広報ゆりほんじょう No.39 [平成18年(2006)11/1号] 編集・発行/編集・発行/由利本荘市広報広聴課 http://www.city.yurihonjo.akita.jp 【主な内容】 決まりました市の花・木・鳥・・・・・・・・・・・2 「由利本荘市歌」が完成・・・・・・・・・・・・・・・3 合併特別功労者15人を顕彰・・・・・・・・・・・・・4 「秋田由利牛の産地づくり」を考える・・・6〜16 手間暇かけた伝統の製法【松皮もちが静かなブーム】 2ページ 決まりました!市の花・木・鳥 「さくら」「けやき」「キジ」  「市の花、木、鳥」につきましては、七月十八日から八月十八日までの募集と、九月十九日から十月六日までの投票に、延べ千六百七十四人の皆さんから応募・投票をいただきましてありがとうございました。  「市の花、木、鳥企画委員会」の選考を経て、応募数上位を基本に、各三点に絞り込み、これに対する投票結果を尊重しながら、市のシンボルとしてふさわしいものを選定。それぞれ「さくら」「ケヤキ」「キジ」に決定しました。  ▽市の花・大賞/齋藤隆明さん(西目)、準大賞/柴田有未さん(鳥海)、佐々木みどりさん(本荘)▽市の木・大賞/佐々木敏さん(本荘)、準大賞/石川香苗さん(本荘)、大友夏那さん(岩城)▽市の鳥・大賞/佐藤真喜子さん(本荘)、準大賞/保科兼治さん(本荘)、黒木タカ子さん(本荘)   ※このほかに入賞された皆さん十五人の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。 花  山に山桜、東由利に黄桜、本荘公園をはじめ、各学校地内や通学路などで身近に感じることができ、芋川は桜づつみとして近く桜のトンネルが新しい名所となる。長い冬の寒さに耐え、待ちに待った暖かく明るい春を象徴しており、こぼれるほどに咲き誇る花と清らかな香りは人々を和ませる。 木  代表的な広葉樹であり山地に自生するが、昔から人気の防風林として植えられ、神社、仏閣、学校のシンボルなどでなじみが深い。材は堅く、木目も美しく磨けばきれいな光沢が生じ、湿気にもよく耐える。枝は大きく四方に広がり、根が大地にしっかりと張り付く姿は逞しく力強く、無限の発展を感じさせるとともに、本市発展の姿をイメージさせる。 鳥  日本の固有種で、国鳥に選定されている。農耕地、河川敷、草原などに広く生息しており、美しい容姿と夫婦親子の強い愛情が、平和の原点を感じさせる。 3ページ 谷川先生親子作詞作曲による「由利本荘市歌」が完成  11月7日(火)「市歌発表会」を開催  今年三月に設置された「由利本荘市歌企画委員会」での協議を経て、作詞・谷川俊太郎氏、作曲・谷川賢作氏親子に制作を依頼しておりました由利本荘市歌が、このほど完成しました。  市歌の発表は十一月七日(火)午後二時から、本荘文化会館で由利本荘市功労者顕彰式とともに行われます。多数の市民の皆さんのご参加をお待ちしています。   また、希望者に対して年度内に頒布できるようCD制作を行う予定です。 由利本荘市歌  時に添い歴史つらぬき  里をうるおし人をむすんで  子吉川 海へと向かう水の道  その海はせめぎあう世界へひらく  先人の知恵に学んで今日を生きる  ふるさとの四季おりおりに  花はほほえみ風は薫って  鳥海の 山きよらかに裾をひき  頂はめくるめく宇宙につづく  子どもらとともに夢見て明日を創る 谷川俊太郎氏(詩人)  1931年 東京生まれ  詩集 二十億光年の孤独、日々の地図(読売文学賞受賞)、みみをすます、モーツァルトを聴く人ほか  訳詩集 マザーグースのうた(日本翻訳文化賞受賞)、「月火水木金土日の歌」でレコード大賞作詞賞受賞 谷川賢作氏(ピアニスト/作・編曲者)  1960年 東京生まれ  1986年 市川崑監督の全作品の音楽担当  1988/95/97年 日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞  1995年 アジア大平洋映画祭優秀音楽賞受賞  2000年 「その時歴史が動いた」番組テーマ曲制作 4〜5ページ 長年の功績たたえ、15人を顕彰  市では、各分野で市の発展に尽くされた方々を功労者として顕彰することとなり、選考委員会の答申を受け、今年は15人の方々を合併特別功労者に決定しました。  晴れの顕彰式は11月7日(火)午後2時から、本荘文化会館で市歌および市の花・木・鳥の発表会とともに行われます。  多数の市民の皆さんのご参加をお願いします。 三浦孝郎氏(73歳・西目地域)  昭和56年から旧西目町農業協同組合長理事。以降、西目町農業委員会会長などの要職を歴任され、平成6年から西目町長として合併に至るまで地域の発展に尽力。一市七町合併に際しては、合併と同時に由利本荘市長職務執行者に選任され、由利本荘市発足時の市政安定と基盤の確立に精励されました。 佐藤清圓氏(73歳・矢島地域)  昭和54年から平成8年まで旧矢島町議会議員。この間、平成3年から平成7年まで町議会副議長。平成8年から合併に至るまで矢島町長として地方自治の発展に尽力されるとともに、一市七町合併協議会では副会長として円滑な協議会運営に尽力されました。 加藤鉱一氏(58歳・岩城地域)  昭和62年から平成11年まで旧岩城町議会議員、平成4年からは産業建設常任委員長。平成11年から合併時まで岩城町長に就任され、一市七町合併協議会では、副会長として会長の補佐役を務めながら、円滑な協議会運営に尽力されました。現在は市議会議員を務められております。 阿部 満氏(63歳・由利地域)  昭和37年から平成4年まで旧由利町総務課長などを歴任され、同年から平成11年までは収入役、その年から合併時まで由利町長として地方自治発展に尽力。一市七町合併協議会では副会長として由利本荘市誕生に大きく貢献され、現在は由利地域自治区長を務められております。 佐々木秀綱氏(70歳・大内地域)  昭和33年から昭和58年まで旧大内(村)町産業課長などを歴任。昭和62年から17年以上にわたり大内町長として尽力され、平成11年から由利郡町村会長、平成15年から秋田県町村会副会長。一市七町合併協議会では会長職務代理者(副会長)として、由利本荘市誕生に貢献され、現在は市企業管理者を務められております。 阿部幸悦氏(65歳・東由利地域)  昭和47年から昭和50年まで旧東由利(村)町議会議員。その間、農業委員などの要職を歴任し、平成3年から東由利町長として合併に至るまで地域の発展に尽力。一市七町合併協議会では、副会長として管内全域の均衡ある事業推進を提唱するとともに、円滑な協議会運営に尽力されました。 佐藤源一氏(59歳・鳥海地域)  昭和55年から平成14年まで旧鳥海(村)町議会議員、平成8年には副議長、平成12年には議長に就任。平成14年から合併に至るまで鳥海町長として地方自治の発展に寄与され、一市七町合併協議会では副会長として由利本荘市誕生に尽力。現在は鳥海地域自治区長を務められております。 斉藤好三氏(59歳・本荘地域)  昭和58年から旧本荘市議会議員。以降、産業経済委員会委員長、議会運営委員会委員長などを歴任され、平成11年から合併に至るまで本荘市議会議長。合併の在任特例による由利本荘市議会議員として通算22年にわたり地方自治の発展に尽力。現在は由利本荘市監査委員を務められております。 大場重夫氏(72歳・矢島地域)  昭和54年から合併に至るまで旧矢島町議会議員。その間、議会運営委員会委員長、副議長などの要職を歴任され、平成15年には矢島町議会議長に就任。合併の在任特例により由利本荘市議会議員ととして通算26年にわたり議員として在職され、地方自治の発展に尽力されました。 阿部一雄氏(68歳・岩城地域)  昭和47年から旧岩城町議会議員。議会運営委員会委員長、総務財政委員会委員長などを歴任され、昭和63年から合併に至るまで岩城町議会議長、平成7年には由利郡町村議会議長会長。合併の在任特例により由利本荘市議会議員となり、総務常任委員長を務められるなど、通算33年にわたり地方自治の発展に尽力されました。 村上 亨氏(53歳・由利地域)  昭和62年から合併に至るまで旧由利町議会議員。産業建設常任委員会委員長などを歴任され、平成11年から合併に至るまで由利町議会議長。合併の在任特例により由利本荘市議会議員となり、初代副議長に就任され、現在は市議会運営委員会委員長を務められ、地方自治と地域の発展に尽力されております。 成田正雄氏(71歳・大内地域)  平成元年から合併に至るまで旧大内町議会議員。その間、産業建設委員会委員長、副議長などの要職を歴任され、平成13年から合併に至るまで大内町議会議長。合併の在任特例により由利本荘市議会議員となり、建設常任委員会委員長を務められ、通算16年にわたり地方自治の発展に尽力されました。 遠藤忠平氏(59歳・東由利地域)  昭和59年から旧東由利町議会議員。その間、拠点施設整備推進特別委員会委員長、総務委員会委員長などを歴任され、平成12年から合併に至るまでは東由利町議会議長。合併の在任特例により由利本荘市議会議員となり、通算17年にわたり議員として在職され、地方自治の発展に尽力されました。 齋藤栄一氏(66歳・西目地域)  昭和58年から旧西目町議会議員。平成7年から合併に至るまで西目町議会議長。この間、平成12年には由利郡町村議会議長会長、平成16年には秋田県町村議会議長会長を歴任。合併の在任特例により由利本荘市議会議員となり、由利本荘市初代議長に就任されるなど、通算23年にわたり地方自治の発展に尽力されました。 藤原友一氏(63歳・鳥海地域)  昭和63年から合併に至るまで旧鳥海町議会議員。その間、総務常任委員会委員長、副議長などを歴任され、平成16年から合併に至るまで鳥海町議会議長。合併の在任特例により由利本荘市議会議員となり、通算17年にわたり議員として在職され、地方自治の発展に尽力されました。 6〜16ページ 地域で育て、全国に誇るブランドに  秋田由利牛  全国に二百以上あるとも言われる銘柄牛との産地間競争や米国産牛肉の輸入再開に代表される、安価な輸入牛肉との競合など、地元産和牛は依然厳しい状況下に置かれています。  しかし、畜産はコメ、野菜に次ぐ市の基幹作目として、鳥海山麓と出羽丘陵に広がる豊かな土地と水資源をもとに、地域に密着しながら営まれ、発展してきた主要な産業です。  特に黒毛和種の肉用牛は、畜産農家の丹精込めた飼育と肉質改良などの努力により、有名百貨店から高い評価を受けるなどの実績があります。そして今、「秋田由利牛」の地域ブランド化、産地化に向けた本格的な取り組みが進んでいます。  地域活性化の一翼を担う「秋田由利牛の産地づくり」を考えてみましょう。 1.ブランド確立へ地域の力を結集  秋田県が掲げる農業生産構造の改革。畜産部門では肉用牛の増頭が柱です。  優れた資質を持つ子牛の繁殖に実績のあるこの地域が、悲願である「ブランド化」を確立するためには――。  本市とにかほ市からなる本荘由利地域は、年間約二千二百頭の黒毛和種の子牛を出荷。畜産の農業産出額は約二十三億円で、農業全体の一割強を占めています。このうち、肉用牛にかかる本市の産出額は十二億円。ちなみにコメは百億円強、野菜は十七億円ほどとなっています。  市内ではおよそ四千九百頭の肉用牛が飼育されていて、このうち、二千五百四十頭が子取りを目的とした繁殖牛です。  しかし、ここで生まれた子牛でも、別の土地で一定の期間育てられれば、その土地の銘柄牛として売り出されるという事情などもあり、本荘由利では産地を冠した銘柄や産地づくりを前面に打ち出すには難しい状況でした。  優れた子牛が生まれながらも、産地化への道のりは険しい――。この課題を克服するためには、生まれた子牛を地元の中で育てる以外にありません。  折しも県では農業生産構造の改革を掲げ、肉用牛の生産性向上を図るための事業を開始。県由利地域振興局でも「秋田由利牛重点プロジェクトチーム」が始動し、平成二十年度までに、本荘由利地域内の頭数を倍増する計画が立てられ、地域ブランド化に向けたレールが敷かれました。 「振興協議会」設立し、一体的な取り組みを推進  こうした流れを足がかりとして市では、全国の産地間競争に打ち勝ち、優れたブランド肉用牛の主産地としての地位を確立するため、にかほ市とともに二月十日、「秋田由利牛振興協議会」を設立しました。  これは食肉用としての知名度もそれほど高くない現状などを踏まえ、市場・消費者ニーズの把握と消費地へのPR活動、高品質な牛肉生産のための農家への情報提供など、旧市町で独自に行ってきた取り組みを結集し、一体的に取り組むことを目的に立ち上げられたものです。  この協議会は二市と秋田しんせい農業協同組合、市商工会、食肉流通公社、県由利地域振興局などで構成され、長年の悲願とも言える「秋田由利牛」のブランド化を目指し、PR活動や情報交換会、取扱店への看板やのぼりの設置など、地域一丸となった取り組みを進めています。 地域ブランド「秋田由利牛」特許庁に商標登録を出願  「秋田由利牛」のブランド化に向け、追い風となったのは、本年四月から地域団体商標登録制度が導入されたこと。この制度は、地名と商品名とを組み合わせた商標がより早い段階で登録を受けられるようにすることで、地域ブランドの育成に資することを目的としています。  振興協議会では七月二十四日、特許庁に対し、「秋田県由利本荘産の牛肉、牛肉製品」にかかる地域団体商標登録の出願を行いました。この認可は早くて六カ月後ということで、年明けには待ちに待った「地域ブランド・秋田由利牛」が誕生しそうです。  ただ、この商標登録願いの提出によって「地域ブランド」が確立するかというと、実はそうもいきません。  「秋田由利牛」銘柄の定義としては、@由利牛肥育部会員の飼育による黒毛和種であること、A広域由利家畜市場産の子牛を素牛とすることが基本、B飼育期間はおおむね三十カ月以上などとされ、枝肉の格付け等級も細かく定められます。  県では、ブランド化に向けた課題を「肥育農家が少ないことによる技術的な遅れと、素牛や牛舎などの大きな初期投資、価格変動などのリスク」とし、肥育農家戸数・肥育頭数の倍増を掲げています。  繰り返しになりますが、これまで地域の外に流れていた多くの優良な資質の子牛資源を今後は地元で育て、価値ある成牛として販売していくこと、すなわち産地化がブランド化の基盤となります。繁殖から肥育までの一貫した生産体制の確立をめざし、地域が一体となって動き出しました。 2.経営の拡大に挑む  「秋田由利牛」の産地化を図るにあたり、肥育規模の拡大に取り組む農家の存在がなければ成り立ちません。  地域一貫体制の一翼を担う、意欲に満ちた人たちです。 食味重視で、飼養に努力  菊地 秀和さん(32歳・中田代)  国道一○五号沿いの農地に、このほど新しく三棟の畜舎を構えた菊地秀和さん。父親の完治さんが繁殖と肥育を営む農場の隣で、肉用牛の肥育の規模拡大に取り組んでいます。  大手総合電機メーカーの製造会社に勤務していた秀和さん。会社員からの転身に不安はなかったかを尋ねると「サラリーマンを続けるより、自分で事業を興そうと思いました。他人のやっていない仕事で、地域に貢献できることであればと。繁殖よりも肥育をして、最終的に自分の手で育てた牛を格安で地域の皆さんに食べてもらえればというのが、夢ですね」ときっぱり。  「父とは別に、この畜舎で百八十〜二百頭の肥育牛を飼う予定です。県の新規就農研修で、秋田市の高橋長寿さんの農場にお世話になり、百二十頭あまりを奥さんと三人で扱いました。きつかったス」。  畜産研修を振り返りながら「親方の高橋さんも自ら商標登録し、実際に移動販売まで手がけ、スーパーよりも安く肉を売っていました。そういうのを見て、やりがいのある仕事だなと思いました。何事も自分の努力次第で決まるし、怠ければ怠けた分、丁寧にやれば丁寧にやった分、自分に返ってくるスから。自分の頑張り次第で結果が付いてくると言うか」と、自らに言い聞かせるように語ります。  肥育に取り組みながら、この先を見つめ「やっぱり大変だと思うスよ。それしかないです。ただ、研修の時も、自分ならこうやる方がいいと感じたこともあったので、今の畜舎の造りなどに自分の考えを取り入れました」と、理想を追求しています。  秋田由利牛の今後を尋ねると「ブランド化に向けた肥育にあたっては、いくら霜降り、サシが入っていても、あまりおいしくない肉もありますので、実際に食べておいしい肉をつくっていきたい。由利の家畜市場を例にすれば、生後九カ月ぐらいの子牛を購入し、二十カ月前後肥育をしてから出荷することになります。おいしくするには、餌とか血統とかいろいろありますが、私は飼養管理だと思います。要は毎日の努力だスな。ここで繁殖した子牛を、自分の手をかけて肥育できることは、より理想とする体質・体積を目指した飼養管理ができると思っています」と抱負を話してくれました。  「軌道に乗るまでは大変。やっぱり、四、五年はかかると思いますが、日々の努力で頑張りたい。肥育は二十カ月かかるので、まずは最初の出荷をするまでが頑張りどころです。  秋田由利牛については、本当においしい、食味で検査されるような肉であってほしいと願っていますし、できれば日本一の秋田由利牛になってほしいスな。そのためにはやっぱり食味が重要。私はその点留意し、取り組んでいきたいと思います」。  穏やかな語り口に固い決意がうかがわれる秀和さんの瞳は、夢に向かって輝いています――。 肥育ひと筋、和牛を守る  伊東 慎一郎さん(50歳・矢島町城内)  世帯主の勝美さんとともに、既存の二棟ずつの畜舎と堆肥舎で約二百頭の肉用牛を肥育してきた伊東慎一郎さんは、この秋、さらに新しく畜舎と堆肥舎を建築し、規模拡大を図りました。  「この土地と市や県の増頭支援制度をきっかけに、規模拡大を決めました。前々から機会があればという思いもありましたので。  飼養にあたっては、病気の牛はいないか、特に注意しています。どこか体調は悪くないのかなと、常に目を配っています」と管理のポイントを話してくれました。  結婚を期に就農して六年。「父には本当に最初から教えてもらいました。しかし、まだまだ学ぶべきことはたくさんあります。印象に残っているのは、二年目に起きたBSE騒動。この先どうなるのか、いつ回復するのかと、そればかりが心配でした」と当時を顧みます。  「その後は繁殖農家の人たちがだいぶやめてしまって、子牛市場にも以前ほどの活気がなくなってしまったように感じます」と話し、畜産農家の減少が話題に上ると、少し寂しげに。現状を概観し「市場動向では高値安定していますが、その分、子牛の価格も高く、以前に比べれば肥育の利益は大きくないかもしれません。しかし、買い付ける子牛は地元産が七〜八割を占めます。産地化のためにもですね」と畜産振興を強調。  秋田由利牛のブランド化については「ブランド化はいいとして、肥育の頭数が少ない状況にあり、ブランド化で万事オーケーとはいかないように思います。増頭するには土地や資金も必要ですし、大変です。新規参入してもらいたいというのはありますが」。厳しい目を向けています。  勝美さんは「子牛の頭数が減少していることは、肥育農家にとっても大きな課題ですよ。肥育は毎日の積み重ね。牛の病気の早期発見・早期治療ともに、餌や糞尿の処理を百パーセント行わないと。私の経験を伝え、飼養管理に生かしてもらいたいと願っています。牛飼いは楽しく、かつ冷静に、そしてしっかりと」とサポートに力を込めました。  新設の畜舎では二百頭の肥育を計画。慎一郎さんに今後の抱負を尋ねると「日本原産の和牛を末長く守り継ぎたい。経営なくして技術はないと思いますので、まずは経営が中心。資質の良い牛を買って、さらに良い牛に育て、消費者の皆さんにおいしく食べてもらう。このことに尽きます。ほかのことをやりたいなどという望みはありません。肥育一本でいくことだけを考えています」と、畜産経営の確立を見据えています。  「これまでの肥育や堆肥処理などのシステムが整っていますので、狙いとする、肉の厚い牛、肉量の取れる牛づくりに専念し、励むことができます」。そう話す慎一郎さんの姿には、実績をもとに規模拡大へ邁進する力強さにあふれています。 3.健康で質の高い牛づくりに一丸  産地化に向けては、肥育頭数はもちろんですが、肉用牛そのものの健康や品質の向上にも注意を払わなければなりません。  地域の特質を持った、安全・安心な「秋田由利牛」にするための取り組みを見ると――。 統一して血液検査 コメ与え、肉質向上  JA秋田しんせい由利牛肥育部会長 板垣 幸三さん(54歳・雪車町)  ここに来て、「秋田由利牛」は前沢牛とか米沢牛など、ほかの銘柄と比較されるようになりました。そういう産地と比べても肉質は同等、価格的にもメジャーではない分、お手頃だと言ってきたところで「では、具体的にどこがどう違うのか。由利牛の特長は何だ」と問われ、私たちは鳥海山という高原で育つ粗飼料と水、環境がどこよりも恵まれていると話してきました。しかし、それはどこの銘柄牛でも同じ宣伝材料な訳です。  部会で統一しているのは、血液検査です。月齢ごとの健康管理をすることで、飼養のマイナス点が見えてきますので、それを改善していこうと。そうすれば、同じ月齢、三十カ月で出荷する時に、品質的にも肉回りも同じような牛ができるということで、春先から進めています。  肉質に関しては、脂の溶ける温度が低ければおいしい、いわゆる「とろける食感」になるという指標があり、融点が低くなるような餌として「あきたこまち」を粉砕して、食べさせようと。あきたこまちは秋田県の銘柄米。これを食べさせ、コメの粘りが牛肉のおいしさにつながるということで、この秋の新米から取り組もうと話をしています。これからは旅館やホテル、焼き肉店などで秋田由利牛の料理を出した際、「なぜ、おいしいの」と聞かれても、即座に「あきたこまちを食べているからよ」と説明できますし。米どころのコメとして全国に知られていますから、説得力が違います。  この地域からの市場への年間出荷数は三百頭で、そのうち秋田由利牛としては二百頭を上場。しかし、実際にそのブランドで売られているのは百五十〜百六十頭で、残りは国産牛になっています。枝肉の量とかもあり、質が高くても秋田由利牛にならないものもあるのです。銘柄牛として認証されるためにも、今後は年間五百頭ぐらいの出荷を目指します。  地元で生まれた子牛が地元で肥育され、全国に出荷できるという環境は多くなく、子牛の産地まで同一というのは限られています。トレーサビリティーの面から言っても、他産地より優位な面があります。  部会は賛助会員を含め二十四人ですが、実際の肥育者は六人。地域の人たちに、この地域の産物として認めてもらい「ここに来たら、まずは秋田由利牛だから」と一番に勧めてもらえるようになることが目標です。  今後は地元との結びつきを強め、知恵を出し合いながら、生産・流通・提供の各段階で相乗効果を狙った売り込みをし、秋田由利牛を使って地域の振興が図られることを強く願っています。 ビタミンAを測定 質高く、安全・安心 県中央家畜保健衛生所  病性鑑定班 安田 正明さん  BSEにかかった牛の発生や食品の偽装表示問題により、食の安全・安心に対する関心が高まっています。その中、平成十五年十二月、牛のトレーサビリティ制度が義務づけられ、消費者が個体識別番号で子牛の出生元や肥育農家などの生産履歴、個体情報を知ることができるようになりました。  また、今年五月からは、ポジティブリスト制が施行され、畜産農家はもとより動物薬取扱い関係者に対して、動物用医薬品の適正使用を指導し、抗菌性物質などの残留防止に努めています。  このように生産現場では、家畜飼養管理に細心の注意を払い、消費者へ安全・安心な畜産物を提供しておりますが、より質の高い畜産物の安定供給が求められています。  今年から、JA秋田しんせい由利牛肥育部会の農家では、肥育技術向上を図るため、ビタミン測定と健康検査を実施しています。これまで二回、延べ五十頭について検査しています。  現在、質の良い(脂肪交雑の高い)肥育牛を育てるため、ビタミンAの給与制限が広く行われていますが、そのコントロールは難しく、極端に血液中のビタミンAが減少した場合などに食欲低下、四肢の腫れ(水腫)、視覚障害などのビタミンA欠乏症の症状が現れます。結果的に、増体量の低下や筋肉水腫(ズル)を引き起こし、枝肉の格付けが落ちるなど出荷成績に大きく影響します。  そこで、各農家の飼養牛の血液検査を実施し、肥育ステージ(月齢)ごとのビタミンA濃度を測定することで、適正にコントロールされているかを確認しています。併せて、健康検査も実施しています。  検査結果については、関係団体と部会員で検討会を開いて、牛の健康管理に役立ています。特に、ビタミンA欠乏値の牛がみられた農家については、欠乏症の予防対策を実施してます。今年度は、さらに二回実施し、来年度以降も継続検査し、出荷成績と併せて検討する予定です。  今後は、ビタミン検査のほか、HACCPの導入を考えています。HACCP方式の衛生管理により、家畜の健康管理、生産物の安全性と安定性をより高いレベルで保証し、この取り組みを示すことで消費者等への信頼性も高まることが期待されます。今年度は、試験的に三つの農場で体制整備に取り組んでいます。  当所管内では、優良な資質を持った子牛が多く生産されています。当所では、これからも関係団体と協力しながら、当地域の肥育技術の向上と、質の高い「秋田由利牛」の安定生産を目指すとともに、県産牛肉の生産拡大など、畜産の活性化の一助となればと考えております。 ●これであなたも「畜産通」用語解説 【ブランド】 銘柄。商標。 【トレーサビリティー】 牛や牛肉製品に関し「どこで産まれ、どこの誰が、どんな飼料を与えて育てた牛なのか」を確認できるシステム。個体識別と生産流通履歴の把握。追跡可能性とも言われます。 【Jビーフ】(財)日本食肉消費総合センターによると、『国産牛肉の総称。Jビーフマークは国産牛肉のシンボルマークのこと』。国内の牛肉のうち、約六割が輸入で、残りが国産牛肉。(二〇〇五年度)次のような呼称が一般的のようです。  ■国産牛肉…国内で生産された牛肉  ■和 牛…黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の四品種で、国産牛肉の三〜四割を占めます。  ■国産牛…和牛以外の国産牛肉(代表的なものはホルスタイン種)。 【枝肉の格付け】 牛枝肉のランク付け。枝肉とは、肉用家畜をと殺し、内臓などを除いたもので、左右の半体に切断して、半丸枝肉として取り引きの単位となります。  農林水産省では枝肉、部分肉について全国共通の取引規格を設け、(社)日本食肉格付協会が全国の中央卸売市場、あるいは地方卸売市場などの食肉市場や食肉センターなどで格付けを実施。牛枝肉の格付は、「歩留等級」(A〜C)と「肉質等級」(5〜1)からなる連記表記となっています。(例/A―5) 【BSE】 牛海綿状脳症。牛の脳の中に空洞ができ、スポンジ(海綿)状になる病気。一九八六年にイギリスで発生し、国内では平成十三年九月に千葉県でBSEの疑いがある牛が発見されたと農水省が発表。消費者の不安が広がり、畜産農家を始め、牛肉を扱う一部の食品・飲食店業・外食産業企業などに大きな打撃を与え、深刻な社会問題に。しかし、現在では、監視・検査・処分のシステムが確立され、安全で安心な畜産物の供給体制が構築されています。 【HACCP】 食品の安全性の確保や品質管理を徹底するため、清潔な環境に加え、原料の入荷から製造・出荷までの全工程で危害を予測し、それを防止するための重要管理点(CCP)を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録し、異常をすぐ解決して、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステム。 4 地元の食材を生かし、オリジナル料理開発  食肉は調理され、料理として食べられてこそ、真価を発揮します。 「秋田由利牛」をおいしく食べるための実践的な研究とはー。  畜産農家が丹精込めて育てた「秋田由利牛」という地元の食材を生かして新たなメニューを開発し、この地域のPRを図ることはできないかー。  こうした研究に、市商工会青年部・女性部が三年がかりで取り組み、このほど一つの事業を実施しました。「秋田由利牛料理コンテスト」です。  【写真/各部門の最優秀賞を受賞した方に倉田さんからプレゼントされた色紙。キャラクターは小冊子にも登場してくれるかな?】  【写真/鶴舞会館の調理室で熱戦】 ◆独創的なメニュー登場、ホテル料理長などが審査  料理コンテストは十月一日、鶴舞会館で開催されました。このイベントの特徴的な点は、バラ肉やモモ肉を使用し、家庭の食卓で気軽に食べられる「家庭の味」と、どの部位の肉でもよく、地場産品と組み合わせた「地産地消」の二部門からなるところです。それぞれの部門に、予選の写真審査を通過した五点のメニューが出品されました。  審査項目は「おいしさ」「作りやすさ」「ネーミング(命名)」や「総合評価」など6項目で、漫画家の倉田よしみさんなど五人の審査員が厳しい目でチェックしながら採点。サブ審査に当たった商工会女性部員八人も一人二点を投票しました。  審査の結果、「家庭の味」部門では、野菜との色合いが豊かで、食べごたえもある「牛牛(ギュウギュウ)スタミナフライ」が、「地産地消」部門では、ワインで下味を付けた肉とポン酢ベースのドレッシングがさっぱりした味わいの「ぷるんぷるんサラダ」がともに高い評価を得て、最優秀賞に輝きました。  審査員を代表し、市内ホテルで料理長を務める鈴木至さんが「バラ肉、モモのスライスとか、スーパーで売られている食材だけに、巻いたもの、ざっと焼いたものや下ごしらえのしたものとかいろいろありましたが、どれもよく考えられていて、私も参考にしたいと感じました。  人は食べ物からできています。安全な食品を安全に食べたいというのが、家庭でも店でも共通する原点。秋田由利牛でも同じだと思います」と感想を述べました。 ◆見やすい小冊子を刊行、PRや地産地消に一役  市商工会青年部長の高橋敦さんは「昨年から秋田由利牛に絞り、由利本荘市を広くPRしたいと活動を重ねてきました。地域の食材を使って、独自の料理方法を発掘しようという目的で開いたコンテストです。応募は少なかったのですが、手軽さと秋田由利牛のおいしさの幅が広がるメニューを発掘できたと思います」と話しました。  この料理コンテストの内容などをまとめた小冊子を作成する計画とのことで「全国へのPRとともに、秋田由利牛の消費拡大や地産地消に役立てられれば」と、次なる展開にも期待が集まっています。 ◆地元の皆さんに食べてもらい、PRを!――倉田よしみさんからの提言  秋田由利牛は、知名度は低いのですが、取り組みの意欲は感じられました。あとは、やり方、方法次第だと思います。ブランド化を目指すのであれば、今回のコンテストを1日だけて終わらせるのではなく、今度は屋外で催しをするとか、継続させ、工夫をこらし、地元の皆さんにたくさん食べてもらいながら、広くPRしてほしいと願っています。 ■「家庭の味」部門・最優秀賞『牛牛(ぎゅうぎゅう)スタミナフライ』 鈴木成子さん(東中沢)  〜ひとこと〜緑黄色野菜や芋類を使い、元気の出る一品です。誰でも作れる手軽さがポイント。難しくありませんから、ぜひ作ってみてください。  〈材料/1人分〉  牛肉(モモスライス) …200g  ニンジン …50g  長芋 ………50g  大根葉 ……2枚  ジャガ芋 …100g  カボチャ … 100g  マヨネーズ…200g  海  苔 …1枚  卵 …………1個  小麦粉、パン粉…各少々  揚げ油 ……適宜  A…酒、醤油、砂糖…各50g  〈作り方〉  1. ニンジンと長芋は皮をむき、それぞれ拍子木切りにして、茹でる。  2. 大根葉は、塩を入れ茹でる。  3. 牛肉をまな板に開いて、1.2.を中心に巻く。  4. Aを鍋で煮立てて3.を入れ、回しながら味を付ける。  5. 茹でたジャガ芋にマヨネーズ100gを加え、混ぜる。  6. 同様にカボチャもマヨネーズと混ぜる。  7. 海苔を二等分し、1枚に5.を、もう1枚に6.を塗る。  8. 7.にそれぞれ、4.を取り出して巻く。  9. 8.に小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げる。 ■「地産地消」部門・最優秀賞『ぷるんぷるんサラダ』 三浦洋子さん(矢島町元町)/安達のり子さん(矢島町城内)  〜ひとこと〜ワインで肉の臭いを消し、下味を付けて、癖のないものにしてみました。材料代もそんなにかからず、どの季節でもおいしく食べられます。  〈材料/1人分〉  牛肉(モモスライス) …200g  大根 ………80g  ワカメ ……30g  ニンジン …30g  シメジ ……1/2パック  ワイン ……適量  片栗粉 ……適量  [ドレッシング]  タマネギ …小1/2  白ゴマ ……少々  ポン酢 ……50cc  大根 ………大5cm  〈作り方〉  1.  牛肉にワインを染み込ませ、塩を少々ふりかけてから、一口大に切り、片栗粉をまぶす。  2.  1.を熱湯にくぐらせ、氷水に取る。  3.  ワカメ、シメジはさっと湯通しする。  4.  大根、ニンジンを細切りにして水にさらし、下置きにする。 【入賞】 ◆優秀賞 『野菜もうギュウ丼』幸島 愛さん(曲沢) 『モーとってもカラフルロール』 伊藤由利子さん、伊藤 祥子さん(長坂) ◆うめがったで賞 『味付け由利カルビのせ牛すじスープかけご飯』 佐藤奈帆子さん、佐藤 優樹君(船ヶ台) 『ホタテフライ?わ〜びっくり!』       佐藤 綾子さん(矢島町元町) ◆モーべっこだったで賞 『ゆで野菜と焼き肉のサラダ風』 高橋 愛子さん、熊谷 玲子さん(曲沢) 『五目松前ビーフ』       山口 麗子さん(秋田市) 『モータ君バー』        阿部カオルさん(東由利老方) 『ゆりべこソテー+ピーマン、ナスの肉詰め』 佐藤 健さん(山本) 5 PRはこれからが本番。さらなる消費拡大をめざすぞ!  聞き慣れた「地産地消」という言葉。これは「地域生産―地域消費」を略したもので、地元で生まれたものや採れたものを地元で消費するという意味です。 「地産地消」には、単に地域内の流通だけではなく、大規模流通以前の、生産者と消費者の顔の見える関係を回復しようという意味もあり、全国各地で「地産地消」に取り組んでいます。そして、そこから新たな消費の拡大、広域流通につながるような「地産地消」の実現も求められています。  こうしたねらいを含みながら開かれるのが「イベント」です。  「つつじまつり」や「由利高原まつり」などの、市のイベントの中で「秋田由利牛」の即売などが行われています。中でも「由利高原まつり」は 常連 の方が多く、用意した牛肉は早々に完売する盛況ぶりです。10月15日には、ぽぽろっこ「交流広場」(大内地域)で、六回目となる「秋田由利牛堪能まつり」が開催されました。BSE騒動による地元産和牛の消費落ち込みに歯止めをかけようと始まった行事で、今年も市内外から大勢の人が参加しトレーパック入りの牛肉を購入、特設の焼き肉コーナーで特産品の「秋田由利牛」をたっぷりと味わいました。  このまつりで八人の方々にインタビューし、皆さんの声を拾ってみました。【写真/晴天の下「秋田由利牛」を堪能】 食で広がる笑顔の輪「秋田由利牛ファン」を増やそう! ―広報キャンペーン?! ●「秋田由利牛堪能まつり」で皆さんの声を拾いました ・「多くの人に味わってもらいたい!」 新目 栄梨子さん(34歳・川口)   新聞のチラシを見て参加しました。こういうイベントでいろいろな人に秋田由利牛を味わってもらいたいと思います。もうちょっと身近になればいいですね。 ・「知名度は低いが頑張れ!」 加賀 稔さん(53歳・にかほ市)   友人に誘われ、やって来ました。初めて食べましたが、秋田由利牛はとてもおいしいです。このイベントはちょっと宣伝が足りないと思います。市内の各道の駅で紹介すればどうでしょう。 ・「こういう催しをなるべく多く」 武田 武さん(73歳・川口)   市広報紙を見て来ました。肉料理は何でもおいしく食べます。秋田由利牛は有名になりつつありますが、こういう催しをなるべく多く開催し、PRすべきだと思います。 ・「有名な牛になってほしい」 佐々木理子さん(22歳・西目)   市の広報紙でこの行事を目にし、初めて参加しました。うちですき焼きにしようと思います。会場内にイスとかがあればいいかな。秋田由利牛にはもっと有名になってほしいです。 ・「大きなイベントになるように」 佐藤 聡子さん(35歳・井川町)   友人たちと参加し、ここで食べて帰ります。由利が和牛の産地だとは知りませんでした。秋田のブランドが広まり、イベントの規模も大きくなるといいですね。「野菜がタダ」が魅力です! ・「柔らかくておいしいお肉です」 渡辺テツヨさん(63歳・松山)   ケーブルテレビで見ました。毎年来てますよ。今日買った肉は、すき焼きにします。秋田由利牛はすごく柔らかくておいしいです。お土産としても喜ばれますよ。 ・「もっともっとPRすればいい」 中川 巧さん(56歳・秋田市)   親類に連れられてやって来ました。家で焼き肉にしたり大根と煮たりして食べます。このイベントには初めての参加です。もっともっとPRするといいのではないでしょうか。 ・「どこの精肉店にも並ぶまでに」 宮崎 充さん(39歳・にかほ市)   親類と一緒にやって来ました。ステーキにして食べます。秋田由利牛はまだまだ前沢牛とかに知名度などで負けてますので、すべての精肉店の店先に並ぶぐらいに頑張ってほしいです。 ◆「米まつり」でもPR  「何だか、今回の記事を読んで、秋田由利牛が食べたくなったなあ。近々、イベントとかはないの?」と思った方もいらっしゃるでしょうか。  実は、「米まつり」の中でおいしい「秋田由利牛」を身近に味わえるコーナーが11月3日と4日の両日開かれます。場所は尾崎小学校隣の「本荘第二体育館」。詳しくは本紙26ページをご覧ください。  以上、さまざまな角度から「秋田由利牛の産地づくり」を見てきました。「地域ブランド」登録の申請は明るい材料ですが、他地域でも同じことを考えるでしょうし、すると産地間競争はさらに厳しさを増すことも考えられます。  すでに宣伝すれば物が売れたような時代ではなく、現代は本物かどうか、それをどうPRしているか、生産者と消費者の信頼関係が築かれているのかが判断される時代です。しかも、PRの効果は一朝一夕で得られるものではありません。生産者と消費者の顔の見える関係を保ちながら、根気強い努力が求められています。  自然に恵まれ、多くの伝統文化に満ちた由利本荘市は、都市化が進んだとはいえ、質の高い農畜産物が豊富な、農業を土台とするまちです。 「秋田由利牛」のPRは、いよいよこれからが本番。「秋田由利牛」を地域で大きく育て、真に全国に誇るブランドにするには、行政だけの力では自ずと限界があります。市の皆さん一人一人の理解と協力こそが、地産地消とPRを支える、活力の源泉と言えるのではないでしょうか。 地域で育て、全国的に誇るブランドに 秋田由利牛 ご活用ください! 県・市の肥育支援策 県の主な事業  県由利地域振興局では、今年度から三年間にわたり「秋田由利牛」の生産拡大のため、「由利牛肥育チャレンジプロジェクト」を展開しています。「繁殖だけでなく、一貫経営に挑戦したい」「後継者の就農を機に、肥育経営にもチャレンジしたい」「肥育牛の増頭を考えている」方は、各種支援策がありますのでご活用ください。 ◆肥育チャレンジャー育成事業 @地域内の先進地農家研修  繁殖経営を行いながら肥育技術を学ぶことができる、無理のない研修です。半日の研修を週二〜五回で、期間は三〜六カ月を想定しています。研修場所は由利地域管内の肥育先進農家です。 A肥育素牛を取得し、自家実践研修  @の研修後に、肥育素牛を二頭導入する場合、県で二分の一、市で四分の一、合わせて四分の三の助成があります。 Bフォローアップ指導  自家実践研修中に研修農家とともに、月一〜四回程度フォローアップ指導します。特に、肥育部門で技術を要する、導入時から四カ月目までと、仕上げの十九、二十カ月目は重点的に指導します。 ※研修生枠に、まだ空きがございます。ご要望がありましたら、事業説明に伺いますので、お問い合わせお待ちしております。 ◆肥育チャレンジャーサポート事業  「秋田由利牛」の生産拡大のために、「秋田由利牛」として販売を目指す農家に対し、増頭一頭あたり二万四千円を助成します。以前から秋田由利牛を販売している農家、新たに秋田由利牛の肥育を始める農家(F1肥育、乳雄肥育、預託肥育などからの転向)も該当になります。 ◆目指せ“元気な担い手”農業夢プラン応援事業  牛舎や堆肥舎の整備をする場合、事業費の三分の一以内の県補助が受けられます。繁殖牛舎、肥育牛舎ともに増頭要件などがありますので、詳細はお問い合わせください。 ▽問い合わせ先  県地域振興局農林企画課 由利牛肥育チャレンジ・生産振興班(TEL22−7551) 市の主な事業  市では、「秋田由利牛」の増頭を進めるため、今年度は次のような支援事業を行っています。 ◆優良雌牛保留対策事業  一定の条件を満たした導入牛または保留導入牛に対し、助成します。 ◆「秋田由利牛」肥育農家育成素牛導入支援事業  新規就農者が肥育事業に取り組むにあたり、素牛導入に対して助成します。(県事業と連係で実施) ◆「秋田由利牛」増頭促進事業  肥育新規就農もしくは肥育農家の、増頭にかかる経費の借り入れに対する利子を補給します。 ◆由利牛肥育振興対策事業  銘柄「秋田由利牛」確保のため、肥育農家への導入を助成します。 ◆「秋田由利牛」増頭対策肥育牛資金利子補給事業  増頭を目的とし、肥育素牛の導入にかかる利子を補給します。(地域限定) ◆肥育素牛導入利子補給事業  JA預託導入に対する利子を補給します。(地域限定) ▽問い合わせ先  市農業水産課畜産班 (TEL24−6354) 17ページ ■第61回 国民体育大会「のじぎく兵庫国体」『本市のカヌー選手が大活躍』  第61回国民体育大会「のじぎく兵庫国体」のカヌー競技で好成績を納めた本市関係選手団が、10月12日市役所を訪れ鷹照賢隆、村上隆司両助役に大会結果を報告しました。  国体では、佐々木健彦選手(本荘高校2年)と高橋巧選手(西目高校2年)がカヌーフラットウォーターレーシングのカヤックペア少年男子200mで優勝、同500mで2位、小野祐佳選手(本荘高校一年)がカヤックシングル少年女子200mで2位、同500mで3位、土橋傑選手(由利本荘市教育委員会)が成年男子200mで6位、同500mで5位と大活躍。  報告に同道した、村上義憲少年監督、村上文男由利本荘市カヌー協会副会長たちは、「子吉川でカヌーに取り組む環境が整備されていることが好成績につながった」と述べると、鷹照助役は「素晴らしい成績だ。市は今後も練習場所の整備に力を尽くすので、皆さんも気を緩めることなく来年の国体で頑張ってください」と健闘をたたえました。 ■大内体育協会が文部科学大臣 表彰【写真/受賞を喜ぶ佐々木会長】  由利本荘市体育協会大内体育協会(佐々木武二会長)がこのほど生涯スポーツ優良団体賞を受賞しました。  これは、旧大内村時代から四十年以上にわたり、地域のスポーツの底辺拡大に尽力されたことなどの功績が認められたものです。 ■佐々木洋子さん総務大臣表彰【写真/功績が認められた佐々木さん】  行政相談委員の佐々木洋子さん(大内地域 新田・七十二歳)が、長年にわたる住民と行政のパイプ役としての活動が認められ大臣表彰を受賞。  佐々木さんは「これからも市民のために頑張りたい」と喜びを語っていました。 【栄 光】 ◆第22回 秋田県空手道少年錬成大会(9月4日:秋田県立武道館)  【形の部】   優勝 中学校2年女子 佐藤夏実(矢島中) ◆第61回 国民体育大会「のじぎく兵庫国体」(8位以内入賞者) 【弓道(近的)】(10月3日:川西市特設近的弓道場)  少年女子団体(本市関係選手名のみ掲載)   8位 渡部真理(新屋高校2年) 【カヌー(フラットウォーターレーシング)】(10月6日〜9日:芦屋市芦屋キャナルパーク特設カヌー場)  カヤックペア少年男子200m   優勝 佐々木健彦(本荘高校2年)、高橋 巧(西目高校2年)  カヤックペア少年男子500m   2位 佐々木健彦(本荘高校2年)、高橋 巧(西目高校2年)  【写真/賞状を手に喜びの佐々木選手(左)と高橋選手】  カヤックシングル少年女子200m   2位 小野祐佳(本荘高校1年)  カヤックシングル少年女子500m   3位 小野祐佳(本荘高校1年)  【写真/笑顔いっぱいに上位入賞の報告をした小野選手】  カヤックシングル成年男子200m   6位 土橋 傑(市教育委員会)  カヤックシングル成年男子500m   5位 土橋 傑(市教育委員会) 【ヨット】(10月6日〜9日:西宮市新西宮ヨットハーバー)  セーリング(スピリッツ級)   7位 伊藤瑠美(秋田銀行)、佐々木敬(由利組合総合病院) 【クレー射撃(トラップ)】(10月8日:岡山県クレー射撃場)  団 体(本市関係選手名のみ掲載)   4位 中村収一(昭和興業) 18ページ ●まちづくりにどう生かすか 全国各地の事例に学ぶ 大学と地域の連携 全国から16団体参加「まち=(は)大学 全国サミット」  行政・大学などの関係者が参加し、「まち=大学全国サミットin由利本荘」が十月二十一日、県立大学本荘キャンパスで開催され、市民など二百人が参加しました。  このサミットは、大学と大学のある自治体、住民などが一堂に会して地域内交流や連携の在り方などを協議し、まちづくりなどに生かそうとの目的で三年前に始まり、昨年の広島県庄原市に続き、三回目の開催。今回は全国の自治体や大学など十六団体が参加しました。  開会にあたり柳田市長は「地域と大学は『親子』のような関係にあると言える。本市はシンガポールの二倍の面積だが、学生の皆さんを励ましながら地域づくりに努めて参りたい」と歓迎のあいさつを述べました。  初めに東北公益文科大学(酒田市)の小松隆二学長が「まちづくりにおける地域と大学」と題して基調講演。小松学長は「寄付文化が日本では成立していないこともあり、日本の大学は国際競争で大変不利な状況にある。今、日本の大学は教育や学生を軽視してきた反省をもとに、大きく変わろうとしている。地域づくりの概念もヨーロッパが百年から三百年かけて美しいまちをつくった例を見習いながら少しずつ良くなっている」と、地域と大学の関係が変わり始めたことなどを説明。  「高校生や大学生を主役とする新しい動きが見え始め、『大学は地域の財産』になってきた。大学も学生の教育にとどまらず、地域に対して貢献するようになった。学生もまちづくりの主役であり、面白い存在になる。秋田県立大学はその先頭に立っている。この先が楽しみだ」など、大学の開放と地域連携活動が新しい可能性を開くと述べました。 [パネルディスカッション]  続いて「地域社会と大学の交流」をテーマに、参加自治体・大学の関係者によるパネルディスカッションに移り、行政委員への学生の参加や学生による政策提言、廃校舎を活用したサテライトキャンパスなど、学生が活躍できる場所づくりを進め、地域との交流と活性化をねらいとした取り組みが紹介されました。 [事例発表]  事例発表では県立大学の浅野耕一准教授が大学と市で開発を進めている「全庁統合型時空間地理情報システム」を説明。地域の地理情報の変化をデータ化することで、高速処理と段階的な使用を可能とする事業で、浅野准教授は「中央にない安全・安心な社会を構築できるのも地方にいるから。ほかにはない強い結びつきの中で新しい産業が育つはず」と紹介しました。  続いて、住田友文教授は「大学によってまちは変わる〜本荘由利地域のケース〜」と題して発表。「本荘由利地域は山・川・海の恵まれた自然環境の中で、製造業の生産額や出荷額は全国平均を上回っており、県内の中心地域。本荘由利産業科学技術振興財団の事業やベンチャー自主研究への助成、絆の里づくり事業などが継続的に推進されている」と成果を強調。「この地域では大学人が希少価値であり、濃く深く、親しい接触が期待されている」とまとめました。  次回のサミットは、山梨県都留市で開催されることになっています。 19ページ “期待高まる 地域発展への貢献”日沿道建設現場を見学  平成十九年の開通を目指し工事が進められている、日本海沿岸東北自動車道「本荘IC(インターチェンジ)〜岩城IC間」と「仁賀保本荘道路」の市民を対象とした現地見学会が十月十三日に開催されました。  この見学会は、市内の新直轄方式による「本荘   岩城間」と国直轄による「仁賀保   本荘間」の二区間で整備が進む日沿道の重要性を正しく理解してもらおうと、日本海沿岸東北自動車道建設促進秋田県南部期成同盟会(会長・柳田市長)が開催したもので、由利本荘市、にかほ市、秋田市から八十人の住民が参加しました。  この日は、(仮称)松ヶ崎亀田IC予定地、(仮称)本荘IC予定地、西目トンネルの三カ所の建設現場を見学。国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所の担当者からそれぞれの工事の進ちょく状況や工法、今後の見通しなどの説明を受けました。参加者らは、普段見る機会のない高速道路の建設現場を間近に見学し、社会資本整備への関心を深めた様子でした。  日沿道の開通によって、高速交通ネットワークの強化、産業の活性化など、地域のさらなる発展に弾みがつくものと期待が高まっています。 秋田県立大学通信O本荘キャンパス 地域で活躍する学生たち 秋田建築学生集団ちくわ代表 三年 岡部 剛  私たち「ちくわ」の活動は、秋田県立大学本荘キャンパスの建築の学生の有志が集まって『自分達でテーマを定め、問題解決に向けて社会に対して活動する』をコンセプトに、県内の優れた建築の調査、研究活動を続けてきました。昨年度は、市内八幡下のひかり保育園鳥海ホールの増築工事に参加させて頂きました。     私たちちくわメンバーは保育園内壁、照明器具、ボルト穴カバーの陶器などのデザインおよび制作をしました。制作にあたって、ウッディライフ小番の皆さんや市民陶芸グループ「たんぽぽ」をはじめ、様々な方のご協力とご指導を受けました。大学の講義が終わってから現場にかけつけての活動は半年近くにもなりましたが、私たちが学んだことはとても大きなものでした。  今年度は本荘保育園の新築工事が進んでおり、私たちちくわは、園内の照明の制作に参加させていただいています。夏から秋にかけて、設計事務所・アトリエモビルのご協力を得てデザインから諸々の検討を重ねて来ました。本荘の伝統民芸品の「ごてんまり」をモチーフにした照明を保育園全体で百個以上作ることになり、日々、制作活動をしています。私たちの活動で、由利本荘市内の建築がより市民の方々に親しまれるように、そんな一端を担っていければと思います。 20〜21ページ 秋空のもと 歴史にふれ 人にふれ 歩いたみち 『出羽富士鳥海 ツーデーウオーク』10/14(土)・15(日)  全国からの参加者を交えた千百四十二人が思い思いのコースを歩いた出羽富士鳥海ツーデーウオーク。  参加者が歩いた総距離一万九千四百二十四km。  地球約半周分の道のりとそこで生まれた笑顔の交流を写真で振り返ります。 【各コース】 ◆14日(土)鳥海高原・里のみち(美しい日本の歩きたくなる道500選) 35kmコース       鳥海高原のみち  (美しい日本の歩きたくなる道500選) 25kmコース       水林・西目・藤崎めぐり                 20kmコース       水林・藤崎・鳥海眺望のみち               10kmコース       本荘公園めぐり                     7kmコース ◆15日(日)大仏・亀田城・日本海夕陽のみち  35kmコース       県大・大仏・アクアパルめぐり   20kmコース       新山公園・日本海眺望のみち    15kmコース       友水公園・せせらぎのみち     7kmコース ・大会会長の柳田市長が参加者を激励 ・みんなで「う〜〜ん」。準備運動もバッチリ ・出発式では前ノ沢太鼓(鳥海地域)が勇ましく参加者を送り出してくれました ・のどかな風景に心も癒されて(西目地域で) ・光風苑の木もれ陽のなかを行く ・「お茶どうぞ」「ありがとう」地元婦人会などの協力により、コースのあちこちに接待所が設けられ、参加者ののどを潤しました(折渡峠で) ・天候に恵まれ鳥海山も美しく(花立牧場公園で) ・正乗寺の歴史的なたたずまいに包まれて ・長谷寺では、大仏様にお参りを ・遠くに日本海が青く見えた三望苑 ・天鷺村のチェックポイントでは、特産の「あまさぎプラムワインゼリー」も用意され、参加者を喜ばせました ・まだまだ余裕?(大堤で) ・県立大の広大なキャンパスを悠々と 「いっぱい歩いたなぁ!」〜遠方から訪れたウオーカーの皆さんにお話を伺いました〜 ●35kmコースは一級品です[2日間とも35kmコースに参加/新見英雄さん(64歳・東京都)]  全国のいろいろなウオーキング大会に参加していますが、鳥海山を眺めながら歩く矢島からの35コースは一級品です。チェックポイントでの接待も至れり尽くせりで感激しました。でも、長く続けるならもっと簡素化が必要かもしれませんね。 ●1回目で成功、すばらしい[25kmコースと20kmコースに参加/鈴木喜代子さん(60歳・潟上市)]  ウオーキングを始めて10年以上になります。天候にも恵まれ、コースも抜群。スタッフの方々が親切でサービスもよく、大変満足しました。第1回で、ここまでできたことは素晴らしいと思います。みなさんの協力と努力、意気込みがひしひしと感じられました。来年も友達を誘って、グループで参加します。 ●無事に完歩できて大満足[25kmコースと15kmコースに参加/家藤衣恵さん(64歳・横浜市)]   3カ月前に脳こうそくを患い、今回はそのリハビリを兼ねて参加しました。本当は20kmコースに挑戦したかったのですが、帰りの電車の都合もあり、15kmコースにしました。足はまだ不自由ですが、無事に完歩できて本当に良かったです。 ●苦しさなんて忘れちゃう![2日間とも35kmコースに参加/田上徳三さん(63歳・埼玉県)]  35kmはやっぱり遠かったね。苦しかったけど、ゴールしたらその苦しさも忘れてしまいます。そうじゃないと、また次にチャレンジできないからね。こうやって全国を歩いてみていいのは、知り合いが増えたり仲間に会えるってこと。来年もまたぜひ参加したいですね。 22ページ 国際ソロプチミスト本荘が記念事業で寄付 奉仕の精神で地域貢献  地域社会などでさまざまな奉仕活動を展開している、国際ソロプチミスト本荘(土田登茂子会長)が十月十三日、認証十五周年を記念して式典を開催し、社会福祉活動などに貢献できる備品や設備の目録を、柳田市長と本間市社会福祉協議会長に手渡しました。  市に対しては、新山小学校や本荘北中学校の児童、生徒の通学路にもなっている、市道石脇新山線に街路灯を寄贈。「愛の一灯」と名付けた街路灯の設置場所や工事には会員も立ち会い、現地を精査するなど細かい心配りで設置場所を選定しました。その結果、塩害による損傷や照度不足の既存の灯具の取り替え三カ所と新規に三カ所を増設。子どもたちが安全で安心して下校できる環境づくりに役立っています。  また、社会福祉協議会にはホームヘルパー活動のために、これまで国際ソロプチミスト号として二台の車を寄贈いただいており、このたび、三台目となる三号車が贈呈されました。高齢化社会の中で福祉活動に大きな手助けとなるものです。  さらに、植樹活動などを精力的に続けている同会では、本荘水源の森育成会(木内義範会長)と鳥海山にブナを植える会(須田和夫会長)に植樹の活動資金を、水林新生園(尾留川等施設長)には園生のための施設の運営資金にと寄付。同会の奉仕の精神あふれる活動に対し、地域や各団体などから多くの感謝の声が寄せられています。 照明灯は、通学路も心も明るく照らしてくれます 新山小学校PTA 佐藤勝則会長  国際ソロプチミスト本荘のご厚意には感謝の気持ちでいっぱいです。今まで暗くて心配の種だった帰りの通学路が見違えるように明るくなり、安全、安心度がアップしました。照明灯は通学路ばかりでなく、子どもたちの心と、保護者の心も明るくしてくれました。 テレビ会議システムで交流学習 3校の児童たちが米作りを同時に学ぶ  今年度から三カ年事業でスタートした「理数大好きモデル地域事業」の一つとして十月十二日、鶴舞、川内、笹子小学校の五年生の児童が、テレビ会議システムを活用した交流学習を行いました。  この交流学習は、共同で学習することにより学校間の連携を深め、新たな学習の可能性を探ることを狙いとするもので、三校で今年の春から取り組んできた、米作りについて情報を交換し、考え方を深め合いました。  テレビ会議システムの電源が入り、スタンバイした三校のやや緊張した面持ちの児童たちがスクリーンに映し出されて授業が開始。鶴舞、川内、笹子小学校の順で田植えや稲刈りなどの米作りの様子、今後の活動予定などを紹介しました。  笹子小学校(小島弥惠子校長)では二十四人の児童がテレビカメラの前に並び、画面を通した、リアルタイムな応答に目を輝かせながら、収穫した米の量や利用などについて鶴舞小と川内小の児童に質問。収穫量が他校より多いことを自慢げに、笹の子フェステバルで餅つきをしたり、キリタンポを作って地域の人たちに食べてもらったりする計画などを発表しました。  市教育委員会では、各学校に整備されているテレビ会議システムを有効に利用し、今後こうした授業機会を増やしていきたいと話しています。 23ページ 第20回本荘生涯学習創作展 力作200点に感嘆  市生涯学習推進本部生涯学習奨励室などが主催する第二十回本荘生涯学習創作展が十月十四日、十五日の二日間ボートプラザアクアパルの多目的ホールで行われ、展示された二百九点の力作が観客を魅了しました。  創作展には十六のグループ・サークル、個人合わせて百八十人が九つの部門に出品。陶芸や染色、絵画、ステンドグラスなど、日ごろの生涯学習活動で磨いた腕前で創作したハイレベルの作品は、見る人をうならせ、感嘆のため息を誘っていました。  市では昨年度市民の生涯学習活動を奨励し、支援するための指針となる「生涯学習推進・社会教育中期計画」を策定。計画では『学ぶ喜びと交流の楽しさを広げ、地域性を尊重し、一体化の推進に立脚した郷育と生涯学習の創造』を行動目標として、さまざまな生涯学習活動を奨励しています。創作展や発表会は学習の成果の発表機会を提供するもので、生涯学習に取り組む多くの市民の参加が期待されています。 市明るい選挙推進協議会設立 34人の委員に委嘱状交付  市明るい選挙推進協議会設立総会が十月十二日、市役所正庁で開催されました。  協議会では加藤良治市選挙管理委員長が、三十四人の委員に委嘱状を交付。明るく正しい選挙の実現を図るための規約などを承認し、会長に佐々木市雄氏(鶴沼)と八人の副会長を選出しました。 40組参加し「親子科学工作教室」 ソーラーカーの快走に笑顔  本荘由利産学共同研究センターが、県立大学ソーラーカー研究グループの学生の協力を得て十月二十一日、親子科学工作教室を開催しました。  午前の部と午後の部に分かれた親子科学工作教室には、由利本荘市とにかほ市から申し込んだ四十組の親子が参加。学生たちのアドバイスを受けて完成したミニソーラーカーのモーターが回り出すと参加した親子は顔を見合わせて満面の笑顔。早速、作ったソーラーカーを並べてレースに挑戦し、タイムレース競争に熱中していました。 クマに注意!! クマップ(出没図)作成し、情報提供  全国的にクマが出没し、被害の報道が相次いでいます。  鳥海地域では十月十一日現在で、今年の四月から七十三件のクマの出没が確認され、捕獲頭数は五頭にもなっています。  鳥海総合支所産業課では寄せられた情報を図面に記入し、小学校の学区ごとにクマの出没図(クマップ)を作成。教育事務所などと連携して学校に情報を提供するなど、クマの被害防止に役立てています。 市内各地域にクマが出没しています! 民家周辺でも十分ご注意ください 24〜25ページ  まちの話題 トピックス 秋晴れの高原で催し満喫 −「花立秋まつり」に420人来訪−  鳥海高原まつり「花立秋まつり」が10月9日、矢島地域花立クリーンハイツ前を主会場に開催され、家族連れなど、およそ420人がさまざまな催しを楽しみました。1日順延して行われたこの日も時折、雨が落ちる天気でしたが、ウオークラリーやゴーカートタイムレース、パークゴルフ体験などに参加して、高原の秋のひとときを過ごしました。  まつりの目玉は「秋味まつり」と題して振る舞われた「豚汁」。先着300食限定で無料提供とあって、多くの人気を集めていました。  また、旧矢島町と交流していた香川県から本場の「さぬきうどん」を取り寄せ行われた早食い大会では、子どもから大人まで30人の挑戦があり、観衆の声援を受けながらの懸命の食べっぷりが会場の大きな笑いを誘っていました。 ランナー356人熱いレースを開催 −浅利純子さん招き「鳥海山ハーフマラソン大会」−  第7回鳥海山ハーフマラソン大会(同実行委員会主催、市など後援)が10月7日、鳥海トレーニングセンター前をスタート、ゴールに行われ、県内外からエントリーした356人(うちペア10組)のランナーたちが、ハーフ(21.0975`)、10`、3`の各コース、16部門に分かれて、日ごろ鍛えた健脚を競いました。  今回から上直根までのなだらかな起伏の県道コースに変更されたハーフマラソンには39人が出場。雨の中、ランナーたちは沿道の声援を受けながらひた走っていました。  ゲスト・ランナーには、昨年に続いて1993年8月の世界陸上選手権・女子マラソンで、日本女子陸上界初となる金メダルを獲得した、鹿角市在住の浅利純子さん(現姓・高橋)が参加。選手たちを激励した後、講話を行い、自らの競技経験を振り返りながら、子どもたちにメッセージを送っていました。 地域の秋の味覚が大集合 −由利高原鉄道特産品まつり−  由利高原鉄道の乗車運動の一環として、本市とにかほ市の実り豊かな秋の特産品を一堂に集めての由利高原鉄道特産品まつりが十月七日矢島駅前広場で開催されました。  この特産品まつりは、各地域間の交流と新たな特産品の掘り起こしを目的として、平成十三年から開催されているもので、当日はあいにくの雨模様となりましたが、まつりにあわせて鳥海山ろく線「おばこ号」の無料列車も二本運行され、新鮮野菜、きのこ、漬け物、魚介類、ワイン、うどんなど地元の特産品を求めて多くの家族連れなどが訪れました。  各出店の中には、本荘うどんなど試食ができる出店もあり、味を確かめてからお目当てのものを買い求める姿が見られました。またこの日は、特産品購入者に、豪華賞品が当たる抽選会も実施され、買い物客らは抽選で一喜一憂しながらも楽しいひとときを過ごしました。 スティックに快音、ナイスプレー連発!!  爽やかな秋晴れとなった十月九日、八塩いこいの森パークゴルフ場で、第六回市民パークゴルフ大会が開催され、十五チーム九十三人の選手が高スコアを狙って熱戦を展開しました。  芝生の手入れの行き届いた、あじさいコースやもみじコースなど、四コースに分かれた選手たちは、絶好のコースコンディションの中でスティックの快音を響かせ、ナイスプレーを連発。難しいラインを読み切ってホールインするたびに歓声が沸き起こっていました。 1日警察署長「ゆりっ子ガールズ」 −市内を巡回、万引き防止にひとやく−  本年度、街頭犯罪防止モデル校である由利高校の生徒五人が十月二十日、市内のスーパー・書店を巡回し、万引き防止を心がけた環境づくりを呼びかけました。  女性警察官の制服を身にまとい、「一日警察署長」のたすきをかけた高校生たちは、由利本荘警察署長から委嘱状を交付されると、ちょっぴり緊張の面持ちで市内へ巡回に。「社会の一員として万引きをしません」という誓いの言葉とともに、スーパーの店長などに万引き防止のチラシを手渡すその横顔は、力強い決意と誇りに満ちていました。 地球にやさしい環境づくり  日本内外で、石油・天然ガスの開発、供給を行い県内でも事業展開している石油資源開発(株)が地球温暖化防止に対する企業の社会貢献策として、10月5日、由利地域の南由利原で植樹会を行いました。  この植樹会は、同社が市および(社)秋田県緑化推進委員会などの協力を得て実施している森林整備事業の一環として行われたもので、この日は、由利小学校と鶴舞小学校の児童ら140人が「せきゆかいはつゆりの森」と名付けられた森でイタヤカエデ、ヤマザクラなど、約500本を植樹しました。  また、植樹終了後、両校の児童たちは石油資源開発由利原鉱場を見学し、普段見ることのない施設に興味津々の様子でした。  なお、今後も約5.0fのエリアに3年計画で約1万本の植樹が予定されており、森林保全、地球温暖化防止などの効果が期待されます。 秋の夜長に音楽満喫 アクアパルジャズナイト  音楽の秋。ボートプラザアクアパルで、10月21日、本市石脇出身のジャズトランペッター村井忠一さん率いる「村井忠一クインテット」と、ジャズシンガー・キャロル山崎さん出演によるアクアパルジャズナイトが開催されました。  ジャズを聴くには最適な秋の夜長。演奏されたのは、「ムーンリバー」「スターダスト」「ルート66」など、スタンダードジャズが中心の全17曲。訪れた約200人のジャズファンは、村井さんら6人のメンバーが演奏する熱気あふれるメロディーとリズム、そしキャロル山崎さんのハートフルなボーカルに酔いしれ、ジャズの魅力を存分に堪能していました。 26〜27ページ 第2回 由利本荘市「米まつり」 問い合わせ先/市農業水産課(TEL24-6353)  市の「米まつり」で、出来秋を満喫!  日ごとに秋が深まってきました。秋と言えば「米まつり」。  今年は11月3日から5日まで、本荘第2体育館などを会場に「農業祭」「商工祭」「市民芸術祭」が開催されます。  出来秋を喜び合う「秋の祭典」においでください。 ■農業祭 ・格技場会場  ふれあい木工品展/愛石展/JA福祉展/平和展/市政展 ・本荘第2体育館/イベント広場会場  1階 由利本荘市特産品即売会/米消費拡大抽選会/農産物即売会/森林組合木工教室   2階 農産品品評会/由利本荘市・にかほ市小中学校書道展/保育園児・幼稚園児展/学校給食展/西目高校産業教育フェア/森林組合木工教室 11/3(金) ◆午前10時〜  由利本荘市米まつり開会式   新米プレゼント  尾崎小学校吹奏楽演奏 「郷土の食」体験コーナー(秋田由利牛などの試食販売) ◆午後2時〜  もちつき実演会 11/4(土) ◆午前10時〜 「郷土の食」体験コーナー(秋田由利牛などの試食販売) ◆午前11時30分〜  太鼓の競演 ◆午後1時〜  褒賞授与式(尾崎小学校体育館) ◆午後3時〜  「ブラボー中谷」マジックショー(入場無料)(イベント広場/本荘第2体育館で) 11/5(日) ◆午前10時〜  もちつき実演会 【写真/JR羽後本荘駅では、巨大な「ごてんまり」が来場者を歓迎】 ■関連イベント 11月3日(金) ◆午前8時30分〜 本荘由利6人制バレーボール大会(本荘体育館)         ◆午前9時30分〜 第2回 米まつり駅伝競走(アクアパル前) 11月12日(日) ◆午前9時〜   第50回 秋季水泳大会(遊泳館) ■商工祭 ・由利組合総合病院跡地会場  ステージイベント/ノスタルジックカー展示コーナー/由利牛即売会/休憩スペース ※4日(土)午後1時〜「超神ネイガーショー」(由利組合総合病院跡地で) ・本荘保健センター会場(TEL 22-1834)  1階 くすりと健康展   2階 健康21計画ミニイベント/健康チェックコーナー/食生活改善試食会/食生活改善展/高校生ヘルシー お弁当コンクール ・鶴舞会館会場  1階 発明工夫展/未来の科学ゆめ絵画展/由利工業高校産業教育フェア/ごてんまり即売コーナー/小物販売/婦人会不用品コーナー/喫茶室/市母子連手づくり展   2階 消費生活展/消費生活相談コーナー/工芸品展/刺し子実演即売コーナー/ごてんまり即売コーナー/シルバー人材フェア  3階 全国ごてんまりコンクール/ごてんまり実演コーナー ■市民芸術祭 ・本荘郷土資料館(TEL 24-3570)  企画展「わら」の文化展  常設展「本荘の歴史と文化」 ・本荘文化会館(TEL 22-3033)  《ステージ》    芸能発表 5日(日)午後0時30分開演        内容…民謡、踊り、古典芸能、バレエなど  《地階会議室》   由利本荘市秋季俳句大会 10月18日(水)   合同華道展、絵画・押花展  4日(土)〜5日(日)  《地階ロビー》   茶会 5日(日) ・本荘勤労青少年ホーム(TEL22-2077)  《体育室》   本荘由利菊花展 2日(水)〜5日(日) 28〜29ページ 家族みんなの健康手帳 問い合わせ先 市健康管理課(本荘保健センター内TEL22−1834)または各総合支所福祉保健課へ 献血ご協力ください −11月献血日程− 日  曜日  場所  時間  連絡先  電話番号  備考 9  木  矢島小林工業(株)薬師堂工場  10:00〜11:30  健康管理課  22−1834       東北電力(株)本荘営業所  14:30〜16:00 13 月  小林無線工業(株)  14:30〜16:00 21 火  グランドファミリー西目  14:30〜16:00  西目保健センター  33−3983 23木(祝)イオンスーパーセンター本荘店  10:00〜12:00  健康管理課  22−1834  街頭献血                       13:00〜16:00 29 水  岩城総合支所(岩城会館)  9:30〜12:00  岩城総合支所  福祉保健課  73−3612                     13:00〜16:30 成分献血は、1時間ほどの時間が必要であり、場所によっては予約制の所もあります。 事前にお問い合わせください。 地域ごとの各種検診 矢島地域 大腸がん検診 月日        会場    時間          対象地区 11月6日(月)  杉沢会館  9:30〜10:30  木在・川原小坂・田中・砂子沢・杉沢・沢内・小板戸           坂之下会館  11:00〜11:20  坂之下郷内・坂之下           荒沢会館  13:00〜13:30  荒沢・矢越・谷地沢・桃野           大川原会館  13:50〜14:30  長泥・大川原・新町 11月7日(火)  立石児童館  9:30〜10:00  持子・八ツ杉・中山・上野・上野平・十二ケ沢・軽井沢           新所会館  10:20〜11:00  新所・元町郷内・御嶽           矢島福祉会館  13:00〜15:15  矢島町・家中新地・丸森・田中町・新丁・舘町・七日町・城新・水上・上ノ山小杉沢・針ケ岡 11月8日(水)  矢島保健センター  9:30〜11:30  山寺・豊町・羽坂・中屋敷・上新荘・九日町・須郷田・成沢・田沢・金ケ沢・上原                     13:00〜14:30  下山寺・栄町・栄町住宅・小田・沖小田・小田住宅・築館・熊之子沢・濁川 申し込まれた方には通知書を配布しています。自己負担金とともにお持ちください。 ■検診料金一覧  年齢基準日/平成19年3月31日 検診名     対象者    検診料金 大腸がん検診  30歳以上  70歳以上:200円、69歳以下:500円 ※生活保護世帯の方は、自己負担額が無料となりますので、受付時に「緊急時医療依頼 証」を提示してください。 内科・小児科  休日応急診療所  午前10時〜午後4時 11月の診療日と予定当番医師 日  曜日  医師名 3  金  佐藤伸逸 5  日  作左部貢 12 日  作左部昇 19 日  西成民夫 23 木  海法恒男 26 日  菊池四郎 ※当番医師は変更になる場合もあります。 ▽問い合わせ…本荘由利広域休日応急診療所(堤脇30:旧医師会病院TEL24−3917)・平日は福祉保健部健康管理課(本荘保健センターTEL22−1834) ポリオの予防接種(11月) 日   曜日 対象地区  対象児生年月               受付時間         会場 10  金  大内    平成17年12月〜平成18年7月生まれ  12:45〜13:15  大内保健センター 28  火  本荘    平成17年11月〜平成18年2月生まれ  13:00〜14:00  本荘保健センター ・ポリオワクチンは、急性灰白髄炎(小児マヒ)を予防するワクチンです。 ・ワクチンを6週間以上の間隔をおいて2回飲むと、投与は完了です。 ・予防接種の間隔や、ワクチンの数量などの制限がありますので、お住まいの地区で接種してください。 ・詳しくは、市健康管理課または各総合支所福祉保健課へお問い合わせください。 乳幼児検診(11月) 日   曜日 対象地区  事業名          対象児生年月                   受付時間         会場 7   火  大内    4・7・10カ月児健診  平成18年6月6日〜平成18年7月7日生まれ   12:30〜13:10  大内保健センター                           平成18年3月6日〜平成18年4月7日生まれ                             平成17年12月6日〜平成18年1月7日生まれ   7   火  由利    2歳児歯科健診      平成16年1月・2月・3月・4月生まれ      12:45〜13:00  由利福祉保健センター 10  金  西目    4・7・10カ月児健診  平成17年12月・平成18年3月・6月生まれ   12:30〜12:50  西目保健センター 14  火  鳥海    1歳6カ月児健診     平成17年3月・4月・5月生まれ         12:00〜12:30  鳥海保健センター 15  水  大内    2歳児歯科健診      平成16年3月27日〜平成16年7月15日生まれ 12:40〜13:00  大内保健センター        東由利   4・7・10カ月児健診  平成17年12月                 13:00〜13:30  有鄰館                           平成18年1月・3月・4月・6月・7月生まれ  16  木  本荘    3歳児健診        平成15年5月生まれ               13:00〜13:30  本荘保健センター 17  金  西目    2歳児歯科健診      平成16年1月・2月・3月生まれ          9:00〜9:20   西目保健センター 21  火  矢島    4・7・10カ月児健診  平成18年1月・4月・7月生まれ         13:00〜13:10  矢島保健センター 22  水  本荘    1歳6カ月児健診     平成17年4月生まれ               13:00〜13:30  本荘保健センター        岩城    4・7・10カ月児健診  平成18年6月26日〜平成18年6月22日生まれ 13:00〜13:30  岩城保健センター                           平成18年3月26日〜平成18年4月22日生まれ                           平成17年12月26日〜平成18年1月22日生まれ   28  火  由利    4・7・10カ月児健診  平成18年1月・4月・7月生まれ         12:45〜13:00  由利福祉保健センター 29  水  本荘    4カ月児健診       平成18年7月生まれ               13:00〜13:30  本荘保健センター        大内    3歳児健診        平成15年4月21日〜平成15年6月29日生まれ 12:40〜13:00  大内保健センター 30  木  本荘    10カ月児健診      平成18年1月生まれ               13:00〜13:30  本荘保健センター        鳥海    4・7・10カ月児健診  平成18年1月・4月・7月生まれ         12:00〜12:30  鳥海保健センター ・母子手帳・アンケート票・バスタオルを忘れずにお持ちください。 ・3歳児健診を受ける方は、ご家庭でアンケート票の中の聴力と視力の検査を行って来てください。 ・本荘地域の7カ月児健診は、個別健診となります。 ・事前に健診の準備が必要なことから、お住まいの地域で受診してください。 ・当日、受診できない場合、及び不明な点は各総合支所にご相談ください。 変わりました! 療養病床に入院する70歳以上の方の食費などの負担額             変更前               変更後             食費(1食単位)          食費(1食単位)  居住費(1日単位) @市民税課税世帯の方  260円              460円      320円 A非課税Uの方(注1) 210円(過去1年間の入院が90日超の場合160円)  210円   B非課税Tの方(注2) 100円              130円 C非課税世帯に属する老齢福祉年金受給者           100円      なし ※注1) Aの該当は市民税非課税の世帯に属する方です。 ※注2) Bの該当はAの世帯のうち世帯員全員の所得が一定の基準に満たない世帯に属する方です。 国民健康保険と老人保健からのお知らせ  十月一日から、療養病床に入院する七十歳以上の方(六十五歳以上の老人医療受給者を含む)の食費の負担額が変わるとともに、新たに居住費(光熱水費)の負担が追加されました。  「療養病床」とは、一般病床、精神病床、結核病床、感染症病床以外で、主として長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるための病床をいいます。  右記の表のAからCに該当する方は、市が発行する「限度額適用・標準負担額減額認定証」を医療機関の窓口に提示することにより、食費・居住費が減額されます。  「限度額適用・標準負担額減額認定証」の交付を受けるには国民健康保険証(老人保健に該当する方は、保険証と老人医療受給者証)をお持ちのうえ、市役所市民生活課または最寄りの総合支所市民課へ申請してください。 ■問い合わせ先 市役所市民生活課国保班(TEL24−6245)、老保・福祉医療班(TEL24−6244) 30ページ 図書館 インフォメーション ◎本荘図書館 TEL22−4900 ○11月のおはなし会 ▽とき…11月11日(土) 午後2時〜 ▽ところ…本荘図書館児童閲覧室 ▽内容…絵本の読み聞かせ、紙芝居、他   作って遊ぼう ○11月の展示 ・今年の文学賞(一般) ・今年の文学賞(児童) ◎岩城図書館 TEL73−3673 ○お話し会「星のひとみ」 ▽とき…11月17日(金) 午後3時30分 ○11月の展示 ・作家「折原 一」特集 ・愛のお話・恋のお話 特集 ・絵本「中川ひろたか」特集 ◎由利図書館 TEL53−2121 ○読み聞かせ会「秋の読書まつり」 ▽とき…11月4日(金) 午前10時〜11時30分、午後1時30分〜3時 ▽ところ…由利図書館幼児室 ▽内容…エプロンシアター、大型絵本、紙芝居、作って遊ぼう「飛び出す絵本に挑戦!」 ◎11月の休館日 ・本荘図書館=3日(金)、19日(日)、23日(木)、30日(木) ・岩城図書館=3日(金)、6日(月)、13日(月)、20日(月)、23日(木)、27日(月) ・由利図書館=23日(木) 第42回全国社会人サッカー選手権大会で熱戦 秋田わか杉国体リハーサル大会  来年の秋田わか杉国体のリハーサル大会として十月十四日から十八日まで、第四十二回全国社会人サッカー選手権大会が、本市、にかほ市、秋田市で開催されました。  各地域大会を勝ち抜き、JFL昇格を目指す三十二チームが出場したこの大会。一回戦から全国レベルの好ゲームが続き、緊迫した熱戦が繰り広げられました。  西目サッカー場でも一回戦三試合、二回戦二試合、準決勝二試合の計七試合が行われ、間近で見る華麗なドリブルやパス、迫力あるシュートシーンに、観戦したサポーターからは大きな拍手と歓声が沸き起こっていました。  なお、仁賀保運動公園多目的広場で行われたV・ファーレン長崎(長崎)対静岡FC(静岡)の決勝戦はV・ファーレン長崎が後半に挙げた一点を守りきって静岡FCに競り勝ち、見事初優勝を果たしました。 国体競技をPRするパッチワークスギッチを寄贈いただきました  このたび、矢島地域の畑山留美子さん(矢島町七日町)から、あきたわか杉国体のマスコットキャラクター「スギッチ」が描かれたパッチワーク作品をいただきました。  畑山さんは、矢島地域の体育指導委員として活動されていますが、来年の国体への盛り上がりがもう一つ欠けていると感じ、市内で行われる十競技をもっとPRして盛り上げたいと思い、九月に開催された国体ソフトボールのリハーサル大会(第五十八回全日本総合女子ソフトボール選手権大会)に間に合うように七月から製作。二カ月間かけて競技別のスギッチを配置し、完成。一番大変だったのは、「あきたわか杉国体」のロゴの部分だったそうです。  このパッチワークスギッチは、市役所入り口に展示され、市内開催競技のPRに一役買っています。皆さんも、ぜひご覧ください。 31〜33ページ 情報ひろば 相談 市の各種無料相談 【市民相談員による相談(要予約)】 ▽とき 11月10日(金)、17日(金)、 24日(金) 午後1時〜5時 ▽ところ 市役所市民相談室 ▽内容 生活環境問題、家庭問題など 【行政・人権市民相談】 ▽とき 11月8日(水) 午前10時〜午後3時 ▽ところ 市役所付属会館2階1号室 【消費生活相談員による相談】 ▽とき 水曜日以外の毎日 ▽ところ 市役所市民相談室 【公証人による無料相談(要予約)】 ▽とき 11月9日(木) 午前9時30分〜正午 ▽ところ 市役所付属会館2階2号室 ▽内容 遺言・相続・金銭・土地建物の賃貸などについて ▽各種無料相談の申し込み・問い合わせ先  市民相談室(TEL24−6251) 11月13日(月)〜19日(日)は女性の人権ホットライン強化週間1人で悩まず電話をください TEL0570−070−810  女性の人権擁護委員、法務局の女性職員が相談に応じます。 ▽受付時間 午前8時30分〜午後7時30分(土・日 午前10時〜午後5時) 悩みごと、心配ごと 無料巡回相談を実施します  お年寄りや家族の方々の福祉、介護、法律など、親身になってご相談に応じます。(秘密厳守)  法律問題については、事前に予約をお願いします。 ▽とき 11月10日(金) 午後1時〜3時 ▽ところ 鶴舞会館 ▽相談員 専門相談員(弁護士)、高齢者総合相談センター相談員、市の心配ごと相談員 ▽申し込み・問い合わせ先  県高齢者総合相談センター(TEL018−829−4165) 税理士による無料税務相談 ▽とき 11月17日(金)、18日(土) 午前10時〜午後3時 ▽ところ 鶴舞会館 ▽問い合わせ先 11月16日(木)まで、東北税理士会本荘支部(TEL23−1033) 福祉の仕事の紹介や相談を行っています   県福祉保健人材・研修センター(人材部門)は、福祉の仕事について「知りたい」「相談したい」方のための窓口です。  今、福祉職場では、人材を必要としています。関心のある方は、ぜひお問い合わせください。 ▽受付時間 午前8時30分〜午後5時 ▽問い合わせ先 県福祉保健人材・研修センター(人材部門)(TEL018−864−2880) お知らせ 災害遺児の養育者には援護給付金が支給されます  交通・労働・自然災害で父または母を亡くしたり、前記の災害で著しい障害者となった父または母をもつ義務教育終了前の児童(遺児)を養育している方には、次の援護給付金が支給されます。 @見舞金 災害で遺児となったとき、遺児1人につき10万円 A入学祝金 遺児が小学校、中学校(特殊学校含む)に入学したとき、1人につき5万円 B激励金 遺児1人につき年3万円 C卒業祝金 遺児が義務教育を終了したとき、1人につき5万円 ▽問い合わせ先 市子育て支援課(TEL24−6319)、(財)秋田県災害遺児愛護会(TEL018−864−2717) 無料でできます 石綿(アスベスト)健康診断  過去に石綿を製造したり、取り扱う作業に従事した方で、会社が廃業したなどの理由で石綿健康診断を受診できなかった退職者は、国の費用で健康診断が受けられます。 ▽対象 左記@〜Cの条件をすべて満たしている者  @従事した石綿作業が特定できること  A石綿にばく露してから10年以上経過していること  B勤務していた会社等が廃止・倒産などにより、石綿健康診断を受診できない状況にあること  C石綿に係る健康管理手帳を所有していないこと ▽申し込み・問い合わせ先  11月17日(金)まで、秋田労働局 安全衛生課(TEL018−862−6683) 訂正・おわび  10月15日号発行本紙15ページ「し尿及び浄化槽汚泥の汲み取り料金改定のお知らせ」の中で、改定料金の表の下段「基本料金 18Lまで」とあるのは、「超過料金 18L毎」の誤りです。  また、6ページ「岩城地域文化祭」の中の「移動美術館」は誤記です。  訂正しておわびいたします。 募集 本荘公園管理用具庫新築工事入札参加者を募集します ▽工事概要 木造平屋建A=12・42平方メートル(3.75坪) ▽参加条件   @建築業を営む市内業者(法人・個人を問いません)  A市および県の等級格付を有していない業者 ▽申し込み・問い合わせ先  11月15日(水)まで、入札課(TEL24−6221) ※平成17・18年度入札参加資格申請書を提出している場合でも、本荘公園管理用具庫新築工事の入札参加を希望する業者はご連絡ください。 ※書類審査後、指名となった業者にはご連絡いたします。 参加しませんか ごてんまり・刺し子教室(初級・中級) ▽とき 11月27日(月)、28日(火)、 30日(木) 午前9時30分〜午後3時 ▽ところ 職業訓練センター ▽講師 ・ごてんまり 佐藤悦子さん、佐藤智恵子さん ・刺し子 井上由美子さん、佐藤久子さん ▽受講料 各千円 ▽定員 各20人 ▽申し込み・問い合わせ先  11月15日(水)まで、本荘総合支所産業課(TEL24−6349) ※昼食をご持参ください。 自衛官・自衛隊生徒を募集します 【自衛官2次募集】 ▽対象  @進路が未定の学生、高校生  A雇用機会が得られない27歳未満の健康な男子 ▽採用種目 2等陸・海・空士(平成19年3月入隊) ▽試験予定 11月中旬および12月中旬 【自衛隊生徒の募集】 ▽対象 平成2年4月2日から  平成4年4月1日までに生まれた男子(15歳以上17歳未満) ▽試験日 平成19年1月13日(土) ▽申込期限 平成19年1月9日(火) ▽募集についての問い合わせ先  由利本荘地域事務所(TEL22−3479) 職業訓練センターパソコン講習 ▽とき・内容  ・11月28日(火)〜29日(水)   エクセル1(表計算基礎)  ・12月4日(月)〜5日(火)   年賀状(筆まめソフト)  ・12月7日(木)〜8日(金)   エクセル2(表計算とグラフ)  ・12月11日(月)〜12日(火)   パワーポイント(プレゼンテーション)  ・12月14日(木)〜15日(金)   エクセル3(データベース)  ・12月18日(月)〜19日(火)   パワーポイント(プレゼンテーション)  それぞれ午前9時30分〜午後4時 ▽ところ 職業訓練センター ▽定員 各コース10人 ▽受講料 各コース4千円 ▽申し込み・問い合わせ先 職業訓練協会(TEL23−5502) 行事 「由利本荘市民俗芸能大会」へご来場ください  各地域の民俗芸能を紹介し、伝承していくため、民俗芸能大会を開催します。  県指定無形民俗文化財の本海流番楽(鳥海地域など)や日役町獅子踊り(本荘地域)、市指定無形民俗文化財・潟保八幡神社神楽(西目地域)などが一堂に会し、競演します。 ▽とき 11月19日(日) 午後1時〜 ▽ところ 農村環境改善センター(大内地域) ▽問い合わせ先 教育委員会文化課(TEL24−6288) 参加しませんか 「許さない。DV」キャンペーン2006 【公開セミナー】 ▽とき 11月8日(水) 午前10時〜午後0時30分 ▽ところ 中央男女共同参画セ ミナー(アトリオン7階) 【街頭キャンペーン】 ▽とき・ところ セミナー同日、ぽぽろーど ▽問い合わせ先 県男女共同参画課調整・企画班(TEL018−860−1555) 由利地域リサイクルフェアー  循環型社会の構築に向けた由利地域のごみの減量化・資源化への取り組みを紹介します。   普段あまり環境に関心のない人もこの機会に「リサイクル」について考えてみませんか。  参加者全員にマイバックなどプレゼントがあります。 ▽とき 11月18日(土) 午前10時〜午後4時 ▽ところ 西目「シーガル」 ▽内容 リサイクル製品展示、体験発表、講演、EMぼかしの作成、マジックショー、寸劇など ▽問い合わせ先 県由利地域振 興局環境公害班(TEL22−4121) 埋蔵文化財調査報告書を頒布いたします  市内で発掘調査を実施した遺跡について、調査報告書を作成しました。実費で頒布いたしますので、ご希望の方は、下記の場所でお買い求めください。 書名と価格 『上谷地遺跡(第2次調査)』…300円 『山崎館・蒲田館 確認調査報告書』…500円 頒布場所  本荘郷土資料館(TEL24−3570)  由利教育事務所生涯学習課(TEL53−2245) 問い合わせ先  各頒布場所または教育委員会文化課(TEL24−6288) 行事  「元気な母ちゃん・父ちゃん育成セミナー」を開催します  自分自身の夢や、幸福感を大切にしながら、生き生きと前向きに子育てする。そんな親子関係について考えるセミナーです。 ▽とき 11月19日(日) 午後1時30分〜4時 ▽ところ 西目「シーガル」 ▽内容 ・基調講演  演題「よい子、わるい子、普通の子、結局やっぱりあなたの子」  講師 石垣政和さん(テレビプロデューサー兼パーソナリティー) ・トークセッション  談話者 石垣政和さん、齊藤良子さん(自家焙煎珈琲豆専門店「彩豆」経営)、海老名保さん(ネイガープロジェクト代表) ▽申し込み・問い合わせ先  県由利地域振興局地域企画課県民生活班(TEL22−5432) テーマはコミュニケーションの達人 法人会講演会「好かれる技術」  自らも大手デパート、ホテルなどで接客と販売を経験し、日産自動車で講座も担当した講師が、現場に即した「顧客満足」について講演。社員研修にも最適です。 ▽とき 11月15日(水) 午後4時〜(入場無料) ▽ところ 本荘グランドホテル ▽講師 伊藤智恵子さん(ソフィアハーモニー代表) ▽申し込み・問い合わせ先  (社)本荘法人会青年部会(TEL24−3050) 「小型船舶操縦者法」の無料説明会を開催します ▽とき 11月26日(日) 午前10時〜11時30分 ▽ところ 本荘文化会館 ▽説明概要   @操縦者法に基づく遵守事項違反(点数と行政処分)  A操縦者法に基づく試験問題(学科・実技)解説と合格基準  B旧4級・5級免許取得者のプロモーションシステムによる実技免除の1級資格取得  C15歳9カ月から受けられる免許資格  ※海に学ぶタロウ塾の受講料支援について(15歳9カ月〜20歳未満の男女)  ※60歳代(ボート免許学科講師)無料養成講座について ▽申し込み・問い合わせ先  11月24日(金)まで、マリンライセンス教育センター東北事務所(TEL0234−35−1730) 「海岸林再生植樹」の参加者募集  水林海岸防備林にクロマツ苗木千本を植樹します。 ▽とき 11月11日() 午前10時〜正午 ▽集合場所 市水林国有林(本荘由利卸売市場向かい) ▽申し込み・問い合わせ先  11月9日(木)まで、水林海岸防備林を松くい虫から再生する会事務局(由利森林管理署内 TEL22−1076) 善意 わかば健ゆう会(斉藤斎会長)の皆さんが、ぱいんすぱ新山の敷地内に、スイセンの球根千球を植えてくれました。 TDK社友会の皆さんが、秋季社会奉仕活動として、本荘公園の桜に施肥をしてくれました。 シルバー人材センターの会員の皆さんが、10月第3水曜日の「シルバーの日」にちなみ、駅前交差点付近約1の路上の清掃をしてくれました。 「高橋宏幸童話原画展」開催中  本荘公園「修身館」では、『チロヌップのきつね』、『ロマン絵物語』などで知られる東由利地域出身の童話作家・高橋宏幸さんの童話原画と絵本の展示を行っています。  この機会に、心のオアシス・童話の世界に触れてみてはいかがでしょうか。 ▽展示期間  ・前期 11月12日(日)まで  ・後期 11月13日(月)〜12月26日(火) ▽問い合わせ先 教育委員会生涯学習推進課(TEL24−6284) ※修身館開館時間は午前9時〜午後5時です。 34〜35ページ 地域情報コーナー 西目地域 西目保健センター TEL33−3983 ■西目保健センターの開放日(11月)をご利用ください  子育てをしているお母さんと赤ちゃんが、広いスペースで思いっきり親子のふれあいが持てるように、西目保健センターの集団指導室を開放しています。楽しい遊具も準備しています。 ▽開放日 1日(水)、6日(月)、8日(水)、14日(火)、16日(木)、20日(月)、24日(金)、27日(月)、29日(水) ▽時間 午前10時〜午後3時 ■親子のスキンシップ教室 ▽とき 11月29日(水) 午前10時〜 ▽ところ 西目保健センター ▽対象 2カ月児からの親子 ■かしわ温泉で健康相談を行います ▽とき 11月16日(木) 午前10時〜 西目保育園 TEL33−2022 ■西目保育園「ふれあい保育」を行います  お子さんを保育園でのびのびと遊ばせてみませんか。今回は「人形劇」を見て楽しく過ごします。この機会に、ぜひ遊びに来てください。 ▽とき 11月22日(水) 午前9時40分〜11時 ▽ところ 西目保育園 ▽対象 0歳〜3歳の未就園児(保護者同伴) 大内地域 生涯学習課 TEL65−2210 ■市総合体育館トレーニングルーム年会員を募集中です  会員になると、通常1回500円のトレーニングルーム利用料が不要の上、専用のトレーニング管理システムが利用できます。トレーナーも常勤していますので、トレーニングのアドバイスも受けられます。 ▽年会費 8,000円  ▽有効期間 加入日より1年間 ▽トレーニング管理システムメニュー例 ダイエットメニュー、高齢者のためのメニュー、下半身強化メニューなど ▽申し込み・問い合わせ先 市総合体育館(TEL62−0500) 由利地域 振興課 TEL53−2112 ■「ゆりまつり」楽しいイベント満載です! ▽とき 11月3日(金)、4日(土) 午前9時〜午後4時 ▽ところ 由利公民館(善隣館)、由利体育館、武道館、由利図書館、由利海洋センター ▽内容 文化講演会、親子読書感想発表会、芸文協合同芸能発表会、由利中駅伝大会、各種コーナーなど 矢島地域 生涯学習課 TEL56−2203 ■青少年ホーム休館日 ▽とき 11月26日(日)と日曜・祝日の夜間(午後5時〜) 寿康苑 TEL56−2940 ■11月から「利用時間」と「送迎バス運行時間」が変更になります ◎利用時間 ▽変更後 午前9時〜午後6時30分 ※入浴は午前10時〜午後6時です。 ▽変更する期間 11月1日〜3月31日 ◎送迎バス ▽変更後の運行回数 月2回 ※対象地区の方には、「送迎バス運行のお知らせ」を配布しています。確認の上ご利用ください。 ■寿康苑休館日 ▽とき 11月5日(日)、13日(月) 東由利地域 市民課 TEL69−2117 ■東由利地域「防災訓練」が行われます ▽とき 11月5日(日) 午後2時30分ころ〜3時30分ころ ▽ところ 東由利宿字大琴地内 ※車両の通行に支障が出る場合がありますので、ご注意ください。 産業課 TEL69−2116 ■八塩パークゴルフ場営業終了のお知らせ  八塩パークゴルフ場は、11月10日(金)をもって、今シーズンの営業を終了いたします。 ▽問い合わせ先 八塩いこいの森センターハウス(TEL69−2332) 鳥海地域 産業課 TEL57−2205 ■鳥海荘休館日のお知らせ  施設メンテナンスなどのため、下記の期間は休館となります。 ▽とき 11月6日(月)〜10日(金) 福祉保健課 TEL57−3501 ■バス乗車券を交付します ▽対象 鳥海地域に住所を有し、18年度内で満70歳以上の方 ▽内容 1人につき100円券11枚綴りを2冊交付 ▽申請 鳥海総合支所福祉保健課、またはお近くの各出張所へ 本荘地域 健康管理課(本荘保健センター内) TEL22−1834 ■11月の健康相談 ▽内 容 血圧測定、生活習慣病予防、その他 日       場所 12日(日)  小友公民館         松ヶ崎体育館         南内越コミュニティ体育館          北内越公民館 17日(金)  石沢生活改善センター 27日(月)  子吉公民館 ▽時 間 午前9時30分〜11時30分 ■湯ったりほのぼの教室 ▽とき・内容 11月21日(火) 午前9時〜11時30分:健康相談 午前10時〜11時:効果的な温泉療法・健康体操 ▽ところ 鶴舞温泉中広間 石沢公民館 TEL29−2111 ■「仙道番楽」鑑賞会へどうぞ  県指定無形民俗文化財「仙道番楽」(羽後町)が、石沢地区文化祭に特別出演!ぜひご鑑賞ください。 ▽とき 11月12日(日)  午後1時30分〜(予定) ▽ところ 石沢小学校体育館 本荘公民館 TEL22−0900 ■市民講座「本荘由利の民俗学」に参加しませんか  次世代に語り継がなければならない貴重な財産「民俗文化」について学びましょう。 ▽ところ 本荘勤労青少年ホーム  ▽定員 各回30人 ▽とき・内容等 時間はいずれも午後1時30分〜3時 日          内容                  講師 11月11日(土)  「高瀬川と人々のくらし」〜東由利地域  小松順之助さん(旧東由利町教育委員長) 11月18日(土)  「子吉川中流域の民俗文化」〜由利地域  三浦良隆さん(旧由利町教育委員会学芸主事) 11月25日(土)  「天神信仰と子ども−岩城亀田の刻参りを中心として−」〜岩城地域  齋藤壽胤さん(NPO日本民俗経済学会理事) 12月 2日(土)  「西目地域の念仏講について」〜西目地域 池田正治さん(旧西目町文化財保護審議会会長) アクアパル TEL22−5611 ■フィットネスジム登録講習会 ▽とき 11月9日(木) 午後6時〜、25日(土) 午後2時〜 ▽ところ アクアパル  ▽定員 25人(先着順) ▽年会費 一般3,150円、学生1,575円(ともに税込み) ※事前に電話等でアクアパルへお申し込みください。 ■フリーマーケット「水辺のまち市場」出店者募集 ▽とき 11月12日(日) 午前9時〜正午 ▽ところ アクアパル(屋内15区画・1区画=約1坪) ▽内容 不用になった日用雑貨、衣類、書籍など  ▽出店料 無料  ▽申込期限 11月9日(木) ■本荘南中学校29期生33歳年祝い同期会  対象となる昭和50年度生まれの皆さんには、往復ハガキによるご案内を発送しますが、当日の混乱を避けるため、事前に会費の振込みをお願いします。金額と口座番号をお間違えの無いようご入金ください。 ▽とき 平成19年1月2日(火)  正午〜おはらい、午後1時30分〜同期会 ▽ところ ホテルアイリス ▽振込み先 秋田銀行本荘支店(普通)148641 口座名義 由利本荘市立南中学校第29期年祝い委員会 ▽お問い合わせ 事務局・冨樫さん(TEL090−7061−3811) 岩城地域 生涯学習課 TEL73−2468 ■「第46回鳥海弘毅顕彰剣道大会」へおいでください  旧岩城町出身で、戦前の(財)大日本武徳会創立功労者である鳥海弘毅先生の業績をたたえ、友好と親睦を深めることを目的に開催する大会です。 ▽とき 11月18日(土)  開会式:午前9時〜、競技開始:午前9時30分〜 ▽ところ 岩城総合体育館 教育課 TEL73−2468 ■(独)宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部主催  「宇宙学校・あきた」〜宇宙のなぞにせまりたい〜  宇宙科学の研究者が皆さんの質問にわかりやすくお答えする質問コーナーや、宇宙映画の上映などもあります。 ▽とき 11月25日(土) 午前9時30分〜午後4時15分 ▽ところ 岩城会館(岩城総合支所となり)※参加無料 ▽申し込み方法 往復はがきの往信部分裏面に住所・氏名・電話番号を明記の上、下記まで郵送でお申し込みください。(市内の小中学生の申し込みは、学校ごとの取りまとめになります) ▽申し込み・問い合わせ先 11月17日(金)まで、〒018−1392 岩城内道川字新鶴潟50 岩城教育事務所(TEL73−2468) 36〜37ページ 11月のイベント色づいた晩秋を楽しむ 鶴舞温泉開館12周年記念 木内一座「猿倉人形芝居」  11月3日(金) 午後1時〜3時  会場/鶴舞温泉  内容/あったか〜い温泉と、県指定無形民俗文化財・木内一座の公演をお楽しみください。演目は「三番叟」、「鬼神の松」、「鑑鉄の花笠踊り」です。  問い合わせ先/鶴舞温泉(TEL23−7227) 全国ごてんまりコンクール  11月3日(金)〜5日(日)  会場/鶴舞会館  内容/本市を会場に、全国各地から集まった約400点に及ぶごてんまりが、あでやかに美と技を競います。  問い合わせ先/市観光協会本荘支部(TEL24−6349) 由利本荘市民俗芸能大会  11月19日(日) 午後1時〜  会場/農村環境改善センター(大内地域)  内容/各地域の民俗芸能が一堂に会し、伝統の舞いを披露します。県指定無形民俗文化財の猿倉番楽(鳥海地域)や屋敷番楽(由利地域)のほか、岩谷麓獅子舞(大内地域)など、6団体が出演。  問い合わせ先/教育委員会文化課(TEL24−6288) 第39回秋田県高等学校 郷土芸能・日本音楽合同発表会  とき 11月12日(日)12時〜開場、12時30分〜開演  ところ 本荘文化会館  入場料 300円(由利高校で前売券取り扱い中)  問い合わせ先 由利高校民謡部顧問・佐藤さん(TEL22−3219) 平成18年秋の火災予防運動 11月5日(日)〜11日(土) 消さないで あなたの心の 注意の火  ストーブに注意!  寝たばこはやめましょう!  コンロに注意!  悪質な訪問販売に気をつけましょう!  悪質な訪問販売に注意を!!県内でも…発生   先頃、県内で「役場から頼まれた」と偽り、法外な値段(1個あたり2万2千円)で火災報知器を取り付けて行ったという事例が3件ありました。   火災報知機は、ホームセンターなどで1個4千円〜1万円で販売しており、個人で容易に取り付けることができます。市役所および消防署の職員が訪問販売をすることはありませんので、十分ご注意ください。  住宅用火災警報機をつけましょう! お知らせ  消防法の改正により住宅用火災警報器の設置が義務化されています。新築住宅はすでに施行しています。既存住宅は、平成23年5月31日までの設置が必要となります。 火災・救助・救急は119 由利本荘市消防本部・本荘消防署 矢島消防署・由利本荘市消防団 11月暮らしのカレンダー 1(水) 子育て支援講演会 13時30分〜15時30分 本荘保健センター 3(金) 文化の日      第2回由利本荘市米まつり(〜5日) 本荘第二体育館ほか      米まつり水辺駅伝競走大会 9時30分〜 アクアパル      第36回岩城地域文化祭(〜5日) 岩城総合体育館ほか      2006ゆりまつり(〜4日) 善隣館ほか      第5回紅葉カップパークゴルフ大会 9時〜 八塩パークゴルフ場      鳥海文化講演会(西木正明氏) 13時30分〜15時 紫水館 4(土) 映画上映「ポケットモンスター」 10時30分〜、13時〜、「明日の記憶」 15時〜、18時30分〜 どちらも入場券あり アクアパル      全日本フットサル県予選会(〜5日) 8時〜21時 市総合体育館 5(日) 秋の火災予防運動(〜11日)      ライブコンサート「LIVE OF ROCK MINISTER Vol.4」 入場料あり 13〜19時 アクアパル      秋の芸術文化祭 入場料あり 12時30分〜16時 本荘文化会館 7(火) 市功労者顕彰式および市の花・木・鳥・歌発表会 14時〜16時 本荘文化会館 9(木) アクアパルフィットネスジム登録講習会 登録料あり 18時〜19時30分 アクアパル 10(金)市総合体育館一般開放日 9時〜21時 11(土)中央保育園発表会 9時〜12時 アクアパル      本荘由利小学生新人バレーボール大会(〜12日) 8時〜21時 市総合体育館      市民講座・本荘由利の民俗学@「高瀬川と人々のくらし」 13時30分〜15時 本荘公民館 12(日)第39回県高等学校郷土芸能・日本音楽合同発表会 入場料あり 12時30分〜17時 本荘文化会館      アクアパルフリーマーケット「水辺のまち市場」 9時〜12時 アクアパル      コンノ楽器音楽教室発表会 9時30分〜17時 アクアパル 13(月)市総合体育館休館日 16(木)シルバーカレッジ鳳山学園 10時〜12時 会場/文化会館 本荘公民館17(金) 第32回市職場対抗バレーボール大会(〜18日) 9時〜21時 市総合体育館      由利本荘にかほ盆栽会 秋季盆栽展示会(〜19日) 9時〜17時 本荘文化会館 18(土)第46回鳥海弘毅顕彰剣道大会 9時〜 岩城総合体育館      市民講座・本荘由利の民俗学A「子吉川中流域の民俗文化」 13時30分〜15時 本荘公民館 19(日)チャリティシャンソンの午後2006 入場料あり 14時〜16時 アクアパル      本荘バレエ第一回発表会 17時〜19時 本荘文化会館      ダブルス卓球大会 8時〜21時 市総合体育館 22(水)本荘由利児童生徒美術展(〜24日) 9時〜17時 本荘文化会館 23(木)勤労感謝の日      コンノ楽器音楽教室発表会 9時30分〜17時 アクアパル      ジャズダンスヒップホップステータス2006 入場料あり 18時30分〜20時 本荘文化会館 24(金)大内総合型地域スポーツクラブ交流大会(〜26日) 9時〜21時 市総合体育館 25(土)第23回にかほウインド・アンサンブル定期演奏会 要整理券 18時〜20時 本荘文化会館      アクアパルフィットネスジム登録講習会 登録料あり 14時〜15時30分 アクアパル      映画上映会「待合室」 入場料あり 10時30分〜、13時30分〜、16時30分〜、19時〜 アクアパル      市民講座・本荘由利の民俗学B「天神信仰と子ども−岩城亀田の刻参りを中心として−」13時30分〜15時 本荘公民館      宇宙学校・あきた 9時30分〜16時15分 岩城会館 26(日)仁賀保高校吹奏楽部 第29回定期演奏会 入場料あり 14時〜16時30分 本荘文化会館      親子アニメ映画会「スーパーマリオほかアニメ五本立て」 入場料あり 14時〜16時 アクアパル 27(月)市総合体育館休館日      西目地域生涯学習交流展(〜12月3日) 8時30分〜17時 西目公民館「シーガル」 30(木)第10回荘美会展(〜12月3日) 10時〜18時 本荘文化会館      遺族ケア研修会 13時30分〜16時 アクアパル      高体連中央支部新人大会バレーボール競技(〜12月3日) 8時〜21時 市総合体育館 38〜39ページ 市民からの伝言板 ※12月1日号へ掲載希望の原稿は11月15日(水)が締め切りです。 ■地域密着型スポーツ文化 創造フォーラム ▽とき…11月9日(木) 午後5時30分開場 午後6時開演 ▽ところ…にかほ市 ホテルエクセルキクスイ ▽内容…基調講演「夢があるから強くなる」   講師:日本サッカー協会会長 川淵三郎氏   パネルディスカッション「地域活性化へのキックオフ」 ▽入場料…無料(入場制限の場合あり) ▽お問い合わせ…(社)由利青年会議所菊地さん(TEL22−4940) ■育児サークル「新婦人親子リズム会」であそぼ!  親子でリズム遊びを楽しんで、育児についての情報交換を行います。 ▽とき…11月9日(木)、16日(木) 午前10時30分〜正午 ▽ところ…本荘由利広域交流センター   9日は多目的ホール、16日は子ども室となります。 ▽内容…リズム体操、手遊び、絵本、 ▽対象…0歳から就学前までの乳幼児と保護者 ※時間通りでなくとも、途中からの参加でも結構です。気軽にご参加ください。 ▽お問い合わせ…近藤さん(TEL24−2767) ■子育てサロン「なかまっ子」参加者募集 ▽とき…11月11日(土) 午前10時〜正午 ▽ところ…鶴舞会館 講堂 ▽参加費…無料 ▽内容…自由遊び、絵本読み聞かせ、作って遊ぼう ▽対象…親と子、祖父母と孫などのほか、どなたでも ▽申し込み・お問い合わせ…11月8日(水)まで市社会福祉協議会本荘支所(TEL24−3634) ■第12回由利組合総合病院病院祭 ▽とき…11月11日(土) 午前9時〜午後3時30分 ▽ところ…由利組合総合病院1・2階 ▽入場料…無料 ▽内容…職員によるサービスコーナー、展示コーナー、応急処置コーナー、演奏会、即売コーナー、記念公演「ブラボー中谷マジック笑」ほか ▽お問い合わせ…由利組合総合病院総務課(TEL27−1200) ■環境エネルギー講演会開催 ▽とき…11月17日(金) 午後1時30分〜3時 ▽ところ…本荘グランドホテル ▽内容…講演「くらしと未来・私たちの選択〜環境問題とエネルギーを考える」講師:科学ジャーナリスト東嶋和子氏 ▽入場料…無料 ▽問い合わせ…東北電力竃{荘営業所(TEL070−5767−1767) ■第8回ボジョレーヌーボーとワインを楽しく飲む会  ワインセミナーin由利本荘 ▽とき…11月18日(土) 午後6時30分〜 ▽ところ…本荘グランドホテル ▽講師…日本ソムリエ協会シニアソムリエ 阿部 誠氏 ▽参加費…5,000円 ▽問い合わせ…佐々木さん(TEL携帯090−2602−5579・自宅28−2244) ■第16回本荘由利ダブルス卓球大会 ▽とき…11月19日(日) 午前9時30分開会式・競技開始 ▽ところ…市総合体育館 ▽種目…一般ダブルス ▽試合形式…11点5セットマッチ(予選リーグ〜決勝トーナメント) ▽参加料…1人500円(当日会場で支払い) ▽申し込み…11月6日(月)まで、郵送(〒015−0817 由利本荘市中町10 竃{間印刷所内 本荘卓球協会宛)または、Eメールhytta2006@yahoo.co.jpへ ▽問い合わせ…篠田さん(TEL090−8615−4453) ■第17回9人制家庭婦人バレーボール大会 ▽とき…11月19日(日) 午前9時開会式 ▽ところ…本荘勤労青少年ホーム ▽参加費…1人250円 ▽申し込み・お問い合わせ…11月15日(水)まで岸田さん(TEL23−2203) ■「西馬音内盆踊りサークル」で楽しんでみませんか ▽とき…11月24日(金) 午後6時30分〜8時30分 ▽ところ…砂子下コミュニティセンター2階 ▽持ち物…浴衣  ▽指導…藤陰小枝氏 ▽お問い合わせ…佐藤さん(TEL23−3879) ■秋田県ボランティア・市民活動研究集会inゆり ▽とき…11月25日(土) 午後1時〜4時30分 ▽ところ…広域交流センター ▽内容…風変わりなフォーラム、(地元貢献会社の自慢大会、地元ボランティア団体による自慢大会)、バザーなど  ※バザー出店団体も募集中です。 ▽申し込み・お問い合わせ…高橋さん(TEL・FAX62−6078、Eメールaya043@mail.edinet.ne.jp) ■第4回男女混合9人制親善バレーボール大会 ▽とき…12月3日(日) 午前9時開会式 ▽ところ…南内越体育館 ▽内容…女子3人以上  ▽参加費…1人300円 ▽お問い合わせ…11月28日(火)まで森山さん(TEL22−8083) 笑顔 我が家の宝物  小笠原 純さんちの櫂くん(9カ月・太谷) ゆうまとおうま、仲良しです♪  佐藤年子さんちの初孫 友馬くん(3カ月・薬師堂) おくやみ申し上げます  佐々木誠一郎氏(元西目町長、旧西目町自治功労者・西目町沼田)は、10月4日永眠されました。氏は、昭和29年秋田県に奉職して以来25年間、秋田県土木部次長、土木部長等を歴任し、豊富な行政経験と卓越した識見をもって地方自治の発展に貢献されました。昭和61年に旧西目町長に当選以来、2期8年にわたり在職し、町政の発展および広域行政、地方分権の推進などに尽力。一町融和・全町公園の町づくりなど、高邁な政治信念をもって地方自治の発展および住民福祉の向上に多大な貢献をされました。享年82歳。   今野英信氏(旧本荘市功労者・御門)は、10月9日午前7時21分永眠されました。氏は、昭和34年4月から昭和46年3月まで3期12年にわたり、本荘市議会議員として旧本荘市の発展に尽力されました。また、昭和26年4月から昭和30年4月までは旧岩谷村議会議員を、昭和46年4月から昭和54年4月までは2期8年間にわたり、秋田県議会議員を務められ、この間、議会選出監査委員を歴任されるなど、地方自治の発展・向上に貢献されました。平成6年11月旧本荘市地方自治功労者顕彰。享年88歳。 〈9月30日〜10月17日受付分〉 菅原幸一郎さん(91歳)薬師堂 佐藤チヱさん(92歳)薬師堂 野ハルさん(93歳)畑谷 渡邊雄さん(90歳)八幡下  齋藤一郎さん(76歳)石脇 佐藤イクさん(77歳)裏尾崎町 橋登さん(80歳)裏尾崎町 遠藤利一さん(75歳)内越 池田フサオさん(94歳)裏尾崎町 工藤徳治さん(71歳)荒町 佐々木オミネさん(81歳)花畑町 井島文子さん(63歳)薬師堂 土門オリエさん(90歳)藤崎 鈴木仁造さん(70歳)石脇 佐藤ミサさん(64歳)松ヶ崎 牧隆夫さん(56歳)矢島町矢島町 三船安朗さん(83歳)矢島町七日町 佐藤弘子さん(42歳)岩城内道川 二部スヱノさん(86歳)岩城下黒川 佐藤ナオヱさん(93歳)岩城道川 今野萬次郎さん(63歳)岩城亀田亀田町 今野カネさん(79歳)岩城君ヶ野 三浦ワカナさん(94歳)森子 佐々木末治郎さん(90歳)川西 高橋勘一郎さん(73歳)町村 東海林光男さん(55歳)岩野目沢 小野チヱさん(92歳)新沢 畠山モトさん(83歳)羽広 小笠原清一郎さん(85歳)東由利老方 佐々木幸春さん(43歳)西目町海士剥 橋ミツミさん(92歳)西目町出戸 佐々木ハツミさん(91歳)西目町海士剥 佐藤安雪さん(72歳)鳥海町百宅 三船清太郎さん(94歳)鳥海町小川 土田ヒサヲさん(86歳)鳥海町下直根 お誕生日おめでとう 〈10月1日〜10月17日受付分〉 井島羚良ちゃん(敦さん)本田仲町 金雅桜ちゃん(和男さん)薬師堂 嵯峨悠仁ちゃん(悟さん)南の股 佐藤心月ちゃん(貴俊さん)薬師堂 柳橋龍ちゃん(誠さん)石脇 杉渕莉穏ちゃん(暢彦さん)石脇 三浦大幹ちゃん(和彦さん)御門 阿部恭介ちゃん(博之さん)井戸尻 村木悠奈ちゃん(克也さん)石脇 佐藤旺太ちゃん(義美さん)松ヶ崎 石井葵衣ちゃん(敦さん)東梵天 橋未来矢ちゃん(政治さん)三条 木島優也ちゃん(茂さん)大鍬町 小番楓真ちゃん(清喜さん)矢島町立石 三浦巧ちゃん(剛さん)岩城内道川 畠山瑠花ちゃん(誠さん)岩城町二古 大野優也ちゃん(賢さん)中館 高橋まなかちゃん(英樹さん)東由利黒渕 野村順成ちゃん(達也さん)西目町出戸 佐藤築ちゃん(崇さん)鳥海町栗沢 ( )は保護者 40ページ ●まちの風景  心に染み入る 豪快な滝と錦絵  市のシンボルとも言える鳥海山。赤、オレンジ、黄色…山々が燃えるように染め上げられるこの季節、日本の滝百選「法体の滝」を訪れた人たちは、豪快な流れとしっとりと色づいた紅葉を楽しみました。自然はいつも温かく私たちを包み込んでくれます。四季折々に美しい自然を大切に―。 ●表紙の紹介  大飢饉の頃の救荒食物や矢島藩の武士たちが兵糧攻めに備えて作ったとされる説もある松皮餅。  鳥海地域長坂の「松皮もちの会」(村上明子代表/六十七歳)が長年継承してきた製法で作った松皮餅は、素朴な手作りの味が好評です。松皮できれいな赤紫色に染まった松皮餅を作りながら、「伝統の技を受け継ぐ若い人たちが少なく、松皮を手間をかけて加工する作業もなかなか大変です」と話しながら、静かなブームの伝統の味に心を込めていました。