広報ゆりほんじょう No.306 〈平成29年 2017 12月15日号〉 http://www.city.yurihonjo.lg.jp 編集・発行◎由利本荘市広報課 表紙 ●特集「科学三題噺」  特製の実験器具「アタッキー3号機」を使い、紙風船をたたくことで膨らむメカニズムの実験を再現する大内中学校科学部員。(12月1日、同校で。記事は5ページ) 2−3ページ  長年の功績たたえ、顕彰状と功労章を贈呈  「市功労者顕彰式」を挙行  地方自治功労、産業功労、民生功労で5人に  功労者顕彰式は9回目 これまで、各分野から26人の方々を顕彰  市功労者顕彰式が11月22日、市内のホテルで開かれ、長年にわたり行政や産業、福祉分野で市勢の発展に尽力された5人の方々の功績をたたえました。  このたびは行政協力員の菊地幸雄さん(70歳・鍛冶町)が地方自治功労者として、  (株)秋田ニューバイオファーム取締役会長の齋藤作圓さん(73歳・西目町西目)が産業功労者として、  元東由利地区民生児童委員協議会長の阿部タツ子さん(77歳・東由利蔵)、鳥海地区民生児童委員協議会長の佐藤睦人さん(70歳・鳥海町伏見)、  元消防団長の畠山勉さん(71歳・東由利黒渕)がそれぞれ民生功労者として顕彰されました。  式には選考委員や市議会議員など、約90人が出席。長谷部市長は顕彰状と功労章を贈呈し「受章された皆さまは各分野で大きな業績を残され、地域に貢献されました。  そのご労苦とご功績に深甚なる感謝とお祝いを申し上げます。本市のさらなる発展を目指し、諸施策に取り組んでまいりますので、  皆さまには一層のご指導とご協力をお願いいたします」と式辞を述べ、長年の功績をたたえました。  式典には代理を含めて4人が出席し「身に余る光栄であり、感謝しております。今後もこのたびの顕彰に恥じないよう、微力ですが努力を続けてまいります」などと  御礼の言葉を述べました。  市功労者の顕彰は9回目で、昨年度までに特別功労2人、合併特別功労15人、地方自治功労5人、民生功労3人、産業功労1人、計26人の方が受章しています。  功労者の方々の主な功績 ◆菊地幸雄さん  旧本荘市政連絡員、市行政協力員を36年6カ月にわたり務められ、市と地域住民のパイプ役として行政の推進と住民自治意識の高揚に尽くされました。 ◆齋藤作圓さん  昭和62年に(株)秋田ニューバイオファームを設立し地域農業の発展に尽くされるとともに、旧西目町議会議員や本市議会議員、同副議長なども歴任されました。 ◆阿部タツ子さん  昭和61年から30年にわたり民生児童委員として相談や支援を通して市民福祉の向上と児童の健全育成に尽くされました。市婦人団体連絡協議会長なども歴任されています。 ◆佐藤睦人さん  昭和61年から民生児童委員として相談や支援を通して市民福祉の向上と児童の健全育成に尽くされ、市民生児童委員協議会副会長なども歴任されています。 ◆畠山 勉さん  昭和41年から47年にわたり消防団活動に精励。東由利町消防団長や市消防団長、県消防協会副会長を歴任され、火災予防と防災思想の普及に尽くされました。 【写真】 ・顕彰式に出席し、顕彰状を掲げて長谷部市長と記念撮影を行う功労者の皆さん。  前列・阿部さん、後列左から齋藤さん(代理・英則さん)、佐藤さん、畠山さん ・5人の方々の功績をたたえた「市功労者顕彰式」 ・地方自治功労・菊地さん ・産業功労・齋藤さん  市ウェブサイト(ホームページ)を全面的に刷新  12月25日(月)に公開します!  市のウェブサイトが12月25日(月)、全面的に新しくなります。  使いやすさを重視し、目的別の検索やページ間の移動がしやすくなるように「ナビゲーション機能」を強化します。  また、天気予報や動画などの新しいコンテンツを加えるほか、スマートフォンなどでは画面表示が自動で最適化されます。  市のさまざまな最新情報がいつでもつかめ、さらに使いやすく、見やすいサイトを目指します。  市の新しいウェブサイトを、お気軽にご利用ください。 【写真】リニューアルする、市のウェブサイト(トップページ) 4−5ページ  「科学の心」を育むまち、由利本荘―  特集 科学三題噺(かがくさんだいばなし)  私たちの生活を安全・便利で、楽しくしてくれている「科学技術」。  理科教育に基づく公募科学コンクールとして日本で最も伝統と権威のある「日本学生科学賞」で、本市の中学生の研究成果が高く評価されるなど、  「科学の心」を持ち、意欲的に学ぶ子どもたちの活躍や取り組みが注目を集めています。  今号では、「科学」にまつわる3つの話をお届けします。 ◇1 学生科学賞    大内中と西目中の科学部が「中央最終審査」へ  第61回日本学生科学賞(読売新聞社主催)の県審査会が11月20日に開かれ、本市の大内中学校科学部が最高賞の県知事賞を、西目中学校科学部が県議会議長賞を受賞。  両校の研究作品は全国のベスト20に選ばれ、中央最終審査への出品が決まりました。  初めに、この2校の科学部が取り組んだ研究の話題からお伝えします。 ●卓越 大内中学校科学部  大臣賞受賞後も検証重ね、理論を磨く  大内中学校科学部は昨年度の文部科学大臣賞を受賞しており、中央最終審査へは2年連続、11回目の出品となります。  平成25年度には統合前の出羽中の科学部が内閣総理大臣賞に輝くなど、同校の研究は例年高く評価されています。  今回の研究作品名は「続・紙風船はたたくとなぜ膨らむ」。昨年はたたくことで紙風船が膨らむメカニズムを、音の変化に着目して理論付けました。  しかし「まだ詰め切れていない」との思いから、部員たちは2年目にあたって紙自体が持つエネルギーの徹底的な解明に挑みました。  大学で合宿し結論確立  同部は光センサーと磁石を備えた実験器具「アタッキー3号機」の特別製作をメーカーに依頼。  風船の体積の変化を解析することで、たたいた時の風船の中の空気の伸縮に加え、紙のしわが少しずつ張りを持ち、球体になる過程を  NASAの研究員の理論や熱力学の論理を参考に、紙風船の膨張曲線を導き出しました。  夏休みには北海道大学で2泊3日の勉強合宿を実施。内閣総理大臣賞を縁に知り合った佐々木陽一教授(本市赤田地区出身)の研究室を訪ね、さらに論文を磨き上げました。  大内中の科学部員は研究成果を「サイエンスショー」として県内外で発表。  BoSS2015で全国優勝するなど積極的な普及活動で知られており、プレゼンテーション能力の高さも評価されています。  INTERVIEW  大内中学校 科学部長 奥山大聖君(2年)  推論を解明でき、うれしい  去年は自分たちだけでの研究でしたが、今年は大学の先生に協力してもらえ、内容がかなり難しくなって大変でした。  大学レベルの内容ですが、丁寧に教えてもらい、みんなで話し合うことで、何とか理解できるようになりました。  実験は一番暑い時と一番寒い時に何週間もかけて行いました。たたくと紙が弱くなるので、一回ずつ風船を変え、その結果を解析しました。  去年は推論だったことを解明できてうれしかったです。 【写真】 ・中の空気が温められ、袋がふわりと浮き上がる様子に目を輝かせる子どもたち  (「科学フェスティバル」の「ミニ熱気球をあげよう」(大内小学校)のコーナーで) ・紙自体の振動による低周波成分を読み解くため、実験装置を考案して、研究を重ねた大内中学校科学部。  部員は「昨年の内容をさらに発展させることができた」と笑顔に。(右はフェライト子ども科学館での発表) 6−7ページ  リクエストに応じ発表  大内中科学部は「物理学会ジュニアセッション」でも2年連続で優秀賞を獲得しており、来年3月に東京理科大学で開かれる同セッションへの参加・発表を視野に入れ、  お世話になったたくさんの方々に感謝しながら準備を進めています。  近く千葉県の先生方に対する研究発表の予定もあり、部員たちは「市の代表としてふるさとの良さをアピールしたい」と意欲満々。  「発表する機会があれば出かけますので、気軽に声をかけてください」と話しています。  INTERVIEW  大内中学校 科学部OG 三浦さあや さん(本荘高校1年・大内三川)  自信つき、積極的に  科学部でみんなと実験や研究をするうちにだんだん自信がつき、サイエンスキャッスル(中高生のための学会)関東大会で英語で研究発表をしたり、生徒会長に立候補したりなど、  自分自身がとても積極的になりました。科学部だから経験できたことだと思います。後輩に「科学部はオススメだよ」と伝えたいです。  優れた教育実践で「読売教育賞・最優秀賞」「学生科学賞・指導者賞」受賞  大内中学校科学部顧問  佐藤由美先生(55歳・本荘地域)  人と人との絆、つながりが財産です  大内中学校科学部では、身近に繰り返されている現象に注目してテーマを絞り、話し合いを重ねています。  仮説の確認と仮実験計画、実験結果に基づく考察の話し合いなどを何度も重ね、次の課題を整理します。また、部活動での礼節も大事にしています。  6年間の研究指導を通じて「人との絆、つながり」が一番大事だと強く感じました。  研究そのものも大事ですが、アドバイスしてくださった先生方とのふれあいや切磋琢磨していく中での部員同士の心の交流が財産になり、大きく広がっています。  部活での経験全てが、これからの部員一人一人の生き方に通じていくのではないでしょうか。  科学研究を通して、生徒一人一人が持ち味を生かして活躍できる場面を引き出せるように、今後もサポートしていきたいと思います。 【写真】大内中の飾り棚の各段に並ぶ表彰状や盾など ●快挙 西目中学校科学部の「餅研究班」  2年かけて餅を調べ、初の中央審査へ  西目中学校科学部の餅研究班は、餅の軟らかさを長く保つ方法を「やわらかさを長餅(ながもち)」と名付けて研究。  その内容が評価され、同校を初めて中央最終審査へと押し上げました。  「餅の軟らかさをどうやって測定し、数値化するか」。最初は「押しバネばかり」を使い、餅を押すことで得られる数値から軟らかさを調べました。  次に、夏も冬も軟らかさが長持ちする餅の研究では、はかりの上に乗せたアクリル板に改良した餅を挟み、  一定の重さを加えることによって餅の広がる面積を測定する方法を採り、二段階で測定しました。  つきたての餅が徐々に硬くなる原因として、部員は餅に含まれる水分と温度が関係しているという仮説を立て、餅をラップに包んだり水に浸けたりして比較しました。  また、餅の原料の違いにも目を向け、昨年はモチ米を使って調べましたが、今年はコメではなく餅粉を使って餅をつき、再び計測。データを集め、それぞれを比較しました。  バター餅から物質発見    そして県北部の郷土菓子「バター餅」を調べた時に、材料の小麦粉が軟らかさを持続させることを突き止めました。  小麦粉のグルテンが餅の持つデンプン質の構造に入り込むことで、軟らかさを保っていたのでした。  指導に当たっている齊藤尚子先生(にかほ市)は「生徒の発想を大事にしており、今回の研究も生徒の発想からヒントを得て膨らませていきました。  2年越しの研究でたくさんの失敗もありましたが、それがいい経験になったと思います。研究はチームプレー。チームの絆が崩れないよう、励まし合える部活動にしたい。  そして生徒には身近なことに理科や科学の対象があることを気付かせたいと思います。大内中学校科学部の説得力のある発表に刺激を受け、大いに参考にさせてもらっています」  と語りました。  INTERVIEW  西目中学校 科学部長 本多真己さん(2年)  長持ちする餅を開発したい  押しバネばかりでは一部しか測れず、別の方法に変更しようとなったのですが、軟らかさをどうやって測定するかを考えるのがとても難しかったです。  実験の結果についてはまだ謎もありますが、今回、寒い所でも軟らかさの長持ちする餅を作るための材料は何かを調べたので、それを使った餅を開発したいと思います。  小学生の時に、西中祭での科学部の発表に驚かされ、あこがれて入部しました。中央審査への出品はとてもうれしいです。 【写真】軟らかさの長持ちする餅について研究し、中央最終審査への出品を喜ぶ西目中学校科学部の餅研究班 8−9ページ ◇2 遠藤章博士 回想録  遠藤章博士は、科学分野の研究で国際的に権威のある学術賞を数多く受賞されている本市の名誉市民です。  遠藤博士に研究の道へ進む原点や若い人へのメッセージなどを伺いました。  (9月21日、東京農工大学特別栄誉教授室で)  古里の記憶  研究の道へ進む、博士の原点とは  祖父母の愛情を受けて成長−「人に喜ばれる仕事をやりたい」 【写真】  ・祖父母との暮らしを述懐し、ほほ笑む遠藤博士  ・小学3年生のころ。祖父母から贈られた洋服を着ている写真。  ・東北大学でともに勉学に励んだ仲間と(昭和31年)  ・野口英世の墓を娘さんと訪ねて(平成12年)  ・ハエトリシメジ。秋、主にコナラなどの広葉樹林内の地表に生えるキノコ。  ・大学1年の時に接し、感銘を受けたフレミングの伝記  戦時中は農業の手伝い  東由利での子どものころを振り返ると、私が小学2年生の時に第2次世界大戦が始まり、6年生で終戦となりました。  当時は丈夫な男の人全員が戦争に連れて行かれてしまい、働き手を失った農家の手伝いに行かされた記憶が残っています。  人生決定づけた祖父母  3、4年生の時に「修身」の教科で、「野口英世が人類のためにアメリカに渡り、どれほど大きな仕事を成し遂げたのか」ということを習いました。  今では医師法違反になりますが、祖父は医療に関する知識があり、簡単な治療を施していました。祖父からも野口英世の話などを聞くうちに、  私も「人の命を救う仕事がしたい」と強く思いました。  3年生のころの写真には、着物ではなく、私だけが洋服を着て写っています。祖父母にとって私は自慢の孫だったのでしょう。  その後の私の人生を祖父母が決めてくれたように思います。  野口英世にあこがれて  その当時は大学の医学部に入らなくても、病院で実習し、検定試験に合格すれば医師になれました。野口英世もそうです。  祖父は、自分がなれなかった医師になる夢を私に託したかったのかもしれません。私も野口英世のように努力すれば医師になれる、医師になりたいと思ったものです。  私の「人に喜ばれる、感謝される仕事をやりたい」という思いは、祖父との生活によってより大きくなったように思います。  キノコで科学に目覚める  祖父と一緒に山へ行き、キノコの話を聞きました。中学生の頃に一番興味を持ったのが、「ハエトリシメジ」です。  ハエがそのキノコに止まると毒性があって死ぬ。しかし、人は味噌汁にしておいしく食べられる。それが不思議でなりませんでした。  「ハエトリシメジ」は、私が科学に目覚めるきっかけだったように思います。  山を越え、分校へ通学  中学校を卒業し、本荘高校下郷分校へは片道2時間をかけ、山を越えて通学しました。  分校は土曜の午後と日曜、水曜に老方小学校で開かれました。中学校を卒業する1年前に定時制高校が出来たので、そこに入ったのです。  小学生用の机と椅子は小さく、とても窮屈でした。  平日は農作業を手伝いながら、小松順之助先生(故人)から化学を習い、2年目も複式授業で教わりました。化学が私の性に合っていたように思います。  小松先生からは人の世話をすること、困っている人のために努めることを教わりました。  研究者目指し、大学へ  当時、一人前の農家になるためには、米俵(60キロ)2俵を背負えなければなりませんでしたが、私は1俵が精いっぱい。農業には向かないと諦めました。  独り立ちするため「もっと勉強したい」と思い、東北大学農学部に進みました。すでに一人前の研究者になるには大学を出る時代になっていました。  フレミングに導かれて  研究者を志すきっかけは、大学1年生の春休みにフレミングの伝記を読み「こういう人になりたい」と思ったことです。  フレミングはアオカビから抗生物質のペニシリンを発見したことで知られます。  また、野口英世は学術研究の大先輩であり、私の先導者ですので尊敬しています。野口英世の墓はニューヨークの郊外にあり、何回も行きました。  私が研究者として模範にしたのは野口英世とフレミング。この2人です。  フレミングは偉かったと思います。彼はお金もうけに関心がなかった。そこも私が好きなところですね。 10−11ページ  新薬を新年で発見― 【写真】  ・古里への思いを切々と語る遠藤博士  ・大学2年次の学生実験。中央が遠藤博士(昭和29年)  ・(株)三共に入社し、2年目のころ(昭和34年)  ・アオカビの写真   ・コンパクチンのカプセル   就職し、心境に変化が  大学を卒業し、三共(株)の入社試験を受けて「ハエトリシメジの研究がしたい」と言って合格しました。しかし、その研究はかないませんでした。  会社に入ってからも医師になりたいという気持ちは持っていました。当時、医学部の募集はなく、3年次になってから学内で医学部の試験がありました。  それに合格すれば何学部からでも医師になれた時代でした。  しかし、医学部は受験しませんでした。6人きょうだいでしたので、私だけ勝手なことをすると迷惑がかかると判断したのか、親に言われたのかは忘れてしまいましたが。  就職し、研究をする間に、世のため、そして人の命を救うことは医師でなくてもできるということがわかりました。  カビから新薬を探る  新薬となる原型物質の発見までは決して順風満帆ではなく、何度も壁にぶつかりました。  私は身近なカビから新薬の種を探しました。カビには人一倍親近感があり、可能性を秘めていると感じていたからです。  昔は冷蔵庫がなく、餅にはすぐにカビが生えました。また、カビがキノコを作ります。同じ仲間です。当時はそれが日常でした。  母はどぶろくや漬け物用の麹を徹夜して作っており、よく手伝わされました。カビとともに暮らしていたわけです。  そういう下地と、会社に入って酵素やパン酵母などのカビを扱う部署に配属され、カビを好きになったのだと思います。  また、ペニシリンのような抗生物質もカビから発見され、麹や醸造などの役に立っているということも、新薬開発のため、カビに賭けてみようと思った大きな要素だったと思います。  納得いくまで突き詰め  最初、スタチンの第1号となる「コンパクチン」という物質をアオカビから取り出すことに成功しましたが、ネズミへの投与実験では効きませんでした。  結果が出ないことには納得がいきませんでした。  コンパクチンは効くはずだという大前提で研究しており、それが効かないとなると研究者としては納得いかないわけです。  納得がいかなかったのなら、研究者として納得がいくまで調べる、やり遂げるしかありません。私のさらなる研究を上司が認めてくれました。  世界初、ニワトリで実験  「このまま捨ててしまうのはもったいない。なぜ効かないのか」と考えていた時に、居酒屋で一人の研究者と出会いました。  その人と話し「ニワトリはコレステロールを多く含む卵を産むから、薬が効くかもしれない」と思い、実験をしたいと頼みました。  相手は「ニワトリの面倒を見るのなら、協力しましょう」と言ってくれました。その時、反射的に私は昔の暮らしを思い出しました。  私が中学生の時には家に20〜30羽のニワトリがいて、その世話をしました。日中は放し飼いし、夜は鶏小屋に戻ってくる。敷きわらの取り換えや卵集めをしました。  ニワトリを飼っていた経験をここ一番で発揮できました。  その頃、コレステロールを下げる薬をニワトリで試験したという話は世界中のどこにもなく、アメリカの研究例にもありませんでした。私はひそかに手応えを感じていました。  研究の原動力は「信念」  イギリスのことわざに「どんな病気も治す手立てを神様はつくっている」というものがあります。私の好きな言葉です。  研究を続ける原動力となったのは、私には研究しかできないということ、そして成果が出ないと納得がいかないことです。  研究を進めるうえで、自分の考えに間違いはないという信念がありました。  自然が師、最大の先生  良いことをやって、褒められたら誰でもうれしいものです。単純にそれだけのことです。人のためになったら、みんなに褒められる。  祖父も周りで尊敬されていましたからね。それを見ていますから。  私の研究が実を結んだのは、祖父母や古里での経験があったからこそだと思います。  東由利は自然豊かなうえに、人情の機微も豊かで、人にとても親切です。やはり、自然が師であり、最大の先生です。  育てられた古里に感謝  加えて、秋田の人は礼儀正しい。人を含めた自然ですから、これらが全て入るでしょう。人情味があるとか、我慢強いとか、そういうものも全て含まれます。  私は生まれてから17年間秋田で過ごしました。私の性格も意欲も、意識も含めて、秋田で育ったものだと思います  私を育ててくれた古里には感謝しています。 12−13ページ  若い人に伝えたい― 遠藤博士からのメッセージ    「人生は、夢に向かって努力を続けること」  未来を切り開く若い世代へ、遠藤博士からの熱いメッセージ。それは強い信念を持ち、ひたむきに研究に取り組まれた博士の「真っすぐで、温かな思い」だ。  研究一筋に打ち込まれてきた遠藤博士の 【慈しみ】 【写真】  ・コンパクチンの結晶  ・アメリカ留学への出発ロビーで(昭和41年)  ・留学先のアインシュタイン大学の研究者と  ・遠藤博士の講話に聴き入る東由利中の生徒(今年5月)  ・研究室の学生にアドバイス  ・ラスカー賞受賞記念講演会で高校生から花束を受けて(平成20年)  日本を「外」から眺める  私は秋田の東由利に生まれ育って、アメリカに留学しました。その留学が私の生涯やいろいろなことを決めたと思います。その経験の上で、私は研究者に留学を勧めているのです。  留学し一度外国に出て、日本を外から眺める。そうすると長所・短所がわかります。日本には何が欠け、何が不足しているのか、それがよくわかる。  欠けているものや余っているもの、得意なものは何かが、実は外に出ないとわからないものです。  もう一つは、アメリカに留学すると世界中のいろいろな国の留学生がいて、国際親善、国際的な感覚が身に付くのです。  そういうことや日本の長所・短所を知るうえでは、留学がとても大事だと思っています。  これからは、ますますそういうことが必要になります。  信念を持って努力する  研究には努力が不可欠ですが、研究者に限らず、基本的にどの仕事でも同じだと思います。信念を持って、目標を据えて努力することです。  どんな仕事でも、オリンピックで金メダルを取るのも同じだと思いますね。  目標を持って努力することは、すべての人に共通することでしょう。  自分を主張する時代に  若い人たちには、もっと自分を主張してほしいと思います。総じて我慢強い半面、遠慮がちです。これからは人前でどんどん自分を主張しないといけない時代です。そうなっています。  昔に比べ、地方の子どもも都会の子とあまり変わりません。しかも、由利本荘の子どもたちは純朴です。その純朴さを素直に伸ばしてほしいと思います。  夢描き努力する人生を  人生とは「夢に向かって頑張り、努力を続けること」です。夢はただですから、大きい方がいい。人生は「大きい夢を抱いて、努力する」以外にないでしょう。  オリンピックで金メダルを取る人も、エベレストに最初に登った人も、みんなそうでしょう。  それには、目的がないといけません。  まず、どういう人間になりたいのか、どういうことをしたいのか、それが決まらないと努力のしようがないわけです。  頑張れば必ず芽が出る  自分が何に向いているか。オリンピックの陸上競技でも、大工さんになるのも農業をやるのでも、そこに夢や生きがいが感じられれば、それでいいでしょう。  あとは努力するだけです。頑張っていれば、必ず芽が出ますよ。  そう思って頑張ることです。  (取材協力・資料提供(株)バイオファーム研究所)  遠藤 章 博士の略歴  遠藤 章 博士(えんどう・あきら)  東京農工大学特別栄誉教授、東北大学農学博士。1933年本市東由利法内生まれ。  法内小学校、下郷中学校から本荘高校下郷分校へ進み、秋田市立高校(現・秋田中央高校)へ編入。東北大学農学部を卒業後、57年三共(株)(現・第一三共)に入社。  66年アインシュタイン医科大学(米国ニューヨーク)留学。同年農学博士を取得、79年東京農工大学農学部助教授。86年同教授。  97年退官ののち、同名誉教授、(株)バイオファーム研究所代表取締役所長。  05年金沢大学客員教授、07年東北大学特任教授。08年東京農工大学特別栄誉教授、09年早稲田大学特命教授などを歴任。  00年ウオーレン・アルバート財団賞(アメリカ)、06年日本国際賞(国際科学技術財団)、マスリー賞(アメリカ)、08年アルバート・ラスカー臨床医学研究賞(同)、  15年マヒドン王子賞(タイ)、17年ガードナー国際賞(カナダ)などを受賞。  07年秋田県名誉県民、本市名誉市民、11年文化功労者、米国科学アカデミー外国人会員、12年瑞宝重光章、全米発明家殿堂入りなど、  偉大な功績により数々の顕彰を受けられています。  詳しくは博士が執筆した著書をお読みください。市内の図書館から借りることもできます。 14−15ページ ◇3 科学フェスティバル    子どもたちの興味・関心・知的好奇心を刺激し、育む  最後に、科学とふれあう子どもたちの姿をお伝えします。 【写真】  ・電子オルゴールと折り紙の多面体  ・真剣な表情や笑顔を見せながら工作や実験に取り組む子どもたち。  @コンクリートで押し手形を作った後は、フレームの飾り付け  Aすごい! 電気で絵が描けるゾ  B電池をたたいて、大丈夫かなあ  C折り紙で立体ユニットづくり  Dブースは大盛況、会場にぎわう  Eハンダ付けに悪戦苦闘。慎重に・・・電子オルゴール作り  FミニUFOを作ってみよ〜っと  G紙ブーメランを飛ばそう。おっ、しっかり戻ってくるぞ  H力を加えると固まる液体、ですか?  科学の不思議に夢中!  「第14回科学フェスティバル」が12月2日、市総合体育館で開催され、子どもたちが実験や工作を通して科学の不思議を体験しました。  このイベントは、科学に対する子どもたちの興味や関心、知的好奇心を刺激し、「科学の心」を育むことをねらいとして市(教育委員会)が主催しており、今年が14回目。  当日は県立大学や矢島高校、大曲農業高校、本荘北・本荘東・大内・西目中学校の科学部、大内小学校、科学する心を育む会、サイエンスクラブ指導者会などにより  ミニ熱気球やコンクリートの押し手形、膨らむカルメ焼き、電子オルゴールづくりの体験など、38ブースが並びました。  子どもたちは不思議な現象や科学工作に夢中になり、先生役の高校生や大学生に科学の「なぜ?」を尋ねたり説明を聞いたりして楽しみながら学んでいました。  市教育委員会では引き続き、子どもたちが科学の面白さや感動を体験できる場を設けることにしています。    INTERVIEW  科学する心を育む会 会長 伊藤広美 さん(71歳・岩谷町)  科学教育振興協議会を設立してこの行事がスタートし、その後メンバーが広がりました。こういう行事に参加し、興味がわいて理科系の大学に進んだ子もいっぱいいます。  子どもたちには「わかる・わからない」ではなく、科学の不思議に関心を持って成長してほしいと思います。  県立大学 システム科学技術学部 准教授 齋藤直樹 先生  このフェスティバルに関わり12、13回目になります。参加者が増えてきて良かったと思います。  特に今年は、中学校科学部の出展が増え、盛り上がってきていると感じ、うれしく思っています。この子たちが高校のロボットコンテストとか、大学でも活躍してほしいですね。  「ミニ熱気球をあげよう」を親子で楽しんだ 遠藤佑里 さん(8歳・薬師堂)  去年もこのフェスティバルに来て、全部楽しかったので、今年も連れて来てもらいました。中でも、この「ミニ熱気球」はとっても面白くて、何度やってもあきません。  カルメ焼きを膨らませたり、オルゴールを作ったり、今日は不思議なことをいっぱい体験できました。 ●取材を終えて  科学の心を育むまち  特製器具を使った実験を撮影させてもらうため、大内中学校の科学部を訪問。器具は持ち運びができるように組み立て式になっていて、予想した以上に本格的な造りでした。  数個の光センサーが紙風船を感知すると、常に同じ力で下からたたいて打ち上げます。「この器具のおかげで大学の先生方にも理論を説明できるようになりました」。  佐藤先生の話を伺い、先行研究理論を参考に、大学レベルにまでなる研究発表とは実に壮大なものだと実感しました。  科学フェスティバルでは、子どもたちが生き生きとした表情で体験を楽しんでいました。興味がわくと面白い。疑問が一つ解けると楽しく、次の疑問も解いてみたくなる。  だから「納得いくまで調べる、やり遂げるしかない」。遠藤博士がおっしゃったように、子どもたちがそれぞれの夢に向かって元気に歩んでいってほしいと思います。  「科学の心を育むまち」の子どもたちだから―  特集/科学三題噺 終わり 16−17ページ Yurihonjo City Topics ■全日本少年サッカー大会秋田県大会で優勝  本荘南サッカースポ少が全国大会へ   10月に行われた「第41回全日本少年サッカー大会秋田県大会」で、本荘南サッカースポーツ少年団が見事優勝を果たし、  12月26日から鹿児島県で開催される全国大会への出場を決めました。  監督や選手など18人は11月20日に市役所を訪れ、阿部副市長に結果を報告。  主将の小日山滉生君(岩谷小6年)は「全国大会ではまずは予選突破、そして決勝トーナメントも勝ち進んで優勝できるようみんなで力を合わせて頑張ります」と決意を述べ、  阿部副市長は「支えてくれる方々に感謝し、精いっぱい頑張ってきてください」と激励しました。 ■市内小中学校の図書購入費として  斉藤さんが100万円を寄付  11月に地方自治功労で旭日小綬章を受章された斉藤好三さん(70歳・二十六木)が、将来を担う子どもたちのために役立ててほしいと、  市内小中学校の図書購入費として100万円を寄付してくださいました。  12月1日に教育委員会を訪れた斉藤さんは、佐々田教育長に寄付金を手渡し「皆さんのおかげで受章できたもので、  これまでお世話になったお礼として、少しでもお役に立てればと思います」と話しました。  佐々田教育長は「多額の寄付を賜り、厚く御礼申し上げます。斉藤さんの思いを子どもたちの読書活動の推進につなげ、大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べました。  どうもありがとうございました。 ■長年にわたる防犯の功績をたたえ  1個人、1団体が全国・東北表彰  地域の防犯に努めた長年の功績が認められ、小松正武さん(73歳・東由利田代)が本年度の全国防犯功労者表彰「防犯栄誉銅章」を、  「鳥海青色防犯パトロール隊 安全・安心元気の出る年輪の会」(柴田恭一代表)が東北優良防犯団体表彰をそれぞれ受賞しました。  小松さんと柴田代表は11月20日に長谷部市長のもとを訪れ、受賞の喜びを報告しました。  25年間にわたって防犯指導隊員、防犯協会員として地域の安全思想の普及やパトロールに取り組んできた小松さんは  「私個人ではなく組織の皆さんの協力があっての栄誉です。今後も地域を守っていきたい」と、  柴田代表は「会を作ってくれた先輩方や現在の隊員全員のおかげです。一層気を引き締めて活動していきたい」と決意を述べました。 ■ママさんバレー県予選で優勝  本荘菖蒲クラブとふきのとうが全国大会へ  9月3日に行われた第7回全国ママさんバレーボール冬季大会秋田県予選会で本荘菖蒲クラブが、  10月1日に行われた第29回全国家庭婦人バレーボールいそじ大会秋田県予選会でふきのとうがそれぞれ優勝し、全国大会への切符を手にしました。  両チームの代表など7人は11月24日に市役所を訪れ、長谷部市長に優勝を報告。  本荘菖蒲クラブの藤田昭子部長は「会場が遠く移動が大変ですが、悔いのないプレーができるよう頑張りたい」と、  ふきのとうの岸田夏子理事は「初の全国大会なので、一生懸命練習して楽しみながら頑張る」と抱負を述べました。  本荘菖蒲クラブは12月1日から鳥取県で開催された全国大会に出場、ふきのとうは来年3月9日から大阪府で開催される全国大会に挑みます。   ■おもちゃ学芸員養成講座  おもちゃの魅力や遊び方を学ぶ   平成30年7月にオープンする「(仮称)鳥海山 木のおもちゃ美術館」で来館者におもちゃや遊び方を案内するボランティア「おもちゃ学芸員」の養成講座が  11月28・29日、由利コミュニティセンター善隣館で行われました。  講座では市内外から参加した29人が、おもちゃの魅力や遊び方など、学芸員として必要な知識を自ら体験しながら学びました。  佐藤芳郎さん(70歳・秋田市)は「木育に興味があり参加しました。おもちゃを通して子どもたちに自然や文化を伝えたいです」と話しました。 ■電気工事士と高校生が交流  現場の知識や技術を伝える  電気工事士と高校生との交流会が11月30日に由利工業高校で開かれ、電気科の1年生20人が参加しました。  この交流会は県電気工事工業組合本荘支部が、若手の人材確保や育成につなげようと昨年から行っているもので、組合青年部の電気工事士13人が講師を務めました。  生徒たちは、配管工事の基本となる鉄パイプを曲げる作業や照明器具のオン・オフを行う3路スイッチを作る作業に挑戦。  講師からアドバイスを受けながら、現場の知識や技術を学びました。  市長室からこんにちは  市長の長谷部です。11月の私の行動の一部をお知らせします。この情報は、市ホームページでもご覧いただけます。  11月16日(木)〜17日(金)  羽越本線高速化促進大会  日本海沿岸東北自動車道沿線市町村建設促進大会(東京:ルポール麹町)  上記に係る新潟、山形、秋田の三県合同要望(国土交通省、自民党本部)  秋田・庄内・新潟の3地区合同(秋田地区会長:由利本荘市長)のもと、羽越本線の高速化と日沿道の建設促進を関係機関に強く働き掛けるため、  都内のホテルにおいて羽越本線高速化促進大会・日本海沿岸東北自動車道沿線市町村建設促進大会を開催しました。  会場には3地区の関係者約300人が集結したほか、来賓として会場に駆け付けてくださった多くの国会議員からも、  新潟以北における道路、鉄道整備の重要性、必要性について力強い発言をいただきました。  大会後には、国土交通省および自民党本部を訪問し、日沿道の早期全線開通に向けた要望書を提出しながら、意見交換をしてまいりました。  この活動により、来年4月には新潟駅での在来線と新幹線の同一ホーム乗り換えが実現するなど、少しずつ成果が現れてきておりますので、  今後も日本海沿岸地域が協力しながら、日沿道と羽越本線の整備促進に向けて粘り強く政府および関係当局に訴えてまいります。 18−19ページ ■市政情報1    除雪 ご協力をお願いします  今年もいよいよ降雪期に入りました。積雪による交通障害は市民生活や社会・経済活動に大きな影響をもたらします。  市では降雪による交通障害を防ぎ、市民生活の安定と社会・経済活動の確保を図ることを目的とした道路除雪計画により、安全な道路交通の確保に努めていきます。  万全な除雪体制と円滑な除雪作業を行うため、市民の皆さんのご協力をお願いします。 県内一広い面積を迅速に除雪  県内一広い面積を持つ本市の道路除雪延長は車道と歩道を合わせて、約1261キロにも及びます。  市が所有する除雪機械は128台あり、さらに民間から148台の機械を借り上げし、18カ所の出動拠点から除雪作業を行います。  早朝の除雪作業は、遅くとも7時までには全地域での完了を目指します。 豪雪時の体制  市では積雪が沿岸部で50センチ以上もしくは内陸部で120センチ以上になった場合「由利本荘市道路雪害対策本部」を設置します。  対策本部では道路の交通確保の強化のため、各総合支所との連絡を強化し、相互の応援体制を整えます。なお、平成28年度除雪費は、10億1千万円を費やしています。 排雪は「指定雪捨て場へ」  市では一般の方々に対して、主にダンプトラックなどを利用した運搬排雪のための雪捨て場を指定している地域があります。  屋根の雪や宅地内でやり場のない雪は、指定された雪捨て場に運搬しましょう。  雪捨て場では他の運搬車両や除雪機械がありますので、場内は一方通行としています。十分気を付けて作業してください。また、地域外からの雪の持ち込みはご遠慮ください。  雪捨て場を指定している地域は次のとおりです。  ○本荘…石脇字田尻 レクリエーション広場(本荘マリーナ脇)※本年度、雪捨て場の位置を変更しています。  ○矢島…矢島町立石字長泥 旧矢島グラウンド駐車場  ※本荘、矢島地域以外で排雪場所にお困りの際は、各総合支所建設課にご相談ください。 安全・スムーズな除雪作業のためにご協力ください  @車道には雪を出さない   宅地内の雪を車道に出さないでください。交通渋滞や事故の原因となり大変危険です。  A路上駐車は除雪の妨げに  路上への違法駐車、故障車両の放置はしないでください。  B玄関前の除雪は各家庭で  玄関先や車庫から道路へ出る間口の除雪は各家庭で行ってください。  C除雪車には近づかない   除雪車は作業上前進後退を繰り返すことが多く、危険ですのでむやみに近づかないでください。  D道路上の障害物は撤去   道路上に置かれた鉄板やブロック、道路にはみ出している樹木や生け垣は、除雪の妨げになりますので、撤去やせん定をしてください。  E流雪溝以外の道路側溝などに雪を捨てない   水が路面にあふれ、凍結の原因にもなります。 除雪に関する問い合わせは、地域ごとの各総合支所建設課にご連絡ください。 なお休日・夜間は、宿直または警備会社につながりますので、住所・氏名・電話番号などをお伝えください。 その後、除雪担当者から問い合わせされた方に折り返しご連絡します。 地域・所管課       連絡先      休日・夜間の連絡先 本 荘 建設管理課    24−6341  24−3321  080−2831−7668 矢 島 各総合支所建設課 55−4955  55−4955 岩 城          73−2015  73−2011 由 利          53−2115  53−2111 大 内          65−2802  65−2211 東由利          69−2115  69−2110 西 目          33−4616  33−2211 鳥 海          57−2204  57−2201   ■市政情報2    除雪中の事故を防止しましょう  昨年度、本市では除雪作業中の人的被害が6件(重傷2件、軽傷4件)発生しました。  次の点に留意して、除雪中の事故を防止しましょう。 屋根の雪下ろしをするとき  ・1人で行わず、2人以上で行う。やむを得ず1人で作業するときは、携帯電話を持ち、家族や隣近所に声を掛ける。  ・転落を防ぐために命綱や安全帯を必ず着ける。命綱にはザイルや麻ロープなど滑らない材質のものを使い、反対側の家の柱や太めの樹木に結ぶなど、状況に応じて工夫する。  ・屋根の雪は20センチ程度残して足場を確保する。  ・底の厚い長靴は避けて、ヘルメットや滑りにくい手袋を正しく着用し、動きやすい服装で行う。  ・はしごを使うときは、足場を固定し、安全な角度で立てかける。はしごを登るときは、なるべく道具を持たない。  ・体力や経験を過信せず、準備運動を行い、作業中は十分な休憩をとる。体調が悪いときは作業を休む。 地上で作業するとき  ・気温が高い日は雪が緩み、落雪やつらら落下の危険性が高まるので特に注意する。  ・流雪溝のふたを開けたままにしておくと、転落事故の危険があるので絶対にやめる。 除雪機を使用するとき  ・雪詰まりの除去は必ずエンジンを止め、回転部が完全に停止してから棒などを使って取り除く。  ・周りに人がいないことを確認し、転倒したり挟まれたりしないよう周囲の障害物には十分注意して作業する。 ○屋根の雪下ろし安全対策用具の貸し出しを行っています  次の総合支所・出張所、消防署・分署に配置しています。借用を希望される方は危機管理課、または消防本部警防課にお問い合わせいただくか、  配置している総合支所、消防署などへお越しください。 配置場所 矢島総合支所、鳥海総合支所、東由利総合支所、上川大内出張所、矢島消防署、鳥海分署、東由利分署 用具の内容 ヘルメット、安全帯、カラビナ、ロープ 問い合わせ先 危機管理課 TEL24―6238  消防本部警防課 TEL24―4283 ■市政情報3  来年4月から(社福)由利本荘保育会が西目幼稚園を運営します  市が民営化を進めている西目幼稚園は、来年4月から(社福)由利本荘保育会が運営することになりました。  同保育会は本年度からの8保育園に加え、来年度からは西目幼稚園を含む9園を運営することになります。  市は4月からのスムーズな運営に向けて、同保育会と各種準備に協働で取り組み、今後も各地域で成長していく子どもたちと保護者の子育てを引き続き支援していきます。 問い合わせ先 学校教育課 TEL32―1330  西目幼稚園 TEL33―2038 ■市政情報4  大雨の被害を受けた農地や農業用施設の復旧を支援します  県単独事業として7月、8月の大雨により被害を受けた農地や農業用施設を復旧工事する場合、次の補助事業があります。 ◇農地・農業用施設小災害支援事業補助金 ○補助対象事業費…10万円以上40万円未満 ○事業要件       ・市が補助している箇所であること  ・現に耕作している土地であること  ・農業用施設は受益者が2戸以上あること ○補助率…3分の1以内 ※すでに復旧に着手している箇所についても対象となる場合があります。 ※詳細についてはお問い合わせください。 問い合わせ先 農山漁村振興課課 TEL24―6355 または各総合支所産業課 20−21ページ ■市政情報5    「旧大倉沢報徳館」国文審が国有形文化財登録を答申  国文化審議会は11月17日、大内地域にある「旧大倉沢報徳館」を国の有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。  旧大倉沢報徳館は、昭和5年頃に建てられた大日本報徳社の支社です。現存する支社は国内でも数少なく、県内では唯一現存するものです。  基礎部、外観、内観など建築当時のまま大切にされてきた非常に貴重な建築物であるとともに、  細部に洋風意匠を施した和洋折衷様式のモダンな外観と、座敷の建具にガラス戸を多用するなど採光を意識した内部の造りが特徴となっています。  また地域の福利厚生施設としても利用され、二宮尊徳の唱えた報徳運動の東北における運動展開を考える上でも、非常に貴重な建造物です。  今後正式に登録されると、市内の国登録有形文化財は、12件38棟になります。  なお正式登録の際には、一般公開を予定しています。 問い合わせ先 文化課 TEL32―1337 ■市政情報6    戦没者などのご遺族の皆さんへ  特別弔慰金が請求期限を迎えます  第10回特別弔慰金の請求期限が近づいています。次に該当する方は期限までにご請求ください。 支給対象者 平成27年4月1日(基準日)において「恩給法による公務扶助料」や「戦傷病者戦没者等遺族援護法による遺族年金」などを       受ける方(戦没者などの妻や父母など)がいない場合に、次の順番による先順位のご遺族一人に特別弔慰金が支給されます。 ○戦没者などの死亡当時のご遺族で…  @平成27年4月1日までに戦 傷病者戦没者等遺族援護法による弔慰金の受給権を取得した方  A戦没者などの子  B戦没者などの父母、孫、祖 父母、兄弟姉妹  ※戦没者などの死亡当時、生計関係を有していることなどの要件を満たしているかどうかにより、順番が入れ替わります。  C前記@からB以外の戦没者 などの三親等内の親族(甥、姪など)  ※戦没者などの死亡当時まで引き続き1年以上の生計関係を有していた方に限ります。 支給内容 額面25万円5年償還の記名国債 請求期限 平成30年4月2日 ※請求期限を過ぎると時効により権利が消滅し、特別弔慰金を受け取ることができなくなりますのでご注意ください。 請求窓口・問い合わせ先 福祉支援課課 TEL24―6315 または各総合支所市民福祉課 市では現在マイナンバーカード取得促進のキャンペーンを実施しています! キャンペーン期間 平成29年12月〜平成30年6月 便利なマイナンバーカード 〜無料で取得できます〜 1.公的な身分証明書として   顔写真付きの公的な身分証明書として、運転免許証などと同じく、官民問わず(口座開設、レンタルビデオ店会員登録、郵便局での郵便物受け取りなど)利用可能です。   免許返納後も、身分証明はこれで大丈夫です。 2.マイナンバーの提示が1枚で   年金や税などの手続きでマイナンバーを求められても、これ1枚で大丈夫です。   さらに、福祉などの手続きで住民票などの添付書類が不要になります。 3.コンビニで住民票などの証明書を取得   住民票や印鑑証明、戸籍などの証明書が、カードをもらった日から全国どこのコンビニでも、窓口と同じ料金で取得可能です。   〈由利本荘市の方が取得できる証明書〉@住民票の写し                     A印鑑登録証明書                      B戸籍の附票の写し                     C戸籍(全部・個人事項) 証明書   4.行政手続きや民間サービスの電子申請に   子育てサービスの検索や申請(予定)、確定申告などがインターネットからできるようになります。   民間サービスでも証券口座の開設や住宅ローンの契約で利用され始めています。(今後拡大) マイナンバーカード取得申請に関する問い合わせ先 市民課住民記録班 TEL24―6234   情報連携の本格運用開始に伴い、マイナンバーを用いる事務手続きにおいて、これまで添付が必要だった書類の一部が省略できるようになりました。   マイナンバー制度の情報連携で省略できるようになった主な書類など 平成29年11月13日現在 申請項目                    省略できる書類                                申請窓口 保育園や幼稚園などを利用するための認定の申請  生活保護受給証明書、児童扶養手当証書、特別児童扶養手当証書、課税証明書(※)  子育て支援課または各総合支所市民福祉課 児童手当の申請                 課税証明書、住民票(※)                            子育て支援課または各総合支所市民福祉課 児童扶養手当の申請               住民票、課税証明書、特別児童扶養手当証書                   子育て支援課または各総合支所市民福祉課 ひとり親家庭等日常生活支援事業の申請      課税証明書、生活保護受給証明書、児童扶養手当証書               子育て支援課 生活保護の申請                 課税証明書、雇用保険受給資格者証、児童扶養手当証書、特別児童扶養手当証書   福祉支援課 特別児童扶養手当の支給の申請          住民票、課税証明書                              福祉支援課または各総合支所市民福祉課 障がい児通所支援・入所支援の申請        住民票、課税証明書、生活保護受給証明書                    福祉支援課または各総合支所市民福祉課 障がい福祉サービスの申請            住民票、課税証明書、生活保護受給証明書                    福祉支援課または各総合支所市民福祉課 障がい者・児に対する医療費助成の申請      住民票、課税証明書(※)、生活保護受給証明書、特別児童扶養手当証書       福祉支援課または各総合支所市民福祉課 ※平成30年7月以降省略可能となる見込みのものです。 (注)個別の事務手続きの詳細については、各申請窓口にご確認ください。 22−23ページ お知らせ ◇掲載基準・・・ 「お知らせ」には、主催団体などを所管する市の担当課の承認を得た内容の記事を掲載します。掲載を希望される場合は、各担当課へご依頼ください。          (記事の締め切りは発行日の約20日前です) 募集 ■市営住宅 入居者募集中 特定公共賃貸住宅  岩城地域  4戸(田町)  矢島地域  1戸(大川原) コミュニティ住宅  岩城地域  1戸(城下) 公営住宅  本荘地域  1戸(砂子下)  岩城地域  2戸(高城)        1戸(亀田中央)        1戸(新鶴潟)        1戸(海浜)        1戸(鶴岡)  矢島地域  1戸(小田)        1戸(下山寺)        1戸(栩木田)        1戸(栄町)        1戸(山寺南)  東由利地域 1戸(吉野)  鳥海地域  3戸(下野)        1戸(鶴ケ平) 公共住宅  鳥海地域  1戸(笹子)  申込期限 12月25日(月) 申し込み・問い合わせ 建築住宅課 TEL24ー6334 または各総合支所建設課 ■パソコン講習受講しませんか ○パソコン初心者コース・・・1月9日(火)・11日(木) ○文書作成(ワード)・・・1月16日(火)・18日(木) ○作品づくり(ワード)・・・1月23日(火)・25日(木) ○表作成(エクセル)・・・1月30日(火)・2月1日(木 時間 10時〜16時 会場 市職業訓練センター 受講料 4千円 ※ハローワーク登録者は一部減免しますのでお問い合わせください 申し込み 職業訓練協会 TEL23ー5502 ■高齢者スキルアップ・就職促進事業「パソコン実務講習」  パソコン(初級)の操作技能を習得し、事業所などへの就職を目指す講習です。 期間 1月15日(月)〜19日(金) 会場 市職業訓練センター 対象 55歳以上でハローワーク に求職申し込みをしている方 定員 15人 受講料・テキスト代 無料 申し込み 1月3日(水)まで、県シルバー人材センター連合会 TEL018ー888ー4680 ※所定の申込書があります ■公共職業訓練 訓練科 金属加工技術科、電気・通信施工技術科、住宅リフォームデザイン科(各15人) 訓練期間・時間 2月1日(木)〜7月26日(木)(約6カ月間) 9時20分〜15時40分 会場 ポリテクセンター秋田(潟上市) 受講料 無料(テキスト代などは自己負担) 応募資格 ハローワークに求職申し込みをしている方 問い合わせ 秋田職業能力開発促進センター(ポリテクセンター秋田)訓練課 受講者第一係 TEL018ー873ー3178 ■第55回由利本荘市男女バレーボール大会 日時 1月28日(日) 受け付け8時半〜、開会式9時〜、競技開始9時半 会場 尾崎小学校体育館 参加費 1チーム千円 参加資格 18歳以上の男女で構成された町内チームまたは同好会チーム 募集数 先着16チーム 申し込み 1月9日(火)まで、スポーツ課 TEL32ー1334 ■由利学生寮 平成30年度入寮生募集 名称 (公財)由利学生東京寮 所在地 東京都中野区白鷺一丁目7ー10 募集人数 男子15人程度 寮費 個室年間42万円(月3万5千円) ※他、入寮費:寮費の1カ月分、共益費:月7千5百円、希望者には食事あり  申し込み・問い合わせ 事務局(本荘法人会内)村上さん TEL24ー3050 ※ホームページからも申し込みできます。http://www.yuri-gakusei.jp/ □12月市税・国保税納期 〜期限内に納めましょう〜 「納付は便利で各日な口座振替で」 固定資産税(第3期)・国保税(第6期) 納期限:12月28日(木)  市が納付を確認できるまでには、金融機関などに納付されてから1週間程度かかります。  納税証明などが必要でお急ぎの場合は、領収証書や引き落とし額が記帳された通帳をご持参の上、市民窓口センターまたは各総合支所振興課に申請してください。 問 税務課(納税証明など) TEL24−6303   収納課(口座振替など) TEL24−6256   または各総合支所振興課 図書館へ行こう!  オススメ新着本― <一般書>  落ちない汚れをラクに落とす掃除術  茂木和哉/著 主婦と生活社/1296円  秋田生まれの洗剤職人による初の著作本。大掃除に役立つ洗剤の知識と掃除のテクニックを一冊で学ぶことができます。 <U−20(10代向けの本)>  大人になったらしたい仕事  朝日中高生新聞編集部/編 朝日学生新聞社/1620円  働く大人35人に、その仕事を選んだ理由、楽しさ&大変さなどをインタビュー。中高生が将来の仕事を選ぶ参考となる本。 <児童書>  まっすぐな地平線  森島いずみ/著 偕成社/1296円  悠介が3年前に中国で知り合った明明というおばさんが来日。性格の違いに戸惑う悠介と、秘めた過去を持つ明明の交流を描く。 ○一般書 民謡「あきたおばこ」考                              小田島 清朗 日本の15歳はなぜ学力が高いのか?                     ルーシー・クレハン 吉本せいの生涯                                     宝島社 西川麻子は地理が好き。                               青柳 碧人 はじめてでも簡単! 太糸で編むマフラー・帽子・スヌード             朝日新聞出版社 アレンジで2倍楽しむわたしの好きな煮込み料理                  ワタナベ マキ    はじめてのボランティア手話                              谷 千春 スノーキャンプ・マニュアル                       ボーイスカウト日本連盟 Bリーグ公式ガイドブック 2017―2018                     文藝春秋 西郷どん! 前編・後編                               林 真理子 図解 食べても食べても太らない法                         菊池 真由子 美しい科学の世界 ビジュアル科学図鑑                       伊地知 国夫 これから始まる自動運転社会はどうなる!?                       森口 将之 異説で読み解く明治維新                                河合 敦 世界一やさしい決算書の教科書 1年生                        小宮 一慶 小さい林業で稼ぐコツ                             農山漁村文化協会 思い通りに印を刻る篆刻上達のコツ                          川内 伯豊 湯殿山系即身仏の里                                 野沢 博美 老いた親のきもちがわかる本                         佐藤眞一/北川なつ おせち&おもてなしごはん                             小林 まさみ ○U−20(10代向けの本) 金木犀と彼女の時間                                 彩坂 美月 ムリなく、ムダなく、小中学校の理科がしっかり身につく。               左巻 健男 清少納言と紫式部                                 国土社編集部 ゆめはまんが家!                                  小林 深雪 パイロットのたまご                                吉野 万理子 今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150!(2)      金原瑞人/ひこ・田中 ○児童書 やさしく解説 地球温暖化 1巻                           保坂 直紀 こねてのばして                                ヨシタケシンスケ 泣けるいきもの図鑑                                 今泉 忠明 子どものためのニッポン手仕事図鑑                          大牧 圭吾 オニのサラリーマン しょっちゅうはつらいよ                     富安 陽子 メリーメリークリスマス!                             岡村 志満子 中央図書館 TEL22ー4900 岩城図書館 TEL73―3673 由利図書館 TEL53―2121 出羽伝承館 TEL62―0505 ここで紹介する以外にもたくさんの本が入っています。 市図書館HPもご覧ください。蔵書検索もできます。  ■12月ミニチャレンジデー  普段から運動する習慣を持ちましょう。多くの方の参加をお待ちしています。 ◇開催日…12月27日(水) 【矢島】ラージボール卓球・10時〜11時・矢島体育センター 【由利】インターバル速歩教室・15時〜16時・由利B&G体育館 【大内】8人制バレーボール・9時〜15時・松本体育館 【東由利】ゲートボール・10時〜16時・げんき館、バレーボール交流会 19時半〜21時・東由利体育館  【西目】軽スポーツ・13時半〜15時・西目B&G体育館 【鳥海】ビーチボール教室・19時〜20時半・鳥海トレーニングセンター 問…スポーツ課 TEL32−1334 ■出羽伝承館企画展 ふるさと大内『郷土の先人展』  大内地域の産業・経済・教育・文化・生活の土台を築いた、郷土の先人32人の功績を紹介したパネルを展示しています。 ◇期間…1月31日(水)まで ◇会場…出羽伝承館(ぽぽろっこ隣) ◇入館料…無料 問 …出羽伝承館 TEL62−0505 ■認知症の人と家族のつどい  認知症に関する日頃の悩みや苦労を、コーヒーでも飲みながら気軽にお話してませんか。どなたでも無料で参加できます。 ◇日時…12月25日(月)14時〜16時 ◇会場…NPO法人由利本荘にかほ市民が健康を守る会事務局(石脇字石脇2番地) 問 …NPO法人由利本荘にかほ市民が健康を守る会 谷合さん TEL090ー6149ー8756 ※毎週水曜日10時〜15時は個別電話相談も受け付けています。 ■忘年会・新年会は、おいしく残さず食べきろう!  市では「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加しています。次の「宴会5箇条」を実践し、食品ロスを減らしましょう。 @適量注文 A幹事による「おいしく食べきろう!」の声掛け B開始30分、終了10分は席を立たずにしっかり食べる「食べきりタイム」  C食べきれない料理は仲間で分け合う Dそれでも食べきれなかった料理は、お店の方に確認して持ち帰る 問 …生活環境課 TEL24−6253 ■由利本荘・にかほ地域生徒指導研究推進協議会高校部会【冬季休業中の高校生の生活心得】  高校生の健全育成のため、地域の皆さんのご理解、ご協力をお願いします。 ◇禁止していること…夜間の外出、無断外泊、パチンコ店などへの出入り、出会い系サイトなど有害サイトへのアクセス、誹謗中傷などの書き込み  ◇学校の許可を必要とするもの…アルバイト、校外の集会・諸活動への参加、旅行・演奏活動など 問 …事務局(矢島高校・佐藤先生)TEL55ー3031 ■冬休みにマフラーを織りましょう! ◇日時…1月6日(土)〜8日(月)の3日間、9時〜正午 ◇会場…アトリエ・ヴェガ手織教室本荘アトリエ(中竪町49番地)  ◇対象…小学5年生〜高校生(先着4人) ◇費用…2千円 ※同アトリエの織機を使用します。 申し込み・問い合わせ …小川さん TEL090ー2950ー1695 24ー25ページ その他 ■農家の皆さんへ 〜領収書などの保存をお願いします〜  申告時には領収書などが必要です。ことし農作業にかかった経費についての領収書は、紛失しないように気を付けて保管してください。 保管しておくべき書類の例  農作業に使用した水道・電気代の明細書、農作業に使用した車のガソリン代などの明細書、  農作業用に購入したもの(野菜の苗代、肥料代、農具や作業衣料など)の購入レシートなど ※小作料・賃耕料などのやりとりがあった場合は「収入報告書」と「経費証明書」の提出が必要です。用紙は税務課や各総合支所振興課に備え付けてあるほか、  市のホームページからダウンロードできます。ご記入の上、申告会場に持参してください。 問い合わせ 税務課住民税班 TEL24ー6302 ■償却資産(固定資産)の申告を忘れずに  償却資産は、資産の所有者からの申告をもとに課税を行います。  市内に土地、家屋以外の事業用資産を所有されている方が対象(事業を行っている個人または法人。リース業や賃貸住宅、駐車場の経営含む)で、  毎年1月1日現在の所有状況を報告することになっています。 申告対象資産  平成30年1月1日現在で所有する事業用資産(構築物・機械および装置・工具・器具・備品など)で、土地・家屋以外のもの。  自動車税、軽自動車税の課税対象となっていない車両も含まれます。 申告の方法  該当する方へ申告書を送付しますので、1月31日(水)までに提出してください。  免税点未満であり税額が発生しない方でも、1月1日時点で償却資産を所有していれば申告が必要です。 提出先 税務課または各総合支所振興課、出張所 問い合わせ 税務課資産税班 TEL24ー6304 ※本市では「地方税電子申告システム・eLTAX(エルタックス)」を利用した申告も受け付けています。詳しくは市のホームページをご覧ください。 ■認知症セミナー  認知症を予防する方法の一つに「運動」があります。特に、頭を使いながら体を動かすことは認知機能の向上に効果があるといわれています。  セミナーでは、ステップを踏みながら拍手をするなど室内で誰でもできる認知症予防の運動「コグニサイズ」を紹介し、実際に体験してみます。 日時 1月112日(金)13時半〜16時 会場 カダーレギャラリー 対象 どなたでも 内容 @認知症予防に関する寸劇(ゆりっ娘座:「通りゃんせ」)     A講話と実技(秋田大学大学院医学系研究科助教 久米裕さん「認知症予防運動プログラム『コグニサイズ』の紹介と体験」) 参加費 無料 申し込み・問い合わせ 1月9日(火)まで、地域包括支援センター TEL24ー6324 ■のばそう健康寿命!「リフレッシュ教室」  市が行う健康づくり事業の一環として開催します。血圧測定や軽体操などを行います。 日時 1月19日(金)13時〜15時 会場 東由利総合支所2階   講師 健康アドバイザー 佐々木もと子さん 問い合わせ 東由利総合支所市民福祉課 TEL69ー2118 農業用機械に使用する軽油の「免税証交付申請」集合(仮)受け付けを行います  農業用免税軽油制度は、法律上、平成30年3月31日で終了することになっていますが、制度が継続された場合に対応するため、  次の日程で平成30年度使用分の免税証交付申請の集合(仮)受け付けを行います。希望する方は必要書類を準備の上申請してください。  【矢島・鳥海地域】  1月22日(月) 10時〜11時半、13時〜15時半  鳥海総合支所 講堂 【東由利地域】     2月2日(金) 10時半〜11時半、13時〜15時半 東由利総合支所 第3・4・5会議室 【大内・岩城・     2月8日(木) 10時〜11時半、13時〜15時半  由利地域振興局3階 大会議室 西目・由利地域】 【本荘地域】      2月9日(金) 10時〜11時半、13時〜15時半  由利地域振興局3階 大会議室 ※当日は混み合うことが予想されます。原則として、申請書への記入が済んでいる方から受け付けますので、記入を済ませてお越しください。  申請書用紙がない方はお問い合わせください。 ※制度が継続された場合、使用者証(厚紙)の有効期間は交付日から3年間です。交付年月日が平成27年12月以前の場合は更新申請が必要です。 ※共同申請で、使用者の増加や入れ替えがある場合は更新申請、使用者が脱退する場合は書換申請が必要です。印鑑と耕作証明書は全員のものが必要です。 問 秋田県総合県税事務所課税部課税第二課 TEL018−860−3341   総合県税事務所由利支所 TEL23−4105 □年末年始の業務予定    市役所・総合支所などの公共施設は、原則として12月29日(金)から1月3日(水)まで休業します。  各施設の年末年始の業務日程は次のとおりです。 施設                       休業期間         特記事項 市民窓口センター(TEL24−6291)     12/30〜1/3    12/29は9時〜15時                                       対応業務:住民票謄抄本発行、印鑑登録、印鑑証明書発行のみ カダーレ(TEL22−2500)         12/29〜1/3    ゆりぷらざ・花てまり含む アクアパル(TEL22−5611)        12/29〜1/3      市総合体育館(TEL62−0500)       12/29〜1/3 亀田城佐藤八十八美術館・             12/28〜1/3 岩城歴史民俗資料館(TEL74−2500)     本荘郷土資料館(TEL24−3570)      12/28〜1/3 矢島郷土資料館(TEL56−2204)      12/28〜1/3 中央図書館(TEL22−4900)        12/28〜1/3 岩城図書館(TEL73−3673)        12/28〜1/3 由利図書館(TEL53−2121)        12/28〜1/3 出羽伝承館(TEL62−0505)        12/28〜1/3 西目・東由利・矢島・鳥海の各公民館図書室     12/29〜1/3      休日応急診療所(TEL24−3917)                   12/31〜1/3開設 受付時間:10時〜11時半、13時〜15時半 鳥海診療所(TEL57−2003)        12/29〜1/3    鳥海・直根・笹子診療所休診中の連絡先:鳥海診療所(TEL57−2003) 直根診療所(TEL58−2004)        12/29〜1/3    笹子診療所(TEL59−2321)        12/28〜1/4 ごみ収集                     12/30〜1/3  本荘清掃センター(TEL22−4885)     12/30〜1/3    12/29は15時まで 矢島鳥海清掃センター(TEL57−2180)   12/30〜1/3    12/29は15時まで 土谷埋立地                    12/30〜1/3    1/4から冬期営業(◆枠外参照) し尿処理施設                   12/30〜1/3    12/29は正午まで ぱいんすぱ新山(TEL28−1661)      12/26・27 岩城温泉 港の湯(TEL73−3789)     1/1          12/31は17時まで受け付け、18時閉館 かしわ温泉(TEL33−2259)        12/31・1/1      ゆりえもん(TEL53−2651)        12/31・1/1    1/2 10時半〜新春イベント 寿康苑(TEL56−2940)          12/30〜1/3     伝兵衛湯荘(TEL72−2772)        12/29〜1/3    鶴舞温泉(TEL23−7227)         無休           12/31は18時まで受け付け、19時閉館 黄桜温泉 湯楽里(TEL69−2611)     無休           12/31・1/1は10時〜16時 鳥海荘(TEL58−2065)、フォレスタ鳥海(TEL58−2888)、ぽぽろっこ(TEL62−1126)は休まず営業 ◆本荘一般廃棄物最終処分場(土谷埋立地)冬期間の開場日時を変更します  1・2月は、冬期間の利用減少に伴う経費節減のため、開場日時を変更して運営します。  変更後の開場日:火・木曜日(第1・3・5土曜日、第2・4日曜日は変更なく開場)  変更後の開場時間:9時半〜14時半 ※3月からは通常の開場日時に戻ります。  ○寄付    「レジ袋の削減に向けた取り組みに関する協定」に基づき、イオンスーパーセンター(株)・マックスバリュ東北(株)より、  有料レジ袋の売り上げの一部として金一封の寄付をいただきました。寄付金は環境保全活動や地域貢献活動に有効活用してまいります。 問 生活環境課 TEL24−6253 お誕生おめでとう<11月16日〜31日受け付け分> 齋藤 大耀ちゃん(晃規さん)薬師堂 白沢 晴大ちゃん(大地さん)薬師堂 佐藤 杏奈ちゃん( 匠 さん)石脇 渡辺 絃巴ちゃん(悠介さん)薬師堂 鈴木  元ちゃん( 格 さん)一番堰 橋 茉白ちゃん(純一さん)赤沼下 猪又 鉄平ちゃん( 慎 さん)前郷 猪又 紀乃ちゃん( 慎 さん)前郷 佐々木美羽ちゃん(隼人さん)川西 どうぞやすらかに<11月16日〜30日受け付け分> 小野 久夫さん(旧大内町功労者・徳沢)  11月24日永眠されました。昭和60年から通算12年半にわたり行政推進員を務められたほか、  昭和38年から48年間、保護司として犯罪のない明るい社会の構築に尽力されました。平成10年大内町自治功労、平成19年瑞宝双光章。82歳。 阿部 昭子さん(石脇・69歳) 藤原  武さん(川口・81歳) 佐々木幸子さん(石脇・67歳) 佐藤 トミさん(大簗・85歳) 齋藤ヨシミさん(小人町・95歳) 堀井 健次さん(神沢・80歳) 加藤 謙一さん(内越・91歳) 有坂 麗子さん(中町・84歳) 東海林トシ子さん(親川・85歳) 茜谷ハルヱさん(本田仲町・101歳) 工藤 賢一さん(荒町・81歳) 下山田ハツさん(石脇・88歳) 尾留川キヨさん(鶴沼・86歳) 渡部 節子さん(神沢・86歳) 小川 俊一さん(親川・86歳) 三浦 幸男さん(矢島町木在・71歳) 岸田 ユキさん(矢島町舘町・88歳) 佐藤キヨミさん(岩城内道川・100歳) 相原トミヱさん(岩城勝手・92歳) 伊藤 鐵雄さん(岩城亀田亀田町・94歳) 石澤  高ウん(岩城亀田最上町・92歳) 熊谷末治郎さん(東鮎川・93歳) 大場 キヨさん(陳ケ森・83歳) 畠山 幸治さん(東鮎川・91歳) 小松 タマさん(前郷・80歳) 三浦  繁さん(川西・82歳) 佐々木誠一さん(新沢・78歳) 伊藤 初江さん(中田代・86歳) 鈴木リャウさん(大内三川・88歳) 小林 ツギさん(高尾・81歳) 小野チエ子さん(東由利老方・88歳) 小松フサ子さん(東由利舘合・95歳) 佐藤  豊さん(東由利舘合・87歳) 齊藤 ミヱさん(東由利田代・94歳) 袴田ツナ子さん(西目町沼田・83歳) 齋藤ツヤエさん(西目町西目・97歳) 佐々木マサヱさん(西目町海士?・95歳) 大友トヨヱさん(鳥海町上笹子・88歳) 今野志津子さん(鳥海町上笹子・90歳) 酒井 建伍さん(鳥海町伏見・77歳) 「お誕生」「おくやみ」欄に掲載を希望される方は、市民課(または総合支所市民福祉課、出張所)窓口にお申し出ください。 26−27ページ Event Information イベント、行事の案内 ○1/6 冬の親子読書教室「おって はって なにになる」  親子で簡単にできる工作をします。参加無料、要申し込み。 日時 1月6日(土)10時〜正午 会場 カダーレ2階 研修室 講師 ゆりかごの会の皆さん 定員 親子先着20組 申し込み・問い合わせ 中央図書館 TEL22ー4900 ○1/6 家庭教育講座「日本の伝統文化体験教室」  お正月の生け花に挑戦します。冬休みに家族や友達同士で日本の文化を学び、体験してみませんか。 日時 1月6日(土)10時〜正午 会場 カダーレ2階 和室 参加費 700円(材料代) 対象 小学生以上(小学1・2年生は保護者同伴) 申し込み・問い合わせ 12月27日(水)まで、中央公民館 TEL22−0900 ○1/8 やってみよう応急処置!作ろう防災グッズ!  小学生とその保護者を対象としたイベントです。参加や体験は無料、参加者には記念品を贈呈します。 日時 1月8日(月)・(祝)    午前の部:9時半〜11時45分    午後の部:13時半〜14時45分 会場 秋田県防災学習館(岩城内道川) 内容 @応急処置の体験 A手作り防災グッズの作成 B防災学習館の施設体験(初期消火、地震体験など) 定員 各部先着40人 申し込み 12月27日(水)16時まで、秋田県防災学習館 TEL73−3005 ○1/14 本荘囲碁大会 日時 1月14日(日)9時〜16時 会場 カダーレ2階 和室・会議室 対象 本市・にかほ市在住の囲碁愛好者 区分 A級の部(4段以上)、B級の部(3段以下)、少年の部(小中学生) 参加料 千円(昼食代込み。小中学生は無料) 申し込み 1月5日(金)まで、中央公民館 TEL22−0900 ○1/27 由利の明日を日本酒に聞く集い  地元で生産する酒米を原料に、今年もフルーティーで爽やかな「百竈」が仕上がる見込みです。 日時 1月27日(土)17時半〜(受け付け17時〜) 会場 ゆりの里交流センター「ゆりえもん」(由利地域前郷) 内容 百竈飲み比べコーナー、豪華賞品が当たる来場プレゼント抽選会など ◎100枚限定で前売り券を販売! 販売開始 12月13日(水) 料金 3千円 取り扱い 由利地域の各酒店、ゆりえもん 問 実行委員会事務局(市商工会由利支所内)TEL53−3314 南由利原スノーモビルランドで冬を楽しもう!  スノーモビルは、小学生以上でブレーキ・アクセルの操作が可能な方であれば気軽に体験できます。  インストラクターが丁寧に指導しますので、家族や友人同士、子ども会行事など、たくさんのご利用をお待ちしています。 営業期間 3月31日(土)まで(年末年始の休業は12月31日〜1月2日) 営業日  水〜日曜日(月・火曜日は休業、祝日の場合は営業) 営業時間 10時〜16時 内容   スノーモビル体験、歩くスキー、ソリ 料金   ○スノーモビル・・・初心者コース(1キロ)    320円                トライアルコース(2キロ)  640円                ツーリングコース(10キロ) 3150円      ○歩くスキー・・・・1セット半日 520円      ○ソリ・・・・・・・1台2時間  220円 ※営業期間内でも、積雪などの状況により営業できない場合がありますので、ご来場の際は事前に電話でお問い合わせください。 問 南由利原スノーモビルランド TEL53−2126   由利総合支所産業課     TEL53−2114 ○声 おたより ◆今年もあと少し。私、71年のうちで初めて、笑売繁盛のクイズに先般当選しました。本当に素晴らしい年で終えられそうです。 (高橋さん・70代・本荘地域) ◆いつも楽しみにしています。イベント情報のほか、乳児健診の日程確認のために、子どもを産む前よりも隅々まで見るようになりました。  町内会の当番で広報紙を配ることで地域の方と顔見知りになり、あいさつを交わす仲になれたことがとてもうれしいです。 (鈴木さん・20代・大内地域) ◆広報紙の字を大きく、もう少し行間を開けると読みやすいと思います。 (三浦さん・30代・岩城地域) ◆新年号の「笑顔の写真」を募集していることを昨年知り、応募するつもりだったのですが、被写体のわが子がまだ幼すぎて笑顔がなく、諦めていました。  今年はわが子も成長し、笑顔をたくさん見せてくれるようになりましたので応募させてもらいました。うまく撮れているかな?と心配していますが、よろしくお願いします。 (阿部さん・30代・本荘地域) ◆広報紙はなくてはならない情報源です。地域の過疎に伴い周りの状況が把握しづらい昨今、頼りがいのある情報誌です。 (阿部さん・40代・東由利地域) ◆新年の広報で素敵な笑顔がたくさん見られるのを楽しみにしています。 (渡辺さん・30代・本荘地域) ◆笑売繁盛のコーナーと出生の欄をいつも楽しみに見ています。子育て中なので、キッズ向けのお店や隠れた名店をいろいろ紹介してほしいです。 (今野さん・40代・岩城地域) おたよりお待ちしています  「声 おたより」は、市民の皆さんのコーナーです。ふだん感じていることや広報紙への感想、イラストなどをどしどしお寄せください。  ハガキ・ファクシミリ・電子メールで受け付けています。  あて先 広報課 「住所・氏名・年齢・連絡先・おたより」を明記してください。 満100歳おめでとうございます 市から賀詞と祝い金が贈呈されました  吉尾カネヨさん(大正6年11月22日生まれ・牛寺)  三浦トキミさん(大正6年11月23日生まれ・五十土)  小野丹左衛門さん(大正6年11月30日生まれ・東由利宿) 〜これからもお元気でお過ごしください〜 人の動き 11月末日現在・住民基本台帳( )は前月比  人口  78,578人(−69)   男  37,493人(−22)   女  41,085人(−47)  世帯数 30,591世帯(−2) ルールを守ろう 事故・違反・飲酒運転のない街に! 11月の交通事故発生状況  累計   昨年同期  事故件数     9件  86件   87件  死亡者数     0人   2人    1人  負傷者数    10人 112人  111人 ちょっとひといき・・・ ゆ らりと揺れるおばこ号での通勤の道すがら、今回の特集の企画を練りました。「年の瀬や 明日待たるる 宝船」。   頑張る子どもたちに、大きなプレゼントが届きますように。(高橋) く るしい練習に耐えて見事全国の舞台への切符を勝ち取った本荘南サッカースポーツ少年団。県内チームの思いと感謝の気持ちを忘れず、   自分たちのサッカーを貫いて全国の強豪との対戦を楽しんできてください。応援しています。(蔵) 年 末はいつも「早めに掃除や整理整頓を終わらせてきちんとして新年を迎えよう」と思うのですが、必ず何かやり残して新年に突入してしまいます…。   ピカピカですっきり新年を迎えている方、何か私にアドバイスをお願いします。○ 28ページ ◆Your Smile  やわらかな、若い風 〈28〉  Monthly Happy Communications  地域で頑張っている皆さんを「ダーツの旅」風に追っています!  秋田精工(株)総務課で来客対応をしています  「秘書検定」を学び、仕事で生かせるように―  佐藤 愛里彩 さん  SATO Arisa  愛里彩さんは秋田精工(株)に勤務し、4年目になります。  「高校卒業後に入社でき、地元就職の希望がかないました。総務課で来客対応や電話の応対を担当し、誰にでも明るく、丁寧に接することを心がけています」。  1年ずつ仕事の引き継ぎを受け、業務が増えているそうですが、「先輩に教わりながら、きちんとできるように頑張っています」と口元を引き締めます。  趣味はカラオケで、気分転換には友達と映画鑑賞や買い物をして楽しむ愛里彩さん。  「今、秘書検定の勉強をしています。一般的な常識やマナーの問題ですが、社会経験が少なく、聞き慣れない言葉に戸惑ったりすることが多いので、  もっと勉強し、仕事に生かしていきたい」と話し、目標に向かって澄んだ瞳を輝かせています。 ●22歳、矢島町七日町 ●性格 おっとりしていて、あまりアセったりしません。 ●好きな言葉 「七転び八起き」。町内の会館に飾ってあり、子どものころから見ていて、とてもいい言葉だとずっと心に留めています。 ●市内で好きな場所 「ぽぽろっこ」。友達と露天風呂に長くつかっています。 ●お世話になっている方へ 職場の先輩と上司にはいつも優しくフォローしてもらい、何かと指導してくださっていることに感謝しています。 【写真】・友達と、乳頭温泉郷で ◆ふれあいサイドストーリー  interactive Side Story 駅前を元気に! 初めての『ほんじょう日曜昼市』 大にぎわい  羽後本荘駅前にある「本荘駅前市場」で11月26日、『ほんじょう日曜昼市』が開かれました。  市場は通常、月〜土曜日の午前3〜8時頃までの営業ですが、今まで市場をよく知らなかった人、訪れたことのない人たちにも広く楽しんでもらおうと、  日曜日の日中の開催を決めました。  開催に動いたのは、県立大学本荘キャンパスの学生からなる「秋田学生まちづくり団体」を中心とした実行委員会。  同団体の田口真也代表は「駅前はまちの顔。ちょっとさみしいシャッター街をなんとかできたらという思いがあった。  昼市をきっかけに、市場だけでなく駅前周辺全体ににぎわいを波及させていきたい」と力強く未来を描きます。  当日は雨にもかかわらず、開催前から人だかりができる盛況ぶり。この日の限定店を合わせた38店舗が並び、訪れた人たちが店の人と会話を弾ませながら買い物を楽しみました。  本荘駅前市場運営委員会の打矢勝弘会長は「普段見ない人もたくさんいるし、盆か正月が来たようなにぎわいで大満足です。  自分たちだけではなかなか新しい試みに踏み切れなかったので、学生さんたちの行動力、対応力の早さにはびっくり。  春の山菜や秋のキノコのシーズンにもまた開催できたら」と声を弾ませました。 【写真】  ・所狭しと並ぶ新鮮な食材の数々。値段もお手頃。  ・おいしい食べ方を教えてもらったり、おまけをサービスしてもらったり、対面販売も市場の魅力。ちょっと早起きして、朝市にも足を運んでみては? No.306  12月15日発行 ●編集・発行/由利本荘市広報課 電話 (0184)24−6237 FAX(0184)24−6090 〒015−8501 秋田県由利本荘市尾崎17番地 Eメール:kouho@city.yurihonjo.lg.jp この広報紙は30,000部印刷し、印刷費は1部あたり約52.5円です。 印刷/(有)高野写真印刷 森林環境の保全などに配慮した紙を使用しています。