表紙 広報ゆりほんじょう NO.108 平成21年(2009) 9月15日 編集・発行◎由利本荘市広報広聴課 http://www.city.yurihonjo.akita.jp 特集 防災の心構えを  県総合防災訓練で救護に当たる秋田DMAT(災害医療派遣チーム)の看護師(9月1日。記事は2n) 2〜9ページ 特集 防災の心構えを 5千人参加し 県総合防災訓練 震度6の地震で津波、火災発生!救助・救護に連携構築  本年度の県総合防災訓練が九月一日、本市を会場に行われた。この訓練は八月三十日からの防災週間に合わせ、県が市との共催で毎年実施しているものだ。今回は「午前八時、由利本荘市沖の日本海を震源とする、震度6弱の強い地震が発生。その後も震度4を超える余震が断続的に続き、津波による行方不明、建物の倒壊や火災が起き、県と市では災害対策本部を設置し、直ちに関係機関に出動を要請。迅速な消火、住民の避難誘導、負傷者の救助・救出に当たる」とするシミュレーションで、複合的な被害への迅速な対応を訓練した。  本荘マリーナでは、クリーンアップの人々を津波が襲い、多数の行方不明者や漂流者が出たとの想定の下に救助活動などを実施。海上での捜索、埠頭ではがれきや車内に閉じ込められた人の救出が行われ、大門街商店街では大規模な火災が発生、地域住民が初期消火や避難訓練などを行った。  由利高校では中高層階からの救出活動に加え、現場救護所が開設され、多数の負傷者を緊急度により選り分けする「トリアージ」を実施。医師や看護師らによる災害医療派遣チーム、日赤秋田県支部、地元医師会が負傷者の救命処置に当たった。  総合体育館駐車場では電気・ガス・水道・電話などのライフラインの復旧作業や大内赤十字奉仕団による炊き出しが本番さながらに行われた。  訓練終了後、佐竹知事は「今回は海岸線の長い由利本荘市で、海溝型地震を想定し訓練を行った。二十六年前の日本海中部地震で、本県では百四人の貴重な人命が失われた。その多くは津波によるものであり、その教訓を忘れてはならない。大切なことは、いつくるか分からない自然災害に対し、警戒心を緩めず、必要な対策を進めること。地域の住民や防災関係機関が相互に連携し、災害対応能力の向上を図ることが重要だ。今後も訓練を重ね、防災の意識を高めてもらいたい」と述べた。  長谷部市長は「関係機関が集結、連携し、最新技術を駆使した大規模な訓練を目の当たりにして心強く、頼もしく感じた。保育園児から高齢者まで、幅広い層の方々が参加し、防災思想の高揚に大きな成果を収めることができた。震度6の地震が発生すると人的、物的に大きな被害が予測される。〈自分たちのまちは自分たちで守る〉という強い気持ちで、地域や職場での防災活動に取り組んでいただきたい」と結んだ。  市民参加・地域密着型を目指すこの日の訓練には五十六機関、約五千人が参加し、救助活動などに力を合わせた。防災訓練の目的は「災害発生時の応急対策の検証」と、訓練を通し「地域の一人一人が〈自らが何をすべきか〉を考え、十分な準備を行うこと」にある。  「自主防災」。住民が地域内で連携し自主的な防災活動を進めることを言い、市内でも町内会などの単位で組織されている。その基盤となるのは、私たち自身の心構えだ。  ふだんの生活で身近に感じることは少ないが、災害はいつ、誰の身の回りで起きてもおかしくない、私たちの命にかかわることだ。「備えあれば憂いなし」。今日から防災の心構えを持ち、災害に備えよう。  【写真/一斉に避難する高校生たち】  【写真/救助隊による車両からの救助活動】  【写真/医療班と消防本部による救命活動】  【写真/救護活動を行う由利高生】  【写真/上・大内赤十字奉仕団が炊き出し】  【写真/右・管工事協同組合による復旧工事】  【写真/左・消火器での初期消火訓練】  【写真/下・商店街を避難する園児】  【写真/観閲する佐竹知事(統監)】  【写真/あいさつする長谷部市長】 大内赤十字奉仕団 団長 菊地京子さん(60歳・岩野目沢)  県総合防災訓練に参加し、耐熱ポリ袋に入れた米を炊き出しました。おにぎりよりも衛生的に、短時間で済みました。この訓練を忘れず、対応したいです。 避難訓練に参加した 猪股ウタ子さん(68歳・旭町)  避難訓練に参加し、防災の意識が高まりました。煙を吸わないようにハンカチを口に当てるなど、万一に備え、具体的な行動を考えてみようと思います。 災害に備える  災害の発生に備え、普段から準備を進めていれば、「いざ」という時でも冷静に判断し、落ち着いて行動できる。注意すべきポイントを家族で話し合い、共有しておこう。 いざという時もあわてずに  地震などが発生した時でも、あわてずに落ち着いて行動しよう。 1、まず、身を守ること  テーブルや机など、丈夫な家具の下に身を入れ、頭部を保護すること。 2、すばやく火の始末を  ストーブやガスコンロなどの火を消すこと。元栓を閉じれば最善。 3、出火したら初期消火を  万一出火したら、消火器などですぐに消火。同時に火事ぶれし、「一一九番通報」してもらう。火の回りが早い場合は、ハンカチを口に当て、姿勢を低くして逃げよう。 4、外には飛び出さない  あわてて外に飛び出すと、屋根や壁からの落下物でけがをする危険がある。地震が収まったらヘルメットをし、非常持ち出し品などを持って、落ち着いて避難すること。 5、弱者の避難を優先する  子どもと高齢者、病気の人を優先して避難させる。逃げ遅れた人がいたら、消防署員(団員)に救助を託す。 6、塀や川には近づかない  ブロック塀や自動販売機は倒壊の危険がある。がけや川べりなども危険。 ■家庭で注意しておきたいこと ▽家族の役割分担 ▽火の始末と初期消火 ▽離ればなれになった時の家族の連絡先と連絡方法(災害用伝言ダイヤルの利用) ▽避難場所などの確認 ▽水、食料などの備蓄と非常持出品の準備 ▽家具、ブロック塀などの転倒防止措置 備えて安心 非常持出品  備えあれば憂いなし。いざという時の安心の支えに  万一に備え、非常持出品として食料や医薬品などを準備しておこう。多ければ避難に支障が出かねない。一次持出品は必要な物を限定すること。重さは男性で15g、女性は10gが目安に。 貴重品/現金(公衆電話を利用できるよう10円硬貨を)・預貯金通帳・印鑑・健康保険証・免許証などをまとめて。 救急医薬品/絆創膏・きず薬・包帯・かぜ薬・胃腸薬など。常用薬も忘れずに。 非常食/かんパン・缶詰・紙皿・紙コップ・水筒など。飲料水は一人一日3gが目安になる。ポリタンクも有効だ。 懐中電灯・携帯ラジオ/ライトは必需品。ラジオは正確な情報を得るために必要だ。 非常持出袋/耐火素材で作られた袋が望ましい。 その他/下着・上着・タオル・マッチ・ライター・ビニールシート・ラップフィルム・ポリ袋など。 1次持出品■現金、非常食、飲料水、応急医薬品、懐中電灯、マスク、ヘルメット、携帯電話、タオル、毛布、時計、マッチ、軍手など、避難時に必要なものを準備しておくと便利だ。 2次持出品■洗面用具、着替え、下着、毛布、ティッシュペーパー、食器、シート、テント、ガムテープ、油性ペンなど、避難後に落ち着いてから家に戻り、持ち出すようにしよう。 自然災害の発生要因・注意すべきこと@ ●地震 発生の要因 地球の表面はプレートと呼ばれる10数枚の硬い板で覆われている。日本に関係するプレートは4枚。移動するプレートが境界で変形することによるものと、内部や地表に断層を生じて起きるものがある。 注意すべきこと 地震は日本のどこでも起こりえる災害。不意に発生する地震に対して、できるかぎりの備えをすることが求められる。転倒防止金具などで家具を固定しよう。 ●津波 発生の要因 海底で起きた地震によって海面に発生する凸凹の波が四方へ広がり、海岸線に到達し高波となって押し寄せる現象。飛行機や新幹線並みのスピードで広がる。 注意すべきこと 初めの波が一番高いとは限らない。波と波の間隔が数分〜十数分と長い場合もある。湾などの口が狭くなるに連れ、波高を増すなどを感じたら、高台へ避難を。 ●火災 発生の要因 火災の多くは火の取り扱いの不注意によって起こるが、地震による出火は電気やガスなど火気使用器具・設備の破損などによるものが多く、同時多発的に発生する危険がある。 注意すべきこと 出火防止のため、使用中の暖房器具や調理器具などの火を消すこと。火器を使っていなくても、元栓を閉めることが最善。出火したら初期消火と火事ぶれを。 ●台風 発生の要因 台風は直径が数百`ほどの大気の渦。多くは夏から秋にかけて発生する。暴風と高波、激しい雨をもたらす。 注意すべきこと 進路や大雨などの最新情報に注意。窓や雨戸をしっかり閉め、自転車などは屋内に入れること。台風が通過するまでは、できるだけ外出を避けるように。 写真:内閣府ホームページ、神奈川県県土整備部砂防海岸課、石川県土木部砂防課、秋田県知事公室総合防災課から 自然災害の発生要因・注意すべきことA ●地すべり 発生の要因 粘土層など、地中の滑りやすい層(滑り面)を境に、その上の地層がそっくり移動する現象。大雨などで突然動きが早くなって起こる。 注意すべきこと 地面にひび割れが起きたり、一部が陥没あるいは隆起したりする。山の木々が傾いてこすれ合ったりする場合も要注意。 ●がけ崩れ 発生の要因 地中に染み込んだ水が、地盤の抵抗力を弱めるために発生する。地震で起きるケースもある。急傾斜地(斜度30度以上)のがけが特に危険。がけ崩れは突発的に起こり、広範囲に被害が及ぶ。 注意すべきこと がけが膨らみ、せり出している。がけに亀裂がある。がけから小石が落ちてきている。がけから水が湧き、流れ出している。その水が濁り出した。 ●土石流 発生の要因 大雨や長雨がきっかけで大量の土石、砂などが雨と混じって流動化する現象。流れの先端に岩のあることが多く、大きな破壊力を有する。急な谷川での発生や扇状地の出口での氾濫に注意が必要。 注意すべきこと 山鳴りや立ち木の裂ける音がする。雨が降り続いているのに、川の水位が下がった(上流で岩などが流れをせき止めている。このせき止めが決壊し、土石流となる) ●洪水 発生の要因 大雨や融雪が原因で河川が増水し、堤防や川岸を越えたり決壊させたりして氾濫が引き起される自然災害。 注意すべきこと 長雨や局地的な集中豪雨(20_以上の雨が1時間以上降り続いている時、降り始めから100_以上の降雨量を記録した場合)では、早めに避難すること。 ※ここに掲載した情報は、一般例であり、状況によっては最善でない場合もあります。現場の状況に応じた適切な判断を心がけてください。 救命リレーの一員に  災害によって命にかかわる大きなけがを負うケースは多く、あなたも一刻を争う人と居合わせることになるかもしれない。「すぐに一一九番通報、早期の応急手当、迅速な救急処置(AED)、高度な救命処置」でつなぐ「救命のリレー」。救急車が到着するまでのあなたが第一走者になる。とっさの時に役立つ応急手当や心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の使用法を知っておこう。救急の最前線で尊い命を救うために。 ■応急手当のポイント ■出血時の手当 [直接圧迫止血法] ・出血時の基本的な止血法。きれいなハンカチ、タオルなどを重ねて傷口に当て、その上から手で圧迫する。 ・感染防止のため、血液に直接触れないように、ビニール袋などを使用する。 ・止血の際、手足をひもなどでしばらないこと。 ■骨折時の手当 [固定(そえ木、三角巾)] ・変形している場合は、無理に戻さないこと。顔色や症状を見ながら固定する。 ■熱中症の手当 [体を冷やす] ・涼しい場所に移動し、服を脱がせ、うちわなどであおぎ、風を当てる。アイスパックなどで、首、脇の下、太ももの付け根を冷やす。 ・意識がある場合は、スポーツドリンクなどを飲ませ、十分な水分補給を行う。 ■安否の確認 ■災害用伝言ダイヤル「171」  NTTでは災害発生時に安否情報をやり取りできる「災害用伝言ダイヤル171」のサービスを行っている。万一の際に、確実に情報を伝える手段となる。 伝言の録音 「171」+「1」→(ガイダンスが流れる)市外局番からの電話番号(ガイダンスが流れる)プッシュボタンは「1#」→録音(30秒以内)→(ガイダンスが流れる)プッシュボタンは「9#」(完了) 伝言の再生 「171」+「2」→(ガイダンスが流れる)市外局番からの電話番号(ガイダンスが流れる)プッシュボタンは「1#」→再生(ガイダンス)→(ガイダンスが流れる)プッシュボタンは「9#」(完了) ◎毎月1日、「災害伝言用ダイヤル」体験サービス実施中。携帯電話iモードやwebサービスもある。 心肺蘇生法とAEDの実技― 人工呼吸と胸骨圧迫は救急車が到着するまで続けること! 1、意識の確認  肩を軽くたたきながら、耳元で「大丈夫ですか」「わかりますか」と呼びかけ、意識があるかどうかを確認する。(目を開けたり手を動かしたりしなければ「意識なし」と判断する) 2、119番通報とAEDの手配  周囲の人に、119番への通報やAEDを持ってくるよう、救命処置の協力を求める。(成人の場合は119番通報を行い救命処置を、子ども(8歳未満)の場合は2分間の救命処置の後、119番通報を行い、再度救命処置へ) 3、気道の確保  片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の二本をあご先に当て、あごを引き上げながら頭を後ろにそらせて、気道を確保する。(首のけがが疑われる場合は、あごだけを引き上げるように) 4、呼吸の確認  気道を確保したまま、顔を倒れている人の胸に向け、頬を口と鼻にできるだけ近づけて、呼吸音や吐く息、お腹の動きを10秒以内で確認する。(普段どおりの呼吸があるときは、吐物などによる窒息を防ぐため「回復体位」にして様子を見る)  ※回復体位…横向きにして下あごを前に出し、両肘を曲げ、上側のひざを直角ほどに曲げます。 5、人工呼吸(2回)/省略可  呼吸がなければ、口の中の異物を取り除いた後、人工呼吸を開始する。気道を確保したまま、指で鼻をつまみ、口から息を一秒かけて吹き込む。胸の動きと呼気を確認し、再度行う。(口対口人工呼吸に特に抵抗を感じたり、傷や出血があったりしてできない場合は胸骨圧迫をしてください。) 6、胸骨圧迫(心臓マッサージ)  胸の真ん中(左右の乳頭間の中央)に、片方の手の付け根を置き、もう一方の手を重ね、ひじを伸ばし、両手で胸が4〜5a沈むくらい圧迫する。テンポは1分間に100回)で、30回続ける。(乳児の場合は二本指、8歳未満の子どもの場合は片手で行うこともあります。) 7、胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせを継続  胸骨圧迫30回の後、人工呼吸を2回行う。この組み合わせ(心肺蘇生法)を、救急車が到着し、救急隊に引き継ぐまで繰り返す。 8、AEDを装着、心電図の解析  AEDに電源を入れ、音声案内に従い、電極パッドを右前胸部と左側胸部に張る。心電図の解析や電気ショックを行う時は倒れた人から離れるように注意を促し、確認ののち、ショックボタンを押す。(体が汗や水で濡れている場合は、タオルなどで拭き取ってからパッドを張ること) 9、電気ショックの後、胸部圧迫と人工呼吸  胸骨圧迫と人工呼吸を再度5回ほど行うと(約2分)、AEDが自動的に心電図の解析を始める。AEDの音声案内に従い、心肺蘇生法とAEDを繰り返す。(AEDを装着したまま、救急隊へ引き継ぐ) AED(自動体外式除細動器)  AEDの電源を入れると、音声で操作方法が指示される。倒れている人の胸に電源パッドを張ると、自動的に心電図を解析され、電気ショックを加える必要がある場合に電気ショックの指示がある。(心疾患などで倒れた場合、「心室細動」という心臓の不整脈が起きている場合が多く、AEDは心臓のリズムを正常な状態に戻すため電気ショックを与えてくれます)  消防署では応急手当講習会などでAEDの使用法を説明している。お問い合わせは本荘消防署(рQ2−0011)、矢島消防署(рT5−2111)、各分署へ。 防災意識を高めよう  災害は、私たちの生命と財産に大きな影響を及ぼす。市では災害から地域を守るため、地域防災計画を定め、予防対策や応急対策などを進めている。風水害などに備えて、河川の改修や急傾斜地の崩壊対策、地すべり防止事業などを実施するとともに、昨年三月には子吉川ハザードマップを作成。本荘・由利・大内地域の浸水想定地域などを示し、注意を促している。  防災関連施設では、荒町地区にある国の子吉川防災ステーションと、市の本荘中央地区住宅市街地総合整備事業で建設した本荘中央防災公園(中横町)がある。  この防災公園は、伊勢堂住宅に隣接するコミュニティー緑地のミニ防災拠点として整備され、広さは約八百平方b。耐震型貯水槽(40d)や防災パーゴラ(仮設テント用構造物)、災害時にトイレになるスツール(腰掛け)、かまど兼用ベンチなどを備え、およそ七千二百二十万円で平成十八年度に完成した。別に建設した防災備蓄倉庫と合わせて、災害時の避難・救援、輸送中継拠点となり、市街地の防災・救援活動に大きな役割を果たすものと期待される。  防災の人的な主力は消防署・消防団。消防設備の充実とともに、水防訓練などによる水防技術の向上を図り、防災力を高めている。  火災や災害の最前線に立つ消防団の存在は特に大きい。県総合防災訓練の翌々日、岩城地域の県消防学校で行われた県消防操法大会で、本市消防団鳥海支団第三分団が「小型ポンプ操法の部」で見事優勝を飾り、培った高い操作技術を市内外に誇示した。市役所前での報告会で佐藤忠分団長は「地域の応援に感謝し、引き続き尊い生命と財産を守るため精励します」と住民生活の安全確保を誓った。  しかし、「防災のまちづくり」は幅広く、市や消防だけの取り組みですべてをカバーできるとは言い難い。災害が起きる前に家庭で準備をしておくこと、災害が発生した場合には火を消し、注意して避難すること、けがをした人がいた時は協力して助けること。こうしたことをふだんから一人一人が意識することが大切だ。この特集を通じ、〈自分には何ができるか〉を考えてはどうだろうか。そのことが防災の心構えにつながっていく。九月一日は「防災の日」。この日を過ぎても「忘災」にしないことを心がけよう。  【写真/伊勢堂小路線から見た本荘中央防災公園】  【写真/仮設テントの機能を備えた防災パーゴラ。地下には40dの貯水槽があり、災害時の飲料水などを確保。】  【写真/座面を取り外すとかまどになるベンチ(左)とスツール】  【写真/防災備蓄倉庫】 日ごろの練習の成果が結実― 快挙!! 県消防操法大会「小型ポンプ操法の部」 本市消防団鳥海支団第3分団が優勝!!  第46回県消防操法大会が9月3日、岩城地域の県消防学校で開催され、本市とにかほ市の代表として小型ポンプ操法の部に出場した市消防団鳥海支団第3分団が、他の8分団を抑えて優勝を飾った。  同分団は平成16年に準優勝、同19年には3位に入賞しており、それを上回って見事に快挙を達成。指揮者の佐藤利和部長は「大きなミスもなく、ふだんの練習どおりの動作ができ、勝てました」と喜びをかみ締めていた。  【写真/後列:佐藤副本部長、周防支団長、新田副支団長、原田副支団長、佐藤分団長・前列:佐藤利和部長、@佐藤悟団員、A佐藤誠喜団員、B佐藤大志団員】  【写真/ただ今から小型ポンプ操法を開始します!」 10〜11ページ まちの話題 Topics 伝統受け継ぎ、明るい学校に 東由利中の創立40周年記念式典  昭和四十四年春に開校した東由利中学校(小番幸雄校長)の創立四十周年記念式典が九月五日、同校体育館で行われました。  式典には在校生や保護者など約二百人が出席。長谷部市長と井島議会議長が「開校以来、三千五百人余りの卒業生が社会に巣立ち、活躍されています。伝統に輝く東由利中学校のますますの発展を祈ります」と祝辞を述べ、小番校長が「本校の歴史と伝統の重さに責任を感じつつ、生徒を支えてくれた多くの方に深く感謝します」とあいさつ。生徒会長の小野夏実さん(三年)が「伝統を引き継ぎ、感謝の気持ちを忘れず、地域に愛され続ける明るい学校にしていきたい」と誓いました。  式典の後、東由利地域出身の遠藤章博士による記念講演会へ。遠藤博士は「夢を与えてくれた人たち」と題し、「皆さんにもチャンスがある。そのチャンスを逃さないよう、普段から心がけることが大切」と話し、激励しました。  【写真/吹奏楽部の演奏での全校合唱】  【写真/生徒会長の小野夏実さん】  【写真/遠藤章博士】 認知症治療は家族の理解から― 第28回由利本荘・にかほ市民医学講座  由利本荘医師会(佐藤誠会長)と本市、にかほ市共催の第二十八回由利本荘・にかほ市民医学講座が九月五日、本荘文化会館で開催されました。  今年のテーマは市民から最も要望の多かった“認知症”。岩手医科大学神経内科・老年科准教授の高橋智先生と、(医)親和会八千代病院(愛知県)神経内科部長の川畑信也先生の二人の専門医が「認知症」について分かりやすく講演しました。  認知症の原因のひとつに、「お年寄りが感じる疎外感がある」とのこと。「話し相手になるなど、家族や地域の絆を大切にし、心温まる介護が必要」などの説明に、参加した約八百人は熱心に聴き入っていました。  【写真/頭の体操!「LIFE」の文字が見えますか?(岩手医科大学・高橋准教授の講演「認知症の理解」で)】 石川善兵衛翁親子三代の偉業をたたえ 〜追善供養・芸能祭〜  飛砂のため不毛の地であった石脇地区に、八十六年の長きにわたって千百五十万本余りの松を植林し、今日の緑豊かな環境と同地区発展の基礎を築いた石川善兵衛翁。その親子三代の偉業をたたえようと追善供養と芸能祭が九月一日、行われました。  追善供養は、石脇公徳館で、千葉県在住の直系子孫、石川宗介さんや村上副市長、市議会、石脇財産区関係者など約三十人が出席して行われました。  また、石脇体育館で開かれた芸能祭には、市民約四百人が訪れ、先人に感謝しながら歌や踊りを楽しみました。  【写真/追善供養での村上副市長】 さわやかな高原の風になれ! あきた鳥海高原マラソン大会  鳥海高原を舞台に八月三十日、南由利原青少年旅行村をスタート・ゴールとする「2009あきた鳥海高原マラソン大会」が開催され、市内外の四百七十二人のランナーが自慢の健脚を競いました。  大会は、鳥海山の標高二千二百三十六bにちなんだ距離の設定で、二十二・三六`の「ハーフ」と二千二百三十六bの「二`」、十`の三つのコースで競技が行われました。  ハーフコースを一時間二十五分十三秒のトップタイムでゴールした金沢元さん(41歳・秋田市)は「八月の末、高原で涼しく、気持ちよく走れました。アップダウンがあってきついコースですね。来年もぜひ出場したいです」と話してくれました。  子どもから大人まで全力で走りきった今大会は、昨年より約百人多くのランナーが出場。雄大な鳥海山を仰ぎながらの大自然に囲まれたレースは、年々認知度が高まり、人気を集めています。  【写真/南由利原青少年旅行村から一斉にスタート(写真はハーフコース)】  【写真/ハーフでトップタイムの金沢選手】  【写真/スタート前のいい笑顔〜!】 縄文人の生活痕跡を探る― 菖蒲崎貝塚で遺跡見学会  本荘地域川口地内にある菖蒲崎貝塚でこのほど、貝塚の北側において、遺跡の広がり(当時の生活痕跡)を探る学術的調査が実施されました。  菖蒲崎貝塚は、子吉川と芋川の合流点に位置する、縄文時代早期の遺跡。日本海最大級規模の貝層が確認され、アサの実が付着した土器などから当時の生活痕跡の確認ができる遺跡として全国的にも有名です。  今回の調査の結果、遺跡の広がりが従来考えられた範囲より、さらに北側に広がることが確認され、八月二十四日、現地で遺跡見学会が行われました。見学会には三十人の市民の皆さんが参加。発掘された集石炉や土器、石器など、約七千年前の縄文人の生活の痕跡を興味深く見入っていました。  【写真/調査員の説明を熱心に聴く参加者】 本荘マリーナで奉仕活動 みなとオアシス画廊ゆりほんじょうを保護塗装  本荘マリーナの「みなとオアシス画廊ゆりほんじょう」の維持保全のため、7月18日、県塗装業組合連合会由利本荘塗装業組合(板垣憲一組合長)と由利本荘塗装組合(荘司金一組合長)のボランティア15人の皆さんが、全40区画の保護塗装作業を行いました。 サーファーは海を守る! 日本サーフィン連盟秋田支部、西目海岸を清掃  日本サーフィン連盟秋田支部(矢作広雄支部長)主催の西目海岸清掃作業が9月6日、約50人のサーファーや市民が参加し、行われました。この日は、全国のサーファーが一斉に各地の海岸で清掃作業を実施。地元サーファーたちもきれいな海を守るため作業に汗を流しました。 本荘北中吹奏楽部が演奏合宿 陸上自衛隊の生活を体験!!  本荘北中学校(安倍武義校長)の吹奏楽部員30人が8月22日〜23日、山形県東根市の陸上自衛隊神町駐屯地で演奏合宿を行いました。合宿は(社)由利本荘青年会議所主催のチャレンジ事業。部員たちは、第6音楽隊員の楽器指導や、生活指導を受け、一回り成長した様子でした。 12ページ 第45回衆議院議員総選挙 本市開票結果 有権者数 72,623人         小選挙区/比例代表 投票総数 55,337票/55,334票 有効投票 54,088票/52,920票 無効投票  1,249票/2,414票 持ち帰り      1票/1票 投票率   76.20%/76.19% ■小選挙区〈県第三区〉(届け出順・敬称略)( )は選挙区全体の得票    村岡 敏英 32,259票( 76,787票)    御法川信英  6,314票( 90,575票) 当選 京野 公子 14,859票(101,777票)    西本  篤    656票(  2,847票) ■比例代表(届け出順) みんなの党  2,256票 公明党    5,496票 民主党   21,539票 共産党    1,929票 社民党    2,325票 幸福実現党    464票 自民党   18,461票 除雪オペレーター(臨時職員)募集!  次の地域で冬期間の除雪オペレーター(臨時職員)を募集します。詳しくは、各地域の総合支所建設課へお問い合わせください。 (募集地域)(募集人員)  (募集期間)  矢島    20人  10月 1日〜16日  由利     4人  10月15日〜30日  東由利    8人  10月 5日〜19日  鳥海    28人  10月 1日〜 9日 ▽問い合わせ先 矢島建設課(рT5−4955)、由利建設課(рT3−2115)、東由利建設課(рU9−2115)、鳥海建設課(рT7−2204) 平成22年度コミュニティー助成事業の募集  (財)自治総合センターが所管する「コミュニティー助成事業」の来年度の募集にあたり、活用を検討される自治会・町内会などがありましたら、事前にご相談の上、お申し込みください。 ■審査・決定について(共通事項)  市を通して申請した事業は、県、自治総合センターの審査を経て、助成の有無が決定されます。(助成金額に限度枠があるため、申し込み多数の場合は、市で審査し優先順位を決定させていただきます) ■コミュニティーセンター助成事業にかかわる市の条件について  県全体の採択枠が年間数件(例年三件以内)のため、市で次の条件に合うものの中から、優先順位を付けさせていただきます。 @災害に伴うコミュニティー施設の倒壊等に伴う施設の建設。 A集落再編などによる広域的な施設の建設。 B町内における施設の建設で、事業費が二千万円を超え、かつ市補助を活用しても一世帯あたりの負担額が二十万円を超えるもの。 ■申込期限・申し込み先  希望される場合、9月28日(月)まで、企画調整部企画調整課または各総合支所振興課に必要書類の提出をお願いします。 ※申請すれば必ず採択されるとは限りませんので、その点をご了承の上、申し込み願います。 ●コミュニティー助成の内容(後日変更となる場合があります) ○一般コミュニティー助成事業 事業概要 住民が自主的に行うコミュニティー活動に直接必要な施設または設備の整備(緑化推進活動事業含む)      ※ただし、建築物、消耗品は対象外 助成金額 100万円〜250万円 ○青少年健全育成助成事業 事業概要 青少年の健全育成に資するため、主として親子で参加するソフト事業(スポーツ・レクリエーション・文化・学習・コミュニティー活動などに関する事業) 助成金額 30万円〜100万円 ○コミュニティセンター助成事業 事業概要 コミュニティ活動を積極的に推進する集会施設の新築工事費、大規模修繕費      ※土地の取得、既存施設購入、既存施設の撤去・処理、外構に要する経費は対象外 助成金額 対象となる総事業費の3/5以内(上限1,500万円) ※いずれの事業も、市が認めるコミュニティー組織が実施する事業が対象となります。   ▽問い合わせ先 市企画調整課(рQ4−6231) ■国保の保険証が更新されます  現在お使いの国民健康保険の被保険者証(保険証)の有効期限は、9月30日までとなっており、新しい保険証は9月中旬以降にご自宅に配達されます。有効期限の切れた保険証は裁断し、破棄してください。 ※保険証の有効期限については本紙9月1日号をご覧ください。 ●ジェネリック医薬品希望カードをご活用ください  保険証と一緒に「ジェネリック医薬品希望カード」を同封しております。  ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に発売され、開発費が少なく済むため、薬の成分や効果が変わらないのに新薬に比べ、安い値段で手に入れることができます。普段の薬をジェネリック医薬品に替えることで薬代が大幅に節約できます。  医療機関や薬局で「ジェネリック医薬品希望カード」を医師や薬剤師に提示し、相談しながら上手にジェネリック医薬品をご活用ください。 ▽問い合わせ先 市民生活課国保班(рQ4−6245) 13〜15ページ 暮らしのお知らせ 情報ひろば 募集 市営住宅の入居者募集中!  市営住宅入居者を募集します。 ▽公営住宅 岩城地域  1戸(愛宕)       1戸(愛宕東)       1戸(緑ヶ丘西) 由利地域  2戸(滝沢舘) ※滝沢舘団地浴槽新設済み ▽公共住宅(若者) 東由利地域 1戸(吉野) ▽申込期限 9月29日(火) ▽申し込み・問い合わせ先 入居の条件など、詳しくは都市計画課(рQ4−6334)または各総合支所建設課 農業経営緊急安定対策事業の2次募集を行います  園芸作物や畜産において、新規若しくは規模拡大を行う販売農家を支援します。(実施期間:平成21年度〜22年度) ▽対象品目など 新規もしくは規模拡大を行い、かつ出荷を目的とする野菜、花き(パイプハウス) ▽助成率 4/12 ▽対象 農業法人、認定農業者、認定就農者、集落営農組織、農作業受託集団、販売農家 ▽募集期間 9月30日(水)まで ※本事業の畜産の募集は締め切りました。 ▽問い合わせ先 市農業水産課(рQ4−6234)または各総合支所産業課 平成22年度フロンティア農業者研修生募集!  県農業試験場などで来年四月から約二年間。実際に栽培したり、講義を通じて就農に必要な知識・技術を習得できます。 ▽研修コース 作物・野菜・花き(農業試験場)/酪農・肉用牛(畜産試験場)/りんご・なし・ぶどう(果樹試験場)/花き(花き種苗センター) ▽応募資格 応募時点で40歳未満の方で、研修修了後、確実に県内で就農でき、農協組合長または学校長などの推薦が得られる方 ▽受付期間 10月中旬まで ▽申し込み・問い合わせ先 市農業水産課(рQ4−6353)、各総合支所産業課または由利地域振興局農林部普及指導課(рQ2−8354) ※募集人員には制限があり、書類審査、面接試験があります。また、研修期間中、月額7万5千円の研修奨励金が支給されます。 シルバー会員募集〜会員登録説明会 ▽とき 9月30日(水)午前10時〜 ▽ところ 本荘由利地域職業訓練センター ▽対象 市内在住で60歳以上の方 ▽年会費 3千円 ▽問い合わせ先 (社)市シルバー人材センター(рQ4−5111) ※秋田銀行、ゆうちょ銀行、秋田しんせい農協の通帳をご持参ください。 「ものづくり担い手人材の育成研修」受講生募集  ものづくり分野の人材育成と失業者などの雇用確保のための研修会を実施します。 ▽日程 10月3日(土)〜12月19日(土)(全10日間)詳しい日程、カリキュラム内容などはお問い合わせください。(受講無料) ▽会場 県立大本荘キャンパス ほか ▽内容 県立大や関係機関の協力のもと、ものづくり分野の人材育成と求職者のスキルアップを図ります。 ▽対象 電子部品・デバイス産業や自動車・航空機関連産業などの高度なものづくり産業を目指す企業に勤務している方、もしくは求職中の方で、ものづくり産業分野に就職を希望し、スキルアップを目指す方 ※全日程に参加できる見込みの方 ▽定員 品質管理技術人材育成コース30人/3次元設計・多軸加工技術人材育成コース30人 ▽申し込み・問い合わせ先 9月28日(月)まで市商工会(рQ3−8686) 相談 県行政書士会本荘由利支部主催 行政書士による無料相談会 ▽とき 10月3日(土)午前10時〜午後4時 ▽ところ マックスバリュ本荘中央店(岩渕下) ▽相談内容 遺言、相続、農地転用、会社設立、許認可申請など ▽問い合わせ先 県行政書士会本荘由利支部(рQ2−8573) 行政書士無料電話相談  電話で相談を受け付けます。 ※無料。秘密厳守。 ▽とき 10月1日(木)午前10時〜午後4時 ▽相談内容 遺言・相続、各種契約、許認可申請など ▽相談電話番号 рO18−864−3098(県行政書士会) 全国一斉司法書士法律相談 ▽とき 10月3日(土)午前10時〜午後3時 ▽ところ 鶴舞会館 ▽相談内容 土地建物の贈与・相続・売買、簡易裁判所においての和解・調停・訴訟など ▽問い合わせ先 県司法書士会(рO18−824−0187) 秋田公証人会 テレホン無料相談のお知らせ  遺言、相続、任意後見、離婚給付のこと、もっと知りたい方お電話ください。 ※ファクス相談にも応じます。 ▽とき 10月3日(土)、4日(日)午前9時〜午後5時 ▽相談電話番号 рO18−864−0850、рO18−824−0561、ファクス018−864−0854(秋田公証人会) お知らせ 市税の期限内納付にご協力ください  国民健康保険税第3期分の納期限(口座振替日)は9月30日(水)です。お近くの金融機関、JAまたは市役所市金庫で忘れずに納付してください。口座振替納付の方は、預金残高の確認をお願いします。 ▽問い合わせ先 市収納課(рQ4−6256) 女性特有のがん検診を受けましょう  「女性特有のがん検診推進事業」が全国で実施されています。本市でも、対象となる方に子宮頸がん検診・乳がん検診が無料となるクーポン券と検診手帳を8月中旬に郵送しています。この機会にぜひ、検診を受けましょう。 ▽対象 本年4月1日現在で次の年齢の女性【子宮頸がん検診】20・25・30・35・40歳【乳がん検診】40・45・50・55・60歳 ▽受診方法 市と契約した医療機関で受診できますが、次の医療機関は市健康管理課に予約申し込みが必要です。  @由利組合総合病院 A本荘第一病院の乳がん検診 ▽申し込み・問い合わせ先 9月末日まで市健康管理課(рQ2−1834) 交通規制(鳥海地域)のお知らせ  道路改良工事に伴い、市道鳥海線の一部が全面通行止めとなります。ご協力をお願いいたします。 ▽期間 9月20日(日)〜平成22年3月20日(土) ※フォレスタ鳥海方面へは市道亀森線、猿倉花立線をご利用ください。 ▽問い合わせ先 鳥海総合支所建設課(рT7−2204) 新入学児童の「健康診断」を忘れずに受診ください!  来年四月に小学校へ入学するお子さんの健康診断を十月に実施します。日程および会場については、該当児童の保護者に個々に通知しております。 ▽問い合わせ先 学校教育課(рQ4−6289)ほか各地域教育学習課 平成21年度市母子寡婦福祉大会 ▽とき 9月29日(火)午前10時30分〜 ▽ところ 市民交流学習センター(旧広域交流センター) ▽内容 鈴木説雄さんの講演や交流会 ▽参加料 千円(昼食代込み) ▽問い合わせ先 市子育て支援課(рQ4−6319) 緊急職業訓練実施のお知らせ(受講料無料) ●アーク溶接特別教育 ▽日程 10月20日(火)〜22日(木)午前9時〜午後5時 ▽ところ 職業訓練センター ▽受講資格 市内在住者で雇用保険の受給資格のない離職者(求職者に限る) ▽受け付け・問い合わせ先 10月5日(月)まで本荘由利職業訓練協会(рQ3−5502)(受付時間:平日午前9時〜午後5時) ※応募者多数の場合抽選。受講日数に応じて受講手当を支給します。 韓国世界遺産と文化体験の旅  由利地域国際定期便利用促進協議会では、秋田・ソウル定期便の利用促進を図るため、世界遺産水原華城などの観光と韓国文化体験のツアーを企画しました。「チャングムの誓い」撮影スポットなども巡ります。 ▽旅行日 11月28日(土)〜30日(月) ▽旅行代金 1人(2人1室)5万9千800円 ※燃油サーチャージ600円は別途かかります。 ▽募集人員 10人(定員になり次第締め切り) ▽申し込み・問い合わせ先 10月9日(金)まで由利地域振興局地域企画課(рQ2−5432) 就職につながる無料セミナー  求職中の方が対象です。受講無料。講座の詳しい内容はお問合せください。 ▽ところ 本荘由利職業訓練センター ▽講座 @パソコン基礎スキルの習得/9月29日(火)定員…15人 申込期限/9月18日(金)、Aワード基礎/9月30日(水)定員…15人 申込期限/9月18日(金)、Bワード応用/10月5日(月)〜6日(火)定員…15人 申込期限/9月24日(木)、Cエクセル基礎/10月7日(水)〜8日(木)定員…15人 申込期限/9月28日(月)、Dエクセル応用/10月9日(金)、13日(火)、14日(水)定員…15人 申込期限/9月29日(火)、E仕事を勝ち取る!『就職力』養成/10月28日(水)・29日(木)定員…20人 申込期限/10月16日(金)、Fビジネスコミュニケーション・マナー/11月24日(火)〜26日(木)定員…20人 申込期限/11月13日(金) ※応募者多数の場合は抽選。 ▽申し込み・問い合わせ先 秋田地域雇用創造協議会(рO18−896−7091) 本荘由利地域史研究会主催 公開講演会(入場無料) ▽とき 10月3日(土)午後3時〜4時30分 ▽ところ ポンパル ▽演題 「近世由利の農書・農業技術と岡田藤九郎〜馬鈴薯栽培の先覚に学ぶ〜」 ▽講師 県歴史研究者・研究団体協議会長 田口勝一郎さん ▽問い合わせ先 本荘郷土資料館(рQ4−3570) 9月21日(月)〜30日(水)秋の全国交通安全運動 ▽運動の重点 夕暮れ時と夜間の歩行・自転車乗車中の交通事故防止/すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用/飲酒運転の根絶 〜9月30日は「交通死亡事故ゼロを目指す日」です〜 ▽問い合わせ先 市交通防災課(рQ4−6254) JFAキッズサッカーフェスティバル2009秋田in西目サッカー場 ▽とき 10月12日(月・祝)午前9時〜受け付け 正午終了予定(参加無料) ▽ところ 西目カントリーパークサッカー場 ▽対象 U−6の部/未就学児童 U−8の部/小学校1年〜3年 ▽内容 U−6/U−8別に簡単なルールのミニサッカー大会 ▽申し込み・問い合わせ先 10月5日(月)まで石垣さん(рT3−2005)http://www.fa-akita.com/ 自然環境保全地域の指定予定の縦覧を行います  県では、赤田地域「笹森山」に生息する希少植物を保全するため、自然環境保全地域の指定予定の縦覧を行います。 ▽縦覧の場所 県自然保護課/市生活環境課/小友出張所/北内越出張所 ▽縦覧期間 9月28日(月)まで(土、日、祝日は除きます) ▽問い合わせ先 県自然保護課(рO18−860−1613)または、市生活環境課(рQ4−6253) 本荘自動車学校1日無料開放  本荘自動車学校を一日無料開放し、教習指導員が親切丁寧に指導します。 ▽とき 9月26日(土)午前9時〜午後4時 ▽対象 免許を取得したい方、上位免許に挑戦したい方、マニュアル車からオートマ車に乗り換える方、運転に自信のない方など ▽問い合わせ先 本荘自動車学校(рQ3−1080) 行事 本荘八幡神社祭典・大名行列  歴代の藩主が崇拝したという本荘八幡神社の祭礼。見どころは、江戸時代の絵巻物を再現した古式にならって行われる「大名行列」。本荘藩から江戸へ出向く参勤交代を再現したもので、10万石の格式を有すると言われ、「エーン サーヨセ」「エンヤ マーガフ」の掛け声とともに町を練り歩きます。 ▽とき 9月20日(日) ▽ところ 本荘八幡神社・本荘地域の市街地 ▽問い合わせ先 本荘八幡神社(рQ2−3449) NHKラジオ「ここはふるさと!旅するラジオ」由利高原鉄道「矢島駅」から生放送!  由利高原鉄道応援大使の皆さんなどの声を聞きながら、今年開業25周年を迎える由利高原鉄道の「元気」を全国に発信します。 ▽放送日時 9月17日(木)午後0時30分〜50分 ▽放送場所 由利高原鉄道矢島駅前 地デジ説明会を開催します  来月5日から、総務省秋田県テレビ受信者支援センターの主催で、各地区集会施設などで「地上デジタル放送説明会」を開催します。日程などの詳細は次号をご覧ください。 修身館企画展「藩主遺墨(いぼく)展」開催中!  修身館では、現在、本荘・亀田・矢島各藩主の書や画を展示しています。  この機会に藩主自筆の書をじっくりとご鑑賞ください。 ▽期間 10月31日(土)まで ▽ところ 修身館(本荘公園内) ▽入館料 無料 ▽問い合わせ先 修身館(рQ8−4722) 新型インフルエンザ医療体制が変わりました  新型インフルエンザの医療体制が大きく見直され、登録医療機関での診療が可能になりました。急な発熱と、咳やのどの痛みなどの症状がある方は必ず電話で連絡してから受診してください。今後の受診パターンは次のようになります。 ・登録医療機関へ電話で相談のうえ受診(分からない場合は、発熱相談センターへ電話で相談) ・かかりつけ医に電話で相談 ●新型インフルエンザ登録医療機関一覧 由利組合総合病院    27−1200 本荘第一病院      22−0111 佐藤病院        22−6555 吉尾クリニック     24−4103 浅野耳鼻いんこう科医院 22−5883 内藤クリニック     22−1808 中央線診療所      27−2301 わかまつ内科クリニック 22−7521 さけみ小児科クリニック 28−5101 さとうハートクリニック 23−8600 猪股医院        22−4800 作左部医院       22−0314 松ヶ崎診療所      28−2040 佐藤医院        56−2065 大井医院        56−2871 木村医院        56−2005 国立病院機構あきた病院 73−2002 風平診療所       73−3333 佐々木医院       72−2100 渡邊医院        53−3611 伊藤(伸)医院     67−2321 きくち医院       32−1077 加賀医院        57−3456 鳥海診療所       57−2003 ▽発熱相談センター 由利本荘保健所(рQ2−4120)、市健康管理課(рQ2−1834) 16〜17ページ 県立大学本荘キャンパス通信NO.46 子どもたちが大学で科学を体験 夏休み科学教室「創造学習」  大学の研究・教育活動を活(い)かした体験型の科学教室「創造学習」が八月一日〜八日の八日間、本荘キャンパスで行われ、訪れた小中高生約百七十人とその保護者約九十人で夏休みのキャンパスは連日にぎわいました。  この科学教室は、システム科学技術学部の教員で組織する「創造工房委員会」が、地域の子どもたちに科学に対する興味を持ってもらおうと開催したものです。二回目となる今回は十七のテーマを企画、教員二十三人と学生八十人以上が先生役となって子どもたちを指導しました。  「回すと色が出るふしぎなコマ」や「ストロー笛づくり」など、小学生向けのテーマでは子どもたちは、時間がたつのも忘れて夢中で製作したり、大学生のお兄さん・お姉さんの話を熱心に聞いたりしていました。「次はもっと難しいものをやってみたい」「どうしてなのか詳しく知りたい」との声も聞かれ、科学への興味もわいたようです。  また、参加者のお母さん方からも「学生の皆さんが親切に指導してくれて、とてもよく理解できました。親の方が夢中になりました」「大学の雰囲気を感じられたことも、子どものためになったと思います」などの感想をいただきました。  科学教室の主会場となった「創造工房」は県立大生がものづくり活動を自主的に行う施設です。NHK大学ロボコンや全日本フォーミュラ大会などに出場したマシンもここで製作されました。今回の科学教室のような機会で、学生が自分たちの成果を地域の子どもに伝えることは大変良い経験になっています。  県立大学ではこの九月から、フェライト子ども科学館の実験教室でも毎月一回ほどテーマを提供していきます。内容は学校を通じてお知らせしますので、ぜひご参加ください。  【写真/回すと色が出るふしぎなコマになったかな】  【写真/ストロー笛を作って音階をたしかめてみよう】  【写真/形状記憶合金にハートの形を覚えさせたよ】  【写真/運転席に座りレーサー気分を味わう小学生】 図書館Information 新着案内 《一般書》 道誉と正成                       安部龍太郎 ぼくが探偵だった夏                   内田康夫 ころころろ                       畠中 恵 太陽を曳く馬                      高村 薫 終の住処                        磯崎憲一郎 おさがしの本は                     門井慶喜 同期                          今野 敏 親友はいますか                     渡辺淳一 父娘の銀座                       日本文芸家協会 図書館のプロが伝える調査のツボ             高田隆史 作家と戦争                       森 史朗 問題があります                     佐野洋子 生きのびるからだ                    南木佳士 寂聴 幸運の鍵                     瀬戸内寂聴 ピロティ                        佐伯一麦 ただいま                        不知火京介 眼の奥の森                       目取真俊 若者たち                        瀬川正仁 水曜日の神さま                     角田光代 螻蛄                          黒川博行 デンデラ                        佐藤友哉 夜来香海峡                       船戸与一 夏が僕を抱く                      豊島ミホ 舶来屋                         幸田真音 愛国と米国                       鈴木邦男 政治学の名著30                    佐々木毅 大前の頭脳                       大前研一 中小企業は進化する                   中沢孝夫 堕落する高級ブランド                  ダナー・トーマス 霊眼                          中村 啓 刺客長屋                        森村誠一 英国太平記                       小林正典 ダッシュ!                       五十嵐貴久 教師としていちばん大切なこと              レイフ・エスキス 通話                          ロベルト・ボラーニョ 大搾取!                        スティーブン・グリーンハウス アダーマスの饗宴                    牧村一人 罪深き海辺                       大沢在昌 名言の力                        谷沢永一 傾聴術                         古宮 昇 阿呆のすすめ                      ひろさちや 独居力                         柏崎ふさお 秋田、遊びの風景                    男鹿和雄 町おこしin羽後町                   山内貴範 YOSHIKI/佳樹                      小松成美 中学生が考える―私たちのケータイ、ネットとのつきあい方 大山圭湖 高校生からわかる「資本論」               池上 彰 「フラフラ」のすすめ                  益川敏英 若者たち―夜間定時制高校から視えるニッポン       瀬川正仁 脱「ひとり勝ち」文明論                 清水 浩 移民の社会的統合と排除                 宮島 喬 人を惚れさせる男                    佐藤嘉尚 《児童書》 いとしの犬ハチ                     いもとようこ うしおくんとはすひめちゃん               伊藤秀男 ちょうになったぞう                   佐々木マキ ぼくはおじさん                     山下奈美 なんのぎょうれつ?                   オームラトモコ 合い言葉はかぶとむし                  宇佐美牧子 考える練習をしよう                   マリリン・バーンズ 雨ふる本屋                       日向理恵子 水辺のゴースト                     ゆうきえみ もったいないばあさんのいただきます           真珠まりこ 魔法の館にやとわれて                  ダイアナ・ウィン・ジョーンズ あたし、ピーカンちゃん                 大森裕子 図書館員のつぶやき  最近、郷土が生んだ作家山田順子が気になってしょうがない。  吉屋信子は「自伝的女流文壇史」(中央公論社刊)の中で、彼女の美しさを絶賛している。「浜縮緬(はまちりめん)のしっとりした白地に濃紺の大柄な模様を染めて、その模様よりは白地の方が多くさわやかな感じのそれを背丈のすらりとした長身に嫋(たお)やかに着つけて、それに白博多に朱の独狐(とっこ)の帯、そして髪は無造作に束ねて・・・まったく浮世絵からぬけ出して来た日本国産美女のおもかげそのものだった。まさに彼女は生ける芸術品・・」  順子の文学的評価は専門家に任せるとして、夕陽(ひ)の美しい本荘浜を、徳田秋声と散歩する彼女に出会いたかったものだ。 地域情報コーナー 本荘地域 ■本荘中央児童館「ミニ運動会」 日時 9月19日(土)午前10時〜正午 場所 本荘中央児童館 内容 ボーリング、宝さがし、玉入れ、リレーほか ※参加無料 持ち物 賞品を入れる手さげ袋 問い合わせ先 本荘中央児童館(рQ2−3489) ■中秋の名月に集う「月見の宴」  中秋の名月を見ながら、秋の夜長を歌と踊りで心と体を癒しませんか。女性合唱団による合唱、舞踊や尺八などの演奏を行います。 日時 10月3日(土)午後6時開演 場所 子吉川「せせらぎパーク」河川敷(本荘第一病院裏) ※雨天の場合は中止とします 問い合わせ先 子吉川市民会議(アクアパル内рQ2−5611) ■本荘由利の山へ登ろう!「日住山登山」参加者募集 日時 10月17日(土)午前8時30分出発(本荘公民館へ10分前までに集合・バスで移動)〜正午(本荘公民館到着予定) 場所 石沢・滝ノ沢鬼倉山林道登山口から、日住山山頂まで散策 対象 小学4年生から80歳までの定員25人(小学生は保護者同伴)定員になり次第、締め切ります 申し込み・問い合わせ先 10月5日(月)まで、本荘公民館(рQ2−0900) ■本荘勤労青少年ホーム館長杯バドミントン大会(ダブルス)参加チーム募集 日時 10月25日(日)午前8時30分開会 場所 本荘体育館 対象 市内在住・勤務・在学する方を含むチーム(高校生以下は除く) 参加費 1ペア1千円(シャトル代) 競技方法 ラリーポイント制 申し込み・問い合わせ先 10月7日(水)まで、本荘勤労青少年ホーム(рQ2−2077) ■「ぱいんすぱ新山」の休館日  9月22日(火)は祝日のため、通常営業します。そのため9月24日(木)が休館日となります。 問い合わせ先 ぱいんすぱ新山(рQ8−1661) 矢島地域 ■公共施設休館日(9月下旬) 日新館 20日(日) 青少年ホーム 日曜・祝日の夜間(午後5時〜) ▽矢島教育学習課(рT6−2203) 寿康苑 20日(日)、28日(月) ▽寿康苑(рT6−2940) 福祉会館 26日(土)〜10月15日(木) ▽福祉会館(рT6−2205) ※現在、福祉会館の改修工事を行っています。駐車場には工事関係車両と利用者以外の駐車はできません。ご協力をお願いします 岩城地域 ■佐々木ひでお・花の詩画展 期間 10月12日(月)までの午前9時〜午後5時 ※入場無料 場所 天鷺ワイン城3階交流ホール 内容 本市岩城亀田出身、展示作品は20点。口に筆をくわえて書いた詩画の作品は心を癒やしの世界に引き込ませてくれます 問い合わせ先 (有)天鷺ワイン(рV4−2100) 西目地域 ■「西目りんごまつり」へどうぞ! 期間 11月8日(日)まで 場所 道の駅にしめ イベント広場 内容 期間中の第2、第4日曜日はテント直売、りんごの皮むき競争・重量当てクイズなどのイベントを開催。9月21日(月)は超神ネイガーショーを開催します 問い合わせ先 道の駅周辺イベント実行委員会事務局(道の駅にしめ内рR3−4260) 【写真/おいしいりんごをぜひどうぞ!】 ■カントリードール教室を開催 日時 9月24日(木)、28日(月)、10月1日(木)、5日(月)、15日(木)の正午〜午後3時 場所 西目公民館「シーガル」 材料費 1,600円程度 定員 約10人 問い合わせ先 西目公民館「シーガル」(рR3−2315) 18〜19ページ 市民団体などの催しあれこれ…市民伝言板 ※10月15日号に掲載希望の原稿は9月30日(水)が締め切りです。なお、紙面の都合などにより、要点を抜粋して掲載する場合があります。 ■日本習字由利本荘支部書道展  石脇教室と小友教室の生徒作品(毛筆・硬筆)を展示します。 ▽とき…9月18日(金)正午〜23日(水)午後5時まで ▽ところ…アクアパル ▽お問い合わせ…支部長・片岡さん(рQ4−3716) ■お母さんの集い「おむすび」  子育てについての不安や悩み、一緒にお話しませんか。 ▽とき…9月24日(木)午前9時30分〜11時30分 ▽ところ…本荘勤労青少年ホーム ▽参加費…100円(お茶菓子代) ▽お問い合わせ…鈴木さん(午前10時〜午後5時)(рO90−7333−4910) ■県立ゆり養護学校「創立10周年記念ふれあい祭り」 ▽とき…9月26日(土)午前10時10分〜午後2時15分 ▽ところ…県立ゆり養護学校前庭(雨天時:同校体育館) ▽内容…開会・閉会セレモニー、出店、バルーンアート、ヤートセ踊りなど ▽お問い合わせ…県立ゆり養護学校(рQ7−2631) ■ダンスパーティーを開催します ▽とき…9月27日(日)午後1時30分〜4時 ▽ところ…アクアパル ▽会費…1,000円 ▽お問い合わせ…本荘社交ダンスサークル・鎌田さん(рQ3−3130) ■子育てサロン「なかまっ子」参加者募集!(参加無料) ▽とき…10月3日(土)午前10時〜正午 ▽ところ…鶴舞会館 運動室 ▽対象…親と子、祖父母と孫などのほか、どなたでも ▽内容…親子でゲームを楽しもう ▽申し込み・お問い合わせ…9月28日(月)まで、市社会福祉協議会本荘支所(рQ4−3634) ■市民と看護職との交流会 ▽とき…9月26日(土)午後1時30分〜3時30分 ▽ところ…アクアパル ▽内容…医療・福祉行政・保健についての講演とディスカッション ※申し込み不要で入場無料です ▽お問い合わせ…由利組合総合病院 佐藤さん(рQ7−1212) ■子育て中のみなさんどうぞ! ▽とき…9月29日(火)午後2時〜3時30分 ▽ところ…本荘幼稚園(東町) ▽内容…聖園学園短大保育科教授 安藤節子先生による講演「子どもの心の育ちと親の気持ち」 ※託児あります ▽お問い合わせ…本荘幼稚園(рQ2−3116) ■陶芸初心者無料体験教室を開催 ▽とき…9月29日(火)午前10時〜正午 ▽ところ…創作工房アトリエ遊(岩城勝手) ▽会費…1,500円(材料費) ※お茶碗を作ります。人数に限りがありますのでお早めにご連絡ください ▽申し込み・お問い合わせ…加賀さん(рV3−2919) ■育児サークル「親子リズム」 ▽とき…毎週木曜日午前10時〜11時30分 ▽ところ…市民交流学習センター ▽内容…リズム体操・手遊び・絵本の読み聞かせ・ママたちの交流 ▽持ち物…タオル・飲み物・お皿 ▽対象…就園前の子どもと保護者 ▽お問い合わせ…鈴木さん(рO80−1196−8596) ■第33回由利吹奏楽団定期演奏会 ▽とき…9月27日(日)開場・午後1時30分、開演・午後2時 ▽ところ…本荘文化会館 ▽内容…クラシック・ステージ、BigBand Jazz・ステージ、ポップス・ステージ ▽チケット…(前売り)一般1,000円、学生500円(当日券は2000円増し) ※小学生以下無料 ▽お問い合わせ…由利吹奏楽団事務局 三浦さん(рV4−6625) ■出会いの場を提供します こんかつ倶楽部「YCC」 ▽とき…10月4日(日)午後6時開催(受け付け・5時30分〜) ▽ところ…ラウンジKIRIN(アクアパル2階) ▽対象…独身の男性(20〜55歳)と女性(20〜45歳) ▽会費…男性5,000円、女性2,000円 ※会費は当日お支払いください。なお普段着での参加をお願いします(ジーンズ・Tシャツ不可) ▽申し込み・お問い合わせ…メール:kuri-abcd@khaki.plala.or.jp рO90−1057−7869(担当・斎藤さん) ■チャリティシャンソンの午後2009 ▽とき…10月4日(日)午後2時〜4時 ▽ところ…アクアパル ▽出演…ささき絢子、岸ミツアキ、箱石ひろと ▽チケット…2,500円(当日券あり) ▽お問い合わせ…国際ソロプチミスト本荘 志村さん(рQ3−0844) ■えひがさ人形劇のご案内≪秋のメルヘン名作劇場≫ ▽とき…10月4日(日)午後2時開演(1時30分開場) ▽ところ…絵日傘人形劇場(市内日役町/廣誓寺境内) ▽入場券…500円 ▽内容…人形劇「ごんぎつね」の上演他、語り部/斎藤みどり・子猫の踊りなど ▽予約・お問い合わせ…亀崎さん(рQ2−3246)メール:kame.e@blue.plala.or.jp ■「人形供養祭」を行います(参加無料) ▽とき…9月19日(土) 受け付け:午前9時〜、供養祭:午前11時30分〜 ▽ところ…JA葬祭虹のホールゆり ▽お問い合わせ…(株)ジェイエイゆり葬祭センター(рQ7−1718) お誕生おめでとう <8月16日〜31日受け付け分> 伊東 杏莉(あんり)ちゃん(広倫さん)石脇 久我 歩夢(あゆむ)ちゃん(圭司さん)石脇 佐々木望愛(のあ)ちゃん(遼さん)二番堰 三浦 柚輝(ゆずき)ちゃん(大輔さん)石脇 武藤  蒼(あおい)ちゃん(光さん)石脇 鎌田 彪雅(ひょうが)ちゃん(篤さん)南ノ股 土田 昊汰(こうた)ちゃん(徹さん)薬師堂 飴屋 宇太(うた)ちゃん(将利さん)薬師堂 佐々木美乃(よしの)ちゃん(和昭さん)石脇 最上 陽央(ひお)ちゃん(裕太郎さん)一番堰 金澤 芽子(めいこ)ちゃん(伸浩さん)中梵天 土橋 潤也(じゅんや)ちゃん(傑さん)石脇 佐々木博務(ひろむ)ちゃん(博行さん)二番堰 佐藤 琉翔(りゅうと)ちゃん(孝志さん)石脇 相馬 將胤(しょういん)ちゃん(將徳さん)薬師堂 小松 直真(なおま)ちゃん(雄三さん)川口 吉川 拳矢(けんや)ちゃん(大輔さん)谷地町 渡邊 紗優(さや)ちゃん(真人さん)石脇 齊藤 昇汰(しょうた)ちゃん(浩史さん)内越 今野 諒汰(りょうた)ちゃん(和彦さん)薬師堂 茂木 南歩(なほ)ちゃん(晋さん)矢島町坂之下 池田 安里(あさと)ちゃん(郁和さん)矢島町元町 佐藤  健(たける)ちゃん(良孝さん)矢島町城内 高橋 純也(じゅんや)ちゃん(薫さん)矢島町元町 寺田 志乃(しの)ちゃん(司さん)岩城二古 大竹 宙翔(ひろと)ちゃん(晃さん)岩城亀田最上町 小笠原 凛(りん)ちゃん(武さん)南福田 渡邊 夏奏(かなで)ちゃん(裕さん)前郷 高橋 風夏(ふうか)ちゃん(泰之さん)曲沢 大場 泰斗(たいと)ちゃん(聡さん)陳ケ森 佐々木苑夏(そのか)ちゃん(俊英さん)葛岡 三浦  李(もも)ちゃん(登さん)西目町沼田 佐々木海希(かいき)ちゃん(智昌さん)西目町海士剥 渋谷 徠王(りおん)ちゃん(知之さん)西目町出戸 佐藤 美來(みく)ちゃん(良美さん)鳥海町栗沢 おくやみ申し上げます <8月16日〜31日受け付け分> 佐藤 政志さん(旧本荘市功労者・田町)は、8月15日永眠されました。昭和62年4月から4期16年にわたり、旧本荘市議会議員を務められ、地方自治の向上・確立に多大なご貢献をいただきました。平成16年旧本荘市自治功労者顕彰。65歳。 増川 信利さん(旧本荘市功労者・谷山小路)は、8月16日永眠されました。高校教育に38年間にわたり携わり、昭和61年4月には本荘高等学校校長を務められるなど、本市の学校教育の充実・発展に貢献されました。平成14年秋勲四等瑞宝章。平成15年旧本荘市教育学芸功労者顕彰。78歳。 宮崎 良一さん(旧本荘市功労者・美倉町)は、8月16日永眠されました。旧本荘市商工会長を務められ、本市の商工業の発展に尽力され、また、観光協会副会長、教育委員会委員など、多くの要職を歴任され市の行政運営や地域の発展に貢献されました。平成11年旧本荘市産業功労者顕彰。76歳。 佐藤傳左衛門さん(旧鳥海町功労者・鳥海町伏見)は、8月23日永眠されました。50年以上にわたり消防団活動に従事され、旧鳥海町消防団長として民生の安定に努められるとともに、町議会議員、農業委員としてもご尽力いただきました。平成2年旧鳥海町民生功労者顕彰。93歳。 菊地 正男さん(旧本荘市功労者・中梵天)は、8月31日永眠されました。40年間の長きにわたり、市内の小中学校に在職され、この間、矢島中学校校長、本荘南中学校校長などを務められ、本市の学校教育の充実・発展に貢献されました。平成6年春勲五等瑞宝章。同年11月旧本荘市教育学芸功労者顕彰。88歳。 佐々木茂一さん(親川・100歳) 小野カツ子さん(花畑町・89歳) 佐々木金一さん(松ヶ崎・89歳) 菊地えつ子さん(二番堰・35歳) 佐藤キミヱさん(石脇・84歳) 鈴木  正さん(肴町・81歳) 堀 ミチエさん(西梵天・93歳) 堀 マツヱさん(美倉町・93歳) 佐藤 利一さん(中梵天・87歳) 高橋  勇さん(石脇・66歳) 佐々木シケノさん(土谷・99歳) 猪又ひろ子さん(浜三川・56歳) 高野 丈男さん(畑谷・72歳) 栗田千代子さん(石脇・78歳) 佐藤 文子さん(矢島町城内・85歳) 佐藤 秀松さん(矢島町元町・84歳) 三浦 貞三さん(矢島町七日町・80歳) 松田 ミサさん(矢島町川辺・88歳) 豊島 サトさん(矢島町元町・81歳) 鈴木  房さん(岩城亀田大町・84歳) 今野キクノさん(岩城勝手・99歳) 小濱 周一さん(前郷・85歳) 高橋 ミヤさん(曲沢・87歳) 板垣 春雄さん(蟹沢・82歳) 菊地 豊和さん(西沢・55歳) 三浦 正直さん(曲沢・51歳) 木内 賢一さん(東鮎川・60歳) 村山カネヨさん(及位・90歳) 佐藤アルミさん(平岫・84歳) 奥山 セチさん(加賀沢・95歳) 松永 フミさん(大谷・102歳) 小石 藤雄さん(米坂・80歳) 齊藤 良悦さん(東由利田代・74歳) 遠藤ミヨヱさん(東由利舘合・70歳) 高橋 拓也さん(東由利黒渕・24歳) 佐藤 吉松さん(鳥海町上川内・91歳) 高橋ふみ子さん(鳥海町伏見・88歳) 佐々木アキノさん(鳥海町上笹子・89歳) 眞坂マサヨさん(鳥海町猿倉・94歳) 人の動き 8月末日現在・住民基本台帳 人 口  87,205人 (+2)  男   41,698人 (−1)  女   45,507人 (+3) 世帯数  30,078世帯(+15)              ( )は前月比 20ページ City Yurihonjo ふるさと歳時記 『稲刈り』  収穫の秋――。間もなく、風雨を乗り越え、力強く実った米の刈り取りが始まります。  現代では高性能な大型コンバインが走るように稲を刈り取り、人手や時間なども大幅に短縮されていますが、その昔、稲刈りといえば、稲刈り鎌を手に家族総出の作業でした。人出が足りない時は「束刈り」の手間を頼むこともありました。刈り取った稲は稲架(ハサ)がけか、一本杭のホニョに掛けて天日で乾燥。稲の束を背負って運んだり、ハサに架ける稲の束を投げ上げたりして手伝う当時の子どもたちは大きな労働力でした。  今の子どもたちにとっての稲刈りは、学習田など行われる農業体験。地元の農家の方々の協力を得ながら、慣れない手つきで鎌を使っての刈り取りですが、作業を通じて自然の恵みを実感しています。こうした農業体験は都会ではなかなか味わうことのできない、田舎ならではのものではないでしょうか。  黄金色に実った田んぼは、今も昔も農家の皆さんの努力の結晶。刈り取った稲を干す光景は、私たちをとても穏やかな気持ちにしてくれます。  【写真/東由利地域のハサがけ風景(平成16年撮影)と西目小学校児童の刈り取り(去年10月)】 由利本荘市歌 時に添い歴史つらぬき 里をうるおし人をむすんで 子吉川 海へと向かう水の道 その海はせめぎあう世界へひらく 先人の知恵に学んで今日を生きる ふるさとの四季おりおりに 花はほほえみ風は薫(かお)って 鳥海の 山きよらかに裾をひき 頂(いただき)はめくるめく宇宙につづく 子どもらとともに夢見て明日を創(つく)る  【写真/大きくなったら僕たちも―】 人と自然が共生する 躍動と創造の都市(まち) 由利本荘市 市の花 さくら 市の木 ケヤキ 市の鳥 キ ジ 面 積 1,209.08平方` 海 抜 最高 1,757b(鳥海山八合目付近)     最低     0b(日本海) 市役所の位置 東経140度02分        北緯 39度23分 森林環境の保全などに配慮した紙を使用しています。 ◎毎月1日・15日発行 ◎編集・発行/由利本荘市広報広聴課(рO184−24−6237)  〒015−8501 秋田県由利本荘市尾崎17番地 ◎Eメール:kouho@city.yurihonjo.akita.jp ◎印刷/株式会社本間印刷所