会構造や経済環境の変化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大への対応など、市の役割や住民のニーズが多様化している中、地域課題に迅速かつ的確に対応するためには、職員の専門性の向上を図りながら、広い視野と市民感覚を持って、職員一人一人が能力を最大限に発揮することが重要と考えています。職員の育成に向けて、適材適所の人事管理を行いながら、計画的な職員研修を実施するとともに、国や県、民間企業との人事交流に積極的に取り組むほか、職員同士で自己研さんを積む場を設けるなど、職員の資質向上を図っていきます。  なお、多様な交流と産業の活性化を生み出す機能的なインフラなどの整備についても、効率的・効果的に実施していきます。  道路等整備については、市道百宅線の付替道路を始めとした継続事業を進めるとともに、市道鶴沼薬師堂線や一番堰まちづくりプロジェクトに伴う幹線道路の整備に着手していきます。また、長寿命化修繕計画に基づく橋などの点検や、機能保全工事を重点的に行っていきます。  除排雪については、昨シーズンの大雪を踏まえ、地域の実情に合わせた除雪作業を行い、市民の皆さまの安全な道路交通の確保を図っていきます。  住宅リフォーム資金助成事業については、今年1月の豪雪を契機とした「災害復旧支援型」メニューを創設するなど、引き続き市民ニーズの把握に努め、安心・安全な住環境に寄与するために実施していきます。  市営住宅については、老朽化が著しい松涛団地の建て替え事業に着手していきます。第1期として、21戸が入居可能な鉄筋コンクリート造3階建て1棟の建設を2カ年で実施していきます。  羽後本荘駅周辺整備事業については「東西自由通路等新設及び駅舎橋上化工事」の、令和3年8月中の供用開始を予定しています。  また「駅前広場・駅東広場」の改良工事についても、引き続き東日本旅客鉄道株式会社と協議を進め、来年度の完成を目指していきます。  鳥海ダムについては、令和10年度の完成に向けて、現在、子吉川を迂回させる転流工の工事が進んでいるところであります。  市では、県の協力のもと策定した「水源地域対策特別措置法」に基づく「水源地域整備計画」により、ダム周辺の市道の改良整備を進めるほか「鳥海ダム周辺エリア利活用基本構想」を指針として、ダム周辺の振興策について鳥海ダム工事事務所や市民団体とともに話し合いを進めていきます。  水道事業については「鳥海ダム利水計画整備事業」として、各地域を結ぶ送水管などの布設工事を継続して実施します。また、矢島地域の浄水場を統合する「矢島統合整備事業」として、矢島地域全域に給水する浄水場の建設工事に着手します。  下水道事業については、既存施設の長寿命化、機能強化を図りながら、処理区域の統廃合を進めるなど、安定的な事業運営と施設の維持管理の負担軽減に努めていきます。  ガス事業については、経年管更新事業を継続実施し、安心・安全な供給に努めるとともに、環境に優しい地元由利原産天然ガスの利用促進を図っていきます。  新ごみ処理施設整備事業については、建設予定地およびアクセス道路の用地取得ならびに立木補償を進めるとともに、全体造成の実施設計、生活環境影響調査などを実施します。  引き続き、地域の皆さまに丁寧な説明を行いながら、事業を推進していきます。  再生可能エネルギーについては、昨年10月、菅首相が所信表明演説において、国内の温暖化ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」とする方針を表明したことを受け、石炭火力などの代替え電源として、今後もさらに導入が進むことが予想されています。  とりわけ、大規模開発が可能な洋上風力発電は世界的に導入が拡大しており、本市沖の促進区域において、現在、事業者が公募され、年内には事業者が選定される見通しであります。  各計画事業者に対しては、出捐金などによる地域貢献、工事やメンテナンスに伴うローカルサプライチェーンの構築、雇用を含めた地域産業の活性化と経済波及効果の最大化について、期待しているところであります。  一方、固定価格買取制度の後押しなどにより、太陽光や風力発電施設の開発が急速に進んだことで、全国的に景観や心理的な圧迫感、自然環境への影響などから、必ずしも共存共栄とならない事案も少なからず発生しています。  市では、事業者に対し再生可能エネルギーの利用を目的とした施設の建設に関して、住宅などからの離隔、地域への具体的な貢献策、施設が集中している地域への自主的な設置回避を盛り込んだ「手続ガイドライン」の遵守を求めていきます。  いずれとしましても、低炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの利活用と地球温暖化防止に向けて、今後も積極的に取り組んでいきます。 【写真】今年8月に開通・完成予定の東西自由通路と新羽後本荘駅 6 市の魅力向上とIT技術を最大限に駆使した情報発信  観光振興については「東北デスティネーションキャンペーン」が、4月から9月までの間、開催されています。現在は新型コロナウイルスの感染拡大が再燃しているため、残念ながら積極的なPRはできない状況ですが、落ち着いた際には、感染対策を徹底し、本市においても各地域の趣向を凝らした「おもてなし」で、観光に訪れるお客さまをお迎えしたいと考えています。  コロナ禍ではありますが、本市の魅力を全国にPRできる絶好の機会でありますので、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、JRグループや旅行エージェントと連携して取り組んでいきます。  さらに「由利本荘市観光振興計画」と「鳥海山観光ビジョン」を基に、鳥海山をはじめとする環鳥海エリア観光を推進するため、隣接する自治体と連携を図っていきます。  また「鳥海ダム」の工事現場見学会や、ダム湖に沈みゆく百宅地区の歴史などを学ぶ「百宅さと歩き」など、本市の自然豊かな観光素材を掘り起こし、観光誘客に努めていきます。  加えて「鳥海山・飛島ジオパーク」は、4市町の一体となった取り組みなどが評価され、2月に再認定されました。引き続き、ジオパーク推進協議会と4市町が連携を図り、貴重な地域資源を活用した取り組みを行い、世界ジオパーク認定を見据えた活動を推進していきます。  移住定住の促進については、仕事や住まいの情報提供など、引き続き相談者に寄り添った移住支援を行うとともに、オンラインなども活用した移住希望者の掘り起こしや個別相談会を展開していきます。  また、新たな取り組みとして、お試し移住体験住宅等複合機能施設「ここわき」を活用した就労体験や地域交流などにより、関係人口の創出やさらなる移住の実現につなげていきます。  一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、都市部の企業を中心に新たな働き方のスタイルとして「リモートワーク」や「ワーケーション」が注目されており、こうした地方回帰の流れも好機と捉え、柔軟に対応していきます。  働きながら休暇を取る「ワーケーション」においては、本市の雄大な自然を体感していただき、各地域の歴史や伝統文化に触れ合うことにより、交流人口の増加が見込まれるとともに、移住定住の実現、さらには企業誘致にもつながるものであります。秋田県もリモートワークなどの普及に対応した人材誘致を推進しており、県や民間団体である「秋田ワーケーション推進協会」との連携を図りながら「本荘由利産学共同研究センター」内にこの春開設された、サテライトオフィスを活用したリモートワークなどを推進し、大都市圏の企業に働きかけるなど、情報発信に努め、関係人口の創出につなげていきます。  最後に、広報事業においては市広報、市公式ウェブサイトやケーブルテレビなど、それぞれの媒体の特性を生かしながら、きめ細やかな情報発信に取り組んでいきます。  特に迅速な情報発信は非常に重要であり、市公式フェイスブックやツイッターなどのSNSを活用し、最新の情報提供ができるよう、発信力の強化に努めていきます。 【写真】環鳥海エリア観光の推進   ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  以上が令和3年度に進めていきます施策の概要であります。  未だ先行きが見えないコロナ禍の中、市を取り巻く社会情勢は依然厳しいものがあります。  そのような中にあって、私は市民の皆さまからの力強いご支援を賜り、市長として市政運営の重責を担わせていただくことになりました。  使命の大きさと責任を厳粛に受け止め、市民の負託に全力で応え「希望にあふれるやさしい由利本荘市」を創っていきますので、議員各位をはじめ、市民の皆さまのご理解、ご協力をお願い申し上げます。 7−9ページ ●教育方針  共生 自立 躍動  3つの視点に基づく人づくり  秋山教育長が「教育方針」を説明   秋山教育長は市議会定例会で「教育方針」を述べ、本年度の教育行政の目標や方針を説明しました。要旨は次のとおりです。  令和3年度は、本市教育の基本理念に据えている「共生」「自立」「躍動」の3つの視点に基づき、 「ふるさとの自然や文化・人々を大切にし、共に生きようとする豊かな心や態度をもてるひとづくり」 「生涯学び続けようとする学ぶ芽と心をもち、どんな難題でも自分で解決できるひとづくり」 「未来に働きかけ、主体的創造的に生き抜こうとするひとづくり」 を進めていきます。  さまざまな教育施策に取り組む上では、市長と教育委員が、教育の現状と課題について協議するとともに、教育の方向性を共有してまちづくりを推進することが非常に大切でありますので、総合教育会議を通して連携を深め「教育の振興に関する大綱」に掲げる7つの基本施策である 1.地域力を活かした学校づくりと学校力を活かした地域づくり 2.進取の気性を育む学校教育の推進 3.生涯学習の推進と地域活動の活性化 4.読書活動の推進と図書館機能の充実 5.芸術文化の振興と文化財保護活動の推進 6.スポーツ立市の推進 7.教育施設等の整備と充実 を柱に進めていきます。  令和3年度は3.「生涯学習の推進と地域活動の活性化」5.「芸術文化の振興と文化財保護活動の推進」を一体的に進めるため「生涯学習課」と「文化課」を統合し「木育遊び推進室」「文化財保護室」そして「生涯学習文化班」を設置して2室1班体制としました。また、市内4つの資料館の収蔵管理と運営、文化遺産の保護・調査・活用の充実を図るため、新たに文化財専門官を配置しました。この新たな教育委員会事務局の体制のもと、さまざまな教育施策に取り組んでいきます。  児童生徒の「豊かな心と感性の醸成」と「確かな学力の形成」に向けた施策  学校教育については、知・徳・体の調和のとれた健やかな成長を基本に、「人間性豊かで進取の気性に富む、たくましい子どもの育成」を目標に掲げ、市内約5千人の児童生徒の「豊かな心と感性の醸成」「確かな学力の形成」に努めます。  全ての子どもたちが、自分の夢や目標をもち、一人一人のよさを発揮しながら、その実現に向けて努力することができるよう、子どもに寄り添い、教え、導きながら、一人一人を大切にする教育を目指します。  小学校では令和2年度から、中学校では令和3年度から新学習指導要領が全面実施となったことを踏まえ、児童生徒が、学習内容を日常生活や社会の在り方と結びつけて深く理解し、これからの時代に求められる資質・能力を身に付けることができるよう主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進していきます。  また、教育活動の効果を高める教育課程の編成や、育みたい資質・能力を明確にした組織的・計画的な授業の実践に努め、昨年度まで2年間文部科学省の指定を受けて取り組んだ「カリキュラム・マネジメント」の研究成果を市内全小・中学校で共有するとともに、各校においてさらに深化・充実させていきます。これからも、子どもたちと教師が共に成長するカリキュラム・マネジメントを目指します。  加えて、昨年度末までに、全小・中学校への1人1台に対応するタブレット端末の整備が完了しましたので、児童生徒の発達段階に応じて、日常の学習にICTを効果的に活用していきます。その際、指導者の不安解消や、学校間によって指導に差が生じることのないよう、教職員向けの研修なども計画的・継続的に進めていきます。  なお、令和3年度も引き続き「全小・中学校コミュニティ・スクールのまち」として、市全体で取り組みの充実を図り、学校と保護者、地域、行政などが双方向で連携を図りながら、これまで以上に「地域力を活かした学校づくり」と「学校力を活かした地域づくり」を進めていきます。  そして、ふるさと愛に満ちた子どもを育てるため、ふるさとの歴史や文化、自然、産業、先人の生き方などについて理解を深め、特にジオパークや、北前船寄港地、史跡などの地域教材を活用し「ふるさと・キャリア教育」の推進に努めます。  現在、働き方改革がさまざまな分野で求められています。  教職員の働き方改革につきましては、校務分掌や学校閉庁日などの改善を図るとともに、中学校部活動指導員を引き続き配置するほか、統合型校務支援システムの導入により、成績処理や指導要録などを含めた、日常業務の負担軽減と平準化を図るなど、教職員の負担軽減に努めていきます。  併せて、学校給食関係につきましても、昨年度から全小・中学校の給食費公会計化をスタートさせ、これまで各校の教職員が行っていた給食費の徴収や管理、未納対策について、学校給食管理システムを導入し、教育委員会が一括して担っています。昨年度の課題を改善し、さらに円滑な運営ができるようにしていきます。  さらに、小・中学校の適正な就学支援や、相談活動などの充実を図るため、引き続き就学支援員と学校間連携コーディネーターを配置するとともに、学校の実態を十分に考慮したうえで、学校生活サポートを適切に配置し、関係各課との連携を深めながら、児童生徒の支援の充実に努めていきます。  生徒指導については、各校において他を尊重し、多様性を認め合う、温かく思いやりのある人間関係に支えられた学校生活を送ることができるよう「居場所づくり・絆づくり」に努めるとともに、学校生活アンケートなどにより子どもの実態把握に努め、いじめ問題への対応や不登校の未然防止および解消に力を注ぐとともに、思いやりの心や自己肯定感の醸成を目指します。  なお、市教育委員会では、学校と一層の連携強化を図り、今日的な課題に対応していくため、本年度新たに調整会議を立ち上げます。校長会や教頭会、各校の主任などと学校教育課の課長および指導主事などが、いくつかのグループを構成し、それぞれが必要に応じて調整会議を開催して、教育課程や各種施策の具体について協議・検討しながら、円滑で効果的な施策の実現に努めていきます。  次に教育環境の整備につきましては、市内小・中学校普通教室へのエアコン設置が、改築予定の新山小学校や矢島小学校を含めて全て完了しました。また、コロナ禍への対応として重点的に進めてきたトイレの洋式化も、全体の70%まで進んでいます。水道蛇口の自動水栓化も併せて進めており、今後も引き続き「安心・安全な学びの環境」を整えていきます。 【写真】地域力を活かした学校づくりと 学校力を活かした地域づくり  教育施設などの整備と充実  学校の改築・改修については、令和3年度、新山小学校の建設工事に着手します。工事全体を4期に分けて行うこととし、1期工事は昨年度整地した中庭に普通教室棟を建設し、令和4年秋の完成を目指します。次に2期工事として、既存校舎を一部解体した後、管理・特別教室棟を建設し、令和6年秋の完成を目指すものです。その後3期工事として残りの既存校舎を解体するとともに、4期工事で外構整備、プールの改築を行います。子どもたちが日々生活する校地内での工事になりますので、安全確保を最優先しながら、子どもたちが新しく生まれる校舎を楽しみに過ごせるよう、工夫を凝らして工事を行います。  本荘北中学校の大規模改修工事については、外壁や屋根、校舎内部の改修や駐車場整備など順調に進んでおり、照明のLED化やトイレの洋式化も合わせて行いながら、令和3年秋の完成を目指しています。  「小・中・高一体型校舎」として整備する矢島小学校の改築事業については、県教育委員会との調整を図りながら、基本設計を終えたところであります。令和3年度に実施設計を行い、令和4年と5年、2カ年の建設工事を経て、令和6年春の開校を目指します。  本荘地域を中心とする学校環境の適正化に向けた取り組みについては、第2次学校環境適正化基本計画に基づき「1中学校区1小学校」の基本方針のもと、新山小学校を除いた4校を再編し、本荘東中学校区と本荘南中学校区にそれぞれ1校ずつ小学校を設置するものです。  具体的には、大学教授などの学識者や関係組織、学校運営協議会の代表などで組織する本荘地域学校再編委員会を開催して協議を進めているところであり、昨年度は本荘東中学校区統合小学校の通学区域と建設予定地について取り決めたところです。  令和8年春の開校に向けて、令和3年度は用地測量や造成設計などを行うとともに統合準備委員会を設置し、校名や校歌などについても議論していきます。  本荘南中学校区については、本荘東中学校区の統合小学校開校に合わせ、鶴舞小学校の児童と尾崎小学校の約3割の児童が、1校にまとまることになります。令和3年度は、本荘南中学校区の小学校について学校再編委員会の大きなテーマとして議論していきます。今まで行ってきた「語る会」や「基本計画の報告会」などで寄せられた保護者や関係者、市民の方々の意見を踏まえながら、使用する校舎などについて協議いたします。  学校再編は、児童生徒や保護者のみならず、市民の生活やまちづくりに大きく関わることでありますので、将来をしっかり見据えながら、児童生徒や保護者、市民の視点、まちづくりの視点など、複数の角度から見極め、慎重に検討していきたいと考えています。  なお、懸案であります岩城小学校の外構については、国の交付金事業として認めていただくことができましたので、早速災害時に対応したバリアフリー化対策事業として、沈下対策と合わせて整備いたします。 【写真】新山小学校完成予想図  生涯学習・社会教育の推進と地域活動の活性化 次に、生涯学習・社会教育の推進ですが「教育大綱」とともに「第4次生涯学習推進・社会教育中期計画」に基づき「市政にかかわる身近な生活課題を学習する場」の提供や「市民の自発的で自主的な学習活動への支援」「各種講座・教室等の開催」について、市民の学習ニーズの把握に努め、一層の充実を図っていきます。  具体的な方策としては、活動情報紙や市ホームページを通して宅配講座をはじめ、各種講座などの情報提供を行うとともに、生涯学習奨励室と生涯学習奨励員との連携による学習の場の開設や生涯学習創作展・発表会など、学びの成果を披露する機会を設け、学習意欲を喚起するとともに、学習成果を地域で生かす取り組みを進めていきます。  また、地域が各学校と連携・協働して子どもたちの成長を支え・育むため地域学校協働活動の充実に努め「協働活動」「放課後子ども教室」を継続して実施するほか、地域ボランティアや地域コーディネーターの方々が、学校行事や課外活動などの場で活動する機会の拡充に努めるとともに「鳥海山・飛島ジオパーク」「北前船寄港地」「伝統芸能」など、本市の地域資源を活用した郷土学習や自然体験活動を進めていきます。  さらに、自学形式による学習支援の場として、長期休業期間を活用して行っている「地域未来塾 学ぶんスペース」につきましては、市内の複数会場で開催するなど、内容の充実を図りながら継続していきます。  新型コロナウイルスの影響により、昨年度開催延期を余儀なくされた成人式については、未だ予断を許さない状況ですが、令和4年1月8日と1月9日にナイスアリーナでの開催に向け、それぞれ対象者の代表で構成する実行委員会を組織し、具体的な内容について協議していきます。対象者数は、1月8日が約870人、9日が825人ほどです。  また令和4年の成人年齢引き下げを見据え、今後の成人式のありかたにつきましては、令和3年度内に示せるよう、協議を進めているところです。  鳥海山木のおもちゃ美術館と「あゆの森公園」については多世代交流と木育推進の拠点として、一体となった施設の運営に努めるとともに、令和3年度は屋外トイレの整備など、屋外施設の充実を図っていきます。  また、誕生祝い品についても、一品目を増やすほか、市産材で制作する木工ブランド品の販売を進めるなど、木育活動および木育事業の推進に一層努めていきます。  次に読書活動の推進については、中央図書館を拠点として、各地域図書館・公民館図書室が、相互に図書システムネットワークを活用し、市民のニーズと地域の課題解決に適する資料の選定と提供を進めるとともに、病院や福祉施設などを会場とした「移動図書館・移動文庫」の実施など、非来館者を含め、全ての年代を対象とした市民サービスのさらなる向上に努めます。  特に佐藤憲一教育支援基金を活用して開催している「由利本荘市図書館を使った調べる学習コンクール」については、図書館の資料を活用した市民の学習意欲を高める事業として、市内各学校や各種団体などの理解を得ながら、実施に向けて積極的に取り組みます。  さらに、授業の補助や、児童生徒のリクエストなど、学校の要望に応じて図書館の資料を貸し出すとともに、学校図書館の環境整備など、学校との日常的な連携、支援を継続し、児童生徒の自主的な学習と読書の意欲向上に努めていきます。   芸術文化の振興と文化財保護活動の推進  芸術文化の振興については、次代を担う子どもたちが、芸術を愛し、感動する豊かな心を養うため、新型コロナウイルスの感染防止を図りながら芸術鑑賞教室を開催し、優れた舞台芸術に触れる機会を創出します。  また、市民の活動意欲の高揚を図るため、人形劇フェスティバルなど、市民主体の各種事業にも引き続き積極的に取り組み、芸術文化の振興に努めていきます。  さらに、本荘由利圏域で活動する優れた芸術作家による由利本荘美術展を、本年度開館10周年を迎えるカダーレで開催し、市民が多様な芸術と出会える機会の創出と、新たな芸術文化の芽となる人材の発掘に努め、芸術文化の向上を図ります。  文化財保護については、日本遺産認定などにより関心の高まりを見せている北前船寄港地のほか、市内の貴重な歴史遺産の新たな国、県指定や、国登録を視野に入れた調査を進めるとともに、国の重要文化財「土田家住宅」の管理や、天鷺村に所在する市の文化財「鵜沼家」、国の史跡「鳥海山」を構成する「木境大物忌神社」や国登録有形文化財「龍源寺本堂」の屋根の保存修理を支援し、数少なくなった茅葺き屋根の保存に努めながら、本市が誇るこれら文化遺産の魅力を情報発信していきます。  民俗芸能を中心とする無形民俗文化財についても、新型コロナの感染防止対策を講じながら、昨年度中止を余儀なくされた民俗芸能大会を開催するほか、民俗芸能伝承館まいーれを拠点とした民俗芸能の公開や保存伝承、活動団体の支援を行いながら、歴史と文化を後世に継承していくため、小中学生をはじめ、継承意欲のある若手の育成に努めていきます。  郷土資料館については、出土遺物や民俗・歴史資料の貴重な収蔵資料を再点検し、刀剣など美術品の管理に努めるほか、保存処理の必要な資料については、秋田県立博物館など専門機関の協力と指導をいただきながら、確実に次世代に継承するための方策を講じていきます。  また、市民に広く本市の歴史と文化を紹介するため、常設展のほか各資料館の特徴を生かした企画展を開催します。  併せて、本荘郷土資料館の老朽化を踏まえ、文化財専門官と歴史文化拠点施設検討委員会による調査・研究を進め、歴史文化拠点施設整備の基本方針を策定します。    さらに、芸術文化協会や文化財保護団体など、市民団体の主体的な活動も引き続き支援しながら、市民が生きがいを持って暮らせる芸術文化活動、文化財保護活動の盛んな「文化の香り高く、ふるさと愛に満ちた風土づくり」に努めていきます。    スポーツ立市の推進  スポーツ振興については、スポーツ立市宣言6年目を迎え、健康で笑顔あふれる地域づくりを目指し「する」「観る」「支える」スポーツの充実に努めます。  特に、由利本荘総合防災公園「ナイスアリーナ」をスポーツ振興の拠点的施設として位置づけ、引き続き施設の特徴を生かしたさまざまな事業を開催し「躍動と活力のあるまち」「市民が主役のスポーツ立市」の推進を、一層力強く進めていきます。  生涯スポーツの振興においては、市民一人一人が生涯にわたって豊かなスポーツライフの実現を目指し、そのきっかけづくりとなるようにチャレンジデーへの参加を推進するとともに、スポーツ推進委員や各競技団体と連携して、ボートやカヌー、パークゴルフ、ソフトボールなど、スポーツ・レクリエーション活動の普及、定着に努めていきます。    今年は、昨年から延期となった東京オリンピック、パラリンピックが開催される特別な年であります。  6月8日に本市を通る聖火リレーでは、本市のシンボルである子吉川と競技用ボートを生かした取り組みについて準備を進めており、特色的な取り組みを通して、スポーツ振興の気運を高めていきたいと考えています。  併せて、市民のスポーツへの関心が高まる機会になるよう、期待しているところでもあります。  競技スポーツの振興については、引き続き各競技団体やスポーツ振興大使などと連携してスポーツ教室を開催するなど、指導者育成と併せ、より一層競技力の向上に努めます。  また、体育協会の法人化を進め組織強化を図るとともに、競技団体やスポーツ少年団への支援充実も推進していきます。  関連して、プロスポーツである秋田ノーザンハピネッツや、ブラウブリッツ秋田と連携してスポーツ教室を行うなど、子どもたちが夢を持ってスポーツに打ち込めるような事業を行っていきます。  ナイスアリーナでは、本年度、全国フットサル選抜大会や全国卓球選手権大会など、大規模な大会が予定されており、引き続き市長部局とも連携を図りながら、大規模なスポーツ大会や各種イベント、スポーツ合宿などの誘致活動を推進し、スポーツを通じた交流人口の拡大を図りながら、地域経済の活性化につなげていきます。  社会体育施設の整備については、令和3年度は由利本荘市総合体育館照明器具のLED化やB&G由利海洋センタープール棟の改修事業などの大規模改修を進める予定であり、これら整備を通して、利便性の向上を図っていきます。  以上、さまざまな施策を同時進行で行いながら、教育行政の推進に努め、本市教育の基本目標である「ふるさと愛に満ち創造性あふれる人づくり」を目指していきます。 【写真】生涯にわたって豊かなスポーツライフの実現 10−11ページ ●ここ石脇のこの施設から交流がわき起こるように  お試し移住体験住宅等複合機能施設  『ここわき』でシェアハウス スタート!  空き家をリフォームして本年2月に完成した、お試し移住体験住宅等複合機能施設「ここわき」(石脇字石脇)に、このほど秋田県立大学本荘キャンパスの学生2人が入居してシェアハウスをスタートさせました。2人は同施設のリフォームから携わり、同施設へ愛着がわいたことから入居を希望しました。今後は町内会の一員として活動していくほか、地域住民との交流も行う予定です。  市では新たなコミュニティーづくりのモデルとして期待するとともに、学生に本市を第2の故郷として思ってもらえるような体験をしてほしいと考えています。  入居者の建築環境システム学科3年の村田悠翔さん(20歳・岩手県出身)は「これまでアパート住まいで地域や隣人ともなかなか交流がなかったが、2人で居ることが居心地よく安心します」と話し、また「自然と人が集まってくる中で、いろいろな考え方を吸収して自分自身が変わっていければと思います」と話しました。  もう1人の入居者、情報工学科3年の外松誠紀さん(21歳・長野県出身)は「交流拠点となるこの場所をうまく使わないといけないし、使ってやるぞ!という気持ちです」と意気込みを見せました。 ◇『ここわき』データ 木造2階建て(築45年)5LDK。石脇の空き家を市、所有者、市内建築業者、県立大教授、県立大生が調査・設計や現場作業など共同でリフォームを実施。 【多機能施設としての利用】 @お試し移住体験……………… ゲストルーム 1室 A学生のシェアハウス………… 居住ルーム  2室 B学生や地域住民の交流の場… 共有スペース 2室  ここ(石脇地区)にあること、そしてここの施設から地域活性化のための知恵や思い、そして交流がわきおこることを期待して、リフォームに参画した県立大生が名付けました。 【写真】 ・「ここわき」の前で(写真左から村田さん、外松さん) ・リフォーム時に自分たちで製作した木製ダイニングテーブルのあるリビング。ゆったりくつろげます。 ■学生と地域住民が野菜づくりに挑戦! 「ここわき」でシェアハウスをスタートさせた村田さん・外松さんの2人と、県立大学の学生サークルや地域住民らによる交流活動の第1弾「ここわき野菜づくり」が5月1日、ここわき裏の畑で開催されました。  この日は、「ここわき」所有者の高橋純一郎さん(72歳・秋田市)が指導者となり、ミニトマト・枝豆・ピーマン・ジャガイモなどの種苗を植栽。参加した16人は、土の耕起や畝(うね)作り、ビニールシート張り、植え付けなどの各作業に汗を流しました。  今後は村田さんと外松さんが畑の水やりや草取りを実施。収穫後にはこの日の参加者を招いてのバーベキューや、ご近所への野菜のお裾分けなども行う予定です。 ■移住者数累計300人に!  令和2年度に移住まるごとサポート課が支援して本市へ移住された方は、31組57人。令和元年度より減少したものの、累計では300人を超えて152組302人が市民の仲間入りをしています。 ◇移住者数の推移 (平成27年度〜令和2年度) 〈年度別〉 合計 152組 302人  平成27年度 15組 29人    28年度 19組 36人    29年度 25組 51人    30年度 30組 57人  令和 元年度 32組 72人     2年度 31組 57人 〈年代別〉 累計 302人   10代未満 65人 22%  10代   10人  3%  20代   70人 23%  30代   81人 27%  40代   36人 12%  50代   16人  5%  60代以上 24人   8% ■さらなる移住と関係人口創出に向けて  市では「仕事」や「住まい」の情報提供など、引き続き相談者に寄り添った移住支援をしていくとともに、オンラインなども活用した移住希望者の掘り起こしや個別相談会に取り組んでいきます。 「ここわき」を活用したお試し移住・就労体験や地域交流などにより、関係人口の創出やさらなる移住の実現につなげていきます。 問い合わせ先 移住まるごとサポート課 TEL 24ー6247 【写真】「ごてんまりの里 由利本荘暮らしミーティング」(都内/令和元.6.8) 12−13ページ 長年にわたる功績をたたえて 春の叙勲・褒章  このほど「春の叙勲」「春の褒章」が発表され、本市では9人の方々が受章しました。 <春の叙勲>旭日双光章 地方自治功労 小松幸夫さん(77歳・小栗山)  小松さんは昭和48年に旧大内町議会議員に当選以来、合併後の平成17年10月まで、通算7期26年余りにわたり、町議会議員および市議会議員を務められました。この間、教育民生常任委員会、産業建設常任委員会および総務常任委員会の委員長を歴任し、基幹産業である農林業の振興や教育環境の充実、福祉事業の推進に取り組むなど、地方自治の発展に尽力されました。 「身に余る光栄であり、皆さんの支援あってのことと思います。これからは農業にいそしみながら市政に貢献できるように頑張りたいです」と話す小松さん。  <春の叙勲>瑞宝双光章 教育功労 佐々田亨三 さん(77歳・岩城亀田大町)  佐々田さんは昭43年に教職員となり、県教育委員会を経て、秋田市立桜小学校校長時代にはふるさと教育やTT(ティームティーチング)などの指導体制を確立。平成17年から令和2年まで市の教育長として、コミュニティ・スクールの実現や大阪府箕面市などとの教育交流、鳥海山や北前船寄港地など地域資源を活用した学習活動の推進など、本市の教育行政の発展に尽力されました。 「子どもたちが自信と誇りを持てるよう、教育交流を積極的に行ってきました。この受章は、皆さんとともに歩んできた結果だと心から感謝します」と話す佐々田さん。 <春の叙勲>瑞宝単光章 調停委員功労 正木 久榮 さん(71歳・森子)  正木さんは平成4年4月から令和2年3月まで28年にわたり、秋田家庭裁判所調停委員ならびに秋田地方裁判所調停委員を務められました。この間職務に精励し、家事・民事の両方で数多くの案件に誠実に向き合い、優れた見識と公正な判断により調停の成立に尽力されました。 「家族の支えと、先輩方のさまざまな教えのおかげでここまで続けることができ、このたびの受章につながりました。本当に感謝しています」と話す正木さん。 <春の叙勲>瑞宝単光章 鉄道関連業務功労 三浦 光一 さん(65歳・西目町沼田)  三浦さんは昭和50年に千歳電気工業(株)(現日本リーテック株)に入社し、鉄道本部東北支店盛岡支社信号システム課長や同盛岡支店信号システム課長などを歴任。令和3年まで46年にわたり鉄道信号保安設備の工事に取り組み、東北・山形・秋田新幹線の設備新設工事に携わるなど、鉄道の安全・安定輸送に尽力されました。 「鉄道工務での受章はまれで、大変名誉なことと思っています。単身赴任が長かったので、今後は家族や地域に少しでも恩返ししていきたいです」と話す三浦さん。 <春の叙勲>瑞宝単光章 へき地保健衛生功労 大場 トシ子 さん(75歳・出戸上野)  大場さんは昭和43年から平成18年まで約38年にわたり旧本荘市、由利本荘市の保健師を務め、特に住民の声やアンケートの結果により特徴を把握する地域診断事業を取り入れた「健康本荘21計画」を策定するなど、地域の健康管理および保健事業の推進に尽力されました。現在も中高年の健康づくりとして養生体操の普及活動を続けています。 「周囲が自分の事のように喜んでくれたことが何よりうれしいです。これからも養生体操を通じて皆さんと健康づくりに励みたいです」と話す大場さん。 <春の叙勲>藍綬褒章 労災委員功績 菊池 俊彦 さん(63歳・石脇)  菊池さんは昭和57年に医師となり、平成6年から由利組合総合病院でリハビリ部長や整形外科部長などを歴任。現在も副院長として地域医療に貢献されています。また、平成12年から現在まで21年余りにわたり、秋田労働局地方労災医員として、医学的専門分野からの公正・的確な助言・指導を行い、労働基準行政の推進に尽力されています。 「思いがけない受章に恐縮していますが、これも職場の協力があってこそだと思っています。これからも職務に励みたいです」と話す菊池さん。 <春の叙勲>瑞宝単光章 消防功労 齋藤 安雄 さん(73歳・西目町西目)  齋藤さんは昭和53年に西目町消防団員となり、分団長を務めたほか、合併後も由利本荘市消防団員として、西目支団長や副団長などを歴任。令和2年まで42年余りにわたり、有事における迅速な消防活動はもとより、火災予防活動の啓発、団員の育成指導に尽力されました。 「地元の町内や団員の協力があってこその受章です。本当に感謝しています。ありがとうございました」と齋藤さん。 <春の叙勲>瑞宝単光章 消防功労 佐々木 勝美 さん(71歳・川西)  佐々木さんは昭和55年に由利町消防団員となり、副団長を務めたほか、合併後も由利本荘市消防団員として、由利支団長や副団長などを歴任。令和3年まで41年余りにわたり、災害時の迅速な対応や住民の生命・財産の保護、火災予防活動の啓発、団員の育成指導に尽力されました。 「受章は身に余る光栄です。家族の支えや職場の理解があってこそ。今後も防災関係には積極的に携わって地域の役に立ちたいと思います」と話す佐々木さん。 <春の叙勲>瑞宝単光章 消防功労 村上 儀一 さん(83歳・西梵天)  村上さんは昭和38年に鳥海村消防団員となり、その後鳥海町副分団長や分団長などを歴任。平成19年まで36年余りにわたり、日頃からの準備や訓練、豊富な地理知識による災害時の適切な判断と迅速な対応、地域住民への火災予防活動の啓発や団員の育成指導に尽力されました。 「受章は身に余る光栄です。家族の支えや職場の理解があってこそ。今後も防災関係には積極的に携わって地域の役に立ちたいと思います」と話す佐々木さん。 栄えある受章 誠におめでとうございます 14ページ Yurihonjo City Topics ○本市で2年ぶりのBリーグ公式戦 「秋田ノーザンハピネッツ」今季最終戦  5月8日、ナイスアリーナでBリーグ公式戦「秋田ノーザンハピネッツ対千葉ジェッツ」が行われ、会場はハピネッツの応援カラーであるピンク色に身を包んだファンで埋まりました。  2年ぶりの本市開催となったこの日は、試合前にピンク色を身に付けた湊市長が歓迎のあいさつを行い、本市の紹介や応援のかけ声で会場を温めました。  今シーズン最終戦となった試合は、70対98と惜しくも敗れましたが、B1で戦った過去4シーズンのうち最多の28勝を挙げるなど、今後さらなる飛躍が期待できるシーズンとなりました。  試合後、前田顕蔵ヘッドコーチが「今シーズンも日本一の応援をありがとうございました。今シーズン達成できなかった優勝という目標を来シーズンも目指して頑張りたい」と話すと、会場は温かいねぎらいの拍手に包まれました。 ○市文化財保護団体連合会 功労賞に2人を表彰  市の文化財保護振興に大きく貢献した方々を表彰する文化財保護団体連合会の表彰式が5月12日にカダーレで開催されました。子吉郷土史研究会員として地域の郷土史研究の啓蒙と発展に尽力されている小川喜久さん(82歳・薬師堂)、矢島地域坂之下に伝承される坂之下番楽の保存、伝承活動に尽力されている茂木勇一さん(70歳・矢島町坂之下)に文化財保護功労賞が贈られました。  受賞者は、同連合会の仲川会長より表彰状と記念品が贈呈されると、受賞を喜ぶとともに、今後の活動への決意を新たにしていました。 ○木を植えて、百年先の森づくり 西目で2年ぶりの植樹祭  西目地域で地球温暖化防止緑づくり植樹祭が、5月13日に開催されました。  昭和33年から緑を育てる活動を行っており、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったため、開催は2年ぶり。地域住民ら約50人が参加し、西目町西目字大森台の市有地4千平方メートルに800本のアカマツを植えました。  参加した今藤正義さん(79歳・西目町出戸)は「私は若い頃から参加しているが、未来のことを考えても、この植樹祭はずっと継続してもらいたいです」と話しました。 ◆「市長の行動」報告(4月分) 4月15日(木)事務引き継ぎ   19日(月)市長就任あいさつ         部長・総合支所長会議         記者会見         市内あいさつ回り   20日(火)総合支所 就任あいさつ         新型コロナウイルス感染症対策に係る市対策本部会議         総合支所 就任あいさつ   21日(水)県市長会定例会(潟上市)   22日(木)議会運営委員会   23日(金)大内地域 行政協力員会議   27日(火)市議会臨時会         副市長・企業管理者 辞令交付式   28日(水)鳥海山矢島口山開き         市老人クラブ連合会 総会         東由利地域 行政協力員会議   30日(金)小友小学校開校式         西目地域連絡会議 ◆市長交際費の報告               (1)弔 事                   (円)             件  数         支出額    合 計       5件       96、500 (2)会費等    支出日      支出内容         支出額    合 計      支出なし           0                       副市長交際費執行状況    支出日      支出内容         支出額    合 計      支出なし           0 15ページ 市政情報  ■市政情報1 副市長に三森氏を選任 教育委員に佐藤氏を再任   5月17日に招集された第2回市議会定例会で、副市長の選任に係る人事案件が上程され、三森隆氏を選任することが同意されるとともに、教育委員の任期満了に伴い、佐藤道昭氏を任命することが同意されました。  ●副市長 三森 隆 氏(58歳・鳥海町伏見)  東北電子計算機専門学校卒業。昭和61年鳥海町職員に採用。由利本荘市総務部総務課主席参事兼課長補佐、企画調整部総合政策課長、企画調整部長などを経て、令和3年4月から企画財政部長  ●教育委員会教育委員 佐藤 道昭 氏(61歳・花畑町)  駒沢大学卒業。平成22年4月から平成23年3月まで尾崎小学校PTA会長。平成21年4月から平成29年5月まで市社会教育 委員。平成29年6月から市教育委員。東林寺住職。 ■市政情報2 避難情報等が変わります  災害対策基本法の改正により「避難勧告」が廃止されます。 ●レベル3「高齢者等避難」高齢者や障がいのある人は危険な場所から避難しましょう。 ●レベル4「避難指示」 危険な場所にいる人は全員避難しましょう。  令和3年5月20日から 警戒レベル4→避難指示で必ず避難 避難勧告は廃止です 警戒レベル  新たな避難情報等        これまでの避難情報等 5      緊急安全確保 ※1       災害発生情報(災害を確認したときに発令) 〈警戒レベル4までに必ず避難!〉 4      避難指示 ※2         ・避難指示(緊急)・避難勧告 3      高齢者等避難 ※3       避難準備・高齢者等避難開始 2      大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)大雨・洪水・高潮注意報(気象庁) 1      早期注意情報(気象庁)     早期注意情報(気象庁) ※1 市町村が災害の状況を確実に把握できるものではないなどの理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。 ※2 避難指示は、これまでの避難勧告のタイミングで発令されることになります。 ※3 警戒レベル3は、高齢者等以外の人も必要に応じ普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。  16ページ 市政情報 ■市政情報3 光インターネットの整備工事が行われます  昨年の本紙11月1日号でお知らせした光ファイバー整備について、NTT東日本によるケーブル敷設工事が行われます。工事中は、作業車両による交通規制などでご不便をおかけしますが、ご理解くださるようお願いします。 工事予定期間 ○大内、東由利、本荘石沢  5月〜令和4年3月 ○本荘松ヶ崎  8月〜令和4年3月 ○その他の未整備地域  6月〜令和4年3月 ※光インターネットサービス提供開始は、令和4年4月の予定です。 工事業者 株式会社TTK秋田支店 現場事務所(TEL62―0050) 問い合わせ先 情報管理課 TEL24−6366 ■市政情報4 「児童手当現況届」の受け付けを行います  本年5月分までの児童手当を受けている方が引き続き手当を受給するためには、現況届の提出が必要です。現況届の提出がない場合、6月分以降の手当を受けられなくなりますのでご注意ください。  対象者には現況届の用紙を郵送しています。詳細は通知をご覧ください。  現況届は電子申請も可能です。利用するためにはマイナンバーカード・ICカードリーダライタなどの準備が必要です。なお、電子申請では提出できない添付書類もあり、電子申請とは別に受付窓口に提出が必要な場合もありますのでご注意ください。 対象 5月分まで児童手当を受給していた方 受付期間 6月1日(火)〜30日(水)(土日を除く) 受付時間 8時半〜17時15分 提出先 子育て支援課または各総合支所市民サービス課 ※6月24日(木)〜30日(水)は、子育て支援課に限り、19時まで延長して受け付けます。 問い合わせ先 子育て支援課児童支援班 TEL24−6319 ■市政情報5 交通指導員・防犯指導員を募集しています  交通・防犯指導員には自営業や定年退職した人など、ボランティア精神のあるさまざまな人が集まっています。ご興味のある方は、是非ご応募ください。 【交通指導員】        交通安全運動期間や市のイベントの際に出動していただきます。交通指導車による巡回や街頭指導、交通整理などを行い、市道路交通の安全保持に貢献していただきます。 募集人数 6人(本荘・矢島・岩城・由利・東由利・西目地域各1人) 応募資格 次の全てに該当する方 @普通自動車運転免許を保有A市内在住で20歳以上の健康な方(性別不問) 勤務条件 任期2年、制服貸与、年間謝金と出動手当を支払います 【防犯指導員】        地域安全運動期間や市のイベントの際に出動していただきます。防犯活動を通じ、犯罪および事故のない安全・安心な地域づくりに貢献していただきます。 募集人数 8人(本荘・矢島地域各2人、岩城地域3人、由利地域1人) 応募資格 市内在住で25歳以上の健康な方(性別不問) 勤務条件 任期2年、制服貸与、年間謝金と出動手当を支払います ◎応募する方は、生活環境課へ履歴書を提出してください。後日、面接の日程を連絡します。  提出・問い合わせ先 生活環境課 TEL24−6253  交通死亡事故防止にご協力ください  本年3月下旬から、県内では道路横断中の子どもが被害者となる交通事故の発生が相次いでいます。次の点に注意して交通死亡事故の防止にご協力をお願いします。 【ドライバーの皆さんへ】 ○横断歩道は歩行者優先です。 ○信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者を見かけたら、横断歩道の手前で一時停止をして道を譲りましょう。 ○歩行者や他の車両に対する「思いやり・譲り合い」の気持ちを持ち、交通ルールやマナーを守りましょう。 【歩行者の皆さんへ】 ○道路横断前には左右の安全を確認しましょう。 ○夕暮れ時や夜間は明るい色の服や反射材を着用しましょう。 17ページ 市政情報 ■市政情報6 感染症などに感染した場合のごみの捨て方にご協力ください  新型コロナウイルスなどの感染症に感染した方やその疑いがある方などが家庭にいる場合、廃棄物収集業者の方々への感染拡大を防止するため「ごみ袋に直接触れない」「ごみ袋はしっかりしばって封をする」そして「ごみを捨てた後は手を洗う」ことを徹底した上で、次のごみの捨て方にご協力ください。 ○マスクなど…鼻水などが付着したマスクやティッシュなどのごみを出す場合は、感染拡大のリスクが特に高いことから、下図の捨て方をしてください。ビニール袋などで封入することも効果的です。 ○ペットボトルなど…可燃ごみ(燃やすごみ)として排出してください。 ○びん、缶など…表面についた新型コロナウイルスは時間の経過により壊れるとされていることから、ペットボトル・びん缶類の資源ごみ(飲料容器など)を捨てる際には、飲み終えてから1週間程度待って排出することが効果的です。 ◎感染症などに該当しない家庭では、通常通りのごみの捨て方での対応をお願いします。  問い合わせ先 生活環境課 TEL24−6254 「日本海と大地がつくる水と命の循環」鳥海山・飛島ジオパークリレーコラム 第78回  トビシマカンゾウと鳥海山の関係    山形大学 農学部 笹沼 恒男 准教授   飛島はその昔、鳥海山の山頂が噴火で吹き飛んでできた島だという話がありますが、それは全くの俗説で、1千万年ほど前に海底で噴火した火山が海上に顔を出している島です。  しかし、飛島のシンボル、トビシマカンンゾウはどうでしょう。トビシマカンゾウは鳥海山にも自生している高山植物ニッコウキスゲの変種とされています。飛島自体は鳥海山からできたものでなくとも、トビシマカンゾウは鳥海山のニッコウキスゲが鳥に運ばれたり波に流されたりして飛島に渡り、島に根付いたものである可能性も大いに考えられます。   私たちは鳥海山・飛島ジオパークとの共同研究で、トビシマカンゾウとニッコウキスゲのDNA解析を行っています。  これまでの葉緑体DNAを中心に調べた結果によると、トビシマカンゾウの葉緑体型は鳥海山のニッコウキスゲとは違っており、秋田県の男鹿半島や宮城県の栗駒高原のニッコウキスゲと同じでした。飛島以外で唯一のトビシマカンゾウ自生地の佐渡島のものとも同じでした。  となると、トビシマカンゾウの葉緑体型は鳥海山にはないものの、東北、佐渡に広く分布していることになり、起源はどこなのだろうと、さらなる疑問が湧きます。研究は現在も続いているので、今後トビシマカンゾウの起源が解明されたら、またこのコラムで紹介します。 18ページ お知らせ ◇お願い…情報は5月21日時点のものです。新型コロナウイルス感染症の影響により、掲載している行事・イベントの中でも中止や延期になっている場合がありますので、各問い合わせ先へご確認くださいますようお願いします。 募集 ■ファミリーサポートセンターの会員を募集しています  ファミリーサポートセンターは、子育てを「手伝ってほしい方(利用会員)」と「お手伝いしたい方(協力会員)」がお互いに支え合ううシステムです。  急用や子どもの送迎ができないとき、保護者の通院、育児疲れなどで子どもを預かってほしいときなどに、センターが利用会員と協力会員間の調整を行います。  会員登録をご希望の方は、こどもプラザあおぞらまでご連絡ください。 問い合わせ こどもプラザあおぞら TEL22−3489 ■結婚サポーターを募集します  結婚サポーターとは、県に登録し結婚支援活動を行うボランティアです。結婚を望む独身の方々のために、できる範囲で活動してみませんか。 活動内容 あきた結婚支援センターの紹介、出会いイベントの参加のおすすめ、出会いや結婚に関するお世話やアドバイス、サポーター交流会での情報交換、イベントの企画やお手伝いなど 活動までの流れ @地域振興課を通じ県に応募 Aあきた結婚支援センターの研修受講(市内公共施設で2時間程度) B県から身分証交付 C活動開始(氏名・市町村は公表させていただきます) ※今年度登録した方の任期は令和6年3月31日までです(更新あり) 申し込み 地域振興課に備え付けの応募用紙に記入の上提出 問い合わせ 地域振興課 TEL24−6231 ■ぽぽろスポーツ教室  参加者募集 へキサスロン(運動あそび) 日時 6月27日(日) 10時〜11時  (受け付け9時半〜) 対象 小学生 各スポーツ教室開催中 【親子体操教室】月曜日 月2回 17時半〜18時半  対象:未就学児 【ぽぽろスポーツ塾(鉄棒・跳び箱・マット)】毎週木曜 〇未就学児 17時半〜18時半 〇小学生 19時〜20時 【バスケットクリニック】日曜日 月2回  〇小学生 17時〜19時 〇中学生 19時〜21時 【卓球スクール】毎週水曜 19時〜20時半 【バドミントンスクール】火曜 月2回 19時〜20時半 【りらっくすヨガ】毎週金曜 19時〜20時半 【HIITトレーニング】 毎週火曜 18時半〜19時 【チェアトレーニング】毎週火曜 10時〜11時 申し込み・問い合わせ   ぽぽろ健康運動公園総合体育館 TEL62−0500 ■危険物保安講習 受講者募集 日時 8月20日(金) 給油取扱所講習…9時〜正午、一般(その他)講習…13時半〜16時半 会場 西目公民館シーガル 受講料 4700円 ※秋田県証紙での納付をお願いします。 申込方法 6月14日(月)から25日(金)まで、(一社)秋田県危険 物安全協会連合会へ申込書と受講料を添えて(県証紙を貼って)郵送で提出 ※申込書は市消防署または各分署にも備え付けています。 ※詳細は、(一社)秋田県危険物安全協会連合会のホームページでご確認ください。 【QRコード】ホームページにアクセスします 申し込み・問い合わせ (一社)秋田県危険物安全協会連合会  TEL018−867−2245 ■調理師試験対応講習会  受講者募集 対象 県内在住で、20歳未満の子を扶養しているひとり親家庭の父母および寡婦(その他条件あり) 受講日時 7月13日(火)、15日(木)、21日(水)、8月26日(木)の全4回 9時〜17時 会場 秋田県社会福祉会館 (秋田市) 内容 調理師に必要な基礎知識 6科目ほか 定員 10人程度 受講料 無料(テキスト代別) 申し込み 7月1日(木)まで、秋田県ひとり親家庭就業・自立支援センター   TEL018−896−1531 ※申し込みには写真1枚(縦4センチ×横3センチ)が必要です。 ■公共職業訓練 訓練科・定員 @金属加工技術科・15人 A住宅リフォームデザイン科・15人 B電気設備エンジニア科(若年者コース・導入訓練付)・15人 期間 8月3日(火)〜令和4年1月31日(月)(Bは2月28日(月)まで) 9時半〜15時40分 会場 ポリテクセンター秋田(潟上市) 受講料 無料(テキスト代別) 対象 ハローワークに求職申し込みをされた方で、新たな技術・技能を取得し再就職を希望される方 募集期限 6月28日(月) 問い合わせ 秋田職業能力開発促進センター訓練課受講生支援室   TEL018‐873‐3178 19ページ ■在職者訓練 訓練内容(定員)・期間 @第二種電気工事士技能試験 準備講習【公表問題の練習】(20人)・7月5日(月)〜7日(水) A危険物取扱者乙四類試験対策講習前期(10人)・7月8日(木)、9日(金) Bワード・エクセルレベルアップ講習(10人)・7月12日(月)、13日(火) Cフォトショップ講習【初心者対象】(10人)・7月29日(木)、30日(金) 訓練時間 9時〜16時(@のみ17時まで) 会場 大曲技術専門校(大仙市) 受講料 無料(テキスト代別) 申し込み・問い合わせ 大曲技術専門校 民間訓練支援室  TEL0187−62−6321 ■シルバー会員 募集中  次のとおり会員登録説明会を開催します。 日時 6月22日(火) 10時〜  会場 市シルバー人材センター 対象 本市在住で60歳以上の健康で働く意欲のある方  年会費 3千円 持ち物 秋田銀行、ゆうちょ銀行、秋田しんせい農協、羽後信用金庫のいずれかの通帳 問い合わせ シルバー人材センター事務局 TEL24−5111 相談 ■市の各種無料相談 市民相談員による相談(予約制) 日時 毎週木曜日 13時15分〜17時 会場 市役所市民相談室 内容 相続、遺言、成年後見制度、金銭貸借など ※相談日前日の15時まで予約を受け付けます。 公証人による相談(予約制) 日時 6月22日(火) 9時半〜正午 会場 市役所第6会議室 定員 7組(1組20分) 内容 遺言、任意後見契約、金銭や土地建物の賃貸借など 申し込み 6月3日(木)9時から 消費生活相談員による相談 日時 平日9時〜16時 会場 市役所消費生活センター 内容 消費者と事業者間の契約トラブル 申し込み・問い合わせ  市民相談室 TEL24‐6251 ※日常生活での困り事の相談は平日毎日受け付けています。 ■行政相談委員による6月の定例行政相談 ○本荘 6月9日(水) 9時半〜11時半・市役所  ※前日15時までの予約制  ○矢島 6月22日(火) 10時〜正午・矢島福祉会館 ○岩城 6月26日(土) 10時〜正午・高城センター ○由利 6月11日(金) 9時半〜11時・善隣館 ○大内 6月19日(土) 9時〜11時半・大内総合支所 ○東由利 6月17日(木) 9時半〜正午・東由利公民館 ○西目 6月8日(火) 10時〜15時・社会福祉協議会西目支所 ○鳥海 6月16日(水) 10時〜正午・直根公民館 申し込み・問い合わせ 市民相談室 TEL24−6251 または各総合支所市民サービス課 ■身体障がい者巡回相談(肢体) 日時 6月23日(水) 10時〜正午(受け付け 9時半〜11時半) 会場 鶴舞会館研修ホール 内容 身体障害者手帳の相談、補装具の医学的判定および医療相談 問い合わせ 福祉支援課障がい支援班 TEL24−6314 ■あきた結婚支援センター  6月の出張センター  市内に出張センターが開設されます。会員登録やお相手の検索、結婚に関する相談などができます。完全予約制ですので、2日前の16時までに相談者ご本人が電話で予約してください。スマホによる検索や婚活EQ診断テストにより、会員にマッチしたお相手を探すことができます。費用は入会登録料のみで、新規入会の際は登録料の全額補助制度があります。 日時・会場 ○6月6日(日) 11時〜16時  西目公民館シーガル団体活動室 ○6月19日(土)、7月4日(日) 11時〜16時  小友地区健康増進センター ミーティングルーム 予約 あきた結婚支援センター  TEL0800−800−0413 ■社会保険労務士による  無料電話相談  人事、労務、就業規則、雇用調整助成金などに関する相談に社会保険労務士が応じます。  オンラインでの相談も行っています。詳しくは秋田働き方改革推進支援センターのホームページをご覧ください。 時間 平日9時〜17時 申し込み・問い合わせ 秋田働き方改革推進支援センター  TEL0120−695−783  TEL018−865−5335 総合県税事務所より 自動車税種別割の納期限は6月30日(水)です 〜期限内に納めましょう〜 安全・確実な口座振替をご利用ください  県内の金融機関に口座があればどなたでも利用できます(ゆうちょ銀行不可。秋田銀行、北都銀行およびみずほ銀行は県外の支店も可)。令和4年3月31日までの申し込みで、令和4年度分の自動車税種別割から口座振替ができます。詳しくはお問い合わせください。 問い合わせ  秋田県総合県税事務所納税部収納管理課 TEL018−860−3331  秋田県総合県税事務所由利支所 TEL23−4105 20−21ページ その他 ■寝具類洗濯サービスを実施します  自力で寝具類の衛生管理をするのが困難な方の布団・毛布・枕などを丸洗いするサービスを実施します。該当する世帯の方は申請してください。 対象 寝たきり、認知症、体の不自由な方(重度)がいる65歳以上の方で構成される世帯で、市民税が非課税の世帯 実施月 7月、11月、2月の年3回 申し込み 6月14日(月)まで、長寿支援課 TEL24−6322、 各総合支所市民サービス課 ■松くい虫被害対策の薬剤散布を行います  本荘・岩城・西目地域の海岸林で発生している松くい虫被害の対策として、由利森林管理署・由利地域振興局・東日本旅客鉄道梶E市の主体で薬剤散布を実施します。近隣住民の方々にはご理解をお願いします。 散布時期 6月中旬〜6月下旬 実施地区 本荘(浜三川、石脇字田尻、水林、松ヶ崎字西離山)、岩城(勝手、内道川、二古)、西目(海士?、出戸) 問い合わせ 農山漁村振興課 TEL24−6357 ■古着の再利用回収(春季)を中止します  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、春季の古着再利用回収は中止します。  秋季の回収についてはあらためてお知らせします。ご理解とご協力をお願いします。 問い合わせ 生活環境課 TEL24−6253 ■市道本荘北部線  全面通行止めのお知らせ  市道本荘北部線の災害復旧工事に伴い下図の箇所を全面通行止めとしています。  ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。 期間 5月17日(月)〜7月30日(金)(終日) ※国道7号および国道105号への通り抜けはできません。 ※通行止め期間は変更になることがあります。 問い合わせ 建設部建設管理課 道路河川班 TEL24−6365 事業主の皆さまへ 来春の高卒者を対象とした求人受け付けが始まりました  6月1日から、来春の高卒者を対象とした求人受け付けを開始しました。  企業の将来を担う優秀な人材の確保と若年層の地元就職による活力ある地域づくりのため、早期の求人提出により学生・生徒への企業情報・採用情報を発信し、若い人材を確保してください。  また、県内ハローワークでは、学卒求人の作成などに係るサポートとしてハローワーク内に事業所相談コーナーを開設。高卒者の採用のお手伝いをしていますので、ぜひご相談ください。 相談・問い合わせ  ハローワーク本荘 TEL22−3421 有名なブランドのロゴを盗用した偽の通信販売サイトにご注意を!  通信販売サイトで調理器具、生活雑貨などを注文し代金を支払ったものの、商品が届かないなどの相談が寄せられています。 《被害に遭わないために》 金融機関の口座が個人名義の場合は振り込まない  個人名義の口座に前払いで代金を振り込んだ場合に被害が多発しています。確実に信用できる場合以外は振り込まないようにしましょう。 複数の通信販売サイトと販売価格を比較してみる  公式サイトや他の通信販売サイトに比べて格安の販売価格を表示し、消費者を誘い込むという手口は、偽サイトの典型的な手口です。 注文する前にサイトの運営者の情報をよく確認する  事業者名や電話番号が表示されていないなど、不審な点に気づき、被害を未然に防ぐことができる可能性があります。 ※事業者の氏名(名称)、住所、電話番号の表示は法律で義務付けられています。  振り込んでしまった場合は、振込先の金融機関へ、クレジットカード決済の場合は、クレジットカード会社へ早急に連絡しましょう。 図書館へ行こう! 申し込み・問い合わせ 中央図書館 TEL22−4900 おとなの社会科1時間目 インターネット犯罪から身を守る! サイバー護身術  新聞などで被害が報告されているインターネット利用にともなう詐欺犯罪。その現状や、個人ができる一般的な対策について学びます。参加無料。 日時 6月25日(金) 14時〜15時 会場 カダーレ3階 自然科学学習室2 講師 県警本部サイバー犯罪対策課職員 定員 16人(先着順) 申し込み 6月3日(木)から、中央図書館 ○6月の各館行事カレンダー 2日(水)〜13日(日) 開館時間(休館日除く)  岩城図書館  第41回手作り絵本展(巡回展) 子供から大人まで創作した「世界に一つだけの絵本」展示します。 3日(木) 10時半〜11時半 岩城図書館 おはなし会 絵本の読み聞かせ、ほか 出演:かもめサークル 6日(日) 10時半〜11時 由利図書館 おはなしでてこい 絵本の読み聞かせ、ほか 出演:つくしんぼ 12日(土) 10時半〜11時半 中央図書館 おはなし会 絵本の読み聞かせ、ほか 出演:ゆりかごの会 12日(土) 10時半〜11時半 由利図書館 民話紙芝居 由利の民話シリーズ紙芝居上演、ほか 出演:民話サークル 17日(木) 18時半〜19時10分 中央図書館 大人のための絵本タイム 大人向けの絵本の読み聞かせ、ほか 出演:お話グループにじ 19日(土) 10時半〜11時 中央図書館 えほんでこんにちは 絵本の読み聞かせ、ほか 出演:ゆりかげの会 26日(土) 10時半〜11時半 中央図書館 ヨミキカセ・ワールドワイド 外国語の絵本の読み聞かせ、ほか 出演:国境なき話し手 26日(土) 10時半〜11時半 由利図書館 民話紙芝居 由利の民話シリーズ紙芝居上演、ほか 出演:民話サークル 26日(土) 10時半〜11時 出羽伝承館 おはなしのへや 絵本の読み聞かせ、ほか 出演:すずめの巣 ○今月の移動文庫 【本荘】東光館(赤田)、由利組合総合病院 ※6月4日(金)入れ替え 【大内】上川大内出張所、下川大内出張所 ※6月4日(金)入れ替え 【鳥海】笹子出張所 ※入れ替え日未定 ※移動文庫は、月に1回入れ替えして常設しています。 ○休館日 中央図書館 8日(火)、22日(火)、30日(水) 岩谷図書館 7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月) 由利図書館 なし 出羽伝承館 7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月) ※図書館・図書室にご来館の際は必ずマスクを着用いただき、入り口で手指の消毒をお願いします。 6月 5施設の催事案内 7日(月) アクアパル 休館日 8日(火) カダーレ 休館日 9日(水) シーガル 休館日       地域支援講座(人と人のつながりを考える) 13時〜15時半 カダーレ 10日(木)由利耕心大学講座 10時〜 シーガル 12日(土)カダーレダンスフェスティバル2021 ワークショップ 13時〜/14時20分〜/16時20分〜 カダーレ 13日(日)カダーレダンスフェスティバル2021 ストリートダンスコンテスト 13時半開演(開場13時) 入場料あり カダーレ 14日(月)アクアパル、総合体育館 休館日 16日(水)児水会小品展(〜19日) 10時〜18時(16日のみ12時から、19日のみ17時まで) カダーレ 17日(木)加賀屋妙子水彩画教室展(〜19日) 10時〜17時(17日のみ12時から、19日のみ16時まで) カダーレ 20日(日)第6回新舞踊発表会 12時開演(開場11時) 入場料あり カダーレ       はっぴぃさぁくるフリーマーケット 9時半〜14時半 カダーレ 21日(月)アクアパル、ナイスアリーナ 休館日 22日(火)カダーレ 休館日 25日(金)おとなの社会科1時間目 14時〜15時 カダーレ 27日(日)第16回新美会絵画展(〜30日) 9時半〜17時半(27日のみ13時から、30日のみ15時まで) カダーレ 28日(月)アクアパル、総合体育館 休館日 7月の行事予定 7月3日〜4日 全日本吹奏楽コンクール秋田県中央地区大会 10時開演 入場料あり カダーレ 【7月の休館日】  カダーレ:13日(火)、27日(火) アクアパル:5日(月)、12日(月)、19日(月)、26日(月) 総合体育館:12日(月)、26日(月) ナイスアリーナ:19日(月) ※催し物の時間など詳しくは各施設にご確認ください。 22ページ ■消防訓練大会を中止します  県内の新型コロナウイルス感染状況から、市消防訓練大会、各分団の消防訓練大会を中止します。  感染状況を見ながら、大会に代わる訓練を実施する予定です。 問い合わせ 消防本部総務課 TEL22−4282 ■本荘由利中学校総合体育大会 観戦を制限します  新型コロナウイルス感染症予防・感染拡大防止の観点から、選手関係者以外は会場への入場ができません。市民の皆さまのご理解とご協力をお願いします。 日時 6月19日(土)、20日(日) 会場 本市、にかほ市内体育施設など 問い合わせ 本荘由利中学校 体育連盟 TEL22−0321  ■教科書展示会を行います  令和4年度に使用する教科書の見本を展示します。各教科書会社出版の教科書を実際にご覧いただけます。新しくなった中学校の教科書も展示します。 日時 6月11日(金)〜26日(土) 9時半〜17時(22日(火)、23日(水)を除く) 会場 本荘教科書センター(カダーレ内中央図書館) 問い合わせ 学校教育課 TEL32−1310 ■骨髄バンクドナー登録窓口  由利本荘保健所では、毎月第3火曜に登録窓口を開設しています。登録は完全予約制のため、ドナー登録を希望される方はまず電話でご相談ください。 ドナー登録できる方  年齢が18歳以上54歳以下の健康状態が良好な方で、体重が男性は45キロ以上、女性は40キロ以上の方 日時 第3火曜 10時半〜正午 問い合わせ 由利本荘保健所 TEL22−4122 ■大規模小売店舗立地法に基づく変更届出(設置者の代表者変更)の縦覧をしています 名称 フレスポ本荘 縦覧期間 8月26日(木)まで 縦覧場所 商工振興課 ※コピー料金は有料です。 問い合わせ 商工振興課 TEL24‐6372 ■6月1日〜10日は電波利用環 境保護周知啓発強化期間です  不法電波は人命に関わる重要無線通信を妨害して、私たちの生活を脅かします。ルールを守って正しく使いましょう。 電波の混信・妨害についての問い合わせ 総務省東北総合通信局相談窓口 TEL022−221−0641 ■ひなたに参加しませんか ◇日時…6月9日(水)、23日(水) 13時半〜15時半 ※遅刻・早退かまいせん ◇会場…鶴舞会館和室 ◇対象…ひきこもりなど、人間関係で足踏みしている方 問い合わせ…三浦さん TEL23−2192、市福祉支援課 TEL24−6315 ■男女共同参画推進活動「寄付つきパステルアート講座」〜子ども・若者に対する支援〜  コロナ禍の中で苦しむ生活困窮者や夢を諦めなければならない若者たちへの支援を目的とした、寄付つきのパステルアート講座です。どなたでも1時間ほどで簡単に描くことができます。申し込み不要。席が空いた順に受け付けます。 ◇日時…6月1日(火) 13時半〜18時、6日(日) 10時〜15時、15日(火) 13時半〜18時、29日(火) 13時半〜18時 ◇場所…カダーレ2階男女共同参画推進活動室(旧本荘教育学習課事務室) ◇参加費…1500円(うち500円を支援団体などへ寄付) 問い合わせ…あきたF・F推進員 三浦さん TEL090−7667−9260 フードバンク回収箱を設置します  パステルアート講座開催期間中、フードバンクに寄付するための回収箱を設置します。家庭に眠る食料品をぜひお持ち寄りください。 ◇食料品の条件…@要冷蔵などの生もの以外 A市販品で未開封 B賞味期限が1カ月以上残っている 問い合わせ…11ぱれっと 吉田さん TEL090−8780−2115 ■スローペース「ほっーとカフェ」  同じ思いの仲間とお茶を飲んだり、お話をして楽しいひとときを過ごしませんか。申し込み不要。 ◇日時…6月19日(土) 12時半〜16時 ◇会場…鶴舞会館第2学習室 ◇対象…こころの悩みを抱えている方 ◇参加費…100円(お茶代など)  問い合わせ…精神保健福祉ボランティア「ティーカップ」事務局   TEL090−4049−3181 ■体操教室 【女性限定】  ストレッチや筋力アップの方法を学び、寝たきり予防を。体操終了後はお茶やお菓子で歓談しましょう。参加無料。 ◇日時…6月15日(火) 14時〜16時 ◇会場…NPO法人由利本荘にかほ市民が健康を守る会事務所(石脇字石脇2) ◇講師…日本体育協会認定スポーツリーダー 小山田聖子さん ◇定員…10人 申し込み …谷合さん TEL090−6149−8756 ■NPO法人グレープネット・ゆり 「イライラしない子育て講座」  子どもの自己肯定感を高める、上手な褒め方のこつなどを紹介します。 ◇日時…6月20日(日) 13時半〜15時 ◇会場…カダーレ会議室1 ◇参加費…500円(資料、お茶菓子) ◇定員…12人 申し込み …佐々木さん   TEL080−4756−3949 ■まんましゃべるべ(まんまの会)  20年間続けてきたイベント中心の「いっしょにあそぼ」が「まんましゃべるべ」として6月から再出発します。  この会は、子育て中の親子や祖父母、これからお母さんとなる方、子育てを終えたお母さんやシニアなど、子育てに関心のある方々が世代を超えて交流し、より良い子育てを目指していこうとする会です。ぜひご参加ください。 ◇日時…6月9日(水) 9時半〜正午(毎月第2水曜日) ◇会場…カダーレ和室 ◇参加費…100円(年会費) 問い合わせ…まんまの会 (子育てサポートグループまんま)代表 東海林さん  TEL22−1705 ■市ともしび元気プログラム事業「数学・音楽療法専門教室cocorolabo(ココロラボ)  小学校算数から大学受験数学まで無料で学習指導をします。音楽療法士と一緒に、歌って気持ちを楽にすることもできます。参加無料。 ◇日時…6月1日(火)、15日(火)、7月6日(火)、20日(火) 10時〜14時(毎月第1・3火曜) ◇会場…カダーレ和室3 ◇対象…小学生〜高校生 ◇定員…各日5人 問い合わせ…村上さん TEL090−7767−8805 またはLINEアカウント【@076xlxel】を友達登録 23ページ EVENT Information イベント、行事の案内 6月9日(水) 桑ノ木台湿原と竜ヶ原湿原トレッキング〜矢島湿原巡り〜  レンゲツツジやワタスゲの見頃を迎えた桑ノ木台湿原と、新緑の竜ヶ原湿原をバスでまわります。 日時 6月9日(水) 9時〜13時 集合 日新館 定員 20人 申し込み 6月7日(月)まで、矢島公民館 TEL56−2203 6月15日(火) こどもプラザあおぞら あそびの玉手箱@  子どもの発育や発達を促す楽しいおもちゃで遊んでみませんか。参加無料。申し込み不要。 日時 6月15日(火) 10時〜正午 集合 こどもプラザあおぞら 対象 未就園児とその保護者 問い合わせ こどもプラザあおぞら TEL22−3489 6月20日(日) まいーれ6月定期公演【完全予約制】 日時 6月20日(日) 10時半開演 会場 民俗芸能伝承館「まいーれ」 出演 潟保八幡神社神楽(西目地域)、貝沢神楽獅子(鳥海地域)、本海獅子舞番楽二階講中(鳥海地域) 入場料 500円(20人以上の団体の場合400円、高校生以下無料) 定員 75人(本市・にかほ市在住の 方に限る) 申し込み 6月15日(火)まで、民俗芸能伝承館「まいーれ」 TEL44−8556 7月3日(土)・4日(日) 秋田鳥海眺望のみち ツーデーマーチ  本市・にかほ市の豊かな自然を満喫しましょう。幼児から高齢者まであらゆる年代に対応した6キロ〜40キロのコースを2日間で7コースを用意しています。健康づくりはもちろん、古里を再発見してみませんか。 開催日 7月3日?・4日? 集合場所 本荘公園正面広場および象 潟道の駅「ねむの丘」芝生広場(にかほ市) ※4日は本荘公園のみ 参加料 本市・にかほ市民一般800円、高校生500円、中学生以下無料(1日参加でも両日参加でも同額) 申込期限 6月25日(金)(申し込み用パンフレットは市役所、各総合支所に備え付け) ※当日参加も受け付けますが参加記念品が無くなる場合があります。 問い合わせ 実施本部事務局 工藤さん  TEL090−3124−2589、またはスポーツ課 TEL32−1334 9月21日(火) わらび座ミュージカル 松浦武四郎  「北海道」の名付け親で探検家の松浦が、幕末から明治にかけて活躍するアイヌ文化あふれるミュージカル。本市出身の佐々木亜美さんも出演します。 日時 9月21日(火) 18時半〜(開場17時45分) 会場 カダーレ大ホール 入場料 前売り 一般4千円 中学生 以下2千円 ※全席指定、当日500円増し、未就学児入場不可、チケット販売 6月12日(土) 10時〜 チケット取り扱い カダーレ総合案内、 わらび座 問い合わせ カダーレ事務局 TEL22−2500、わらび座 TEL0187−44−3332 おもちゃアテンダント養成講座を開催します  鳥海山木のおもちゃ美術館では、館内でおもちゃ遊びをサポートするボランティアスタッフ「おもちゃアテンダント」を募集しています。  趣ある木造校舎で、あなたの力を発揮してみませんか。 アテンダント活動条件 ○18歳以上の方 ○同館での活動を通して本市の魅力 や情報の発信に貢献したい方 ○月1〜2回程度、おもちゃ美術館 での活動に継続的に参加できる方 アテンダント養成講座 日時 7月10日(土) 10時〜17時 (9時半より受け付け開始) 場所 鳥海山木のおもちゃ美術館 定員 10人程度 受講料 3千円(エプロン代含む) 申し込み 申し込み用紙に必要事項を記入の上提出 ※用紙は同館に備え付け、またはおもちゃ美術館ホームページからダウンロード可 申し込み・問い合わせ 鳥海山木のおもちゃ美術館 TEL74−9070 24ページ 心身ともに、すこやかに健康だより ◇問い合わせ先  健康管理課 (本荘保健センター内 TEL22ー1834)  または各総合支所市民サービス課 催し・お知らせ 催しに参加される方は、ご家庭で当日の体温測定、会場でのマスク着用にご協力くだ さい。発熱や風邪症状のある方、体調不良の方は参加をご遠慮ください。 ■ こころの相談日  臨床心理士とお話できます。家族のことや仕事のこと、子育てや学校生活のことなど、気軽にご相談ください。 開催日 6月18日(金) 相談時間 10時15分〜11時、11時15分〜正午、13時半〜14時15分  ※1人45分予約制、1日3人まで 会場 本荘保健センター 申し込み 6月16日(水)まで、健康管理課 ■産後のママと赤ちゃん向け教室  赤ちゃんの発達を促す触れ合い方や遊び方などを助産師と学びます。 日時 6月25日(金) @10時〜11時半 A13時半〜15時 会場 本荘保健センター 対象 @1カ月健診以降生後4カ月頃まで A4カ月健診以降生後6カ月頃まで 定員 各5組 講師 助産師 菊地世智子さん 持ち物 母子健康手帳、バスタオル 2枚 申し込み 6月23日(水)まで、子育て世代包括支援センター「ふぁみりあ(健康管理課内)」  ■湯ったりほのぼの教室  いつまでも元気で長生きする秘訣を学びませんか。参加無料。要申し込み。 日時 6月11日(金) 9時半〜11時 会場 鶴舞温泉 中広間 内容 健康相談・血圧測定(9時半〜10時)、自宅で継続できる軽体操(10時〜11時) 定員 20人 申し込み 6月10日(木)まで、健康管理課 ■6月1日〜7月31日は不正大麻・けし撲滅運動の実施期間です  大麻は記憶への影響、学習能力の悪化、知覚の変化、人格変容などを引き起こすほか、使用をやめても依存性が残るなどとされています。  大麻の不正栽培は、大麻取締法で禁止されています。栽培目的で大麻の種子を所持・提供することは、大麻取締法の処罰対象になります。 ※不正栽培および自生している大麻・けしを発見したときは、速やかに由利本荘保健所へ連絡してください。 問 由利本荘保健所 TEL22−4122 ■ 結核予防婦人会本荘支部の会員を募集します  結核予防婦人会は、感染症予防や生活習慣病予防について正しい知識を学び、各地へ広める活動をしています。なかでも結核予防についての啓発活動、健診奨励、複十字シール運動などを積極的に取り組んでいます。感染症予防や健康について興味がある方は、ぜひご連絡ください。 問 健康管理課 6月 乳幼児健診 ○母子健康手帳・アンケート票・バスタオルを忘れずにお持ちください ○7カ月児健診は個別健診となります ○当日受診できない場合や不明な点がある場合は、当該地域の保健センターまたは市民サービス課へご相談ください 事業名      実施日    受付時間                                               実施場所          対象者         備考 4カ月児健診   28日(月) ○1日〜15日生まれ ⇒12:30〜12:50 ○16日〜31日生まれ ⇒13:00〜13:20  本荘保健センター      令和3年2月生まれ 10カ月児健診  24日(木) ○1日〜15日生まれ ⇒12:30〜12:50 ○16日〜31日生まれ ⇒13:00〜13:20  本荘保健センター      令和2年8月生まれ 1歳6カ月児健診 22日(火) ○1日〜15日生まれ ⇒12:30〜12:50 ○16日〜31日生まれ ⇒13:00〜13:20  本荘保健センター      令和元年11月生まれ 3歳健診     14日(月) ○1日〜15日生まれ ⇒12:30〜12:50 ○16日〜31日生まれ ⇒13:00〜13:20  本荘保健センター      平成29年12月生まれ ご家庭で聴力・視力検査を行ってきてください                                                    2歳児歯科健診   7日(月) ○1日〜15日生まれ ⇒13:00〜13:15 ○16日〜31日生まれ ⇒13:25〜13:40  本荘保健センター      平成31年3月生まれ                  5歳児健康相談  15日(火) 12:45〜13:00                                       本荘保健センター、鶴舞会館 平成28年5月生まれ  母子健康手帳、筆記用具、水筒(水かお茶)を持参してください                               令和3年度からは集団健診方式で実施します。感染症予防のため下記事項にご協力をお願いします。 〇会場内では付き添いの保護者は1人でお願いします 〇マスクを常時着用してください 〇密を避けるため乳幼児健診では生まれ日で受付時間を変更しています(上記参照) 25ページ ゆりほんテレビ 今月のお知らせ ゆりほんテレビでは番組名を「ゆりほんタイム」に変えて平日18:30〜(初回)放送中です。 地域に密着した情報をお届けします! ◆6月に放送する企画番組をご紹介します・・・・・・・ 番組の放送日時、内容、タイトルなどは変更する場合があります 6月1日(火)〜7日(月)の番組 日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード受賞作品 ・最優秀新人賞 高校生が幸せのおてつだい やっちゃえブライダル! (制作:長野県 株式会社エコーシティー・駒ヶ岳) ○放送時間 9:00〜、20:00〜 奨励賞 よくばりな人生〜報道写真家・笹本恒子〜 (制作:長野県 株式会社Goolight) ○放送時間 11:00〜、 21:30〜 6月8日(火)〜14日(月)の番組 木らとあそぼう 5月総集編 鳥海山木のおもちゃ美術館で自由に遊ぶことができるおすすめのおもちゃを、佐藤副館長が紹介します。 ○放送時間 9:00〜、 20:00〜 開校!し〜なスクール (制作:秋田ケーブルテレビ) 6月8日(火)〜14日(月)の番組 1時間目 音楽 ラッパー羅漢先生 【午前の部】 11:00〜 【午後の部】 21:30〜 6月22日(火)〜28日(月)の番組 2時間目 家庭科    食育インストラクター 桜庭みさお先生 【午前の部】 11:00〜 【午後の部】 21:30〜 6月15日(火)〜21日(月)の番組 五月特別公演「獅子舞と猿倉人形芝居」 5月3日に由利本荘市民俗芸能伝承館まいーれで開催された特別公演。 本海獅子舞番楽天池講中と猿倉人形芝居木内勇吉一座が出演した公演の 模様を2回に分けてお送りします。 放送時間【その一】9:00〜、 20:00〜 【その二】11:00〜、 21:30 6月22日(火)〜28日(月)の番組 本荘高校吹奏楽部 定期演奏会 部員たちが奏でる美しいハーモニーをお楽しみください。 ○放送時間 9:00〜、 20:00〜 6月29日(火)〜7月5日(月)の番組 私立釣竿学園 爆釣クラブ シーズン2 第3話「キ ス」 (制作:秋田ケーブルテレビ) ○放送時間 9:00〜、 20:00〜 speak easy〈6月〉 (制作:カダーレ自主事業実行委員会) ○放送時間 11:00〜、 21:30〜 風のない日はTBS系列・テレビユー山形の放送が一時的に途切れる場合があります。  フェージング現象は、風のない穏やかな日にTUYなどの電波が受信できなくなり、一時的に放送が途切れる現象です。これは気象条件によるもので、技術的に解消できるものではありません。皆さまのご理解をお願いします。 問い合わせ先 CATVセンター、市役所広報課・各総合支所市民サービス課 由利本荘市CATVセンター ○月曜〜金曜(祝日は除く) 8:30〜17:15 TEL:65−3722(IP 865−3722)FAX:65−3723 メール:catv@city.yurihonjou.lg.jp 郵送:〒018−0711 由利本荘市岩谷町字日渡51番地1 26ページ お誕生おめでとう <4月28日〜5月15日受け付け分> 「お誕生」「おくやみ」欄に掲載を希望される方は、市民窓口センター(または総合支所市民サービス課、出張所)にお申し出ください。 小松 隼士ちゃん(祐太さん)石脇 工藤 羽華ちゃん( 丈 さん)川口 佐藤 光穹ちゃん(和幸さん)二番堰 播磨 誠大ちゃん(由季さん)薬師堂 安藤  凛ちゃん( 謙 さん)東梵天 遠藤 乃彩ちゃん(恭平さん)石脇 横田 爽真ちゃん( 崇 さん)石脇 三浦  梢ちゃん(圭悟さん)薬師堂 小濱 創真ちゃん(誠吾さん)石脇 三田 維典ちゃん(基樹さん)石脇 橋 咲空ちゃん(裕太さん)三条 鈴木 碧斗ちゃん( 駿 さん)万願寺 佐藤  旭ちゃん(哲裕さん)新上条 佐藤 充桔ちゃん(敦嗣さん)新上条 伊藤 充希ちゃん(優介さん)岩谷町 小林 侑生ちゃん(啓吾さん)岩谷町 伊藤 光志ちゃん(大地さん)西目町沼田 佐藤 汰星ちゃん(一起さん)西目町沼田 村上 瑞桔ちゃん(智之さん)鳥海町猿倉 阿部 未來ちゃん(奈緒子さん)鳥海町上笹子 どうぞやすらかに <4月28日〜5月15日受け付け分> 佐々木 隆さん(旧大内町功労者・岩野目沢)  4月29日永眠されました。昭和56年から12年間にわたり旧由利郡の由利家畜人工授精師協会の会長を務め、また広域にわたって精力的かつ献身的に活動するなど、由利本荘市・にかほ市の和牛の改良に尽力し、畜産振興に貢献されました。平成12年大内町産業功労。87歳。 遠藤 治郎助さん(旧東由利町功労者・東由利法内)  5月1日永眠されました。昭和51年から12年間にわたり旧東由利町議会議員を務め、この間、総務財政常任委員長、産業建設常任委員長を歴任するなど、町政の発展と地方自治の向上に尽力されました。昭和63年東由利町自治功労。平成22年旭日単光章。98歳。 齊藤 清志さん(浜三川・87歳) 佐藤政太郎さん(浜ノ町・84歳) 齋藤 昭子さん(石脇・91歳) 柴田 明子さん(東梵天・89歳) 眞坂 千尋さん(石脇・74歳) 鎌田 稚子さん(和泉町・92歳) 須田 悦子さん(玉ノ池・88歳) 遠藤 満博さん(赤田・66歳) 小川 榮子さん(石脇・82歳) 戸村  浩さん(中梵天・80歳) 岩井 ユキさん(石脇・95歳) 大場  満さん(万願寺・66歳) 眞坂 孝悦さん(大浦・68歳) 佐藤いう子さん(西梵天・72歳) 赤間ケイ子さん(肴町・80歳) 佐藤 昭一さん(矢島町川辺・91歳) 豊島 よねさん(矢島町七日町・100歳) 村上 サチさん(矢島町七日町・88歳) 小林  繁さん(岩城亀田亀田町・91歳) 今野 ユリさん(岩城内道川・91歳) 加賀屋タケヨさん(岩城下蛇田・98歳) 佐林 公夫さん(前郷・73歳) 高橋 ツナさん(町村・83歳) 佐々木宗俊さん(川西・73歳) 木原 タヱさん(高尾・91歳) 齊藤  昭さん(中帳・77歳) 東海林 広さん(岩野目沢・64歳) 菊地 久美さん(岩谷麓・73歳) 加藤 典子さん(中館・64歳) 阿部 春三さん(東由利老方・91歳) 佐々木節子さん(東由利宿・87歳) 小笠原 均さん(東由利蔵・65歳) 大日向ハルヨさん(東由利法内・94歳) 遠藤 冨造さん(東由利法内・97歳) 横山 トシさん(東由利田代・92歳) 小松 キワさん(東由利老方・88歳) 阿部ハナ子さん(西目町沼田・89歳) 蜍エ 勝三さん(西目町海士剥・84歳) 嵯峨 ナカさん(西目町西目・92歳) 佐藤 ミヨさん(鳥海町伏見・92歳) 佐藤 テルさん(鳥海町上川内・92歳) 豊島貞一郎さん(鳥海町上川内・99歳) 黒木 玲子さん(鳥海町小川・88歳) 佐藤トミ子さん(鳥海町上川内・96歳) 橋 文七さん(鳥海町伏見・92歳) 佐藤 芳三さん(鳥海町上川内・97歳) 佐藤カヤ子さん(鳥海町下川内・91歳) 梶原チヨノさん(鳥海町下笹子・95歳) 27ページ 令和3年経済センサス−活動調査 調査票への記入はお済みですか?  全国すべての事業所および企業を対象に「令和3年経済センサス-活動調査」が実施されています。調査票は5月中旬から調査員がお伺いして配布しており、一部の事業所については国から直接郵送で配布されます。  回答方法はインターネットまたは郵送としています。回答期限は6月8日(火)ですので、忘れずにご回答ください。ご都合に合わせていつでも回答でき、安心セキュリティのインターネットでの回答を推奨しています。郵送で回答する場合は記入漏れがないかご確認の上、提出をお願いします。調査票の内容について、確認のため連絡をすることがありますのでご了承ください。  お忙しいところ恐れ入りますが、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。 問 総合政策課統計班 TEL24−6227 満100歳おめでとうございます 市から賀詞と祝い金が贈呈されました 工藤  静さん(大正10年5月8日生まれ・荒町) 〜これからもお元気でお過ごしください〜 声 おたより ◆ぐらんぱぐらんまさんの記事を見て、以前息子がお店を訪ねてアップルパイを買ってきてくれたことを思い出しました。息子は昨年3月に東京へ転勤。息子には隔週で秋田の特産品などを送っていますが、今度は夫と二人で息子へ送るアップルパイを買いに行き、それも一緒に送って驚かせようと思います。 (齊藤さん・60代・本荘地域) おたより お待ちしています  「声 おたより」は市民の皆さんのコーナーです。ふだん感じていることや広報紙への感想、イラストなどたくさんの声をお寄せください。ハガキ・ファクシミリ・電子メールで受け付けています。 宛先 広報課 「住所・氏名・年齢・連絡先・おたより」を明記してください。 広報クイズ 読者プレゼント 5月の当選者発表 「ぐらんぱぐらんま」から「アップルパイホール(小)サービス券」を5人にプレゼント! クイズの答え Q1→3 Q2→1 伊藤 陽子さん  (由利地域) 肥後 文子さん  (本荘地域) 佐々木與太郎さん (西目地域) 長谷川洋子さん  (由利地域) 神田 美春さん  (大内地域) たくさんの応募、ありがとうございました。 ちょっとひといき・・・ 咲 き広がる花のように、全国で食されてほしいとの願いが込められた新品種のサキホコレ。その名のとおり、強い存在感を示してくれることを期待しています!(慶) き 間限定と聞くとつい手が伸びてしまいます。特にお菓子が好きで、抹茶味やレモン、桃、マンゴーなどの品揃えを見て、時期が過ぎたイチゴ味を名残惜しむ初夏です。 ☆ 誇 らしげにブーケを持って寄り添う2人のウエディング姿がスポーツ紙の1面に。ドラマがそのまま現実になったような「逃げ恥婚」に、ドラマファンは歓喜しました(一男) れ ん習が始まり、遅ればせながら5月に初めてボールを握るも、体力の衰えを痛感しました。野球も仕事も働き盛りの50代、けがに注意して楽しくプレーしたいです。(RV) 28ページ ●『笑売繁盛!!』 このコーナーでは、市商工会に加盟している市内各地域の「人気のお店」、「頑張る会社」を紹介しています。 今回は、本荘地域の「自家焙煎珈琲豆 彩豆」です。 《第104回》 癒やしを届けるコーヒー豆屋さん  本荘地域 「自家焙煎珈琲豆 彩豆(さいとう)」 出戸町赤沼下道72-17 TEL 23−9533 ○営業時間/10時〜17時半 ○営業日/火・水・金・土   齊藤良子さん(59歳)にお話を伺いました。 ■あらまし  専業主婦として子育てに追われる日々を過ごしていた30代の頃、一息つく時に飲む一杯のコーヒーで癒やされる中で、出会ったのはお土産でもらった自家焙煎のコーヒー豆。その香りや味に魅了されて、自ら自家焙煎豆を取り扱うことを考え始め、子育てが落ち着いた約20年前に自家焙煎豆の専門店をオープンさせた。  店舗は自宅のガレージを改装した木のぬくもりにあふれる雰囲気で、店の奥には生豆を煎る焙煎釜がどっしりと構えている。手前のショーケースには約10種類の自家焙煎豆が並び、豆の販売と配達を行う。新型コロナウイルスの影響もあって試飲は行っていない。 ■こだわり  コーヒーは生豆の品質で味の大半は決まるので、良質なものを信頼を置く商社から仕入れる。焙煎は豆の状態に合わせて行い、時間や温度を調節してうま味を引き出す。適確に焙煎された豆には、苦味・酸味・甘み・香り・コクなどのおいしさを構成する成分がバランス良く含まれる。4年前にはパン工房を増設し、地元の米と生糀から起こす自家製天然酵母のパンも週に一度、土曜日限定で焼いて販売している。 ■やりがい  生豆の発注に焙煎、酵母の発酵など臨機応変かつ慎重に取り扱うものが多くなかなか気が休まらないが、簡単じゃないところに面白味がある。コーヒー好きのお客さんに支えられて20年以上続けてこられたし、自分も成長させてもらった。   ■これから  コーヒー教室や洋菓子づくりの講座などに講師として招かれることも多い。これまでに得た経験やスキルを生かして、地域の生涯学習などにも積極的に貢献していきたい。 ◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇  山登りも楽しむ齊藤さんは「鳥海山やジオパークの良さを全国の人にも知ってもらいたいから」と、パッケージに鳥海山・飛島ジオパークの景色の写真がプリントされたオリジナルドリップバッグを販売し、その魅力をPRしています。  バイパスから少し入った場所にある自家焙煎珈琲豆の専門店。小路を進んでたどり着いた店内には、齊藤さんの思い入れがたくさん詰まった焙煎豆が並んでいます。コーヒー好きな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかが。 【写真】 ・「365日飲み続けられるコーヒー豆を届けたい」と話す齊藤さん ・焙煎する前の生豆 ・焙煎された豆からは芳醇な香りがあふれ、豆の種類や焙煎度合いによって形や色が異なる ・生豆を3キロ単位で丁寧に焙煎。操作は自身の経験を頼りに全て手動で行う ・商標登録されている酒種酵母「秋田っ糀(あきたっこ)」を使った自家製パン ・店舗脇に増設したパン工房には本格的なオーブンも備える ・豆をひいてからの販売も行っており愛飲家にも好評 ・鳥海山やおばこ号、桑ノ木台湿原などの写真があしらわれたオリジナルドリップバッグ ●笑売繁盛 プレゼントつき!広報クイズ  自家焙煎珈琲豆 彩豆から「オリジナルドリップバッグ(5袋セット)サービス券」を5人にプレゼント! ■応募資格/市内にお住まいの方(応募は1人1通)。クイズの答え(2問)と広報紙に対するご意見やご感想など「おたより」を添えてお申し込みください。 ◇読者プレゼント 6/21(月)まで  ハガキ、ファクシミリ、電子メールでご応募ください。 ハガキ宛先/  〒015−8501 尾崎17  広報課「読者プレゼント」係 記載内容/  住所・氏名・年齢・電話番号・クイズの答え・おたより Q1.令和2年度に本市へ移住された方は? 1. 32組・ 72人 2. 31組・ 57人 3.152組・302人 Q2.新たな避難情報等のうち警戒レベル4の情報は? 1. 避難指示 2. 避難勧告 3. 高齢者等避難 ※個人情報は記載内容の確認、プレゼントの発送のために使用し、この目的以外には使用しません。 No.389 6月1日発行 ●編集・発行/由利本荘市広報課 電話 (0184)24−6237 FAX(0184)24−6090 〒015−8501 秋田県由利本荘市尾崎17番地 Eメール:kouho@city.yurihonjo.lg.jp 広報課へおたよりなど、メール送信はこちらのQRコードからどうぞ→〈QRコードあり〉 この広報紙は30,000部印刷し、印刷費は1部あたり約55.3円です。 印刷/(有)高野写真印刷 森林環境の保全などに配慮した紙を使用しています。