広報ゆりほんじょう No.65 [平成19年(2007)12/1号] 編集・発行/由利本荘市広報広聴課 http://www.city.yurihonjo.akita.jp  『ふれあい深め、友情はぐくむ』   ――モンゴルの高校生とリンゴを収穫する矢島高生 (表紙の紹介は36ページ)    特集/心つないで 明日を創る ………………A〜L      /職人の心と技を伝える「現代の名工」M〜P 2〜5ページ 特集 『心つないで 明日を創る』  持ち直しつつあるとされる景気の動向が実感できないまま、一進一退で推移する地方経済。米価が下がる一方、ガソリンや身近な商品の価格が値上がりするなど、県内の経済動向は「重苦しい空気」に包まれています。  本市も例外ではなく、経済面の話になると、とかく暗い部分が先行しがちです。前号では市の財政状況や財政運営方針などを率直にお知らせしました。本市の厳しい「台所事情」をご理解いただけたでしょうか。  しかし、こうしたことに対し、不平不満を並べるだけでは何の解決にもなりません。  先人たちの知恵と技術、汗の結晶で培われた豊穣の大地・由利本荘―。ここに生きる私たちに求められること、そして私たちがこの地域で果たすべき役割とは何でしょうか…。とても難しいテーマですが、そのヒントの一つになることを願い、この特集をお届けします。前号の「財政の健全化を目指して」に続く、第二弾「心つないで、明日を創る」です。  まずは、地域の中で、力を合わせる皆さんの姿からお伝えしましょう。 第1章 地域を見つめ、力を合わせて積極的に―  果断に踏み出す 1.出荷を伸ばす“鳥海りんどう”  鳥海山の北東から日本海へと広がる由利本荘市。鳥海地域で栽培されているリンドウが中央の高い評価を得、年々出荷数を伸ばしています。リンドウは冷涼な気候を好み、転作田のような酸性土壌に適した花。作付け適地である鳥海地域の十八戸の農家が平成十七年度から産地化へ取り組んできました。  翌年に「霊峰鳥海山で育まれた花 秋田鳥海りんどう」で売り出し、年間出荷数は目標の七十四万本を上回る百三万本。市場の高い評価を得、今年は百六十万本にまで出荷が増加しました。鳥海りんどうの躍進を支えているのは、米価が下落する中、稲作の減収を自らの手で乗り越えようとする農家の意気込みです。  JA秋田しんせいリンドウ部会長の眞坂重孝さん(58歳・鳥海町下川内)は「中央の市場関係者から『色とボリュームは日本一』との評価をいただきました。日持ちも良く、反収も全国トップレベルだと言われています。リンドウは七月から十一月までの収穫・出荷が可能。機械設備の出費がない分、人手はかかりますが、産地全体で五百人以上の方に賃金が支払われ、地域雇用にも貢献できたものと思います」と話し、賃金雇用による地域への波及効果も強調します。  「今の課題はこの品質をどうやって保つか。同じ品種でも、標高や気温の差で生育に違いが生じますので。今年は三戸の農家が仲間入りしました。来年の参加が決定している人もいます。県などの支援をいただき、ここだけの品種を改良できれば。それが私たちの夢です」。  平成二十二年度に栽培面積十f、販売額一億円を目標に掲げ、規模拡大と品質の向上を目指すリンドウ農家の皆さん。その瞳には、確かな手応えを感じながら、力を合わせて進む気概が感じられます。     取り組む先にある“地域貢献” 地域に根ざす視点で 2.大学とTDKが連携協力に本腰  地域が持つ工業技術の高度化を図り、先端技術の研究成果を産業振興にどう生かすか―。  県立大学(小林俊一理事長)とTDK(上釜健宏社長)は十月十五日、連携協力協定を締結しました。TDKでは先月から連携推進員を県立大学の地域共同研究センターへ派遣。一年後をめどに共同研究などの具体的なテーマの検討をめざし、大学の研究活動との連携を模索していきます。  今回の協定について同大学地域共同研究センターの日向野三雄教授は「従来からある県立大学とTDKとのネットワークが、この協定でさらに強化され、より緊密に情報の交換を図っていきます。まずは交流の中で、大学の特性である専門的な研究と企業が進める技術開発や製品化との接点を探します。産業界から大学が教わる機会にもなりますので、お互いに有する資源を活用し、地域貢献に結びつけたい」と話します。  TDKでは初となる今回の連携協力協定と合わせ、「本荘由利産学共同研究センター」では共同研究や地域企業活性化への支援、基盤的技術の高度化や研究開発のサポートなどを実施しており三者が地域とのつながりを一層強め、さらなる発展を目指し、先端技術の研究・応用へ一体となって取り組んでいます。 3.施設改修を機にクラブを設立  「きつい〜。でも、楽しい!」改修された水林陸上競技場に、子どもたちの元気な声が響いています。この活動は、本荘由利陸上競技協会が九月に創設したジュニア陸上競技クラブ「水林アスリート」。市内の小中学校に常設の陸上競技部が置かれていないことから、競技場の改修を機に競技人口の拡大と技術の向上を図ろうと、同協会のメンバーが指導に当たっています。  クラブには市内各地域の小・中学生三十七人が登録。指導者は十四人で、その先頭を担うのが同協会普及部長の柳原欣也さん(41歳・大浦・象潟中教諭)。「小・中とも全国大会へ出場する子どもが少なくなく、陸上の素質がある。そこを伸ばしてやりたいと思います。走るのが好きな子が集まっているので、みんな練習熱心。苦しくても頑張り、食らいついてくる感じです」と手応えを話します。  「改修によって少しぐらいの雨でも練習でき、ハードルや幅跳びなども分かれてやれます。良い環境で練習できることは喜びですね」。クラブの活動は毎週土曜日の午前で、冬は石沢体育館での練習を計画。「長距離走の基本を培い、将来は駅伝大会に出場させたい」と夢を語ります。「みんなで集まり、そこに楽しさがあって、楽しさの中から夢をつかんで もらいたい。そして、その夢に向かって頑張れる精神力を持った人になってもらえたらと願っています」。スタートダッシュの練習に入り、真新しいトラックで躍動する子どもたちの姿を柳原さんの眼差しが優しく包み込んでいました。 ※水林競技場  昭和54年建設。施設の傷みが激しかったため、スタンドや各種設備と合わせ、ラックをポリウレタンの全天候舗装に改修。  また、芝生の張り替えとともにゴールの写真判定装置を新設し、タイムの電気掲示が可能となる。総事業費6億5,851万2千円。今年9月に、日本陸上競技連盟の第3種公認競技場に継続認定。 ※秋田県立大学本荘キャンパス  本市土谷に平成11年4月に開学。システム科学技術学部に4つの工学科と大学院があり、学生たちが科学・技術全般に関する知識や専門性を学んでいる。 6〜7ページ 第2章 若い世代が、夢へ向かって懸命に―       情熱は誰にも負けない   市内には、熱い心で地域づくりやスポーツ行動に打ち込んでいる方々がおられます。その中の若いお二人に意気込みなどを話してもらいましょう。みんなに元気を分けてくれるようなパワーにあふれ、輝いています。 ☆地域に溶け込み、青年層の盛り上げを図る   Modern Age(モダンエイジ)代表 金湖 真友美(23歳・裏尾崎町)  私たちは、市内の青年層の盛り上げを図るため、「由利本荘市新世代地域活性化協議会」(愛称・Modern Age)として活動中です。  以前あった本荘連合青年会は、新市になって組織を解消。各地域の青年会活動が衰退している状況などもあり、かつての青年会活動のイメージにとらわれず、自分たちで面白いことを考えてみようと、連青とはまったく別の組織として有志でスタート。メンバーは東由利や西目地域の人も含めて男十五人、女十人です。    ■好評博した「流しそうめん」  「秋田わか杉国体」を前に子吉川クリーンアップや友水公園での花植えに参加したり、スギッチダンスの発表にも積極的に取り組み、五峰苑まつりや専念寺納涼会などで披露したりしました。「スギッチ人形」も二体製作し、市役所やスーパーマーケットに寄贈しました。   夏に大内地域で行われたパフォーミングアートでは「流しそうめん」を無料で提供。初めはバザー出店の方向で考えていたのですが、「お金を取らずにやる方がいい」ということで。無料でしたので、来場した皆さんからとても喜ばれ、やっている私たちも大きな手応えを感じることができました。 ■地域との交流が大きな収穫  今年はスギッチダンスを持ち込み、地域のイベントや町内のお祭りなどに参加させてもらいました。イベントの盛り上げを手伝い、ダンスなどを通じて地域の人たちと交流を深められたことが収穫です。市全体のことを視野に入れ、どうやって各地域の人たちとの協力体制やつながりを持つかを考えています。  パフォーミングアートでは、雪まつりを仕掛けている岩谷若者会のメンバーから声をかけてもらいました。そういう誘いを得たり、地道な活動の中から人の輪を広げていけたりできればと思っています。  ■地域の起爆剤になりたい  Modern Age では会員を募集中です。青年層の盛り上げにつながるようなアイデアを持っている方は、ぜひ仲間に入って、その夢を大きく開花させましょう。初めは私も堅苦しいイメージを持ちましたが、全然そんなことはなく、昔とはタイプが違います。メンバーの年齢も二、三十代で、気さくな人が多いですヨ。  今の自分たちの力だけでは厳しいかもしれませんが、ほかの皆さんと連携しながら大きなイベントを開催できればと考えています。いつか必ず、地域の人たちに「由利本荘市の若者はこれだけ頑張っているんだよ」というものを見せたいですね。  ※Modern Ageの連絡先 金子代表 TEL23−6565、柴田事務局長 TEL73−3175(職場) ☆車いすバスケットボールは健常者でも難しいスポーツ。だから、燃えます!   全国障害者スポーツ大会「秋田わか杉大会」車いすバスケットボール出場選手 高橋 東雪(27歳・鳥海町上川内)  前に車いすバスケットボールのマンガを読んで以来、ずっと実際にやってみたいと思っていました。そんな希望をつづった私のブログを国体のボランティアの方が見てリハーサル大会を紹介してくれましたし、インターネットを介して本県チームのリーダーと知り合うことができました。運命的なつながりを感じます。  その後、六月にわか杉大会のリハーサル大会を見る機会を得、翌週から練習に参加させてもらいました。国体には特例での出場みたいなものでした。競技では車いすとボールの両方を手だけでコントロールしますが、全国のレベルはとても高く、車輪のこぎ方から違いました。遊ばれてたような感じでしたね。 ■障害を感じさせない気迫   車いすバスケは、本当に「障害者スポーツ」ではないですからね。 わか杉大会の決勝戦でも選手同士がぶつかって三回転とかしたり。全国は違うなあ、とため息しか出ませんでした。私は腰から下が利かないので、腕の力だけで車いすを押さえるのですが、片脚が不自由でも腰でいすを押さえることができる人もいますので、私などはゴール下に入っても動けなくなるんですよ。出場できたことはうれしかったのですが、何もやらせてもらえなくて泣きました。  本県チームは二十代から五十代まで。病院で知り合った、にかほ市の友人と私が加入し、ちょっと活気付いたかなと思っています。  ■マンガの物語、そのままに  仙台市で棚卸しを受託する仕事をしていた一昨年の夏、深夜の帰宅途中にひき逃げに遭い、手術そして長期入院。こっちに戻ってからも入院や通院が続き、起き上がるのもやっと。箸も握られませんでしたし、体調や気持ちが安定せず、今年の春まで何もやる気になれませんでした。それもマンガのストーリーと同じです。西目高校ではボクシング部でしたが、球技の経験はほとんどなく、全日本クラスの選手をモデルにしたそのマンガから教わっています。  障害のランクによってチームが編成されますけど、障害者と言っても健常者扱いの人もいます。片輪を浮かせて方向転換したり、タイヤのゴムが焼ける臭いがしたり。最初はびっくりしました。大学でも車いすバスケは盛んなようです。 ■障害あっても負けたくない  初めは腰などが痛かったのですが、だいぶ慣れて、最近はシュートも入るようになりました。二年に一回全日本選手権大会があり、東北から二チームが出場できます。宮城県には勝てないにしても、次の目標は東北二位で全国大会に行くことです。  車いすバスケを始め、「今まで、人生をサボってたなあ」と思ったりしました。この競技と出合い、人との交流が増えたことは大きいですね。悩みとか共有する人がいなかったので、そういう人の実体験を聞け、幅が広がりました。  何度も言っているように「車いすバスケは障害者スポーツじゃないな」っていうのが私にとっての魅力。「自分と対等の人たちが障害に負けず、こんなにやっているんだ」と思うと、意地でも負けたくないなと。ほかの競技だったらこんふうには感じなかったと思います。機会があったら、競技を見てもらいたいですね。 8〜9ページ 第3章 “地域出身者からのメッセージ”       ふるさとへの思いを受けとめる   市の発展を思う気持ち、「どこよりも良い地域であってほしい」という願いは、誰もが一緒なはずです。そして、これはここに住む私たちだけでなく、地域の出身者や縁のある人にとっても共通する思いでしょう。   ここでは3人の方々からうかがった「ふるさとへの思い」を紹介します。温かメッセージをみんなで受けとめましょう。 《農作業と通学の思い出》 名誉市民 遠藤 章  初めに、市民皆様のおかげで、このたび名誉市民の栄誉に浴することができたことに心から感謝します。  私は、終戦後間もない昭和二十四年に旧下郷村の中学校を卒業しました。当時の農家では中学を出ると地区の青年団に入り、一人前の働き手として毎日早朝から日没まで働きました。青年団では、一升酒が呑めないと一人前ではない、と言って厳しく鍛えられました。今では考えられないことです。  当時の農家はどこも働き手に不足していましたが、私は月曜から金曜までの五日間は両親たちと働き、土・日は本荘高校定時制課程下郷分校に通う二重生活を二年続けました。分校までは片道二時間歩いて通いました。生徒たちは勉学意欲が極めて旺盛でしたが、「仕事を怠けるために学校へ行っている」と受け止める人も少なくなかった―。私は人目を避けるために、時々人気のない山道を登り下りしながら遠回りして通学しました。  五十代半ばに長年の過労と運動不足が原因で、私は腰を痛め、好きな山登りができなくなりました。それが近年回復して、二年前には念願の鳥海山登頂を果たすことができました。医師は腰痛から回復できたのは、若い頃に農作業と通学で足腰を鍛えていたからだと言います。七十歳を過ぎても健康で、好きな研究ができ、山歩きもできるのは、少年時代に足腰を鍛えていたおかげと感謝しています。  歩くことは健康と長寿の基本です。毎日一万歩歩くという中高年者もいます。皆さん、健康長寿のために歩きましょう。(農学博士・本県名誉県民) 《石澤村の皆さんの温かさ》 石沢村に桜を贈る会 代表 鈴木 道子  「ふるさとでの思い出を」の一言が原稿依頼書に書いてあったが、石澤はふるさとと呼んでいい。終戦を挟んで約五カ月間、現在のお茶の水女子大学付属中学校百九人の生徒と先生方が、学校疎開で過ごしたのが石澤村だった。  険しい山を登って開墾した思い出から、わらび採りに行ったこと、初めて田んぼに裸足で入って田植えをした時の、あのぬるっと温かい泥の感触が、明瞭に浮かび上がってくる。そして朝夕変化する鳥海山の流麗な姿を眺め、木立や田んぼの緑、豊かな水の流れまでが澄んで美しい。それにも増して私たちを包み込むような村の方々の温かさは、今でも心を温めてくれる。  このすばらしい村に導いてくださったのは、今は亡き多才な猪股亀三郎先生の父上徳圓様が村長様だったことだ。そのご苦労は大変なものだったと伺うが、当時の子供たちには全く知らなかったことで、ただ新しい田園生活になじみつつ、文化や習慣の違いに驚きを感じたり、初めて出合う郷土料理を味わい、またちょっぴりホームシックも覚えながら、毎日を楽しく過ごした。  そうした皆様との絆の強さ、いただいたご恩に報いたいと桜を植える運動を始め、「石沢絆の茂里」として柳田弘市長様はじめ、本荘市が本格的にサポートしてくださったことは幸せであり感謝している。  ご当地の皆様への感謝と永遠の平和を願う「絆の茂里」を、今後も末長くよろしく。美しい花を皆さんで愛でていただけたらと願っている。(東京都文京区)  ※石沢 絆の茂里   第二次世界大戦当時、集団疎開で築かれた生徒と石沢地区住民の交流の証しを後世に伝えようと、生徒の人数に合わせて植えられた109本の桜が春爛漫と咲き誇ります。 《愛する古里よ、ありがとう》 イトウ金属株式会社 代表取締役 伊藤 喜太郎  寄稿にあたり、いささかの文才も持ち得ない私は不安を禁じ得ないが、心の赴くままを記すことによってお許しをいただきたいと思います。  日本が世界大戦に敗れ、荒廃の冷めやらぬ世から錦秋を愛でる心の余裕すらない十月のある日、私は鳥海山に見送られ子吉川の流れに沿って矢島線に乗り、かすかな希望と不安を胸に古里を後にし名古屋へと十六歳の出発でした。幾星霜を越え、気がつけば六十年近く。今や車社会の中でその部品の製造に携わる会社として、共に働く鳥海町出身の大勢の社員は私の何物にも変えがたい大きな財産です。  このたび由利本荘市のわが愛する鳥海山を眺める絶景の地に工業団地が出来、立派な会社が全面進出との話に、市街地近郊に位置し敷地面積、騒音問題と難問をかかえるわが社にとり、この誘致の話が柳田市長様との出会いと共に十年早く聞き及んだらと、成し得なかった無念と羨望の心が胸をよぎります。  この春、百二歳の天寿を全うし星になった母。いくつになっても淋しいものですが、私には今も変わらない古里の山や川、そして温かい人情…そうです…古里があります。古里は常に私の心の琴線に触れ、支えとなって永遠に生き続けるでしょう。  また、矢島線の存続有無の話は、世の移り変わりとは言え淋しい限り。愛する古里への進出が叶わぬまでも、遠き地にあって何か貢献できることがあればと、常に由利本荘市の発展を心に願い模索する日々です。古里よ、本当にありがとう…そして名古屋の地から永遠の愛を送ります。(愛知県日進市) 10〜11ページ 第4章 広報紙上「声のリレー」 さあ、みんなで元気に!     ●テーマ「あなたの元気の素は?」    広げよう! みんなの和    心をつなぐ特集の一つとして「声のリレー」を企画しました。ふだんの生活の中で人と人が顔を合わせ、言葉を交わし合うことで「心と心がつながり」、自然に笑顔の輪が広がっていきます。そしてそれが身近な地域を明るくする「みんなの和」になり、よりよい由利本荘市を築く力になるのではないでしょうか ―。   ここでは「あなたの元気の素は?」をテーマに、各地域から8人の方に声のリレーをしていただきます。岩城地域の今野さんからのスタートです。 ◆今野 正哲さん(33歳・内道川) 森林組合で造林補助全般を担当し、現場で歩くことが多く、運動になります。日沿道が開通して、大内地域に行く時など、便利になったと感じますね。私の元気の素は、野球やゴルフを一緒にやっている地域の仲間たち。みんな、ありがとう!由利の佐藤さんへ…。   ↓タッチ! ◆佐藤 裕佳さん(14歳・新上条) 母校の旧西滝沢小で演奏会をしました。在校していた時よりも校舎が小さく感じられました。これでお別れなので良い思い出になります。地域の中にある、昔からの思い出を残してほしいですね。私の元気の素は、友達と話すことかな。大内の菊地さんへ…。   ↓タッチ! ◆菊地 邦三郎さん(75歳・岩野目沢) 地域のために四人で注連(しめ)飾りを作っています。細かい作りなので、喜んでもらえます。材料費を引くとほとんど残りませんが、お金が目的ではありませんから。私の元気の素は、田畑・山で元気に働くことですナ。鳥海の高橋さんへ…。   ↓タッチ! ◆高橋 美幸さん(27歳・鳥海町伏見) 生産物直売所に勤めています。鳥海の物産や良いところをPRし、お客様から「ここの物はどれもおいしいね」と言ってもらえ、農家の皆さんたちとうれしさを共有しています。もちろん、私の元気の素は家族やお客様、生産者や加工グループの皆さんの笑顔です。東由利の畑山さんへ…。   ↓タッチ! ◆畑山 作三郎さん(80歳・東由利宿) 五十年以上、山仕事に従事。手入れの行き届いた山に入ると「空気がうまい」と感じます。そういう山の木と、草やつるだらけの所の木とでは価格がかなり違いますよ。そこを考えてもらいたい。大きな手術をした私の元気の素は、毎晩のアルコールですかナ。矢島の土田さんへ…。   ↓タッチ! ◆土田 裕子さん(28歳・矢島町元町) 神戸から嫁ぎました。主人の友人、両親の知人など、向こうよりも知り合いが多くなりました。子どもが生まれてひと月。出産にかかる行政の支援が手厚く、助かります。私の元気の素は、子どもの元気な姿を夫と一緒に見ることです。西目の鷹島さんへ…。   ↓タッチ! ◆鷹島 長一さん(58歳・西目町出戸) 息子と海一本で生活しています。漁獲量は上昇していますが、油の高騰で大変。漁港が長く使えるようになって良かったと思っています。夜釣りも人気が出てきました。私の元気の素は、孫の顔を見ることだナ。もうすぐ二人目も生まれるし。本荘の鈴木さんへ…。   ↓タッチ! ◆鈴木 美智子さん(51歳・東梵天) 市のイベントなどに友達と出かけます。いろいろな催しを見たり、特産品を食べたりするのが好きな仲間です。羽後本荘駅前がもっと元気になればいいですね。駐車場もあればと。私の元気の素は「おいしいものを食べること!」。では、次の方へ…。   ↓タッチ!  鈴木さんに続き、9人目、10人目の方にも登場してもらいたいところですが、紙面に限りがあり、かないません。  次は「あなた」です!!この広報誌をお読みになっている「あなた」がタッチを受けてください。さて、あなたの「元気の素」は何でしょうか?そして、この地域にあってどんな願いをお持ちですか―。  「心をつなぎ、明日を創る」……みんなに共通する願いを実現するための「誓い」が次にページにあります。ご覧ください。 12〜13ページ 終章 市民憲章で心を一つに  明るく住みよいまちづくりを推進するための、共通の指標となる「由利本荘市民憲章」が制定されました。豊かな自然、伝統と文化、温かな人間関係……これらは私たちの財産、そして大きな誇りです。その一つ一つを守り育て、次の世代へと引き継がなければなりません。  一人一人の熱意や積極性を活力に、新しい時代での限りない発展をめざし、力を合わせ、希望に満ちた郷土をつくりましょう。 ●由利本荘市民憲章   私(わたくし)たちのまちは、鳥海山の大いなる恵みを受け、高原にさわやかな風そよぎ、田園うるおす清流が日本海へ続く、自然豊かなまちです。   ここに生きる私たちは、先人が築いてきた歴史と文化を大切にし、産業を育て活力あるまちをつくり、責任を持って未来に引き継ぐため、この市民憲章を定めます。  一、豊かな水と緑を守り育て、    生命力に満ちた自然との共生につとめます。    一、思いやりと感謝の心で助け合い、    温かな家庭と平和なまちをつくります。    一、すすんで心身をきたえ、    健康で笑顔あふれる明るい社会をきずきます。    一、ふるさとに学び、心を世界に開いて、    文化の香り高い風土をそだてます。    一、生きがいと誇りを持って仕事に励み、    希望に満ちた明日(あす)へ向かってすすみます。                  (平成十九年十一月一日制定) ◆市民憲章を全員で唱和    市民憲章発表会  「市民憲章発表会」が十一月十三日、「名誉市民顕彰式」などとともに本荘文化会館で行われました。  発表に先立ち、策定委員会の加賀亮三委員長が策定経過を報告。柳田市長が「全市民が共通理念のもとに市の一体性の確立と全体の成長、発展という視点が重要であるとの認識から昨年は市歌、市の花、木、鳥を制定しました。それに続き、今年は市民自らの手で明るく住みよいまちづくりを推進するため、市民憲章を制定しました。この市民憲章が、九万市民一丸となって市の新たな歴史を刻み続けていく礎となることを願っています」とあいさつを述べました。  来賓を代表し、井島市議会議長が「待望の市民憲章が素晴らしい憲章として完成したことはこのうえない喜びであり、お祝いを申し上げます。市民憲章は市の進むべき方向性、あるいは市の理想を定めたもので、いわゆる市の憲法みたいなものです。なじみやすく、温かみのある憲章であり、市民がこれを心に留めながら、市の発展に努力していかなければならないものと思います」と祝辞を述べました。  続いて、市内全小中学校の代表児童生徒三十二人が市民憲章を朗読。これを出席者約六百人全員で唱和しました。=写真・12ページ= 《特集 心つないで 明日を創る》  今号の特集では「心つないで、明日を創る」をテーマに、地域の皆さんたちの声をお聞きし、さまざまな角度から課題に迫ってみました。  皆さんの中には「市民憲章を仰々しく扱っているだけではないか」と思われた人もいらっしゃるかもしれません。確かに、市民憲章だけをふつうにお知らせする方が無難です。しかし、一般記事的な広報で、果たして市民憲章を身近なものに感じてもらえ、連帯感の醸成や地域づくりのための発揚につなげることができるのでしょうか―。  市民憲章には、私たちが心を一つにして進もうとする5項目が掲げられていますが、その具体的な活動などには触れていません。それは一人一人に任せられています。まちづくりは、それぞれの意識や小さな取り組みが重なり合って次第に大きく築き上げられるものだからです。  この特集で、地域の中で元気を出して頑張っている方々のことを、皆さんご理解いただけたと思います。この市民憲章に沿い、みんなでさらに活力ある明るい市にしたいという考えから、今回の特集をお送りしました。誕生して3年という若い由利本荘市ですが、今に生きる私たちが果たすべき役割を共に考え、実践していきましょう。  由利本荘市歌の最後の一節「♪子どもらとともに夢見て 明日を創る」という歌詞を口ずさみながら―。 14ページ 特集『職人の心と技を伝える「現代の名工」』  技を磨き“この道ひと筋”   このほど、理容師の原田孝夫さん(日役町)が厚生労働大臣から今年度の「現代の名工」として表彰されました。この表彰は技能尊重の気風を浸透し、技能者の地位と技能水準の向上を図ることなどを目的としており、本市では七人目の認定。現在、市内では三人の「名工」が熟練の技能を用い、各分野で活躍しています。   機械にはない、手作業の温かさを伝え続ける“名匠”の皆さんを訪ねました。 15〜17ページ ☆理容師という仕事に若い人が誇りを持てるようにしなければ― 原 田 孝 夫さん(59歳)   昭和23年生まれ。日役町。昭和39年に理容の道に入り、都内などで10年の修行の後、昭和49年に市内で開業。平成19年「現代の名工」。   「理容は鏡を通し、目に見える仕事。一時間の中で注文どおりにでき、お客さんに満足してもらえることが何よりうれしいですね」と、信頼関係を大事にすることがモットーの原田さんは話します。  十六歳で理容の世界に入り、十年間修行。現在地に「バーバーハラタ」を開業後は、県理容競技大会で九年連続優勝を飾り、全国大会でも入賞されました。  原田さんが仕上げに用いるのがヘアーアイロン。東京での修業時代に身につけた技術です。「鏝(こて)と言われるアイロンは、日本人のような量が多く、堅い髪質に最も適した仕上げの方法です。今はドライヤーが主流でしょうが、せっかくある理容技術ですので、しっかり伝えていく義務があると思っています」ときっぱり。  県の講師に続き、平成七年からは全国理容環境衛生同業組合連合会の中央講師として全国各地を回り、指導に当たりました。講師のころの一番の思い出は、98年度にニューヘアー設定委員として「ファンジョン」を発表し、ファッション誌から高い評価を得たこと。「今の洗い髪のままのような髪型、あの原型ですよ」。  開業から三十数年がたち、支店も経営。「地域の皆さんに支えていただき、また業界から育ててもらい感謝しています。技能者にとって名工は最高の名誉。責任を感じます。理容業を通し、社会に貢献していきたい」。   理容師試験の実技講師もなさっている原田さん。「美容との境目がなくなってきている状態ですが、理容の技術をしっかり伝え、後継者育成に力を入れたい。『やりがいのある、誇りの持てる仕事だよ』と励ましながら」。眼鏡の奥の優しい瞳の中に、強い決意の一端がうかがわれます。 ☆常に勉強すること。やる気、努力、根気で極めた伝統の技― 小 高 重 光さん(70歳)   昭和12年生まれ。井戸尻。昭和28年から建具製作に従事。技術習得後、昭和36年に市内で開業。昭和57年「現代の名工」、平成5年黄綬褒章受章。    「お客さんのために良いものを作る。それをモットーに取り組んできました。妥協は自分に負けることですから、一切妥協したことはありません」。建具製作に携わって五十五年、小高さんはずっと質の高い製品づくりを目指してきました。組子をアレンジした芸術的な作品を世に送り出し、五回に及ぶ内閣総理大臣賞のほか多数を受賞しています。  十五歳でこの世界に入り、初めは掃き掃除や整理整頓の仕事をし、ひと月二〜三百円だったかなと述懐します。「いつも言ってますが、やる気、努力、根気がないとこの道は務まりません。若さも大きな力です」。「小高建具製作所」に店舗を併設し、現在は業務全般の管理やデザインのアドバイスなどを行っています。  「組子のデザインはすべて私が行っています。とにかくいろいろな作品を見て、勉強すること。ファッションでも家具でも遺産でも、外国は二千年、三千年の歴史があるが、日本はそれがないでしょう」。穏やかな口調の中に、木を織るイメージで斬新な作品を製作してきた職人としての気概がうかがわれます。  地域学習などで、小学生たちに組子の技術を教えている小高さん。一番の思い出をたずねると「四年前に県芸術選奨を受賞しました。建具では初のことですので誇りに思います。難しいですが、建具という日本の文化をしっかり残したい」。地域で培った伝統の技を生かし、時代にマッチした魅力あふれる特産品づくりを進める、文字どおりの名匠です。 ☆教え子の活躍が励み。若い人たちの感性に引っ張られています― 加賀屋 利 雄さん(63歳)   昭和19年生まれ。花畑町。昭和34年に理容の道へ。昭和43年に市内で開業し同55年に現在地に移転。平成10年「現代の名工」、平成14年黄綬褒章受章。    「講習会で指導した教え子たちが腕を上げ、現代の名工や県の名工になりました。大きく成長してくれたことが、何よりの喜びですね」。そう話し、頬を緩める加賀屋さん。母親の勧めで高校の理容科へ進み、都理容組合の専科四コースを修了。カミソリを使うレザーカットの部門で出場し、都理容競技会などで優勝した後、イギリスやアメリカに渡りハサミで行うサスーンカットの技術を習得。昭和四十八年から県理容組合の講師としてそれを併用するカット技術の指導・普及に当たり、講師会長も務めました。「理容・美容に通じる、つまり男女両方をカットできる技術です」。その功績が「現代の名工」、そして「男と女のヘアーサロン フェロー」経営につながっています。  「理容は時代の流行に敏感な仕事。現場では一生勉強ですよ」。それを示す活動が「チャンピオンヘアーカットクラブ」という月例の勉強会。これも主宰して四十年近くに。「現在も会長を押しつけられています」と笑います。加賀屋さんの下で修行し、独立したお弟子さんだけでも二十人以上。若い人へは「一にも二にも練習。練習して技術を高めるとともに、豊かな感性も磨き、自分なりの表現に生かしてほしい」と話します。   「今は、若い従業員の感性に引っ張られながら学んでいます。教えてきたことによって、今また教わっています」。「生かされ、生かして、我この道を行く」の信条に基づき、学ぶ姿勢を失わない加賀屋さん。バイタリティーと挑戦心に満ちた第一人者です。 18〜19ページ  伝統の踊りや舞いを熱演 ―― 文化継承!民俗芸能の祭典   本市からは「坂之下番楽」と「潟保八幡神社神楽」が出演――11月17日「県民俗芸能大会」    第31回県民俗芸能大会が11月17日、西目公民館「シーガル」で開かれ、約500人の観衆が県内に伝わる7団体の舞や踊りを楽しみました。  各団体の熱演の舞台をカメラで追いました。 【写真/テンポを刻み、力強く演奏する囃子手      あるれる迫力―(坂之下番楽)    /勇壮な鶴形ささら(能代市)    /伊勢居地番楽の空臼舞(にかほ市)    /手さばき優雅に指さばき優雅に      囃子の音に合わせ、ゆったりと―(大仙市)    /舞台を駆ける―     「阿仁前田獅子踊り」の駒踊りを勇ましく披露する子どもたち(北秋田市)    /池田倭土ちゃん(5歳)の演じる才蔵が獅子を操る仕草も見事に(潟保八幡神社神楽)    /山谷番楽(秋田市)】 20〜21ページ ●名誉市民第1号に 遠藤章 博士   名誉市民顕彰式   功労者顕彰式   美術工芸和紙贈呈式  名誉市民顕彰式、功労者顕彰式、美術工芸和紙贈呈式が十一月十三日、本荘文化会館で開催されました。  名誉市民の顕彰は、市民あるいは市に縁故の深い方で、功績が卓絶であって市民の尊敬の的として仰がれる方を顕彰するため本年創設されたもの。その栄えある第1号に東由利地域出身で世界的に著名な微生物研究者の遠藤章博士が顕彰されました。  遠藤博士が発見された、コレステロール値を下げる画期的な物質「スタチン」は、全世界で三千万人以上の患者へ使用されており、世界的にも権威のある「日本国際賞」や「マスリー賞」を受賞。本年、秋田県の名誉県民にもなられています。  遠藤博士は「私はこの地で十七年間育てていただきました。今のように豊かで便利な時代ではなく、暗いことの多い時代でしたが、たくさんの貴重なことを教わりました。五十年の研究活動では、霊峰鳥海山と少年時代の目標を絶えず心の支えにしてきました。市と市の皆さまの発展を祈念します」と謝辞を述べられました。  功労者顕彰式では、長年消防防災活動に尽力され、本市の初代消防団長として八支団、千七百人の団員を指揮した、故菅原正一さんが民生功労者として顕彰され、ご子息の正浩さんに顕彰状と功労章が贈られました。    美術工芸和紙贈呈式では、鳥海地域出身で愛知県日進市で会社を経営されている伊藤喜太郎さんから、美術工芸和紙(春日井範之さん作、額入り)「法体の滝」「ふるさとの山、花、木、鳥」「松風」の3点からなる「ふるさとの喜び」と題する作品が贈呈されました。 【写真/笑顔で顕彰状を受ける遠藤博士    /菅原 正浩さん    /伊藤喜太郎さん】 ●除雪にご協力ください  今年もいよいよ降雪期に入りました。市では、例年大きな障害をもたらす降雪による交通の混乱を防ぐため、市民生活の安定と社会・経済活動の確保を図ることを目的とした道路除雪計画により、安全な道路交通の確保に努めてまいります。  なお、十七年度除雪経費は平成十八年豪雪の影響もあり、七億二千万円を費やしています。除雪経費軽減のためにも、市民の皆さまのご協力をお願いいたします。 ◆地域ごとの除雪についての問い合わせ  〈地域名〉〈所管先・連絡先〉              〈休日・夜間の連絡先〉   本 荘  建設部  建設管理課  TEL 24―6341  TEL 24―3321・ 24―3319   矢 島  矢島総合支所 建設課  TEL 55―4955  TEL 55―4955   岩 城  岩城総合支所 建設課  TEL 73―2015 〈休日〉TEL 73―3612〈夜間〉TEL 23―6281   由 利  由利総合支所 建設課  TEL 53―2115  TEL 53―2111   大 内  大内総合支所 建設課  TEL 65―2802 〈休日〉TEL 65―2211〈夜間〉TEL 65―2217   東由利  東由利総合支所 建設課 TEL 69―2115  TEL 69―2110   西 目  西目総合支所 建設課  TEL 33―4616  TEL 33―2211   鳥 海  鳥海総合支所 建設課  TEL 57―2204  TEL 57―2201 ◆県内一広い面積の本市の除雪  今年度の除雪体制は国、県および関係機関と連携を図りながら、市建設管理課および各総合支所建設課が行うことになります。  県内一広い面積を持つ本市の除雪路線は二千六百六十九路線、千二百八十三`にも及びます。  市が所有する除雪機械は百二十一台。さらに民間から百十一台の機械を借り上げし、十九箇所の出動拠点から除雪作業を行います。  早朝における除雪作業は、遅くとも午前三時には始まり、七時までには全地域での完了を目指します。  これまで以上の除雪体制の向上と、円滑な除雪作業を行うため、市民の皆さまのご協力をお願いいたします。 ◆豪雪の場合の体制  市では、積雪が沿岸部で五十a以上、内陸部で百二十a以上になった場合「道路雪害対策本部」を設置します。  対策本部では、道路の交通確保の強化のため、各総合支所の連絡を強化し、相互の応援体制を整えます。 ◆排雪は「指定雪捨て場」へ  市では、一般の方に対して、ダンプトラックなどを利用した運搬排雪のための雪捨て場を本荘、矢島地域で指定しています。  屋根の雪や宅地内でやり場のない雪は指定された雪捨て場に捨ててください。  ただし、雪捨て場には他の運搬車両や除雪機械がありますので、場内では十分に気をつけて作業してください。   @本荘地域…旧国立療養所秋田病院跡地(石脇字田尻野)   A矢島地域…矢島克雪センター(矢島町立石字長泥)  ※地域外や土石が混入した雪の持ち込みはご遠慮ください。  本荘、矢島地域以外で排雪にお困りの場合は各総合支所建設課にご相談ください。 *除雪・排雪 特に注意してほしいポイント 1、車道への雪出し禁止!  ・交通事故や交通渋滞の原因になります。 2、路上駐車の禁止   ・1台でも大迷惑!!道路はみんなが利用しています。 3、玄関先から道路へ出る間口は各家庭で   ・間口の確保は需要目的に合わせて。   ・雪は道路の隅に積み上げましょう。 4、除雪車には近づかない  ・20m位の距離をとってください。 ◆市所有除雪機械出動拠点、除雪延長(`) 地域名 〈出動拠点〉     〈除雪延長(車道+歩道)〉 本 荘 由利本荘市役所    339.2(309.8+29.4) 矢 島 克雪管理センター   118.2(108.4+9.8)         長保田除雪ステーション 岩 城 岩城総合支所     101.5(89.1+12.4)         亀田体育館 由 利 由利地域除雪格納庫  115.3(107.4+7.9) 大 内 中館ステーション   184.4(177.7+6.7)     岩谷ステーション        高尾ステーション         松本ステーション         長坂ステーション         中田代ステーション 東由利 東由利総合支所    174.9(155.9+19.0)         黒渕車庫         横渡車庫 西 目 西目土木機械車庫    99.3(84.1+15.2) 鳥 海 長坂除雪センター   150.2(150.2+0)        長畑除雪センター         百宅除雪センター        計      1,283.0(1,182.6+100.4) ◆12月1日〜7日は、「雪崩防災週間」です  雪崩は、大量の雪が降り積もる寒い時期や雪解けの時期に多く発生し、人命を奪う恐ろしい災害です。最近では、住宅地ばかりでなく、冬のレジャー中の雪崩被害にも十分注意が必要です。  次のようなときは、雪崩に注意してください。 ○降雪後や降雨後の天気が良く、気温が上がったとき ○気温が低く、古い雪の上に多量の新雪が積もったとき ▽問い合わせ先  市生活環境課交通防災班(TEL24―6254) 22〜23ページ まちの話題 トピックス  ―音楽に親しみ、芸術の秋を堪能― 道川海岸「浜辺の歌音楽祭」  アレンジの効いた浜辺の歌が聴取を魅了  道川海岸「浜辺の歌音楽祭」が十一月十八日、ウェルサンピア秋田で開催され、出演者が趣向を凝らしたさまざまな浜辺の歌を披露し、訪れた約五百人の聴衆を魅了しました。  この音楽祭は、音楽界の巨匠で旧森吉町出身の作曲家・成田為三先生が、浜辺の歌の曲想を練られたと言い伝えられる道川海岸で音楽祭を開催しようという、地域の思いが募って昨年に引き続き行われたもので、今回で二回目。九組の出演者が、歌やさまざまな楽器による演奏を披露したステージに、会場は大いに盛り上がりました。  手拍子や、手ぶりを交えたゴスペル調、クラシックの情緒豊かな音色。そのほか、ジャズ調・民謡調などにアレンジされたさまざまなジャンルの浜辺の歌のメロディーに、会場の聴衆は酔いしれました。  今回は「モンゴルの歌姫」と呼ばれるオドバルさんが特別出演し、その見事な歌声に、聴衆は当時の道川海岸を思い浮かべながら聴き入っていました。 岩城地域で「朗読と音楽のひととき」開催  朗読とキーボードのコラボレーションによる「朗読と音楽のひととき」が十一月十七日、岩城図書館を会場に行われました。  会場では、秋田市の朗読サークルが岩城地域に昔から伝わるふるさと伝説や秋田ゆかりの作家の作品を穏やかな語り口で朗読。合間にはキーボードが演奏され、物語の情景を豊かに描き出しました。  親子で会場を訪れた藤原成美さん(40歳・石脇)は、「普段なかなか知る機会のないふるさと伝説を聴くことができてよかったです。私たちが知らないと、子どもたちにも伝えていくことができないですからね。伝説の中に出てきたおじぞうさんが、実際どのように祭られているのか、見に行ってみたくなりました」と話していました。 本荘高校同窓会  県内初の高校同窓会創設百周年  県立本荘高校(熊谷均校長)の同窓会創設百周年を祝う記念式典が十一月十日、本荘文化会館で開催されました。県内の高校同窓会で百周年を迎えるのは、同校が初となります。  式典では校歌斉唱の後、歴代同窓会長や功労者を表彰。村岡淑郎同窓会長(54期)が「本同窓会は明治四十年、第一期生により創設され、現在、会員は二万七千人を超えている。本日の節目に、母校の教育の充実発展を目指し努力を傾注したい」と述べました。猪股春夫百周年実行委員長(64期)のあいさつに続き、柳田市長(45期)が、「学制改革があり、私は桜小路の初代校舎で六年間学んだ。経験者でしか語ることができないことを、同窓会として伝えていこう」と祝辞を述べました。  続いて、同校元教諭で旧本荘市史編集委員長を務められた江幡勝一郎さんによる「花と茨の一期生たち」の記念講演が行われました。 ロシアからようこそ!!  スバボードヌィ市副市長ら本市を訪問  ロシア・スバボードヌィ市のタラソフ・アレクセイ副市長や日ロ友好協会のシネリニコワ・マリーナ会長ら一行が、十一月十日から二日間の日程で本市を訪れ、市内の施設や観光資源などを視察しました。  一行は、始めに松ヶ崎地区にある「夕陽のみえる日露友好公園」を訪問。本市とロシアのゆかりについて説明を受け、その歴史的なつながりに思いを馳せました。  また、滞在中は猿倉番楽を見学したり、生まれて初めてリンゴ狩りに挑戦し、ロシアでは貴重品だというリンゴを収穫したりするなど、本市の歴史や豊かな自然を満喫。  スバボードヌィ市のタラソフ副市長から、同市の子どもたちが描いた絵画が記念品として本市に寄贈されました。 大内文化講演会  落語家・三遊亭好楽さんが講演  テレビなどでもおなじみの落語家・三遊亭好楽さんを招いた大内文化講演会が十一月二十五日、大内環境改善センターを会場に行われ、この日を楽しみにしていた来場者約五百人が会場を埋め尽くしました。  好楽さんは、「自分の人生を自分で楽しむ。どうか大病はしないでくださいね。そのために、わっはっはと、いつも笑っていてください」と、軽妙で抑揚のある、テンポのいい語り口で、落語界の裏話から親子のきずなや笑いのある生活の大切さまで、随所に落語の掛け合いを盛り込みながら、時に楽しく、時に感動的に語りました。   会場に訪れた三浦千佳子さん(23歳・矢島町川辺)は、「感心し、納得できる話ばかりでした。来ている人みんなを笑わせて、楽しませることができる技術ってすごいなと思いました」と話していました。 《栄光》 村上さんに厚生労働大臣表彰  食生活改善推進員の村上隆子さん(80歳・鳥海町上川内)が、厚生労働大臣表彰を受けられました。  村上さんは、昭和43年から長年にわたり、地域の健康づくり活動の先陣として活躍されています。 齋藤さんに文部科学大臣表彰  齋藤栄一さん(67歳・西目町西目)が、文部科学大臣表彰を受けられました。  齋藤さんは多年にわたり、旧西目町におけるスポーツの普及・指導などに尽力されたほか、現在も西目体育協会会長として活躍されています。 全国社会福祉協議会会長表彰  平成19年度全国社会福祉大会で (福)石脇福祉会理事長の富樫誠さん(71歳・石脇・写真右)と、石脇東保育園長の石橋悦子さん(60歳・西梵天)が全国社会福祉協議会会長表彰を受けられました。 平成19年度統計調査功労者表彰  ■経済産業省経済政策局調査統計部長感謝状   遠藤喜榮子さん(東由利蔵)、須田広さん(館)、遠藤誠功さん(東由利法内)、須田史さん(館)、打矢信子さん(石脇)  ■秋田県知事表彰   小野美智子さん(谷地町)、皆川敦子さん(岩城亀田愛宕町)、豊島一成さん(石脇)、土田浩一さん(矢島町七日町)、大村純子さん(薬師堂)、佐藤雄一さん(東鮎川)、堀井ヤス子さん(岩城内道川)、佐藤重樹さん(鳥海町上川内) 秋田わか杉国体 入賞おめでとう  ■カヌーフラットウオーターレーシング競技   成年女子カヤックシングル200メートル・500メートル   第6位 高橋宏美さん(石脇) 24〜25ページ 東由利生涯学習講演会  K2登頂の小松さん「可能性を信じて」と講演  世界一困難な山と言われるK2の登頂に、日本人女性で初めて成功した秋田市出身のクライマー・小松由佳さんを講師に迎えて十一月十五日、東由利体育館を会場に、生涯学習講演会が開催されました。  小松さんは、 K2へ登頂した際、自らが撮影した写真をスライドで紹介しながらその実体験を講演。登山する人の26lが死亡するというK2を目の当たりにし、「体中に鳥肌が立った。日本の山とは違う、世界の山だなと思った」と語り、登山中の小さな失敗が自分の死に直結することなどの苦労話や、自分の力だけではなく、仲間の協力と運があってこその登頂成功だったという感動秘話を明らかにしました。  また、聴講へ訪れた地元小・中学生など約四百人の聴衆へ向け、「高い夢を持ってほしい。情熱が可能性を生み出します。自分の可能性を信じて、一人の人間として輝いてほしい」と語り掛け、講演を結びました。聴衆は、まるで自分たちも登頂したかのような感動を覚えながら、小松さんに盛大な拍手を送っていました。 心を世界に開いて――  新山キピー教室の子どもたちがアフリカ・マラウイの中高生と文通  新山キピー教室の子どもたちが、遠くアフリカのマラウイ共和国・チャンコミ校の中高生と、文通による交流を行いました。  きっかけは、JICA((独)国際協力機構)ボランティアとして同校に派遣されている打矢佳彦さんの担当する中高生が、日本の子どもたちとの文通を希望しているという新聞記事。  新山キピー教室では、日本の子どもたちの暮らしに興味があるというマラウイの中高生に、自分たちが通う新山小学校を紹介しようと計画しました。折り紙を折ったり、絵を描いたり、写真を貼ったり、思い思いに手づくりのポスターを作製。七月に、マラウイヘ向けて送りました。  すると十月、マラウイから、生徒のプロフィール、学校の写真などが同封された返事が。物資的に恵まれていないうえ、生徒たちが共同作業に慣れていないという条件にありながら書かれた手紙には、「皆さんの文化や住んでいる町について知りたいです」と綴られていました。  新山キピー教室の子どもたちは、「本当に返事が返ってきてびっくり!うれしかった」と、遠く離れたマラウイからの手紙に驚きを隠せない様子。  同教室で指導にあたっている古川千夏さん(石脇)は、「マラウイにいる打矢さんが由利本荘市出身で、しかも新山小、本荘北中の卒業生と後で分かり、不思議な縁を感じました。打矢さんやキピースタッフ全員の協力があって実現したこの交流を、今後も続けていけたらと思っています。このような素晴らしい経験を通して、キピー教室が子どもたちにとってより魅力的な場になることを願っています」と話していました。 「平成19年度 本物の舞台芸術体験事業」  川内小に、仙台フィルがやってきた!!  川内小学校(仁部恵里校長)に十一月二十日、文化庁が進める「本物の舞台芸術体験事業」により仙台フィルハーモニー管弦楽団が来校し、本物のオーケストラ公演を迫力たっぷりに行いました。  今回来校した同楽団は、三十年以上の歴史を有し、東日本を中心に年間百二十回以上の公演を行うプロのオーケストラです。  この日の公演はベートーベンの「運命」で幕開け。おなじみの厳かな曲調が体育館いっぱいに響き渡ると、子どもたちの目や耳は舞台に釘付けになりました。演奏の合間には楽器紹介や、指揮者や演奏の体験コーナー、オーケストラの演奏で合唱するコーナーも設けられ、子どもたちは、目をきらきらさせながら大きな声で歌い、すばらしい演奏に力いっぱいの拍手を送っていました。  演奏を体験した五年生の土田祐平君は、「最初はドキドキしたけど、優しく教えてくれたので楽しかった」と興奮気味。同楽団の演奏事業部主任・竹村正人さんは、「いろいろな学校を訪問していますが、歌に振り付けが付いていたのは初めて。歌う側の気持ちを演奏者に伝えようとしてくれているように思われて、感動しました」と、来校の感想を語りました。 剣を交えて心を鍛える ―第47回鳥海弘毅顕彰剣道大会  第四十七回鳥海弘毅顕彰剣道大会が十一月十七日行われ、会場となった岩城総合体育館では、白熱した鋭い竹刀の音が響き渡りました。  今大会には市内外から計八十一チームが出場。それぞれが頂点を目指し、激しい熱戦を展開しました。各部の上位は次のとおりです。 【小学校の部】  優勝…奥檜館道場、準優勝…興陽館道場、三位…石沢スポ少、鶴舞剣道スポ少A 【中学校男子の部】優勝…土崎中A、準優勝…本荘北中A、三位…本荘東中、秋大附中A 【中学校女子の部】優勝…本荘南中、準優勝…秋大附中A、三位…秋大附中B、北剛剣道クラブ ひとこと、いいですか  ※取材を通し、コメントをおうかがいしました。 ☆今後も絵画交流などを続けていきたい〈ロシア・スバボードヌィ市 タラソフ・アレクセイ副市長〉  由利本荘市は、豊かな自然と歴史が融合した、素晴らしい都市ですね。  今後とも、子どもたちによる絵画交流などを続け、このつながりを大切にしていきたいと思っています。 ☆小松由佳さんにお会いでき、感激です!〈堀 繁子さん(53歳・中館)〉  私も山登りをしています。小松さんに会ってみたいという思いが実現し、とても感動しました。  小松さんは秋田県民にとって、全国に誇れる素晴らしい人。サインももらえました。感激です! 鳥海弘毅顕彰剣道大会で優勝!〈土崎中剣道部主将 古井海修君(2年生)〉  この大会には全県大会で負けた借りを返すつもりで来ました。優勝できてうれしいです。  本県チームが完全制覇を果たした国体の剣道を見て、自分も国体を狙う選手になれるよう頑張っていきたいと思いました。 26〜27ページ 家族みんなの健康手帳  問い合わせ先 健康管理課(本荘保健センター内TEL22−1834)または各総合支所福祉保健課へ ◆内科・小児科休日応急診療所  午前10時〜午後4時 12月の診療日と予定当番医師   日    医師名  2日(日) 作佐部昇  9日(日) 伊藤伸一 16日(日) 海法恒男 23日(日) 菊池四郎 24日(月) 山田暢夫 30日(日) 奥山俊 ※当番医師は変更になる場合もあります。 △問い合わせ先…本荘由利広域休日応急診療所(堤脇30:旧医師会病院TEL24−3917)、平日は健康管理課(TEL22−1834)へ ◆献血 ご協力ください −12月献血日程−   日    受付時間        実施場所         備考  6日(木)15:30〜16:30 東北電力竃{荘営業所   全血献血 18日(火)13:30〜14:30 老人福祉施設 白百合苑   全血献血       15:00〜16:00 矢島小林工業叶シ滝沢工場  24日(月)10:00〜12:00 ジョイフルシティ本荘店  全血献血       13:00〜16:00    ※問い合わせは当該地域の保健センターまたは福祉保健課へ  平成13年4月2日〜平成14年4月1日生まれのお子さんへ 無料接種は来年3月末までです―お済みですか? ◆麻しんおよび風しん(MR混合ワクチン)第2期予防接種  麻しんおよび風しん(MR混合ワクチン第2期)の接種はお済みでしょうか。  無料で接種できるのは平成20年3月31日までとなっています。5歳以上7歳未満の小学校就学前に追加接種することで、免疫効果が一層強化されます。お子さんの疾病予防と他の方への感染を防ぐため、お早めに接種されることをおすすめします。  予診票を紛失した場合は、下記までお問い合わせください。  問い合わせ先 本荘保健センター(TEL22−1834) ◆「子育て支援教室」を 開催します とき 12月14日(金) 午前10時〜正午 受付 午前9時30分〜10時 ところ 本荘保健センター 対象 子育て中の方や関心のある方、先着30組 内容 劇団「クスクス」による人形劇、保健師による育児相談 申し込み・問い合わせ先 本荘保健センター(TEL22−1834)  【スナップ…岩城地域の健診で子どもたちの表情をパチリ!】 ◆ポリオの予防接種 〈12月〉   日   対象地域  対象者               受付時間        会場  5日(水)東由利 平成18年7月〜平成19年6月生まれ 13:30〜13:50 有鄰館 20日(木)鳥 海 平成18年8月〜平成19年8月生まれ 13:00〜13:20 紫水館 *ポリオワクチンは急性灰白髄炎(小児マヒ)を予防するワクチンです。6週間以上の間隔を置き、ワクチンを2回接種します。 *今回の対象年月を越えていても、まだ2回目を接種していない方は受けられます。 *予防接種の間隔や、ワクチンの数量などの制限がありますので、お住まいの地域で接種してください。 ◆乳幼児健診 〈12月〉 *母子健康手帳・アンケート票・バスタオルを忘れずにお持ちください。 *3歳児健診を受ける方は、ご家庭でアンケート票の中の聴力と視力の検査を行って来てください。 *本荘地域の7カ月児健診は、個別健診となります。 *事前に健診の準備が必要なことから、お住まいの地域で受診するようにしてください。 *当日受診できない場合は、当該地域の保健センターまたは福祉保健課へご相談ください。 健診日  対象地域  事業名        対象者                  受付時間        会場  5日(水)大内 4・7・10カ月児健診  平成19年7月8日〜8月5日生まれ   13:00〜13:20 大内保健センター                       平成19年4月8日〜5月5日生まれ                       平成19年1月8日〜2月5日生まれ  7日(金)西目 4・7・10カ月児健診  平成19年1月・4月・7月生まれ    12:30〜12:50 西目保健センター 12日(水)本荘 1歳6カ月児健診     平成18年5月生まれ          13:00〜13:30 本荘保健センター       大内 1歳6カ月児健診     平成18年3月20日〜6月12日生まれ 12:40〜13:00 大内保健センター 17日(月)本荘 2歳児歯科健診      平成17年9月・10月生まれ      13:00〜13:30 本荘保健センター 18日(火)由利・4・7・10カ月児健診  平成19年2月・5月・8月生まれ    12:45〜13:00 由利福祉保健センター       東由利 19日(水)本荘 3歳児健診        平成16年6月生まれ          13:00〜13:30 本荘保健センター 20日(木)本荘 10カ月児健診      平成19年2月生まれ          13:00〜13:30 本荘保健センター       岩城 4・7・10カ月児健診  平成19年7月21日〜8月20日生まれ 13:00〜13:30 岩城保健センター                       平成19年4月21日〜5月20日生まれ                       平成19年1月21日〜2月20日生まれ 26日(水)本荘  4カ月児健診      平成19年8月生まれ          13:00〜13:30 本荘保健センター 27日(木)矢島・ 4・7・10カ月児健診 平成19年2月・5月・8月生まれ    12:45〜13:00 矢島保健センター       鳥海 設置が進んでいます――  命を救うAED(自動体外式除細動機)  皆さんは、AED(自動体外式除細動器)をご存じですか。  いざという時の有効な応急処置方法のひとつとして、本紙九月一日号でもその使い方をお知らせしました。(14〜15ページ「いざという時に、尊い命を救う−心肺蘇生法」参照)  AEDが、命の現場でどのように活用されているのか−。実際にAEDを使い、心肺蘇生が行われた事例をご紹介します。 応急処置からAEDへ―― 「救命の連鎖」が救った尊い命  十一月三日に行われた米まつり水辺駅伝競走大会で、ゴール間際のランナーが突然倒れ、心肺停止状態に陥るという緊急事態が発生しました。  その場に居合わせた阿部英男さん(57歳・にかほ市)と今野久子さん(52歳・藤崎)は、すぐさま倒れたランナーに心肺蘇生法を実施。人工呼吸や胸骨圧迫(心臓マッサージ)など、懸命に応急処置を施しました。  通報から約四分後に救急隊が到着。二人から傷病者を引き継ぎ、救急車に搭載されたAEDを使って救命処置を試みました。すると、倒れたランナーは現場で心拍と呼吸が回復。病院到着時には意識が回復するまで症状が改善されました。  この場合、阿部さんと今野さんによる初期の適切な処置が、救急隊到着後のAED活用につながり、倒れたランナーの命を救ったことは間違いありません。 「救命の連鎖」を実践し、尊い命をつないだ二人には、市消防長から感謝状が贈られました。  いつ、めぐり合うとも分からないいざという時W。事例で活用されたのは救急車に搭載された業務用のAEDでしたが、今、私たちにも使うことのできるAEDの設置が市内各地で進み、その数は高校など十五カ所を数えます。  日ごろからAEDの設置場所を確認しておいたり、救命救急講習を受講するなどの心がけが、その時、命を救うことにつながっていくのではないでしょうか。  次の表は、市内各地域のAED設置場所です。どうぞ参考にしてください。  いざという時、ご活用ください あなたの身近にあるAED 地域  設置場所(10月末現在、市消防本部で把握している施設のみ) 本荘  市役所、由利本荘保健所、ぱいんすぱ新山、本荘高校、由利高校、     由利工業高校、県立大本荘キャンパス、鰹ャ林工業、斎彌酒造店 矢島  矢島高校 岩城  県防災センター 大内  市総合体育館 西目  西目高校、由利工業梶A鰹H田精工 ※上記のほか、各消防署や分署、病院などには業務用のAEDが設置されています。 ◆受講料は無料です「潜在マンパワー講習会」へどうぞ とき 12月19日(水)〜21日(金) ※全日程3日間 ところ 県社会福祉会館 内容 講義、介護実技、演習(ロールプレイ)、職員による個別相談および登録業務 対象 介護福祉士またはホームヘルパー養成研修2級課程修了以上で現在未就労の方 定員 先着20人 申し込み・問い合わせ先 12月10日(月)まで、県福祉保健人材・研 修センター(人材部門:TEL018−864−2880) 28〜29ページ 情報ひろば 暮らしのお知らせ 募集 ◆平成20年度「国有林モニター」を募集中  東北森林管理局では、国有林の管理・経営に皆さんの声を役立てていくためモニターを募集します。 ▽募集人員 48人 ▽募集期間 12月3日(月)〜28日(金) ▽任期 平成20年4月から21年3月までの1年間 ▽内容 アンケートへの回答、国有林モニター会議への出席  ※応募資格、応募方法など詳しくはお問い合わせください。 ▽問い合わせ先 東北森林管理局国有林モニター係(TEL018−836−2274) ◆自宅がキャンパス「放送大学」 来年4月入学の学生を募集  放送大学はテレビ・ラジオで授業を行う正規の大学。1科目から学べ、入学試験はありません。教養学部生と大学院生の募集をしています。 ▽募集期間 12月15日(土)〜平成20年2月29日(金) ▽資料請求・問い合わせ先 放送大学秋田学習センター(TEL018−831−1997) ◆特許検索・電子出願講習会のご案内(受講無料)  あなたの発明を『特許出願』してみよう! ▽とき 12月11日(火) 午後1時30分〜4時 ▽ところ 本荘由利地域職業訓練センター ▽内容 特許の基礎知識・検索実習、出願の手続方法、パソコン電子出願の概要 ▽対象 パソコンで文字入力できる方(定員になり次第締め切ります) ▽申し込み・問い合わせ先 県知的所有権センター(TEL018−860−5614)、発明協会秋田県支部(TEL018−824−4282) ◆全国商工会珠算検定試験 ▽とき 平成20年2月17日(日) 午前9時〜 ▽ところ 市商工会(本荘支所会館、矢島支所会館、岩谷珠算教室) ▽申し込み 12月13日(木)より平成20年1月17日(木)まで、商工会各支所窓口へ ▽問い合わせ先 市商工会本部総務課(TEL23−8686) ◆販売士検定試験(1級・3級) ▽とき 平成20年2月20日(水) 午前9時〜 ▽ところ 市商工会 ▽受験料 1級 7千140円、3級 4千円 ▽申し込み 12月20日(木)より平成20年1月23日(水)まで、商工会各支所窓口へ ▽問い合わせ先 市商工会本部総務課(TEL23−8686) 相談 ◆「全国一斉多重債務者相談ウイーク」合同相談会を開催  〜多額の借金でお困りの方へ〜  弁護士・司法書士など専門家のアドバイスに耳を傾けてみませんか。相談は無料です。 ▽とき 12月16日(日) 午前10時〜午後4時 ▽ところ 本荘由利広域交流センター2階(上大野)  ※当日受付・予約受付可 ▽予約受付 市生活環境課(TEL24−6251) ▽相談方法 弁護士・司法書士・県生活センター職員などが対応します。当日は借入関係がわかる書類などを持参ください。 ◆市の各種無料相談 ■市民相談員による相談(要予約) ▽とき 12月の毎週木曜日 午後1時15分〜5時 ▽ところ 市役所市民相談室 ■行政相談・人権困りごと相談 ▽とき 12月12日(水) 午前10時〜午後3時 ▽ところ 市役所附属会館1号室 ■消費生活相談 ▽とき 毎日、午前10時から ▽ところ 市役所市民相談室 ■弁護士による無料法律相談(要予約) ▽とき 12月21日(金) 午前10時〜午後3時 ▽ところ 市役所第5会議室 ▽予約受付 12月6日(木) 午前8時30分〜  ※右記日時以外の相談は、各総合支所市民課、市民相談室の職員が対応しています。 ▽申し込み・問い合わせ先 市民相談室(TEL24−6251) ◆県司法書士会「無料相談会」あります  事前に電話予約が必要です。 ▽相談内容 不動産・会社・法人の登記、多重債務、成年後見など ▽とき 12月19日(水) 午後1時30分〜4時30分 ▽ところ 鶴舞会館 ▽定員 先着8組 ▽問い合わせ先 県司法書士会(TEL018−824−0187) お知らせ ◆ご利用ください 秋田県住宅建設資金  県では、良質な住宅の建設・購入や改築に対する低利融資を行っています。  資金名         金利     融資限度額  秋田杉利用優良木造型 1.95%   1,000万円  優良木造型      2.1%     700万円  標準型・改良資金   2.1%     500万円  Aターン型      2.1%(*1.95%)500万円   *)秋田杉利用優良木造型と併用の場合  ●すべての金利は11年目以降3.0%になります。  ※9/17 豪雨災害被災者に対する特例措置改良資金(災害復興向け)金利1.0%、限度額300万円  ※高齢者などとの同居・子育て世帯には融資限度額の割増もあります。 ▽問い合わせ先 県建築住宅課(TEL018−860−2561) ◆住宅借入金等特別控除の特例についてお知らせします  税源移譲により、所得税で控除しきれなかった分を市・県民税で控除します。 ▽控除対象年度 平成20年度から28年度の市・県民税 ▽控除対象者  平成11年から18年に入居した方で、平成19年分以降の所得税において住宅借入金等特別控除の適用があり、所得税から控除しきれない額がある方 ▽申告書の提出 住宅借入金等特別税額控除申告書の提出により、翌年度の市・県民税(所得割)から控除できます。また、毎年、年末調整で所得税の住宅借入金等特別控除を受けている方も申告は毎年必要となりますのでご留意ください。 ▽申告期限   毎年3月15日(平成20年は3月17日) ※所得税の確定申告をされる方は申告書を所得税の確定申告書とともに税務署へ提出してください。また、所得税の確定申告をされない方は申告書に源泉徴収票を添付して市税務課まで提出してください。 ▽問い合わせ先 市・県民税については、市税務課(TEL24−6302)、所得税については本荘税務署(TEL22−2335) ◆「本荘都市計画」の変更に伴う関係図書の縦覧をしています  「本荘都市計画道路・大町銀座通線」「本荘都市計画公園・中央公園」の変更が決定されましたので、変更に伴う関係図書の縦覧をしています。 ▽縦覧場所 建設部都市計画課(市役所3階) ▽問い合わせ先 市都市計画課(TEL24−6332) ◆12月は「飲酒運転追放強調月間」、12月11日〜20日は「年末の交通安全運動」  ドライバーも歩行者も交通マナーを守り、ゆとりをもって相手を思いやりながら行動し、交通安全を心がけましょう。  12月はお酒を飲む機会が多くなる時期です。地域、家庭、職場で「飲酒運転を4(し)ない運動」を呼びかけ、飲酒運転を追放しましょう。 【運動の重点】   @子どもと高齢者の交通事故防止   Aシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底   B飲酒運転の徹底追放 【飲酒運転4ない運動】   @飲んだら乗らない   A乗るなら飲まない   B乗るなら飲ませない   C飲んだら乗せない ※年末年始における犯罪および事故防止活動(12月7日〜1月3日)  年末年始は行事が多く、人の往来が増えます。事件・事故に巻き込まれることのないよう心がけましょう。 ◆鳥海高原矢島スキー場・鳥海オコジョランドスキー場(12/15〜営業予定)  ☆お得な市民シーズン券を販売します!  市民の皆さんにメリットいっぱいのお得な市民シーズン券を購入しませんか? ■市民シーズン券料金  ○大人(通常)30,000円→17,000円  ○レディース・高校生・シルバー(60歳以上)(通常)23,000円→14,000円  ○子ども(中学生以下)(通常)8,000円→3,000円   (※矢島・鳥海両スキー場共通、鳥海のみの場合は2,000円) ■購入に必要なもの  @顔写真(タテ4a、ヨコ3a)2枚  A健康保険証など、住所が確認できるもの  ※高校生は学生証、シルバーは生年月日が確認できるもの ■販売場所 ○12月 9日(日)午前10時〜午後3時 ドゥ・スポーツ本荘店(出戸町)(出張販売)        ○12月 3日(月)〜14日(金) 矢島・鳥海各総合支所産業課(土日除く)        ○12月15日(土)〜 鳥海高原矢島スキー場、鳥海オコジョランドスキー場の各リフト券売場 問い合わせ先 矢島総合支所産業課(TEL55−4953)鳥海総合支所産業課(TEL57−2205) 【広告/本荘開発株式会社    /西目調剤薬局    /三光不動産株式会社】 30〜31ページ ◆市の成人式 1月13日(日)正午〜 本荘文化会館で開催 ■対象 昭和62年4月2日から昭和63年4月1日までに生まれた人 ■会場 本荘文化会館 ■期日・日程概要 平成20年1月13日(日)正午〜 開場・受け付け                        午後1時〜成人式式典                        1時50分〜新成人のつどい ■案内状の発送 市に住所を有している新成人および市内11中学校の卒業生(平成14年度卒業生=15年3月卒業)へ12月中旬に案内状を送付する予定です。ただし、仕事や学校、結婚などの関係で市内にお住まいでなく、家族が中学校卒業時の住所地から転出された場合は案内できない場合があります。お気付きの方は12月13日(木)までに、新成人の現在の住所・氏名などを生涯学習推進課へご連絡願います。 ■保護者などの来場制限 今年度の成人対象者は千百人に及びます。式典当日は文化会館がほぼ満席になることから、保護者の皆さんの臨席を制限する場合がありますのでご了承願います。 ■駐車場・送迎バス 当日は駐車場も大変な混雑が予想されますが、会場周辺の駐車場は使用できません。会場周辺の公道も自家用車の駐停車はできません。新成人および保護者用の駐車場は、旧組合病院跡地となります。  なお、本荘地域以外は各総合支所前などから送迎バスを運行しますので、ご利用ください。(詳細は案内状に同封する予定です) ■新成人のつどい 午後1時50分からの「新成人のつどい」は、新成人実行委員会「二十歳すったげバンザーイ」による企画イベントです。現在、市内企業や事業所などのご協力をいただき準備に取り組んでいます。 ■問い合わせ先 市生涯学習推進課(TEL24−6284、FAX23−6624) ◆秋田県最低賃金が改正されました   守ろう!確かめよう!「時間額618円」  10月28日から最低賃金が「時間額618円」に変わりました。最低賃金は、臨時、パート、アルバイトなどすべての労働者に適用され、労使合意のうえであっても最低賃金額以上の賃金を支払わないと、最低賃金法違反で処罰されます。詳しくは秋田労働局賃金室(TEL018−883−4266)または本荘労働基準監督署(TEL22−4124)まで問い合わせください。 ◆明るい暮らしの家計簿 −平成20年度版 発売中−  貯蓄推進のため、毎年好評の家計簿を1冊390円で販売しています。市役所生活環境課(TEL24−6251)でお買い求めください。 ◆落とし物などの取り扱い方法を定めた遺失物法が変わります  12月10日から落とし物や忘れ物の取り扱いが変わります。主な変更点は、次のとおりです。 ○落とし物・忘れ物の保管期間が変更(6ケ月→3ケ月) ○携帯電話、カード類など個人情報が入ったものは、拾った人が所有権を取得できません ○傘、衣類など大量・安価なものなどは2週間以内に落とし主が見つからない場合は売却できることになります ○情報がインターネットで公表され、探しやすくなります ○多くの落とし物などを取り扱う事業者へ特例施設占有者制度が新設されます ○犬・猫は動物愛護法の対象となり、遺失物法の対象外となります ▽問い合わせ先 由利本荘警察会計課(TEL23−4111) ◆「みち」が拓く新時代 〜可能性は溢れる、地域への提言〜  「日沿道利活用フォーラム」を開催します  日沿道の開通により、新たな連携や交流による地域づくりの可能性が広がる効果が期待されます。この度、基調講演にキャスターの小倉智昭さんを講師に迎え、フォーラムを開催します。なお、お車の駐車は市役所周辺駐車場や旧由利組合病院跡地をご利用ください。 とき 12月16日(日) 午後1時30分開始予定(確定次第ホームページなどで周知します) ところ 本荘文化会館 演題(仮)「道路を活(い)かして地域を元気に」 講師 小 倉 智 昭さん   昭和22年生、秋田市出身。獨協大学仏語科卒業。東京12チャンネル(現テレビ東京)アナウンサーを経てフリーアナウンサーとなり現在、主にキャスターとして活躍中。 問い合わせ先 市企画調整課(TEL24−6226)、秋田河川国道事務所(TEL018−864−2289) ◆―平成20年1月から― ビン、ペットボトル用ごみ袋が、「資源専用袋」として統一されます。 今まで (※地域で異なる場合があります)  ビン…ビン類専用袋またはコンテナ  ペットボトル…ペットボトル専用袋または不燃ごみ袋  缶…コンテナまたは不燃ごみ袋  ↓ 平成20年1月以降  資源専用袋    収集日、収集方法に変更はありません。   ※コンテナもこれまでどおり使用できます。指定された収集日に混ぜずに分別して出してください。 現在のビン、ペットボトル専用袋および缶用不燃ごみ袋は、在庫のある限り使用できます。  ☆資源専用袋は、市の認定を受けた製造業者が製造、販売いたします。  ☆現在使用しているごみ袋との交換はできません。 事業者の皆さまへ  会社やお店など事業活動から出るごみは、事業系ごみです。事業系ごみを処理するには、清掃センターに直接搬入するか、一般廃棄物収集運搬許可業者に委託することが義務付けられております。 不明な点は、市生活環境課(TEL24−6253)へお問い合わせください。 ◆税 12月28日(金)は国定資産税B、国保税Eの納期限です。 (32ページより) ◆「あきた県民手帳2008年(平成20年)版」発売中です  市内各書店、市役所地下売店、由利地域振興局売店またはローソン、サークルKサンクス、デイリーヤマザキなどで取り扱っています。(コンビニでの販売期間は12月末まで) 価格 1冊500円 仕様 表紙色/紺、大きさ/150o×80o 問い合わせ先 市企画調整課統計班(TEL24−6227) 12月 暮らしのカレンダー  1(土)・県高校新人卓球大会 8時〜19時(〜2日) 市総合体育館      ・第22回ホリスタジオ発表会 @14時〜16時 A18時〜20時 千円 本荘文化会館      ・家庭教育講座B 「体の変化と性へのめざめ」 10時〜11時30分 無料 本荘公民館  6(木)・第11回荘美会展示会 10時〜18時 地下会議室(〜9日) 本荘文化会館  8(土)・科学フェスティバル 8時〜17時 市総合体育館      ・映画上映「西遊記」 @10時30分〜12時30分 A13時30分〜15時30分 入場料あり アクアパル      ・にかほウィンド・アンサンブル定期演奏会 18時〜20時 整理券あり 本荘文化会館  9(日)・全県ジュニアバドミントン選手権大会 8時〜18時 市総合体育館      ・アクアパルフリーマーケット「水辺のまち市場」 9時〜12時 アクアパル      ・ダンスプラザ・タケウチ ダンスパーティー 13時30分〜16時 会費あり アクアパル      ・アクアパルフィットネスジム登録講習会 14時〜15時30分 登録料あり アクアパル      ・第22回リソナンツァムジカーレ演奏会 14時〜16時 千円 本荘文化会館 10(月)・総合体育館休館日 11(火)・総合体育館一般開放日 9時〜21時 市総合体育館 12(水)・倉田鉄也作陶展 9時〜17時(〜17日) 地下会議室 本荘文化会館 16(日)・本荘由利地区少年柔道大会 8時〜18時 市総合体育館      ・日沿道利活用フォーラム 13時30分(予定)〜 本荘文化会館 20(木)・アクアパルフィットネスジム登録講習会 18時30分〜20時 登録料あり アクアパル      ・シルバーカレッジ「鳳山学園」(場所/文化会館地下会議室)10時〜正午 本荘公民館 22(土)・「ぽぽろCUP2007」中学校バスケットボール大会 8時〜21時(〜23日) 市総合体育館      ・秋田大学ゴスペルサークルクリスマスコンサート 15時〜18時 地下会議室 本荘文化会館 23(日) 天皇誕生日      ・冬の貝殻細工教室 10時〜12時30分 参加料あり アクアパル      ・第19回本荘高校吹奏楽部クリスマスコンサート 14時〜16時30分 5百円 本荘文化会館 24(月) 振替休日 25(火)・総合体育館休館日 28(金)・午後より休館 市総合体育館      ・本荘公民館、本荘文化会館年末年始休館日(〜1月4日まで) 29(土)・アクアパル、市総合体育館年末年始休館日(〜1月3日まで) 32〜33ページ 地域情報コーナー 本荘地域 ■12月の健康相談 内容 血圧測定、生活習慣病予防、その他 時間 午前9時30分〜11時30分   日    場所  5日(火) 南内越公民館 11日(火) 北内越公民館 17日(月) 松ヶ崎基幹集落センター        小友公民館 19日(水) 石沢生活改善センター 21日(金) 子吉公民館 ■湯ったりほのぼの教室  どうぞ、お気軽においでください。 日時 12月18日(火) 午前9時〜 場所 鶴舞温泉 中広間 内容 健康相談(午前9時〜11時30分)、講話 食の大切さ(午前10時〜11時) 参加料 無料 問い合わせ先 健康管理課TEL22−1834) ■ 「心も体もハッピー講座」  楽しいお話を聞いて、思いっきり笑って、気持ちよく体を動かしてみませんか。  下記の日程で心も体もハッピーになれる教室を行います。気軽に参加してください。 日時 12月10日(月) 午前10時〜午後3時 場所 本荘保健センター(鶴舞会館隣) 講師 若松亜紀さん(子育てサロン主催)、坂本裕子さん(中高老年期運動指導士) 内容 講話と運動 申し込み期限 12月6日(木)まで本荘保健センター(TEL22−1834)にお申し込みください。 ■冬の運動教室  冬期間はどうしても運動量が減ってしまいがちです。寒さに負けず体を動かせば気分も晴れ晴れ!体もぽかぽか!日頃の運動不足を解消しましょう。 日時 12月5日(水) 受け付け:午前9時15分〜(希望者へ血圧測定)             講演:午前10時〜11時45分 場所 南内越公民館 内容 ストレッチと室内運動 講師 中高老年期運動指導士 坂本裕子さん 申し込み 本荘保健センター(TEL22−1834) ※動きやすい服装でおいでください。 ■新春囲碁大会     日時 1月14日(月)〔成人の日〕 午前8時30分受け付け 場所 本荘勤労青少年ホーム 対象 由利本荘市・にかほ市の囲碁愛好者 区分 A級の部(3段以上)、B級の部(2段以下)、少年の部(中学生・小学生) 参加料 1,000円(中学生以下は無料) 申し込み期限 12月25日(火)まで、本荘公民館(TEL22−0900)へ ■新春将棋大会 日時 1月27日(日) 午前8時30分受け付け 場所 本荘勤労青少年ホーム 対象 由利本荘市・にかほ市の将棋愛好者 区分 強豪の部(2段以上)、一般の部(初段以下)、少年の部(中学生・小学生) 参加料 1,000円(中学生以下は無料) 申し込み期限 1月18日(金)まで、日本将棋連盟本荘支部鈴木さん(TEL24−2030)または本荘公民館(TEL22−0900)へ ■フィットネスジム登録講習会 日時 12月9日(日) 午後2時、      20日(木) 午後6時30分 場所 アクアパル 定員 25人(先着順) 年会費 一般=3,150円、学生=1,575円(ともに税込み) ※事前に電話などでアクアパルへ申し込みください。(TEL22−5611) ■フリーマーケット「水辺のまち市場」 日時 12月9日(日) 午前9時〜正午 場所 アクアパル(屋内15区画・1区画=約1坪) 内容 不用になった日用雑貨・衣類・書籍など 出店料 無料 申し込み期限 12月6日(木) 問い合わせ先 アクアパル(TEL22−5611) ■冬の貝殻細工教室 日時 12月23日(日) 午前10時〜12時30分 場所 アクアパル 内容 貝殻と木の実を使ったキーホルダーや飾り物、クリスマスキャンドル、リースなどの制作 対象 小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴) 定員 60人 参加料 300円(材料代) 持ち物 はさみ、作品を持ち帰る袋など 申し込み期限 12月19日(水) 問い合わせ先 アクアパル(TEL22−5611) 矢島地域 ■公共施設休館日(12月上旬) 日新館 2日(日) 青少年ホーム 日曜・祝日の夜間(午後5時〜) ▽生涯学習課(TEL56−2203) 寿康苑 2日日、10日月  ▽寿康苑(TEL56−2940) ■寿康苑・保健士による健康相談 日時 12月14日(金)     時間 午前9時30分〜11時 場所 寿康苑 大広間 ※川辺方面の送迎の日です。 ■寿康苑・保育園児のおゆうぎ発表会  保育園の子どもたちが、かわいいお遊戯を見せてくれます。皆様お誘い合わせのうえ、多数おいでください。 日時 12月13日(木) 午前9時30分 開演 入館料 200円 ■寿康苑年末年始の休館日  12月30日〜1月3日まで休ませていただきます。 西目地域 ■西目保育園「ふれあい保育」  お子さんを保育園でのびのびと遊ばせてみませんか。今月は「なかよし集会」を行います。 日時 12月5日(水) 午前9時40分〜11時 場所 西目保育園 対象 0歳〜3歳の未就園の子どもと保護者 問い合わせ先 西目保育園(TEL33−2022、FAX33−2031) ■親子のスキンシップ教室 日時 12月26日(水) 午前10時〜 場所 西目保健センター 対象 生後2カ月児からの親子 持ち物 バスタオル ■かしわ温泉健康相談(TEL33−2259) 日時 12月27日(木) 午前10時〜  場所 かしわ温泉 ■西目保健センター(TEL33−3983)12月の開放日  子育て中のお母さんとお子さんが広いスペースでおもいっきり親子のふれあいが持てるように、集団指導室を開放しています。楽しい遊具も準備しています。 開放日 3日(月)・5日(水)・10日(月)・14日(金)・19日(水)・21日(金)・27日(木) 時間 午前10時〜午後3時 岩城地域 ■ 〈海辺の記憶〉写真と漂着物展 期間 平成20年2月3日(日)まで 会場 岩城歴史民俗資料館(天鷺村内) 内容 写真:渡部鉅太郎(松ヶ崎神沢)提供、漂着物:日本海域文化研究所(男鹿市)提供 問い合わせ先 資料館(TEL72−2048) 平成19年度  B&G「小笠原体験クルーズ」の参加者を募集します とき 平成二十年三月二十六日(水)〜三月三十一日(月)(五泊六日) 対象 由利本荘市内の小学校四年生から中学校三年生の男女 募集人数 由利本荘市から六名(全国で五〇〇名の募集)  参加費 小学生十万円、中学生十一万円(集合・解散地までの交通費は参加者負担) 集合・解散地 岩手県盛岡駅 申し込み締め切り 十二月十一日(火) 申し込み・問い合わせ先  由利海洋センター(TEL53−3166)  西目海洋センター(TEL33−4128)  大内公民館   (TEL65−2210) 二見さんが市内各小学校に本を寄贈  神奈川県平塚市在住の二見健吉さんとTDK由利本荘株加藤代表取締役社長が十一月十九日、市役所を訪れ、市内各小学校と図書館へ配布してほしいと「烏雲物語」五十冊を寄贈しました。  この本はモンゴルで教師をしている中国残留日本人孤児の半生を描いた伝記で、親子愛や師弟愛など感動的な内容で、全国の大勢の子どもたちに読んでもらいたいと、この度の寄贈となりました。  寄贈に先立ち二見さんは、子吉小学校で環境の大切さについて話をされました。 図書館インフォメーション ◎本荘図書館 TEL22−4900 ○冬の親子読書のつどい ◇とき…12月8日(土) 午後2時〜 ◇ところ…本荘図書館児童閲覧室 ◇内容…パネルシアター、かみしばいクイズ、えほんのよみきかせ、おんがく会ほか ※参加は無料です。みなさんのご来館おまちしています。 ○12月の展示  ・藤沢周平生誕80周年&没後10周年(一般)  ・ 「雪」のお話(児童) ◎岩城図書館 TEL73−3673 ○「星のひとみ」クリスマスお話し会 ◇とき…12月19日(水) 午後3時〜 ◇ところ…岩城図書館  ◇内容…絵本の読み聞かせ、みんなで唄おうクリスマスソング ○12月の展示  ・作家「佐藤 賢一」特集  ・クリスマスを楽しくすごそう!  特集  ・絵本「クリスマスの絵本」特集 ◎由利図書館 TEL53−2121 ○12月の読みきかせ会 ◇とき…12月15日(土) 午後2時〜3時 ◇ところ…由利図書館幼児室  ◇内容…絵本、紙芝居、お話玉手箱 ○12月の展示  ・ 「元気UP図書(高齢者支援用大活字本)」  ・ 「食べものの本」(児童図書) ◎12月の図書館休館日 ○本荘図書館 16日(日)、23日(日)、28日(金)〜31日(月) ○岩城図書館  3日(月)、10日(月)、17日(月)、23日(日)、24日(月)、28日(金)〜31日(月) ○由利図書館 23日(日)、28日(金)〜31日(日) 善意の図書を寄贈いただきました  市内水林在住の五十嵐キサ子さん(前本荘図書館館長 五十嵐隆男さんのご遺族)より、本荘図書館へ読書教育振興の一助にと「改訂新版 世界大百科事典」一式を寄贈していただきました。ご利用ください。 34ページ 笑顔 ☆お風呂上りに一杯!  長谷山喜悦さんちの孫 魁飛(かいと)くん(右・4歳・西目町出戸)と琉飛(りゅうと)くん(1歳・同)  広報広聴課では、子どもの笑顔写真を募集しています。 ■対象…小学校入学前の子ども(市内在住に限ります) ■内容…@写真1枚     Aひとことコメント     B子どもの氏名・ふりがな・生年月日・性別・住所     C○○さんちの○○部分     D連絡先電話番号 ■申し込み…郵送か電子メールで広報広聴課へ  (あて先などは裏表紙に記載しています) ■申し込み多数の場合など、紙面の都合上掲載できないことがありますので、ご了承ください。 市民伝言板  ※平成20年1月1日号に掲載希望の原稿は12月12日(水)が締め切りです。(一部抜粋して掲載する場合があります) ■無料インターネット放送配信中!  毎月1日と15日に更新します  にかほ市在住のイギリス人による、本荘由利エリアの情報と、日々思うこと、そしてイギリスの注目バンドから毎回2曲紹介。ゆっくりめのスピードで、英語で話しています。いつでもお好きなときに、コンピュータから聴くことができます。Let's try!!  http://homepage.mac.com/windsorschool/podcast.html ▽お問い合わせ…佐藤さん(TEL37−2703) ■第11回荘美会展(中・高美術教員展) ▽とき…12月6日(木)〜9日(日) 午前10時〜午後6時(最終日は午後5時) ▽ところ…本荘文化会館地階ギャラリー ▽内容…絵画、彫刻、デザインなど約60点(県展、全県高校総合美術展授賞生徒作品など) ▽お問い合わせ…増田さん(TEL22−6144) ■リソナンツァ ムジカーレ第22回演奏会 ▽とき…12月9日(日) 午後1時30分開場、2時開演 ▽ところ…本荘文化会館 ▽入場料…1,000円 ▽チケット…コンノ楽器(裏尾崎町)、ヤマハミュージック(花畑町)、ジョイフルシティ本荘(岩渕下) ▽お問い合わせ…武田さん(TEL22−1167) ■カジュアルダンスパーティーに参加を! ▽とき…12月9日(日) 午後1時30分〜4時 ▽ところ…アクアパル多目的ホール ▽参加料…1,500円 ▽入場整理券のお求め・お問い合わせ…竹内さん(TEL090−3363−9263) ■倉田鉄也作陶展を開催します  穴窯で焼かれた壺、花入れ、大皿など100点を展示。今回の目玉は、由利原の粘土で作った茶碗!また、妻恒子さんの三回忌にあたり、恒子さんの描いた絵も展示されます。 ▽とき…12月12日(水)〜17日(月) 午前9時〜午後5時(最終17日は午後4時まで) ▽ところ…本荘文化会館地下 ▽お問い合わせ…倉田さん(TEL33−4365) ■磁器に絵付けをする「ポーセラーツ」をしてみませんか ▽とき…12月9日(日) 午前10時〜午後3時 ▽ところ…勤労青少年ホーム ▽内容…シール感覚の転写紙を貼るだけで、1〜2時間で簡単に絵付けができます。今回はクリスマスにちなんだ転写紙も揃えています。親子や友達と一緒にお楽しみください。 ▽材料代…800円〜1,500円(マグカップ、星皿、ツリー皿など) ▽お問い合わせ…齋藤さん(TEL23−0759 午後6時以降に) ※申し込みは不要です。 ■ミッドナイトときめきライブIN 阿弥陀  本堂でカウントダウン・除夜の鐘につづく2008年新春午前零時、阿弥陀如来尊前で独吟・仕舞「高砂」で新春を!!  また和洋楽器、歌など演奏者を募集しています。 ▽とき…12月31日(月) ▽ところ…廣誓寺 ▽入場料…無料 ▽お問い合わせ…亀崎さん(TEL22−3246) スナップ ◇由利本荘青年会議所(JC)が訪韓し梁山青年会議所と交流  由利本荘青年会議所(大滝武孝理事長)では親子連れの小学生などを含む16人が10月6日から9日まで韓国を訪問し、梁山青年会議所との交流事業を実施。今回の訪問は梁山フェステバルに合わせて行われ、歓迎レセプションや陶芸教室、ホームステイなどで民間交流が図られました。 ◇「女性に対する暴力をなくす運動」街頭キャンペーンでリーフレットを配布  県の「DV(ドメスティックバイオレンス)防止キャンペーン月間(11月)」に合わせ、重大な人権侵害であるDVに関して市民の理解と関心を深めようと11月9日、市内のスーパーで市職員らが買い物に訪れた市民へリーフレットなどを配布し、DV防止を呼びかけました。 35ページ お誕生おめでとう 〈11月1日〜15日受け付け分〉 土谷 瑛太ちゃん(雄次さん)石脇 伊東 虹南ちゃん( 心 さん)石脇 佐々木ひなたちゃん(栄大さん)給人町 小松 一喜ちゃん(一俊さん)水林 小野 美羽ちゃん(隆二さん)薬師堂 小柳 優太ちゃん(陽平さん)大浦 今野 颯太ちゃん(信幸さん)石脇 今野 陽斗ちゃん(信幸さん)石脇 牧野  絢ちゃん(貴之さん)美倉町 山住 一冴ちゃん(大輔さん)大鍬町 池田 己道ちゃん(晃浩さん)神沢 伊藤 優空ちゃん(一志さん)万願寺 佐藤 星梨ちゃん( 透 さん)石脇 木嶌 玲香ちゃん(邦晃さん)船岡 佐藤 優奈ちゃん( 誠 さん)川口 石垣 健心ちゃん( 森 さん)平石 庄司  恋ちゃん( 弘 さん)飯沢 加藤 聖來ちゃん(安志さん)蟹沢 深井龍之介ちゃん(龍一さん)岩谷麓 志村 一咲ちゃん(哲郎さん)東由利老方 大友 瑛太ちゃん(祐樹さん)鳥海町下笹子 おくやみ申し上げます 〈11月1日〜15日受け付け分〉 小番 キヨさん(84歳)砂子下 佐藤 コ郎さん(52歳)給人町 能登屋武夫さん(64歳)一番堰 田口 サコさん(96歳)石脇 齋籘ウメヨさん(98歳)玉ノ池 小野 テイさん(80歳)石脇 鈴木ミヨヱさん(86歳)北ノ股 阿部キヌヱさん(97歳)葛法 佐藤 タミさん(78歳)水林 藤原 文子さん(87歳)大浦 伊原 菊江さん(89歳)水林 大橋  進さん(86歳)石脇 関 ナチさん(85歳)水林 小川 義雄さん(87歳)親川 佐々木イヨさん(88歳)新組町 大庭 芳江さん(81歳)親川 須藤 敬子さん(76歳)東町 大場 キヨさん(67歳)上野 佐藤 みやさん(88歳)石脇 秋山トメヨさん(85歳)矢島町川辺 佐々木與治郎さん(82歳)矢島町元町 佐藤 チヤさん(74歳)矢島町新荘 佐藤 歌子さん(87歳)矢島町立石 渡部源一郎さん(87歳)岩城亀田愛宕町 齋藤ハルノさん(97歳)岩城亀田最上町 鈴木ハギヱさん(98歳)岩城亀田亀田町 植村 喜六さん(78歳)前郷 須田 信志さん(51歳)前郷 伊藤 恭市さん(81歳)中田代 佐々木ソノさん(82歳)中田代 工藤 操二さん(78歳)岩谷町 石井キミヱさん(77歳)岩谷麓 佐々木 京さん(69歳)岩谷町 佐藤アルミさん(87歳)小栗山 作佐部 健さん(75歳)岩谷町 佐藤 フヨさん(91歳)東由利老方 佐々木タマコさん(74歳)西目町海士剥 佐藤 忠吉さん(81歳)鳥海町下川内 真坂 福治さん(83歳)鳥海町猿倉 税金の納付と相談 夜間窓口を開設  十二月の木曜日は窓口を午後八時まで延長し、市税の納付と相談を受け付けます。 ▽開設場所 本庁収納課窓口 ▽開設日時 十二月六日、十三日、二十日、二十七日の木曜日  午後5時15分〜午後8時 ▽問い合わせ先 市収納課(TEL24−6256)  市税は納期までの自主納付が原則です。  納税が遅れたときは地方税法の規定により督促状が発送されます。督促状を発した日から起算して十日を経過した日までに税金が完納されないときは、税負担の公平のため、滞納処分(預金・給与・不動産等の差し押さえ)を受けることがあります。  また、納める税額に延滞金が加算になる場合もあります。  なお、やむを得ない事情により納期限内の納付が困難な場合はご相談ください。 カナカブフェア 由利地方特産のカナカブ(火野カブ)漬けを直売所で一斉販売  由利地方に伝わる伝統野菜のカナカブ(火野カブ)は小さく大根の形をしている白長カブで、江戸時代から栽培されているとされます。山の傾斜地に火を放って雑草害虫を駆除し、その灰を肥料にして育てたところから名前がついたと言われ、独特の歯触りの漬け物は隠れた人気です。  由利本荘市とにかほ市にある野菜などの直売所では11月23日、鳥海山の裾野の由利地方で生まれたカナカブの漬け物を特産にしようと、新デザイン包装に入れて一斉販売する「カナカブフェア」を行いました。  のぼり旗が掲げられた各直売所のフェアには多くの市民が訪れ、試食品で味を確かめながら、カナカブ漬けを買い求めました。 36ページ 【まちの風景】 ●来訪者を迎える 鮮やかな錦絵  市の南の玄関口・鳥海町上笹子一帯も一面紅葉し、晩秋の彩りに。歓迎塔の後ろにそびえる薬師山も岩肌と木々の色づきが絶妙なコントラストを見せ、来訪者を迎えました。そばにある「笹子名水」も隠れた人気スポットになっています。 (10月30日) 【表紙の紹介】  「二十一世紀東アジア青少年大交流計画」で来日したモンゴルの高校生たち二十五人が十一月十五〜十八日、本市を訪れ、県立矢島高校の生徒たちとの交流を深めました。  合併前に矢島地域がモンゴルと交流していたことがきっかけで矢島高校が受け入れ先となったもので、ウランバートル市のガンフー・テルゲルサランさん(15歳)は「秋田は自然豊かで素晴らしいところ。秋田美人というのは本当ですね。おばあちゃんまでかわいらしかったです。モンゴルでは背の高い人が美人とよく言われますよ」と話してくれました。  モンゴルの高校生たちは、授業への参加や部活動交流、調理実習やホームステイなどを通じて、日本の文化に触れ、本市での滞在を満喫しました。 ※R70 古紙パルプ配合率70%再生紙を使用しています