表紙 広報ゆりほんじょう NO.96 平成21年(2009) 3/15 編集・発行/由利本荘市広報広聴課 http://www.city.yurihonjo.akita.jp 『おひなっこ列車でゆりのひなめぐり』  市内のおひな様を一斉に展示・公開する「由利本荘ひな街道」。イベントのひとつとして、由利高原鉄道「おひなっこ列車」が運行中です。色鮮やかなごてんまりが車内を明るく華やかに、おひなさまムードを高めてくれます。春の香りを満載した「おひなっこ列車」でこれから「町中ひなめぐり」に向かうご婦人たちに出会いました。 主な内容 県立大学との連携協力協定に調印…2〜3ページ 豊かな大地に暮らしてみようフォーラム…4ページ 知事、市長・市議補欠選挙4月12日に投票…18ページ 2〜3ページ 本市、にかほ市と県立大学 人材育成、地域活性化で連携 本市とにかほ市は、県立大学と2月24日、人材育成や産業振興、地域づくりなど、さまざまな分野で相互の資源や情報を活用し、連携して協力することを目的とした協定を締結しました。 地域社会の発展と産業振興を目的に両市と大学が有する資源や情報、研究成果などを有機的に活用―――  本荘由利広域行政センターで行われた協定締結調印式には、本市から柳田市長、佐々田教育長が、にかほ市から横山市長と横山副市長が、県立大学からは小林俊一理事長兼学長、柚原副理事長、新岡理事兼副学長、日向野地域連携・研究推進センター副センター長が出席。協定書と覚書に署名した後、柳田市長、横山市長と小林理事長が笑顔で握手を交わしました。  協定書では、連携協力を図る事項として、次の三点が掲げられています。  一つ目は、人材育成や交流の推進など、人づくりに関すること。大学の教員による市民向けの公開講座の開催、学生が事業所で体験を積む大学の教育プログラム「ふるさとキャリア」にかかる両市の協力などさまざまな分野で活躍する人材の育成やさらなる交流事業の推進を目指します。  二つ目は、地域産業の振興や地域経済の発展を推進するための共同研究・提言などです。本市の「活力とにぎわいのあるまちづくり」事業に大学が助言・協力。これまでの産学連携などの実績と成果を基に、大学の有する専門知識、アイデア、情報と企業の持つ技術力などとの接点を探りながら、ビジネスモデルの構築や技術研究開発などを行います。  三つ目は、地域社会の振興・発展を推進するための共同研究・提言などです。観光、まちづくり、防災、福祉、健康、環境、エネルギーなどの分野で大学の有する研究力・教育力を生かし、お互いに協力して一層の地域活性化を目指します。  連携協力の期間は五年で、随時更新の予定です。  この春、開学十周年を迎える県立大学と本市が連携協定を結んだことで「田園と学園が織り成すまちづくり」がさらに加速できるものと期待されます。 柳田 由利本荘市長  私たちは常々、県立大学を地域の誇りとして参りました。開学10周年の記念すべき時に調印でき、心強く思います。これからも「まちは大学」という思いで、相互に助け合っていきたい。この包括協力協定は今までの産学官の協力を確認し、もう一歩進めようとするものです。ご出席の先生方、にかほ市と力を合わせて頑張りたいと思っています。 横山 にかほ市長  連携協力体制の確立により、大学の持つ知識や研究成果などが地域の活性化や発展に大きく寄与するものと期待します。にかほ市は県内でも企業集積が進んでいますが、世界的な同時不況で大変厳しい社会経済情勢。今後大学の力をお借りしながら、地域社会の再生・発展の新しいスタートに結びつけていきたい。 小林 理事長兼学長  由利本荘市、にかほ市と大学の間で連携協力協定を締結できたことを心からありがたく、お喜び申し上げます。由利本荘市、にかほ市が秋田の中でもハイレベルの工業集積地であり、システム科学技術学部がこちらに設置されたと伺っています。県立大学の使命は地域貢献。観光、あるいは環境への貢献が強く求められているように思われます。新しい技術、新しい地域、新しい文化を生み出したい。 ●秋田県立大学 平成11年4月開学。システム科学技術学部(本荘キャンパス)、生物資源科学部(秋田・大潟キャンパス)とそれぞれの大学院があり、本市土谷の本荘キャンパスでは全国から入学した学生約1,000人と大学院生約100人が学ぶ。また、地域と大学のパイプ役である「地域連携・研究推進センター」があり、平成15年10月から企業との共同研究などを支援している。  写真:調印を終え握手を交わす、左から横山にかほ市長、小林理事長、柳田市長 4〜5ページ 豊かな大地に暮らしてみようフォーラム 〜観光・体験交流による農山村の活性化を探る〜  この自然豊かな由利本荘に暮らしてもらうためには何が必要なのか、観光・体験交流による農山村の活性化を探るため「豊かな大地に暮らしてみようフォーラム」が二月二十四日、市内のホテルで開催され、市民や市関係者など約百五十人が参加しました。  フォーラムに先立ち、柳田市長は「人生を楽しく暮らせるのは、私たちの農村ではないか。都会の方に豊かな大地で自分の生涯を、あるいは子どもたちを呼んで、地域を活性化させたいという思いで施策としてくみ上げました。今のこの暗い世相を吹き飛ばせるように今日のフォーラムで一歩でも二歩でも前進できればと思います」とあいさつしました。 【第一部】基調講演  「『農山漁村地域の活性化』〜観光推進の可能性〜」と題して、国際教養大学の熊谷嘉隆教授による基調講演が行われました。冒頭、日本の人口減少にふれ「過疎対策・限界集落対策は、食料自給率を上げるためにも国の重要施策で必然。人口減少イコール衰退なのか。人口集中(過密)と過疎の利益と弊害を考えなければならない」と指摘。また、今の日本と同じ状況だった一九六〇年代のヨーロッパでの打開策として観光が推進されたことや現在の観光産業について解説されました。  また、「宿泊客が少ない」「冬期の観光客が少ない」など、本市の観光の現状と課題にもふれ、観光の推進については「日本全国どこの地域も必死。相当な決意と工夫、連携が必要で非常に大きな問題。いい計画があっても継続的に推進する人がいなければ、絵に描いた餅である」と人材の育成が大切であることを強調しました。熊谷教授が講演で話された「本市観光の課題」と「留意点」「総括」を5nに紹介します。皆さんも一緒に考えていきましょう。 【第二部】意見交換会  基調講演を行った熊谷教授をコーディネーターに、東由利グリーン・ツーリズム研究会会長の金子拓雄さん、(株)秋田ニューバイオファーム代表取締役の鈴木幸夫さん、市観光協会理事の佐藤公さんの三人のパネラーによる意見交換会が行われました。  金子さんはじゃがいも掘りなどの農業体験、鈴木さんは菜の花のバイオディーゼル、バイオエタノールの精製利用、佐藤さんは旅行商品開発事業やひな街道などの話題を中心に話されました。  三人は「あせらず互いに納得して進めていくことが大事」「日本に誇れるものを一番にやってみないか」「この会だけに終わらず、異業種間の情報交換をしていきたい」と話し、最後に熊谷教授が「異業種の方々が意見交換できる場をぜひ設定していただきたい。日本で十四番目に広い面積(神奈川県の約半分)の由利本荘市。新市としての連帯感も生まれるかもしれない」と実験的にやってみることを提案し、幕を閉じました。 <本市の観光推進の課題> ●宿泊客数が極めて少ない(通過型が多い、客単価が少ない、経済波及効果が少ない) ●冬期観光客数が少ない(11月〜3月が極端に落ち込む) ●宿泊客の満足度が低い ●土産物(売れそうなものはあるが、買うまで至らない) <観光推進の留意点> ●資源が豊富だからといって観光推進できるわけではない(どこにでも美味(おい)しいもの、景観はある) ●日本全国どこの地域も必死 ●差別化・ブランド化(よほどの要素・印象が必要) ●観光は業種横断的産業 ●環境に配慮しない推進計画は地域資源の損傷をもたらす ●立派な計画があっても担い手を育てないと中途半端に終わる <講演の総括> ●観光は地域活性化の有効な手段になり得る ●競合地域がひしめく中でどう由利本荘地域を差別化・ブランド化していくかが課題 ●観光はサービス業である ●観光推進には業種横断的な取り組みが必要 ●いい計画があってもそれを継続的に推進していく人材がなければ絵に描いた餅。客観的視点、マーケティング、広報、デザインにたけた人材の育成・確保が必要  写真:新緑の桃野畑地(矢島地域)から鳥海山を望む―  写真:「人材の育成が大切」と基調講演を行った熊谷教授  写真:金子さん  写真:鈴木さん  写真:佐藤さん 優良技能者 建築大工業・造園業 5人を表彰  優れた技能をもって、長年にわたり業界の発展や後進の育成などに貢献された方々をたたえる「市優良技能者表彰式」が二月二十三日、市内のホテルで開催されました。  今回表彰を受けられたのは、阿部悟さん(76歳・東由利蔵・建築大工業)、橋靖一さん(73歳・鳥海町上川内・同)、吉田新一さん(72歳・岩城勝手・同)、伊藤一二さん(66歳・石脇・同)、神坂良一さん(66歳・滝・造園業)の二業種五人の方々です。  柳田市長は表彰状の贈呈に続き、「栄えある受賞に祝意と敬意を表します。今春には新市誕生から五年目を迎えますが、地域の新しい時代を創造していく原動力は人づくりにあり、培われた熟練の技を後継者に連綿と継承されますようお願いします」と式辞を述べました。  写真:左から阿部さん、橋さん、吉田さん、伊藤さん、神坂さん 叙位叙勲 高齢者叙勲 瑞宝双光章 郵政事業功労 佐藤正一さん(88歳・前郷)  佐藤さんは昭和14年に郵政事務官となられ、由利郵便局長を務められるなど、35年間にわたり郵政事業を通じて地域住民の生活の安定、通信文化の向上に尽力されました。 正六位瑞宝小綬章 教育功労 故 江幡直也さん(中町・1月19日逝去・85歳)  昭和28年に教員となられ、花輪高等学校長などを歴任され、31年間にわたり教育の振興に尽力されました。 従六位 地方自治功労 故 川尻幾郎さん(東由利黒渕・1月22日逝去・85歳)  昭和39年から連続6期24年間、旧東由利村(町)議会議員として地方自治の発展に尽力されました。 従六位瑞宝双光章 教育功労 故 木谷豊四さん(表尾崎町・1月25日逝去・75歳)  昭和26年に教員となられ、本荘北中学校長などを歴任、39年間にわたり学校教育の向上に尽力されました。 旭日双光章 地方自治功労 故 佐藤林儀さん(鳥海町伏見・1月17日逝去・79歳)  昭和47年から通算21年余りの間、旧鳥海村(町)議会議員として地方自治の発展に尽力されました。 6〜7ページ まちの話題 トピックス おひな様を訪ね、ゆりの歴史文化感じる――多彩な催し 〜由利本荘ひな街道〜  春を告げる風物詩として定着し、好評のうちに開催されている「由利本荘ひな街道」。期間中は多彩な催しが各地で開催されています。  全国的に有名な「庄内ひな街道」の関係者を招き、二月二十二日、アクアパルで開催された「ゆりのおひなっこシンポジウム」。庄内観光コンベンション協会主幹の山良雄さんによる基調講演やパネルディスカッションが行われ、「歴史や文化、伝統を伝えるおひな様を観光資源としてどう活(い)かしていくか」などについて意見が交換されました。  本荘、矢島、岩城、大内の資料館・美術館に加え、各地域の商店に展示されているおひな様を巡る「町中(まちなか)ひなめぐり」が三月一日から始まりました。この日に合わせ、矢島駅で「町中ひなめぐり」と「由利高原鉄道おひなっこ列車」の開始式が行われ、市民や列車で訪れた観光客など約千人が参加。矢島ひなめぐり実行委員会の鈴木清委員長は「城下町の趣(おもむき)のあるこのまちをゆっくり歩いて、矢島のおひな様と街並みを感じていただければと思います」とあいさつし、矢島保育園の年長児たちが歓迎の言葉を述べ「ひなまつり」の歌を披露。最後に「ひな街道応援大使」に任命された「スギッチ」と園児二人が加わり、テープカットが行われ、イベントの成功を願いました。  また、本荘・矢島地域では「ひな菓子作り体験」を実施。本荘地域を会場に三月一日行われた体験には、約五十人が参加し、菓子職人の指導のもと、おひな様にちなんだ上生菓子作りに挑戦しました。加賀谷沙織ちゃん(7歳・秋田市)は「食べるのがもったいないから飾っておきたいな」と、完成した自慢の作品に笑顔を見せていました。  市民限定の「ひな巡りバスツアー」が三月三日〜六日に行われました。合同企画展が開催されている資料館・美術館を回り、併せて矢島ひなめぐりがコースのツアーです。本荘発のコースに参加した佐々木佐和子さん(76歳・東町)は「保存状態も良く、どのおひな様も素晴らしいですね。見たことのないおひな様が見られ、大変楽しかった。来年もぜひ参加したい」と話していました。  「町中ひなめぐり」は三月二十二日まで、合同企画展「由利本荘ひな街道〜春を告げるおひなっこ」は四月十九日まで開催しています。皆さんもぜひこの機会にひな街道を巡り、春の訪れを感じながら、由利本荘の歴史探訪に出かけてみませんか。  写真:各商店に飾られた昔ながらのおひな様に出合えます(町中ひなめぐり・22日まで)  写真:「庄内ひな街道」に学ぶ―(ゆりのおひなっこシンポジウム)  写真:なかなか体験することのない上生菓子作りに皆さん真剣な表情(ひな菓子作り体験)  写真:春を告げる「桜」と「ひさご」の作品  写真:参加者全員でイベントの成功を願いテープカット(町中ひなめぐり・由利高原鉄道おひなっこ列車開始式)  写真:おひな様とお内裏様に扮した佐々木莉湖ちゃん(右)と佐藤利生君  写真:「矢島のひなめぐりを楽しんでください」矢島保育園のみんなが歓迎しました  写真:ゆりのおひな様を巡って―(ひな巡りバスツアー) 矢島・大井家(右)、矢島郷土文化保存伝習施設(中)、本荘郷土資料館(左) 春からピカピカの一年生 入学おめでとう大会  4月から新1年生になる子どもたちを対象に「入学おめでとう大会」が2月21日、本荘文化会館で行われました。ステージ発表では小学生児童たちがこの日のために練習した器楽演奏や歌、踊り、演武を披露するなど、集まった親子連れ約800人は楽しいひとときを過ごしました。 出会い、ふれあい、学び合い 生涯学習活動の成果を発表 鳥海生涯学習発表会  第22回鳥海生涯学習発表会が2月22日、紫水館で開催され、およそ250人の観客が実践発表や江戸紙切りパフォーマンスの桃川忠さんの巧みな技、津軽三味線奏者・渋谷幸平さんたちの迫力ある演奏などを通じ、多彩な学びの成果に接しながら心豊かなひとときを満喫しました。 優勝目指してせめぎ合い! 2009トリプルクロス JAPAN CUP IN YASHIMA  「トリプルクロス ジャパンカップインヤシマ」が2月21日、鳥海高原矢島スキー場で開催されました。出場した45人の選手は、スタートで自分の名前がコールされると、手を振り雄叫びを上げるなど気合いは十分。優勝を目指す選手たちは我先にとコースを駆け抜けました。 雪上ならではの好プレー、珍プレーが続出!! ひがしゆり雪まつりツアー2009「雪上野球W杯東由利大会」  「雪上野球W杯東由利大会」が2月22日、小学生・一般の部計16チームが参加し、東由利野球場で行われました。雪上ならではの特別ルールで行われ、華麗なダイビングキャッチあり、雪に足をとられての転倒ありと好プレー、珍プレーの連続に会場は大いに盛り上がりました。 8〜9ページ 国民健康保険シリーズ 最終回 なるほど国民健康保険 高額療養費制度 ●医療費が高額になったとき  医療機関でかかった医療費の自己負担額は、月額で限度額が設定されており、医療費の自己負担額が高額となって限度額を超えた場合は、申請をして認められると、超えた分が後から支給されます。慢性疾患など、治療費がかさむ場合などに被保険者の負担を軽減する制度です。 〈申請の順序〉  @該当する場合には、国保から世帯主あてに通知します。(診療月の2カ月後以降に通知します)  A通知書と国保の保険証・印鑑・医療費の領収書・世帯主の通帳を持って、市民生活課もしくは、各総合支所市民課で申請をします。  B国保から支給決定通知書を送付し、指定口座へ高額療養費が振り込まれます。 ●自己負担限度額の計算は―  70歳未満と70〜74歳の人では、自己負担限度額や計算方法が異なりますのでご注意ください。 1、70歳未満の人の場合  自己負担限度額は、その世帯の所得状況により三つの区分に分かれます。 ※表@参照 (自己負担限度額の計算方法)  @月の一日から末日まで、一カ月(暦月)ごとの受診について計算。  A二つ以上の医療機関にかかった場合は、別計算。  B同じ医療機関でも歯科、外来、入院は別計算。  C入院時の食事代や保険がきかない差額ベッド代など保険対象でないものは除く。  @〜Cに分けて一部負担金を計算したうえで、総医療費を算出し表@に照らし合わせて計算します。 (総医療費=一部負担金/3×10) 世帯合算ができる場合(70歳未満)  一つの世帯内で、同じ月に2万千円以上の自己負担額を2回以上支払っている場合は、それらを合算することができ、所得区分に応じた自己負担限度額を超えた場合は、高額療養費として支給されます。(詳しくは、「高額療養費の計算例」参照) 入院する場合には、「限度額適用認定証」の交付申請を忘れずに!  入院の場合には、「限度額適用認定証」(住民税非課税世帯は「限度額適用・標準負担額減額認定証」)の提示により、医療機関での支払いが自己負担限度額(表@)までとなりますので、国保の保険証をお持ちになり交付申請してください。  認定証を医療機関に提示しない場合は、総医療費の3割が請求されます。自己負担限度額以上支払っている場合には、高額療養費の申請が必要となります。 ※保険税を滞納している世帯の人には認定証が交付されない場合があります。 ●表@ 自己負担限度額(月額:70歳未満の人)       (所得区分)              (3回目までの限度額)         (4回目以降の限度額(※1))  一般(上位所得以外の住民課税世帯) 80,100円+(総医療費−267,000円)×1%    44,400円  上位所得者(※2)         150,000円+(総医療費−500,000円)×1%   83,400円  住民税非課税世帯          35,400円                       24,600円 ※1 過去12カ月間に高額療養費の支給が4回以上あった場合の自己負担限度額となります。 ※2 基礎控除後、総所得金額が600万円を超える世帯が該当。また、所得の申告をしていない人も上位所得者となります。 2、70〜74歳の人の場合  自己負担限度額は、世帯の所得状況により、三つの区分に分かれます。 ※表A参照 〈外来の場合〉  個人ごとに計算し、表A内の「外来(個人ごと)」の限度額を適用します。 〈入院の場合〉  医療機関窓口での支払いは、高齢受給者証の負担割合により、自己負担限度額までとなります。しかし、住民税非課税世帯の方の場合は、「限度額適用・標準負担額減額認定証」の提示により、さらに減額となるため、国保の保険証をお持ちになり交付申請してください。 (自己負担限度額の計算方法)  @月の一日から末日まで、一カ月(暦月)ごとの受診について計算。  A外来は個人ごとにまとめますが、入院を含む自己負担限度額は世帯内で70〜74歳の人を合算。  B病院・診療所・歯科・調剤の区別なく自己負担額を合算。食事代や保険がきかない差額ベット代など、保険対象でないものは除く。  @〜Bに分けた上で表Aに照らし合わせて計算します。(現役並み所得者※1の人は、総医療費を算出し計算する) (総医療費=一部負担金/3×10) ●表A 自己負担限度額(月額:70〜74歳の人    (所得区分)   (外来(個人ごと)) (外来+入院(世帯単位))  一般          12,000円     44,400円  現役並み所得者(※1) 44,000円     80,100円+(総医療費−267,000円)×1%  低所得者 U(※2)   8,000円     24,600円       T(※3)   8,000円     15,000円 ※1 高齢受給者証の一部負担額割合が3割となっている人 ※2 同一世帯の世帯主および国保被保険者が低所得。(※3)以外の人 ※3 同一世帯の世帯主および国保被保険者が住民税非課税で、その世帯の各所得が必要経費・控除(年金所得は、控除額を80万円として計算)を差し引いたときに0円となる人 3、70歳未満と70〜74歳の人が同じ世帯で自己負担額を合算して限度額を超えた場合  @70〜74歳の人の高額療養費を計算(表A参照)  A@の額に70歳未満の人の合算対象額(2万千円以上の自己負担額)を加え、70歳未満の人の自己負担限度額(表@)を適用し、超えた部分を高額療養費として支給します。 高額療養費の計算例 ケース1  70歳未満(所得区分:一般)の場合 (支払い例)  ●●病院の外科診療1カ月の自己負担額9万円支払った。 総医療費=9万円/3×10=30万円 表@にあてはめると… (A)自己負担限度額=80,100円+(30万円−26万7千円)×1%=80,430円 高額療養費=9万円(自己負担額)−(A)=9,570円が申請により支給されます。 ケース2  70歳以上(所得区分:一般)の場合 (支払い例)  夫が外来で1カ月の自己負担額2万円支払い、妻が入院で1カ月の自己負担額4万円支払った。 表Aにあてはめると… (A)自己負担限度額=外来+入院(世帯単位)なので44,400円 高額療養費=6万円(自己負担額)−(A)=15,600円が申請により支給されます。 ケース3  70歳未満・70歳以上合算(所得区分:一般)の場合 (支払い例)  父(72歳)が外来で1カ月の自己負担額2万円(1割負担)支払い(総医療費:20万円)、子(45歳)が入院で1カ月の自己負担額7万5千円支払った(総医療費:25万円)。 @父(72歳)の自己負担限度額は12,000円(表A参照)のため、 (A)父の高額療養費=20,000円(自己負担額)−12,000円(自己負担限度額)=8,000円 A父・子の自己負担(限度)額を合算(B)世帯としての自己負担額=12,000円(父の自己負担限度額)+75,000円(子の自己負担額:限度額内)=87,000円 B世帯の総医療費を合算し、世帯としての自己負担限度額を計算(70歳未満の自己負担限度額を適用) ※表@参照 (C)世帯としての自己負担限度額=80,100円+(45万円−26万7千円)×1%=81,930円 C世帯としての高額療養費を計算 (D)世帯としての高額療養費=(B)−(C)=5,070円 合算した高額療養費=(A)+(D)=13,070円が申請により支給されます。 ▽国保に関する問い合わせは 市民生活課(рQ4−6245)まで 10〜11ページ 暮らしのお知らせ 情報ひろば 募集 市営住宅の入居者募集中!  市営住宅入居者を募集します。 ▽公営住宅  由利地域  2戸(滝沢舘) ▽特定公共賃貸住宅  岩城地域  1戸(田町) ▽公共住宅  鳥海地域  1戸(笹子) ▽公共住宅(若者)  東由利地域 1戸(吉野) ▽申し込み期限 3月25日(水) ▽申し込み・問い合わせ先 入居の条件など、詳しくは市都市計画課(рQ4−6334)または各総合支所建設課まで 「さようなら!“昭和の由利橋”」写真や手記を募集しています  本荘郷土資料館では、6月末から企画展「さようなら!“昭和の由利橋”」を開催します。開催にあたり、現在の由利橋の古い写真をお貸しいただける方と由利橋の思い出に関する「手記(400字詰め原稿用紙3枚以内)」を募集します。 ▽募集期間 5月15日(金)まで ▽問い合わせ先 本荘郷土資料館(рQ4−3570)  写真:現在の由利橋(左)と4月から通行可能予定の仮橋 河川愛護モニターを募集 ▽活動内容 子吉川に関する情報提供(不法投棄など) ▽募集人員 2人 ▽応募資格 子吉川に接する機会が多く、河川愛護に関心のある満20歳以上の健康な方 ▽報酬 月額4千5百円程度 ▽任期 7月1日から1年間 ▽応募期限 4月20日(月) ▽応募・問い合わせ先 国土交通省秋田河川国道事務所(рO18−864−2290) お知らせ 開店開業をお考えの皆さまへ  本荘駅前商店街などの空き店舗を利用して、開店開業に向けたトライアル営業をしてみませんか。市が家賃を負担します。 ▽対象空き店舗 中心市街地区域(本荘駅前商店街など)の空いている店舗 ▽対象事業 小売業・サービス業など商店街の活性化に寄与できるもの ▽入居対象期間 平成21年度中の6カ月程度(更新可) ▽問い合わせ先 市商工振興課(рQ4−6372) ※家賃は無料ですが、光熱水費などは実費負担となります。 緊急職業訓練(無料)を実施 @ワード初級 4月20日(月) Aワード中級 4月21日(火) Bエクセル初級 4月27日(月) Cエクセル中級 4月28日(火) D締固用機械特別教育(ローラー・機体重量無制限) 5月12日(火)〜13日(水) ※時間は午前9時30分〜午後4時30分(Dのみ、午前9時〜午後5時)。受講日数に応じて受講手当を支給します。 ▽ところ 職業訓練センター ▽受講資格 市内在住で雇用保険の受給資格のない離職者であること(求職者に限る) ※応募者多数の場合は抽選 ▽申し込み・問い合わせ先 3月31日(火)まで、本荘由利職業訓練協会(рQ3−5502) 「農業夢プラン応援事業」の要望を受け付けします ▽対象者 農業法人・認定農業者・認定就農者・集落営農組織・農産業受託組織などの発展型経営体を志向する経営体 ▽対象作物 麦・大豆、あきたブランド認証制度の産地ブランド品目・花き・葉たばこ・畜産、知事が認める作物 ※田植機など稲作機械は、平成20年1月以降に、集落型農業法人を設立していれば対象。直播機は直栽培面積15f以上が条件 ▽申し込み・問い合わせ先 事業費を見積もりのうえ、3月31日(火)まで、市農業水産課(рQ4−6234)または各総合支所産業課まで ◆「国家公務員採用試験」を実施します  (試験名)     (受付期間)   (第1次試験日) T種(大卒程度) 4/1〜4/8     5/3(日) U種(大卒程度) @4/13〜4/22  6/21(日)          A4/11〜4/15 V種(高卒程度) 6/23〜6/30   9/6(日) ※U種の受付期間中、@は郵送、Aはインターネットによる受付期間となっています。申込用紙の請求や受験資格など詳細については人事院ホームページまたは下記にお問い合わせください。 ▽問い合わせ先 人事院東北事務局第二課試験係(рO22−221−2022) ◆「東北地区国立大学法人等職員採用試験」実施します ▽受付期間 4月1日(水)〜10日(金) ▽受験資格 昭和55年4月2日以降に生まれた方 ▽第1次試験日 5月17日(日) ※試験区分、受験手続など、詳しくは実施委員会ホームページまたは下記にお問い合わせください。 ▽問い合わせ先 東北地区国立大学法人等職員採用試験実施委員会採用試験事務室(рO22−217−5676) ◆「国税専門官採用試験」を実施します ▽受付期間 4月1日(水)〜14日(火) ▽受験資格 昭和55年4月2日〜63年4月1日生まれの方で大学を卒業または平成22年3月までに卒業見込みの方 ▽第1次試験日 6月14日(日) ※詳細については国税庁ホームページまたは下記にお問い合わせください。 ▽問い合わせ先 仙台国税局人事第二課試験研修係(рO22−263−1111(内線3236)) 資源専用ごみ袋ミニサイズ(15g)を追加します  現在の大(45g)、小(25g)のほか、4月中旬から資源専用ごみ袋に「ミニ(15g)」が追加されます。少量のカン・ビン・ペットボトルのリサイクル用にご利用ください。このごみ袋は、市の認定を受けた製造業者が製造し、一般小売店が販売します。 ▽問い合わせ先 市生活環境課(рQ4−6253) 重度身体障害者(児)にタクシー券を交付 ―4月1日から― ▽対象 本市に住所を有し、身体障害者手帳(1〜3級)の交付を受けた在宅の障害者(児)のうち、視覚、平衡機能、下肢、体幹、乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能(移動機能)および内部障害者(児) ▽交付場所 市福祉支援課および各総合支所福祉保健課 ▽申請方法 身体障害者手帳と印鑑を持参し、申請してください ▽補助額 利用券1枚につき、小型タクシーの基本料金(基本料金超過分は自己負担) ▽乗車区域など 本市およびにかほ市内。利用期間は4月1日〜平成22年3月31日まで ▽問い合わせ先 市福祉支援課福祉班(рQ4−6314) 「入湯(浴)料割引券」と「はり、きゅう、マッサージ施術費助成券」を交付します  平成21年度分の割引券・助成券を、4月1日(水)から交付します。申請の際は、被保険者証など本人確認ができるものをご持参ください。 【入浴施設の入湯(浴)料割引券】 ▽対象 今年4月1日現在で満70歳以上の方(昭和14年4月1日以前に生まれた方)、身体障害者の認定を受けている満65歳以上の方(昭和19年4月1日以前に生まれた方) ▽年度交付枚数 一人5枚(200円割引券×5枚) 【はり、きゅう、マッサージ施術費助成券】 ▽対象 今年4月1日現在で満65歳以上の方 ▽年度交付枚数 一人5枚(1千円助成券×5枚) ▽問い合わせ先・交付場所 市長寿支援課(рQ4−6322)または各総合支所福祉保健課 小・中学校の就学に要する費用の援助を行っています  本市に住所を有し、小・中学校に在学する児童生徒の保護者で、経済的な理由により就学させることが困難な方への援助を行っています。世帯員全員の所得額または収入額が認定基準額以下の方が対象となります。 ▽申請方法 市教育委員会学校教育課または各教育学習課に備え付けの申請書に記入の上、必要書類ともに提出してください。随時受け付けをしていますが、4月から新たに小・中学校へ入学予定の児童生徒の場合は、3月31日(火)までに申請してください。 ※すでに就学援助を受けている方の申請は不要です ▽問い合わせ先 市教育委員会学校教育課(рQ4−6289)または各地域の教育学習課 相談 ―税金の納付と相談― 夜間窓口を開設します  3月の木曜日は窓口を午後8時まで延長し、市税の納付と相談を受け付けます。 ▽開設場所 市収納課窓口(本庁) ▽開設日時 3月19日、26日の木曜日 午後8時まで ▽問い合わせ先 市収納課(рQ4−6256) 民生委員・児童委員を委嘱  欠員となっていた民生委員・児童委員に次の方が委嘱されました。お困りのことがありましたら、担当の委員にご相談ください。 【石脇地区】伊藤洋子(рQ4−3459)担当区域…松美町(尾花沢) 【鳥海地区】村上喜一郎(рT9−2720)担当区域…下ノ宮、野宅、上野宅 ▽問い合わせ先 市福祉支援課(рQ4−6315) 弁護士無料法律相談開催します ▽とき 3月23日(月)、28日(土)午前10時〜午後4時 ▽ところ 鶴舞会館 ※事前に予約が必要です ▽予約・問い合わせ先 市社会福祉協議会本荘支所(рQ4−3634) 行事 天体観望イベント「世界中で宇宙を観(み)ようよ」  世界天文年2009の世界企画の一つで、世界中の人々に天体を望遠鏡で見て感動してもらうイベントです。(当日受け付け) ▽とき 4月4日(土)午後6時30分〜8時30分 ▽ところ 市理科教育センター ▽内容 春の星座、月、土星 ▽問い合わせ先 市理科教育センター(рQ2−3166) 修身館企画展「本荘城本丸跡発掘調査展」を開催しています  平成6〜19年まで10次にわたる本荘城跡発掘調査の様子を写真や出土品によって紹介しています。中世以降の様子の一端がうかがえる貴重な出土品の数々をぜひご覧ください。(月曜日休館、入館無料です) ▽展示期間 4月30日(木)まで ▽問い合わせ先 修身館(рQ8−4722) 蜜ロウソクを創(つく)ってみよう  恵み豊かな自然からの贈り物「ハチミツ」でキャンドルをつくってみませんか。ミツバチの巣からできた思い思いのキャンドルで灯りを灯してください。 ▽とき 3月20日(金・春分の日)午後2時〜5時 ▽ところ 旧鮎川小学校 ▽対象 小学生以上のどなたでも参加可能(先着70人) ※参加無料、事前に申し込みが必要です ▽講師 ハチ蜜の森キャンドル(山形県朝日村)安藤竜二さん ▽申し込み・問い合わせ先 県由利地域振興局森づくり推進課(рQ2−8351) 12ページ 県立大学 本荘キャンパス通信 NO.41  三月で卒業する皆さんから、本市で過ごした大学生活の思い出や地域へのメッセージを寄せていただきました。(敬称略) 大学院/機械知能システム学専攻  山本 拓(三重県出身)  材料力学、熱力学など機械の知識を六年間学び、大学院では接着剤を使用しない樹脂と金属の接合について研究しました。  三ツ方森の山焼きや新山神社の裸参りなど、地域の伝統行事に参加させていただいたことは貴重な体験でした。三重で育ったので秋田の寒さと雪には驚きましたが、そのおかげでスノーボードを覚えることもできました。矢島スキー場に平日も休日も通ったことが思い出です。  市役所や地域のお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。  写真:三ツ方森の山焼きで地元の方々と記念写真(昨年4月に山本さんら学生9人が参加) 電子情報システム学科  曽雌 泰央(栃木県出身)  電気・電子・情報・システムなどの知識を学び、卒業研究ではそれらを医療分野に応用している研究ができました。  春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪。めぐる季節を感じながらの生活は趣(おもむき)がありました。アパートでも隣に住んでいる大家さんに大変お世話になり、充実した独り暮らしを送ることができました。  アルバイトが終わってから食事に行くと、隣の席のお客さんから声をかけていただいたり、ビールをごちそうになったりしました。そんな由利本荘市の方々が私は大好きです。  写真:ホップ・ステップ・キャンパスでミニかまくら(右から2番目が曽雌さん) 建築環境システム学科  高橋 ちえみ(大仙市出身)  建築のデザインから構造・材料・環境までも学び、卒業研究では「災害時の時空間地理情報システム」について由利本荘市役所と連携した研究を行いました。  由利本荘は自然がいっぱいで、星がとてもきれいだった夜に何時間も友だちと河原で話したり、海で花火やバーベキューをしたりしたことは忘れないと思います。また、由利本荘は心温かい人が多いところです。三年半お世話になったアルバイト先の皆さまには本当に良くしていただきました。  県立大学も由利本荘市も良いところはいっぱいあります。その良さを地域の外に伝えきれていないのはもったいないですので、ぜひ協力して盛り上げてほしいと思います。 経営システム工学科  渡辺 悠樹(山梨県出身)  大学では技術経営(MOT)を学び、卒業研究で地域の経済特性について研究しました。研究を通じて由利本荘市という都市圏の経済特性が意外に個性的だったことがわかったのもいい思い出です。  大学祭実行委員として活動したほか、まちづくり推進協議会にも委員として参加しました。地域の方々と対話する機会が多く、貴重な経験ができました。  開学十周年を迎える県立大学が地域に馴染(なじ)みはじめたのも地域の皆さまの寛大な心があってこそだと考えています。その心に甘えず、学生からも何か恩返しができればと思います。四年間お世話になった由利本荘市に感謝いたします。 消防協力団体として新沢町内会へ感謝状  町内会員の連携で火災被害を最小限に抑えた活動をたたえ、大内地域の新沢町内会(奥山正雄会長)に対し二月二十七日、消防協力団体として市消防本部から感謝状が贈呈されました。  新沢町内会は同町内で一月二十六日に発生した建物火災の際、町内会員が連携して消防署へ通報するとともに火事ぶれをし、消火器と消火栓を使った消火活動で火の勢いを衰えさせました。この迅速で果敢な活動がなければ延焼拡大も懸念されました。表彰式に訪れた佐藤文夫副会長は「このあとは絶対に火災のない町内づくりに努めていきたい」と話していました。  写真:中村消防長から佐藤副会長へ感謝状と記念品が贈られました 13ページ 地域情報コーナー 本荘地域 ■4月からの「遊泳館」各種教室 【水泳教室】 ◎初級(クロール、背泳ぎ) 開催日 4月2日(木)から 毎週木曜日 全8回 ◎中級(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ) 開催日 4月6日(月)から 毎週月曜日 全8回 ◎上級(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ) 開催日 4月3日(金)から 毎週金曜日 全8回 ※各コースとも午前10時15分〜11時10分 定員30人 【水中ウォーキング教室】  月曜コース、木曜コース、金曜コース ※各コースとも午前11時15分〜午後0時10分 定員30人 講師 田口真由美さん、大川はるかさん 参加費 1,000円 【アクアビクス教室】 開催日 4月7日(火)から 毎週火曜日 午前10時30分〜11時20分 全12回 定員20人 講師 結城由美子さん 参加費 1,500円 【ベビースイミング教室】1〜3歳対象 開催日 4月2日(木)から 毎週木曜日 午後2時15分〜3時 全12回 定員15組 講師 高橋昭子さん 参加費 1,500円 ※各教室とも参加費を初日にいただきます。ただし、プール使用料は毎回必要です。 申し込み・問い合わせ先 市スポーツ振興課(рQ4−6287)または遊泳館(рQ4−0134)まで ■フィットネスジム登録講習会 日時 3月29日(日)午後2時 場所 アクアパル 定員 25人(先着順) 年会費 一般3,150円、学生1,575円(ともに税込み) ※事前に電話などでアクアパルへお申し込みください(рQ2−5611) ■本荘中央児童館「春休み子ども教室」を開催します 日時 3月25日(水)午前10時〜正午 場所 本荘中央児童館 内容 クッキング「オムレツケーキをつくろう」 持ち物 エプロン、皿、コーシーカップ、フォーク ※参加料無料 問い合わせ先 本荘中央児童館(рQ2−3489) 矢島地域 ■公共施設休館日(3月下旬) 日新館 22日(日) 青少年ホーム 22日(日)、日曜・祝日の夜間(午後5時〜)  ▽矢島教育学習課(рT6−2203) 寿康苑 15日(日)、23日(月)  ▽寿康苑(рT6−2940) 福祉会館 22日(日)  ▽福祉会館(рT6−2205) 国民年金保険料の納付は「前納」がお得です! 国民年金は、老齢基礎年金だけでなく、障害基礎年金、遺族基礎年金が設けられており、私たちの暮らしを手厚く守ってくれています。  平成21年4月分から、国民年金保険料の月額は14,660円になります。納付書は4月上旬に社会保険庁から送付されます。毎月の保険料を翌月の末日までに納めてください。 ●保険料を未納のまま放置すると…  老齢基礎年金の年金受給額が低くなったり、年金そのものを受けられなくなる恐れがあります。  保険料は各金融機関(ゆうちょ銀行を含む)、コンビニエンスストアでの納付となります。  納め忘れの心配がない便利な口座振替もほとんどの金融機関でご利用になれます。 ※お得な『前納制度』を、ぜひご利用くださ。 『前納制度』…1年分または6カ月分の保険料を前払い(前納)すると割引になる制度です。  (納付方法)     (1カ月分)     (6カ月分)         (1年分)   毎月納付     14,660円  87,960円       175,920円 前納すると…【割引額】   −     87,250円【710円】 172,800円【3,120円】 14ページ 鳥海地域元気な歯っこ協議会 5年間の活動総括し、イメージソングの完成など報告  住民が主体となって虫歯予防活動に取り組んでいる「鳥海地域元気な歯っこ協議会」の本年度三回目、協議会としては最後の会議が二月二十日、鳥海荘で行われました。  活動のきっかけは平成十三年度の鳥海地域の三歳児の虫歯の平均本数が県平均の約二・五倍となる六・一本で県内最多だったこと。翌十四年度は五・五本とわずかに減ったものの、県平均二・五本で二年連続の最下位に。同年度は本県自体が全国最下位だったため、旧鳥海町が事態の改善を目指して平成十六年三月に県事業「住民主体型歯科保健モデル事業」の指定を受け、保護者や歯科医師、行政が連携し状況改善、予防対策などに取り組んできました。  平成十七年度から本格的な活動をスタートし、フッ素塗布やポスター掲示、啓発用ポケットティッシュの配布、山形県大蔵村と交流するなど活動を進めてきました。こうした積み重ねが奏功し、平均本数一・六本と、目標に掲げた一本以下の目前に達しました。  この日は五年間の活動を振り返るとともに、紙芝居を活用した啓発なども研修。委員でもある歯科医師・石田千春先生が作詞し、地元のアマチュアバンドHotlineリーダー・茅野輝繁さんが作曲、鳥海中学校吹奏楽部の生徒たちが合唱した、協議会イメージソング「まもりたい…〜永遠(とわ)に…」の発表会のことなども報告されました。  新年度から自主活動へ移行することについては「これまでの活動を踏まえ、目標とする虫歯一本を達成するまで継続すべきだ」「まもりたいのCDを学校やイベント、ケーブルテレビで流しては」などの意見が出されました。   活動評価、受賞を励みに  地道な活動の実績が認められ、同協議会は平成十八年十月には、(財)日本公衆衛生協会の「衛生教育奨励賞」に、昨年十月には(財)千代田健康開発事業団の「チヨダ地域保健推進賞」に輝きました。この受賞を機に、さらに地域が一体となり虫歯予防の輪を広げていこうと、委員全員で確認しました。  イメージソングのCDは希望者には実費で頒布中。(一枚五百円。送料別途)お問い合わせはホットライン事務局まで。(рO80−1807−7975)  写真:イメージソングの発表や目標の達成などを話し合った協議会(右上) 歯科保健指導に尽力 志村さんに医療功労賞  長年にわたり地域医療に貢献した方に贈られる「第三十七回医療功労賞」の県表彰に、志村恭子さん(68歳・花畑町)が選ばれ、二月五日に表彰されました。  志村さんは、三世代家族の子どもなどの虫歯が多いことに着目。県歯科衛生士会の会員としてスーパーマーケットで「歯をみがきまショー」と題した紙芝居による予防活動のほか、高齢者や障害を持つ人を訪問しての口腔ケアなどに取り組んだ功績が認められたものです。志村さんは「横手や大館、秋田でのショー、個別訪問も歯科衛生士会の会員たちと伺ったもので、みんなでいただいた賞だと思っています。高齢者の増加に伴い、自宅での診療や指導がますます重要になると思います」と話しています。 15ページ 童話作家のやえがしさん迎え、「著者と語る」を開催 鶴舞小学校・石沢小学校  鶴舞小学校と石沢小学校で二月二十日、童話作家のやえがしなおこさんを招き、図書館と学校との連携事業の一環である「著者と語る」が開かれました。  鶴舞小学校では五年生全員の八十五人、石沢小学校では全校児童七十八人がそれぞれ参加。やえがしさんが本を書いたときの動機や、作品で表現したかったことのほか、「読書は読む人をどんな世界へも連れていってくれる」などと語ると、子どもたちは「どんな気持ちで作品を書くのですか?」、「お話しをつくるって難しいですか?」など次々と手を挙げて活発に質問し、読書への関心を深めていました。 〈やえがしなおこさん経歴〉  岩手県北上市在住。「雪の林」で椋鳩十児童文学賞、新美南吉児童文学賞を受賞。ほかに「ペチカはぼうぼう 猫はまんまる」、「どっから太郎と風の笛」などの作品を出しています。  写真:やえがしさん(左)の話を熱心に聞く児童 鳥海山に思いはせ、楽曲を制作 “鳥海山麓(ろく)旅情”  初瀬武美さん(秋田市:創和技術(株)会長)が作詞作曲した“鳥海山麓旅情”のCDが昨年十二月に完成しました。  「鳥海山の会」の協力や、津雲優さんの補作曲のもと完成したこの楽曲。ゆったりとしたメロディーと穏やかな歌声は、聴くものの心を和ませ、鳥海山麓の情景を思い起こさせてくれます。 ※希望者には実費(千円)で頒布。 ▼問い合わせ先 創和技術(株)本荘支店(рQ3−0507) 鳥海山麓旅情   作詞・作曲/初瀬武美   協力指導/鳥海山の会   補作曲・編曲/津雲優 1.日本海 季節風 山麓 雪田   湧水 山河へそそぐ 豊かな樹林   湿原 山野草 花咲き誇る   想い淡く 思い出深く   ああ 出羽富士 鳥海山 2.御浜(おはま) 登山交流地(やまゆきかうち) 遠望 心字雪(しんじゅゆき)   眼下 鳥海湖(とりのうみ) 胸踊る 七五三掛(しめかけ) 七ツ釜   唐獅子平(からししだい) 新山挑む   想い淡く 思い出深く   ああ 出羽富士 鳥海山 3.神霊 大地夏の夜 笛 鉦(かね) 太鼓   番楽の音 響き渉(ゆ)く 五穀豊穣(ほうじょう)   祖先の魂 永久に承継(ひきつぐ)   想い淡く 思い出深く   ああ 出羽富士 鳥海山 4.言方語(くにことば) 郷里(ふるさと)匂う 旅人親しく   娘(おばこたち)達 笑顔ほのか 山々 里々   四季の変化(かわり)に 柔軟(さか)らわず歩む   想い淡く 思い出深く   ああ 出羽富士 鳥海山 本荘図書館ボランティア「おはなしたんぽぽの会」会員募集!  絵本やおはなしの楽しさを、子どもたちの笑顔につなぐ活動をしています。 例会日…毎週水曜日午後1時30分〜3時 場所…本荘図書館児童閲覧室内 申し込み・問い合わせ先…堀江さん(рQ3−2115) 新着図書案内 ◎本荘図書館 рQ2−4900 大統領任命の政治学             デイヴィッド・ルイス 崩御と即位                 保阪 正康 ニッポンのものづくり            日刊工業新聞社 ビジネスマンのための法務力         芦原一郎 ムダな仕事はもう、やめよう!        吉越浩一郎 「まちづくり」のアイデアボックス      橋本憲一郎 世界平和はナマコとともに          本川達雄 あなたの苦手な彼女について         橋本 治 満足できない女たち             田中亜紀子 芥川賞を取らなかった名作たち        佐伯一麦 ママの声、聞こえるよ            筒井好美 ふたつの川                 塩野米松 劇作家サルトル               山縣 熙 人にしばられず自分を縛らない生き方     曽野綾子 秀和 ―名人・名局選―           福井正明 コーヒーとサンドイッチの法則        竹内正浩 地デジ完全ガイド              マキノ出版ムック 誰でもできる手づくり味噌          永田十蔵 風の陰陽師                 三田村信行 のんきな父さん               丘 修三 真夜中の子ネコ               トディー・スミス なにわ春風堂シリーズ            誉田龍一 ペチカはぼうぼう猫はまんまる        やえがしなおこ ◎岩城図書館 рV3−3673 金魚生活                  楊 逸 あなたと共に逝きましょう          村田喜代子 猫を抱いて象と泳ぐ             小川洋子 どうせ、あちらへは手ぶらで行く       城山三郎 珈琲屋の人々                池永 陽 反乱する管理職               高杉 良 ポトスライムの舟              津村記久子 これ一冊で裁判員制度がわかる        読売新聞社会部 てんきち母ちゃんちの毎日ごはん3      井上かなえ オバマ YES WE CAN!            ロバータ・エドワーズ ランドセルがやってきた           村上康成 かけまーすどん               五味太郎 ◎由利図書館 рT3−2121 壷霊 上・下                内田康夫 ダブル・ファンタジー            村山由佳 図書館が教えてくれた発想法         高田高史 10代をよりよく生きる読書案内       こやま峰子 オバマ演説集                オバマ/述 おもひでぎょうじ              百瀬義行 生活危機時代のお金と暮らしの総点検ノート  荻原博子 近藤典子の収納の基本            近藤典子 臨床真理                  柚月裕子 男道                    清原和博 〈歴史〉を創った秋田藩           志立正知 一回こっくり                立川談四楼 満身これ学究                吉村克己 希望ヶ丘の人びと              重松 清 16〜17ページ 市民伝言板 ※4月15日号に掲載希望の原稿は3月31日(火)が締め切りです。紙面の都合などにより、要点を抜粋して掲載する場合があります。 ■由利耕心大学講座受講生募集 ▽とき…4月〜12月の毎月10日(祝日・土・日は変更有り)午前10時〜午後3時(2講座) ※開講式は4月10日(金)午前10時 ▽ところ…西目公民館「シーガル」 ▽講師…県内の大学教授、専門科目別の有識者、活躍している著名人など ▽科目…社会、政治、経済、教育、文化など ▽対象…50歳以上の人 ▽受講料…3,000円(年間) ▽申し込み・お問い合わせ…3月30日(月)まで、事務局 森さん(рR3−3292) ■地元出身者による新人演奏会  山形大学地域教育文化部文化創造学科音楽芸術コースの地元出身者の皆さんによる演奏会を開催します。多数拝聴ください。 ▽とき…3月20日(金)午後2時30分開演 ▽ところ…西目公民館「シーガル」 ▽入場料…無料 ▽お問い合わせ…熊谷友佳さん ■「陶芸」初心者無料体験教室  この機会に陶芸を体験してみませんか。お茶碗を作ります。 ▽とき…3月20日(金)午前10時〜正午 ▽ところ…天鷺村陶芸工房 ▽材料費…1,500円(土、釉薬、焼成代) ▽申し込み・お問い合わせ…創作工房アトリエ遊 加賀さん(рV3−2919) ※人数に限りがありますのでお早めにお申し込みください。 ■美味(おい)しい水を楽しむ会(楽水(らくすい)会)を開催します ▽とき…3月25日(水)午前10時〜正午 ▽ところ…本荘勤労青少年ホーム ▽内容…@新年度事業計画づくり、A美味しい水の情報交換、Bその他 ▽お問い合わせ…「美味しい水を楽しむ会」事務局 伊藤さん(рQ3−1768) ■1カ月無料!太極拳講習会 【鶴舞会館】毎週木曜日・土曜日の午前9時30分〜 【ポンパル】毎週日曜日・月曜日の午後1時30分〜、毎週水曜日・土曜日の午前9時30分〜 ※各2時間 ※希望者は会場に来てください。 ▽お問い合わせ…由利本荘市太極拳協会 佐々木さん(рO90−2956−0348) ■第4回「地域を元気にしたい学習会」テーマ〜地域の資源を活(い)かす暮らし方〜 ▽とき…3月28日(土)午後2時〜4時30分 ▽ところ…矢島町公民館研修室 ▽内容…講演@「地域の資源を活かす方法にはどんなものがあるの?」講師:NPO法人矢島フォーラム代表 太田良行さん、A「全国の事例紹介と起業の方法」講師:CB総合研究所所長 細内信孝さん/ワークショップ ▽参加費…500円(資料代) ▽定員…50人 ▽主催…NPO法人矢島フォーラム ▽申し込み・お問い合わせ…矢島町青少年ホーム(рT6−2540) ■本荘山の会「山岳写真展」 ▽とき…4月3日(金)〜5日(日)午前10時〜午後5時(5日は午後4時まで) ▽ところ…本荘文化会館地下 ▽入場料…無料 ▽お問い合わせ…「本荘山の会」事務局 今野さん(рQ3−3902) ■傘寿を祝う会 ▽とき…4月10日(金)午前11時〜 ▽ところ…本荘グランドホテル ▽会費…10,000円(お祓い・記念写真代含む) ▽申し込み・お問い合わせ…3月31日(火)まで、武田さん(рQ2−0033)、本荘グランドホテル(рQ3−4511) ■「声の広報」のための音訳講座参加者募集  音訳が初めての方も一緒に始めませんか。 ▽とき…4月6日、13日、20日、27日の毎週月曜日 午前10時〜正午 ▽ところ…鶴舞会館第1学習室 ▽対象…声の広報に関心がある方 ▽内容…「広報ゆりほんじょう」を声で伝える ※託児有り。(事前に申し込みのこと) ▽申し込み・お問い合わせ…4月3日(金)まで、那須さん(рQ3−2170) スナップ おいしく練習 テーブルマナー  本荘保育園、風の子保育園、ひかり保育園の年長児95人が2月24日、市内のホテルでテーブルマナーを学びました。  卒園の記念にと開催されたテーブルマナー教室。ちょっぴりおめかしした子どもたちは、慣れない手つきながらも楽しく7品を味わい、春から同じ小学校に通うお友だちとの交流を深めていました。  4月から鶴舞小学校に通う本荘保育園の佐々木楓華ちゃん(6歳・田町)は「ナイフとフォークを使って食べるのは初めてだったけど上手にできました。お家でもやってみたいな」と笑顔で話してくれました。 満100歳おめでとうございます  佐々木治郎さん(明治42年2月21日生まれ・中田代)に、市から賀詞と長寿祝金が贈呈されました。  これからもお元気でお過ごしください。 お誕生おめでとう <2月16日〜28日受け付け分> 佐藤 柊太(しゅうた)ちゃん(治広さん)石脇 小松 湊悟(そうご)ちゃん(直鎮さん)石脇 小川 海凪(みなぎ)ちゃん(哲也さん)石脇 橋 琉星(りゅうせい)ちゃん(政治さん)三条 葛西 秀希(ほの)ちゃん(美秀さん)大鍬町 齋藤 彩香(あやか)ちゃん(忍さん)濡浜北 伊藤穂乃花(ほのか)ちゃん(雄太さん)川口 土田 愛深(あみ)ちゃん(直樹さん)石脇 小嶋 大聖(たいせい)ちゃん(正広さん)薬師堂 村上 優樹(ゆうき)ちゃん(直樹さん)大浦 東海林煌成(こうせい)ちゃん(慎也さん)桜小路 目黒 脩太(しゅうた)ちゃん(健介さん)一番堰 木島 怜海(れみ)ちゃん(和輝さん)岩野目沢 齊藤 広翔(ひろと)ちゃん(広大さん)岩谷町 原田 湊翔(みなと)ちゃん(和也さん)岩谷町 正木 百香(ももか)ちゃん(一成さん)大内三川 伊藤  怜(れん)ちゃん(真さん)東由利老方 葛西  心(こころ)ちゃん(昭博さん)西目町沼田 千田あゆみちゃん(直樹さん)西目町沼田 嶋崎伶桜奈(れおな)ちゃん(公輔さん)西目町出戸 土田美結愛(みゆあ)ちゃん(弘康さん)鳥海町下川内 原田 悠冬(ゆうと)ちゃん(和徳さん)鳥海町下笹子 おくやみ申し上げます<2月16日〜28日受け付け分> 藤村圭二氏(旧本荘市功労者・石脇)は2月17日永眠されました。同氏は生前、永年にわたり交通指導隊員を努められ、市民の交通安全意識の高揚と交通事故防止などに尽力されました。平成12年旧本荘市民生功労者顕彰。79歳。 古村喜彦氏(旧本荘市功労者・石脇)は2月25日永眠されました。同氏は昭和50年4月から連続6期24年間の永きにわたり、本荘市議会議員として、この間、昭和62年5月から4年間副議長を務められるなど、地方自治の発展・向上と円滑な議会運営に尽力されました。平成6年旧本荘市自治功労者顕彰。82歳。 渡部 淳介さん(神沢・81歳) 渡辺 久一さん(二番堰・86歳) 仁部 ノブさん(一番堰・94歳) 藤島 孝一さん(石脇・83歳) 阿部 重夫さん(玉ノ池・80歳) 由利源三郎さん(石脇・83歳) 佐藤 六郎さん(石脇・88歳) 五十嵐ヨシヨさん(石脇・91歳) 佐藤サタコさん(二番堰・61歳) 村井ユキミさん(石脇・95歳) 堀  ユキさん(谷地町・91歳) 中村 堅吾さん(川口・68歳) 佐々木チセ子さん(親川・70歳) 佐々木 廣さん(出戸町字赤沼下道・76歳) 石黒 トメさん(後町・88歳) 後藤 イトさん(石脇・89歳) 作佐部三郎さん(石脇・68歳) 新井正二郎さん(鶴沼・69歳) 打矢 正二さん(矢島町七日町・84歳) 佐々木若子さん(岩城勝手・90歳) 入江 キヨヱさん(岩城亀田愛宕町・74歳) 佐藤理一郎さん(新上条・91歳) 橋 ヨシさん(曲沢・93歳) 佐々木治郎助さん(川西・87歳) 佐藤  悟さん(岩谷麓・56歳) 遠藤 晴二さん(岩谷麓・59歳) 鈴木 國義さん(東由利宿・83歳) 遠藤 ケフさん(東由利宿・77歳) 小松 勝典さん(東由利田代・65歳) 根田 菊治さん(東由利田代・74歳) 鈴木 正一さん(西目町沼田・83歳) 釜台チヱノさん(西目町出戸・92歳) 村上 教夫さん(西目町沼田・86歳) 鈴木 正雄さん(鳥海町上川内・54歳) 土田美喜夫さん(鳥海町下直根・77歳) 佐藤喜代美さん(鳥海町上川内・91歳) 梶原 正市さん(鳥海町下笹子・69歳) 橋 信藏さん(鳥海町上直根・56歳) 村上 廣政さん(鳥海町上笹子・60歳) ◆善意 食育教材を寄贈  秋田しんせい農業協同組合(阿部和雄代表理事組合長)から2月24日、食育教材が市教育委員会へ寄贈されました。  佐々田教育長へ教材を手渡した阿部代表理事組合長は「食の環境と、農業への理解を深める学習に役立ててほしい」と話していました。  寄贈された教材は、市内の小学校5年生全員へ配布され、食育教育に役立てられます。 訂正・おわび  3月1日号本紙17n中介護予防のための健康審査は「介護予防のための健康診査」の誤りです。  おわびして訂正します。 人の動き  人 口 87,783人 (−68)   男  41,996人 (−50)   女  45,787人 (−18)  世帯数 30,080世帯(+ 1) 18〜19ページ 知事 市長 市議補欠選挙  投票日は4月12日(日) 由利本荘市の明日を拓(ひら)く大事な選挙です。 あなたの意思を貴重なその一票に託し、棄権のない明るい選挙にしましょう。 県知事選挙に併せ、市長選挙と市議会議員補欠選挙が4月12日(日)に行われます。 ◆投票できる方は  今回の選挙で投票できる方は「平成元年四月十三日以前に生まれた方で、本年一月四日以前から市の区域にお住まいになり、住民基本台帳に登録されている方」です。  県知事選挙については、昨年十一月二十四日以降、県内に住所を変えた方(一回の移転に限る)も投票できる場合があります。 ◆入場券は4月5日ごろ郵送  市長選挙と市議補欠選挙、県知事選挙が同日に行われることから、有権者の皆さんの利便性を考え、三つの選挙を通し一枚の投票所入場券にします。  このため、入場券は市長選挙と市議補欠選挙の告示に合わせ、四月五日ごろに郵送されます。  なお、投票日三日前になっても配達されない場合は、市選挙管理委員会事務局にご連絡ください。 ◆投票所・投票時間は  お送りする入場券に「投票所・投票できる時間」が記載されていますので、必ずご確認ください。 ◆選挙公報をお届けします  選挙公報は、選挙期日の二日前までに各家庭にお届けします。候補者の政見などが掲載されますので、投票の参考にしてください。 ◆開票は即日、総合体育館で  投票日当日、午後八時四十五分から市総合体育館(岩谷町)で開票作業を行います。参観人席には限りがありますので、ご了承ください。 ◆当日、投票所での投票は  投票日は、投票所入場券で投票所となる施設、投票できる時間を確認のうえ、入場券を持って投票区の投票所へお越しください。今回は三つの選挙があり、それぞれ投票用紙が異なります。しっかり確認のうえ、各選挙の候補者の氏名を投票用紙にお書きください。  投票用紙に自分で記入することが困難な方は、代理投票や点字による投票もできますので、投票所でその旨をお申し出ください。 ◆入院や出稼ぎ中などの方は  指定病院や施設に入っている方は、そこで不在者投票をすることができます。病院長または施設長に不在者投票請求の手続きをしてください。  また、市に住所があり、長期出張や出稼ぎなどで遠くにお住まいの方も不在者投票ができます。請求書を送付しますので、早めに選挙管理委員会にご連絡ください。 ◆郵便等投票証明書をお持ちの方は  重度の障害を持つ方などで「郵便等投票証明書」の交付を受けた方は、自宅などで郵便などによる不在者投票ができます。  この場合の投票用紙などの請求期限は四月八日ですが、所用の手続きすべてを郵便で取り扱うため、時間を要することとなりますので、お早めにご請求ください。 ◆当日、投票所に行けない方は  投票日に仕事や旅行など、やむを得ない事情により投票所に行けない方は、投票日の前日までに「期日前投票」を行うことができます。 ■受付期間 ・市長選挙・市議補欠選挙 四月六日(月)〜十一日(土) ・県知事選挙 三月二十七日(金)〜四月十一日(土) ●期日前投票を一度に行いたい方は  県知事選挙の告示日の翌日(三月二十七日)から市長選挙・市議補欠選挙の告示日(四月五日)までは、知事選挙の期日前投票しかできません。  入場券がお手元に届く前でも期日前投票はできますが、三つの選挙を同時に期日前投票としたい方は、四月六日から十一日までに期日前投票所にお越しください。 ■期日前投票ができる施設・時間      (設置場所)                  (設置期間)      (投票できる時間) 市庁舎附属会館                 3月27日(金)〜4月11日(土) 午前8時30分〜午後8時  各総合支所                   3月27日(金)〜4月11日(土) 午前8時30分〜午後6時 イオンスーパーセンター本荘店          3月27日(金)〜4月11日(土) 午前9時〜午後7時 亀田、下川大内、上川大内、直根、笹子の各出張所 4月6日(月)〜4月11日(土)  午前8時30分〜午後5時 ▽問い合わせ先 市選挙管理委員会事務局(рQ4−6390)または各総合支所振興課 本荘地域の各町内会で「ケーブルテレビの説明会」開催します ■中央  4月16日〜5月12日 ■東部  4月7日〜28日 ■西部  4月7日〜28日 ■石脇  4月7日〜5月12日 ■子吉  4月6日〜7日 ■南内越 4月9日〜15日 詳しい日程や資料は、広報紙四月一日号と併せてご家庭に配布します。ご参加をお願いします。  担当●情報政策課(рQ4−6366) 20ページ 子ども猿倉人形芝居など熱演 地域の伝統芸能を守るゾ!! 直根小で「クラブ活動発表会」  直根小学校(金利紀校長)で二月十九日、クラブ活動発表会が行われ、児童が練習を重ねてきた地域の伝統芸能「猿倉人形芝居・獅子舞・前ノ沢太鼓」を披露しました。  特に猿倉人形芝居は明治期に鳥海地域出身の池田与八が創始した芸能で、現在は木内勇吉一座(石脇)など、県内の三座が伝承する県指定無形民俗文化財。「発祥の地でありながら、地元鳥海地域に後継者はいない。地域の伝統文化に興味を持ち、受け継いでほしい」との思いで金校長が地域に働きかけ、クラブ活動の時間を活用し、熱心な指導を受けました。  「子ども猿倉人形芝居」では、池田与八や真坂藤吉たちがそれぞれの半生を語りながら再会を懐かしむ、オリジナルの演目を披露。鑑鉄和尚傘踊りの仕草や人形甚句の唄を交え、堂々たる人形遣いで観客を沸かせました。真坂公章君(六年・鳥海町下直根)は「木内一座を学校で見て面白いと感じ、やってみたいと思った。人形を指で動かすのは見た目より難しい。今日はうまくできた」と話しました。  終演後は、盛岡大学の橋本裕之教授(民俗学)が指導助言に立ち「どの演目も見応えがあった」と児童の頑張りをたたえていました。 由利本荘市歌 時に添い歴史つらぬき 里をうるおし人をむすんで 子吉川 海へと向かう水の道 その海はせめぎあう世界へひらく 先人の知恵に学んで今日を生きる ふるさとの四季おりおりに 花はほほえみ風は薫(かお)って 鳥海の 山きよらかに裾をひき 頂(いただき)はめくるめく宇宙につづく 子どもらとともに夢見て明日を創(つく)る 人と自然が共生する 躍動と創造の都市(まち) 由利本荘市 市の花 さくら 市の木 ケヤキ 市の鳥 キ ジ 面 積 1,209.08平方` 海 抜 最高 1,757b(鳥海山八合目付近)     最低     0b(日本海) 市役所の位置 東経140度02分        北緯 39度23分 森林環境の保全などに配慮した紙を使用しています。 ◎毎月1日・15日発行 ◎編集・発行/由利本荘市広報広聴課(рO184−24−6237)  〒015−8501 秋田県由利本荘市尾崎17番地 ◎Eメール:kouho@city.yurihonjo.akita.jp ◎印刷/株式会社本間印刷所